こんにちは!
昨シーズン、セリエA(イタリアリーグ)で7位と悔いの残る結果に終わったASローマ。
新たな選手たちを補強しタイトル獲得を目指すASローマはセリエAに加え、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグにも出場します。
昨シーズン以上の成績を残すためには新加入選手の活躍が鍵となるASローマについて、
本記事で最新スタメンとフォーメーションを予想し、新加入の注目選手と2021-22シーズンの展望についてご紹介します(^^)/
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ASローマの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
ASローマ最新スタメンはどうなるか予想
4-5-1
FW
エイブラハム
MF
ムヒタリアン、ヴェレトゥ、ペッレグリーニ、クリスタンテ、ザニオーロ
DF
ビーニャ、イバニェス、マンチーニ、カルスドルプ
GK
パトリシオ
GKはパトリシオを予想します。
シュートストップはもちろんのこと、ビルドアップ能力にも定評があり、後方からの繋ぎに加わることができます。
リーダーシップも高く、様々な能力を高いレベルで兼ね備えているベテランGKです。
控えにはフザトもいます。
チームでは出場機会に恵まれていませんが、ブラジル代表に選出されているGKです。
タイミングのいい飛び出しを特徴としており、足元の技術にも定評があることから
後方からの組み立てに参加することもできます。
CBは、イバニェスとマンチーニを予想します。
イバニェスは足元の技術が高く、ロングフィードの精度やボールの持ち運びを得意としています。
また、両足を遜色なく使いこなすことができることもイバネスの特徴です。
身体能力も高く、俊足や跳躍力を活かして相手の攻撃を制圧します。
マンチーニはアグレッシブな守備に定評のあるCBです。
相手に前を向かせないタイトな守備で自由を与えません。
そのスピードや予測能力を活かしたカバーリング能力にも定評があり、
空中戦の強さも特徴で、守備時だけでなく攻撃時にも能力を発揮します。
CBにはスモーリングもいます。
193cmとサイズがあり強靭なフィジカルと強い空中戦が武器のCBです。
ロングボールを放り込んでも、ほとんどのボールはスモーリングに跳ね返されます。
ヘディングが強いためセットプレーのターゲットになることも多く、得点力もあります。
SBは、左にビーニャ、右にカルスドルプを予想します。
ビーニャはスピードとスプリント能力が特徴で、それらを活かした推進力のあるドリブルでボールを持ち運びます。
左足から繰り出される精度の高いクロスも兼ね備えており、多くのチャンスメイクを期待できます。
また、球際にも強く、攻撃だけでなく守備でもチームを助けます。
カルスドルプはオランダ代表にも選出されたことのある右SBです。
スピードと推進力を活かしたボールの持ち運びを得意としています。
元々、攻撃的MFだったこともありスルーパスなどで得点を演出することもできます。
SBには他にもスピナッツォーラやカラフィオーリなどがいます。
スピナッツォーラは、左SBを主戦場としていますが、
右SBや両ウイングでもプレーすることができるユーティリティ性が特徴です。
現在は怪我により試合に出場することができていませんが、11月ごろの復帰を目指しリハビリをしています。
その豊富な運動量を活かした攻撃参加が持ち味で、
縦に仕掛けてからのクロスやカットインからのシュートでチャンスを作ります。
カラフィオーリは19歳と若く、左SBを主戦場とする選手です。
183cmとサイズがあり1対1にも強いSBです。
19歳と若いですが冷静な判断力も持ち合わせています。
ボランチには、ヴェレトゥとクリスタンテが入ると予想します。
ヴェレトゥの特徴はパス精度で、様々なシチュエーションに合わせてパスを使い分けることができます。
守備能力も高く、運動量を活かした広い守備範囲で相手ボールを奪います。
クリスタンテはロングボールの質が高く、サイドへの展開や相手背後へ正確なパスを供給します。
また、自分で前線に飛び出し、ボールを受けてシュートを狙ったり、
パンチのあるミドルシュートで得点に絡みます。
相手選手へのプレッシングやタックルも献身的にこなし、守備での貢献度も高いです。
控えにはディアワラがいます。
ディアワラは危機察知能力に優れており、危険だと思われる場所にポジションを取れることから、
相手のチャンスをつぶせる選手です。
その危機察知能力に加え、ボール奪取能力やフィジカルの強さもあります。
また、ボールコントロール能力も高く、キープ力を活かした持ち運びや広い視野を活かした展開力もあります。
