こんにちは!
ジュード・ベリンガムは2022年12月現在、ドイツ1部ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属している19歳のイングランド代表MFの選手です。
カタールW杯2022のメンバーにも選ばれており、初戦であるイングランドvsイランでもスタメン起用からの代表初ゴールを決めており、所属クラブでもすでにキャプテンマークを巻くほどの逸材です。
市場価値として1億ユーロがついている言われるベリンガムはどんな選手か知りたい人も多いですよね。
本記事では、そのベリンガムのプレースタイルやポジション、特徴などを含め解説をしていきます。
ベリンガムのプレースタイル
Great night. Onto the knockouts. pic.twitter.com/LoCy2I9nHm
— Jude Bellingham (@BellinghamJude) November 29, 2022
ベリンガムは中盤としての守備力、攻撃力どちらも高いレベルでプレーすることができる、ボックストゥボックスタイプの選手です。
さらに次のようなプレーも得意としています。
✅ 素早いプレスからのボール奪取。
✅ 高い空間能力と視野の広さから繰り出される、スルーパスや自陣から相手陣内へ一気に飛ばすことができる縦パスなどのチャンスメイク・多彩なパスセンス。
✅ ボールキープ力からの細かいタッチから繰り出される巧みなドリブルテクニック。
✅ そして、縦横無尽にピッチを駆け回る豊富な運動量です。
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ベリンガムのポジション
現在所属しているボルシア・ドルトムントでは「4-2-3-1」や「3-2-4-1」を使っていることが多く、その中でベリンガムはボランチとして起用されています。
また、イングランド代表は「3-4-3」が多く、代表でもダブルボランチの一角として出場しています。
しかし、前所属のバーミンガム・シティでは、左右のウィング、トップ下などの2列目でも使われていたことがあり、中盤であればどこでもプレーすることができる選手です。
ベリンガムの特徴や凄さ
ベリンガムは攻撃と守備をどちらも高いレベルでプレーできる選手です。
また、ベリンガムは非常に足元に長けた選手で、細かいドリブルを得意としています。
その細かいドリブルが圧倒的なボールキープ力を生み出し、相手がベリンガムに引き付けられることで、味方が動き出すスペースを作り出すことができます。
そこからサイドチェンジや空いたスペースへのスルーパス、裏への縦パスなどフィールドを広く使って多彩なパスを繰り出すことができるため、自身だけでなく、味方への決定機をアシストすることができます。
守備面では、ベリンガムはパスコースを予測して、パスを奪い取るインターセプトが得意というよりも、プレスをかけてファウルにならない間合いから足を出してボールを奪取することが得意です。
また、ベリンガムは自陣のペナルティエリアから相手陣内のペナルティエリアまで縦横無尽にピッチを駆け回ってプレーすることができます。
昨シーズンまでは起用されるポジションの左右で偏りはあったものの、今シーズンになってから左右満遍なくプレーしています。
ベリンガムにはこれといった弱点はあまりありませんが、唯一上げるとするならば、スピード力です。
しかし、スプリント数はブンデスリーガ内でも上位に位置しており、スピード不足をスプリントの回数とポジショニングでカバーしています。
また、ドリブルに関しても足の速さで抜いていくのではなく、細かなタッチと相手のタイミングを外すのが上手です。
唯一の欠点を自らの知識、技術でカバーしており、その若さにおいて完成力の高い選手です。
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ベリンガムの評価・市場価値
イングランド代表ジュード・ベリンガムの市場価値は1億ユーロ(約145億円)となっています。
1年半前の市場価値が今の約半分と考えると、この1年半で相当レベルアップしていることがわかります。
また、ジュード・ベリンガムについては2023年夏に世界各国のビッククラブが争奪戦を起こすのでは噂されています。
その中には、ベリンガムの母国である、イングランドプレミアリーグのリバプールやチェルシー、マンチェスターユナイテッドやスペインの世界最強を誇る銀河系軍団のレアルマドリードも獲得に動いているという話もあります。
しかし、移籍に関してベリンガムは10月の時点で、
「正直なところ、そのようなことは全く考えていないんだ。見出しになるようなコメントをだせないから、メディアの皆さんを怒らせてしまうことになるかもしれないけどね。でも、僕はドルトムントの選手として戦うし、次の試合に集中している。それこそワールドカップについても考えていないくらいだ。僕はドルトムントで勝つことだけに集中していて、その先に何が起こるかは見てみよう」
と自身の去就に関しては無関心であるというコメントを残しました。
現在ドルトムントとの契約は2025年までとなっていますが、ドルトムント側も2024年まで残留を説得したうえで、ベリンガムと契約解除条項が付いた新契約を交わすことが理想としています。
また、変わったベリンガムへの評価というと、ベリンガムがキャリアの一番最初に所属していたバーミンガム・シティFCはボルシア・ドルトムントへの移籍に伴い、当時17歳だったベリンガムが着用していた背番号22を永久欠番にするといった動きもあります。
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ベリンガムの経歴
ベリンガムは2010年の8歳の時にバーミンガム・シティFCユースでキャリアをスタートさせ、2019年にトップチーム昇格を果たしました。
そして、カップ戦のポーツマスFC戦で16歳38日という若さでプロデビューし、クラブ最年少出場記録を、その約3週間後にプロ初得点を記録し、クラブの最年少得点記録を樹立しました。
その1年後の2020年7月20日に現在所属のボルシア・ドルトムントと2025年までの5年契約を締結。
ドルトムントに移籍した3か月後の11月にイングランドのフル代表に初招集され、史上3番目の17歳136日で代表デビューを果たしています。
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ベリンガムの動画プレー集
ベリンガムのゴールアシスト集
ベリンガムのスーパープレー集
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まとめ
イングランドの至宝、ジュード・ベリンガムについてご紹介しました。
いま、10代の選手で一番乗りに乗っている選手といっても過言ではありません。
4年前の2018年ロシアW杯が当時19歳のフランス代表のキリアン・エムバペの大会だとしたら今回のカタールW杯はジュード・ベリンガムの大会になると言ってもおかしくないほどです。
それほど期待でき、将来が楽しみの選手でもあります。
イラン戦での評価もまるでW杯に4回出場しているかのような一流のパフォーマンスと評価されています。
今大会で、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドが最後だと言われており、スーパースター2選手の時代の終わりがもう来ています。
一時代を築いた二人の選手の後を引き継ぎ、次の新時代をベリンガムは作ることができるのでしょうか。今後の活躍にも目が離せません。
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