トップ下には、ペッレグリーニが入ります。
ペッレグリーニは広い視野を活かしたフリーとなるスペースへの展開や、ラストパスなどのチャンスメイクを得意としています。
キック精度も高く、コースを狙いすましたシュートやフリーキックなどで得点に関わります。
トップ下の位置にはドリブル突破やラストパスの精度に定評のあるムヒタリアンが入ることも考えられます。
サイドハーフは左にムヒタリアン、右にザニオーロを予想します。
ムヒタリアンはドリブルによる縦への推進力が特徴の選手です。
そのドリブルの最中でもラストパスを供給することができ、得点を演出します。
また、ボールの受け方も秀逸で、相手DFとMFの間といったような相手が嫌がる場所でボールを受けることができます。
ザニオーロは190cmとサイズのある22歳のプレーヤーです。
大きな体を活かしたボールコントロールが上手く、足元の技術にも定評があります。
左足のキック精度も高く、右サイドからのクロスでチャンスを演出したり、
コースを狙ったシュートで相手ゴールに迫ります。
サイドハーフにはエルシャーラウィやペレスもいます。
エルシャーラウィの特徴は何と言ってもスピードです。
相手選手は、背後に抜け出すスピードに定評のあるエルシャーラウィを捕まえるのは難しいです。
また、そのスピードを活かした緩急のあるドリブル突破でチャンスを多く作ることもできます。
シュートの上手さも光り、インパクトのある強烈なシュートやコースを狙ったシュートなどでネットを揺らします。
ペレスは細かなタッチで相手を翻弄するドリブルが特徴です。
カットインからの左足から繰り出される正確なシュートでゴールを狙います。
小柄な体格でドリブルを得意としていることからメッシと比較されることもあります。
FWには、エイブラハムが入ります。
191cmと大柄で、高さを活かしたクロスに対するヘディングやポストプレーでチャンスを作ります。
ポストプレーだけでなく相手背後への飛び出しも得意としています。
ゴール前でのポジション取りが上手いので、クロスに対しワンタッチでゴールを決めることができます。
控えにはショムロドフがいます。
ショムロドフは190cmと大柄なFWですが、サイドに流れたり、中盤に落ちてボールを受けて攻撃に参加することもできます。
長身ながらスプリント力もあり、相手背後に抜け出してゴールを奪うことも得意としています。
鋭いプレッシングなどで守備時の献身性も光ります。
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ASローマ最新予想フォーメーション①
4-5-1
FW
エイブラハム
MF
ムヒタリアン、ヴェレトゥ、ペッレグリーニ、クリスタンテ、ザニオーロ
DF
ビーニャ、イバニェス、マンチーニ、カルスドルプ
GK
パトリシオ
ASローマは4-5-1を採用しています。
サイドに配置されているムヒタリアンやザニオーロは、サイドでのプレーはもちろん中央に入ってのプレーも得意としています。
チャンスメイクに優れたペッレグリーニやポストプレーを得意とするエイブラハムとのパス交換で、
相手DFを翻弄することができます。
相手が寄せず、少しフリーになった時間が生まれれば、精度の高いシュートを打てる選手も多いため、
相手DFは気が抜けません。
守備ではヴェレトゥやクリスタンテが豊富な運動量で中盤を制圧し、相手に隙を与えません。
ASローマ最新予想フォーメーション②
4-5-1
FW
エイブラハム
MF
ムヒタリアン、ヴェレトゥ、ペッレグリーニ、ディアワラ、ペレス
DF
ビーニャ、スモーリング、マンチーニ、カルスドルプ
GK
パトリシオ
このフォーメーションでは、右サイドハーフにペレスが配置されており、
キレのあるドリブルからの左足のシュートでチャンスを作ります。
ペナルティーエリア内でのポジション取りに優れているエイブラハムは、シュートのこぼれ球を狙っているため、
シュート本数が増えれば得点のチャンスも増加します。
また、中盤にはディアワラが配置されており、広い守備範囲で相手に攻撃の芽を摘みます。
ディアワラはボール奪取後の繋ぐ能力も高いため、カウンターを狙うこともできます。
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ASローマ最新予想フォーメーション③
4-5-1
FW
ショムロドフ
MF
エルシャーラウィ、ヴェレトゥ、ムヒタリアン、クリスタンテ、ザニオーロ
DF
カラフィオーリ、イバニェス、マンチーニ、カルスドルプ
GK
フザト
このフォーメーションでは、ショムロドフがサイドや中盤など広い範囲でボールを受けることで
周りの選手が流動的に攻撃に参加することができます。
相手選手はローマの選手が流動的に動くことでマークが外れやすくなり、フリーになる選手が生まれやすくなります。
ショムロドフが右サイドで相手を引き寄せれば左サイドのエルシャーラウィがフリーになり、
そのエルシャーラウィにボールを展開することで、スピードのあるドリブルで一気にゴール前までボールを運ぶことができます。
ASローマ2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
4-5-1
FW
エイブラハム
MF
ムヒタリアン、ヴェレトゥ、ペッレグリーニ、クリスタンテ、ザニオーロ
DF
ビーニャ、イバニェス、マンチーニ、カルスドルプ
GK
パトリシオ
フィオレンティーナとの開幕戦はお互いに退場者を出したものの3得点を奪ったASローマが勝利しました。
3得点のうちの2得点は相手背後の裏を取って決めています。
FWのエイブラハムとショムロドフがラストパスで得点を演出しており、自ら得点を取るだけでなくキーとなるパスを出せるということを示しました
また、ボランチに配置されているヴェレトゥが2得点を決め、得点を取れるのはFWだけではないことも示しています。
どの得点も味方との連携で生まれたものであり、日々のトレーニングで更に連携を高めることで、タイトル獲得も近づくと思います。
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ASローマ新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
ルイ・パトリシオ
Iniciamos a nossa caminhada com uma importante vitória🇵🇹#vamoscomtudo pic.twitter.com/EQPyEam90G
— rui patricio (@rpatricio1_) June 16, 2021
契約年数:3年(完全移籍)
移籍金:1150万ユーロ(約15億)+ボーナス
年俸:約7億8600万円(ウルヴァーハンプトン時代)
ポルトガル代表にも選出されているパトリシオは、
シュートストップに定評があり、あらゆるピンチを防ぐことに優れています。
そのシュートストップに加えビルドアップ能力も高く、的確なショートパスやロングパスを駆使して
後方からの繋ぎに参加することができます。
33歳とベテランのGKで、経験豊富なパトリシオはリーダーシップも兼ね備えています。
マティアス・ビーニャ
⬜️🟥🟧🟨 @OfficialASRoma 🐺 pic.twitter.com/SAml9AlurA
— Matias Viña (@matiasnvs17) August 20, 2021
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:1300万ユーロ(約16億9000万円)
年俸:不明
ウルグアイ打表として、先日のコパ・アメリカにも出場していたビーニャは
スピードとスプリント能力に優れているSBです。
持ち前のスピードで一気に加速し、その推進力でボールを持ち運ぶことができます。
高い位置でボールを持てば、左足から繰り出される正確なクロスで得点を演出することもできます。
守備面に関しては、181cmの体格を活かしたタックルと球際の強さでボールを奪います。
タミー・エイブラハム
52′: Tammy ci riprova! Vicario salva in angolo#RomaEmpoli 2-0 | #ASRoma pic.twitter.com/CcoepnkDVa
— AS Roma (@OfficialASRoma) October 3, 2021
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:4000万ユーロ(約51億7000万円)
年俸:約5億2000万円
チェルシーから移籍してきたエイブラハムは、191cmと大柄の24歳のFWです。
その体格を活かし、相手を背負っても倒れないポストプレーとクロスに対する打点の高いヘディングシュートを得意としています。
サイズがあるFWですが機動力にも優れており、相手背後への抜け出しも上手いです。
ASローマには視野の広い選手や、ラストパスを正確に供給する選手が多いため、エイブラハムは多くの得点を取れると期待できます。
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ASローマ2021-22シーズンの展望
今シーズン、FWにエイブラハムを獲得するなど手薄なポジションに対し、的確に補強を進めたASローマ。
セリエAに加えUEFAヨーロッパカンファレンスリーグも待ち構えています。
監督には名将のジョゼ・モウリーニョ監督を招聘しタイトル獲得に加えて、チャンピオンズリーグ出場権の獲得を狙います。
セリエAでは、強豪と呼ばれるチームが以前に比べ増えてきた印象ですが、今シーズンは少なくともチャンピオンズリーグの出場権を獲得することは必須目標となります。
また、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグにも参加することで試合数が多くなりますが、補強した選手を含め、どの選手もハイレベルなパフォーマンスを見せる必要があります。
他チームに比べ補強人数が少ない印象はありますが、上手くターンオーバーをしながら多くの試合に臨むことが必要になります。
そして、ターンオーバーをする中で、どの選手もハイレベルなパフォーマンスを見せてくれることで、
タイトルの獲得やチャンピオンズリーグ出場権が近づくと思います。
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ASローマ2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
ルイ・パトリシオ(ウルヴァーハンプトン)
契約年数:3年(完全移籍)
移籍金:1150万ユーロ(約15億)+ボーナス
年俸:約7億8600万円(ウルヴァーハンプトン時代)
マティアス・ビーニャ(パルメイラス)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:1300万ユーロ(約16億9000万円)
年俸:不明
エルドル・ショムロドフ(ジェノア)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:1750万ユーロ(約23億円)
年俸:約1億6000万円(ジェノア時代)
タミー・エイブラハム(チェルシー)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:4000万ユーロ(約51億7000万円)
年俸:約5億2000万円
OUT
アントニオ・ミランテ(ミラン)
契約年数:1年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:不明
パウ・ロペス(マルセイユ)
契約年数:1年(レンタル移籍)
レンタル料:72万ユーロ(約9500万円)+50万ユーロ(6600万円)
年俸:3億7000万円(ローマ時代)
ファン・ジェズス(ナポリ)
契約年数:3年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:2億7200万円(ローマ時代)
ブルーノ・ペレス(トラブゾンスポル)
契約年数:1年+1年の延長オプション付き(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:不明
ハビエル・パストーレ(エルチェ)
契約年数:1年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:5億5500万円(ローマ時代)
ペドロ・ロドリゲス(ラツィオ)
契約年数:2年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:3億7000万円(ローマ時代)
マッテオ・カンチェッリエリ(ヴェローナ)
契約年数:不明(レンタル移籍)
レンタル料:不明
年俸:不明
エディン・ジェコ(インテル)
契約年数:2年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:約6億6000万円~約8億円
リッカルド・チエルヴォ(サンプドリア)
契約年数:1年(レンタル移籍)
レンタル料:不明
年俸:不明
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まとめ
ASローマについてえ、最新スタメンとフォーメーションを予想し、夏移籍新加入の注目選手と2021-22シーズンの展望についてご紹介しました。
昨シーズン、セリエAで7位と満足のいく結果とならなかったASローマですが、
手薄なポジションに的確な補強を進めており、選手間の連携が高まれば好成績を残すことも十分に可能だと思います。
昨シーズンの悔いを晴らすべく、チャンピオンズリーグ出場権やセリアタイトル獲得を手にするためにどういった試合を見せてくれるのか注目です。
今シーズンも引き続き強豪相手に引けを取らない試合内容を見せてくれることに期待です(^^)/
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