ジダン新フランス代表監督の凄さや特徴とは?評価や成績・年俸も!

こんにちは!

カタールW杯で盛り上がりを見せるサッカー界ですが、優勝候補の一角であるフランス代表の次期監督にジネディーヌ・ジダンが内定したと一部メディアで報じられています。

現役時代はバロンドールにも輝き、フランスサッカーのレジェンドの1人であるジダンですが、監督としてもレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ3連覇を達成させる手腕を見せています。

現在フリーであるジダンには、複数のクラブが接触していたことが報じられていますが、全て断っている背景からも次期フランス代表監督の可能性は高いものとなっています。

そこで本記事では、次期フランス代表監督の最有力候補であるジネディーヌ・ジダンの特徴や評価、成績、年俸などをまとめてみました!

 

ジダン新フランス代表監督の凄さや特徴

(ジダンのプレー動画)

 

現役時代は攻撃的MFとしてプレーし、1990~2000年代のサッカー界を象徴する選手であり、現在でも色褪せることのない稀代のファンタジスタでした。

 

ジダンの足には、魔法が掛けられているかのようなプレーの正確性、足首の柔軟性を誇り、トラップ、ボールコントロール、相手を翻弄するフェイント、

そして、針に糸を通すかのようなパス精度を誇り、チームの司令塔として彼にボールを預けることで試合をも支配してくれる存在です。

 

その中でも、技術の高さを生かしたプレス回避、ボールキープは当時、群を抜いており、ジダンが得意としていたマルセイユ・ルーレットは多くの相手選手を翻弄しました。

※マルセイユ・ルーレット(動画内1分7秒~1分23秒)

 

身長も185cmと高身長であり、優れたボディバランスと共に力強いプレーにも生かされており、多くのスーパーゴールを生み出し、1998年にはバロンドールにも輝きました。

 

監督としては、そのカリスマ性でチームをまとめ上げ、レアル・マドリードに「勝者のメンタリティ」を植え付けて数々のタイトルをもたらしたほか、チャンピオンズリーグ3連覇という偉業を成し遂げました。

 

また、余談ではありますが、ジダンは「アルジェリア系フランス人」であり、現役時代はフランス国歌を歌わないことでも有名でした。

このため、フランス代表監督に就任した際も、試合前のフランス国家は歌わないことが予想されます。

 

ジダン新フランス代表監督の練習

 

この動画はどのクラブや代表の活動でも見られるシュート練習の風景ですが、現役時代は数々のプレーで魅了してきたジダン自らパスの出し手となり、練習に参加することで、選手たちの気も引き締まり、モチベーションも上がりそうですね。

 

また、レアル・マドリードの監督時代のアシスタントコーチであるダヴィド・ベットーニは以下の言葉も語っています。

 

何よりもジダンの頭にいつも浮かんでいたのは『すべての練習に喜びの概念を持たせたい』というもの。また『家に帰ったら、またトレーニングをしたいと思ってほしい』とも語っていた

 

この言葉の通り、プロ選手を相手にしても「学ぶ喜び」や「ミーティング」を大事にしていたからこそ、絶対的な強さを持つマドリーを作り上げていたのかもしれませんね。

 

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ジダン新フランス代表監督の評価

 

現役時代はユヴェントス、レアル・マドリードで3度のリーグ優勝と、チャンピオンズリーグ優勝を含む11個のタイトルを獲得しました。

フランス代表としては1998年のFIFAワールドカップ、2000年のUEFA欧州選手権を制覇し、1998年にバロンドールに輝くなど、数多くの個人賞も記録しています。

 

現役引退後は、アドバイザーとして2010年からレアル・マドリードに入閣し、指導者としては2012年にU-17カテゴリーの監督に就任します。

カンテラ(下部組織)を指導していた2016年の1月に、当時監督を務めていたラファエル・ベニテスの解任に伴い、トップチームの監督に就任します。

 

就任後は、そのカリスマ性でチームを導き、2度の監督在任期間中に2度のリーグ優勝とチャンピオンズリーグ3連覇という偉業と共に、合計11個のタイトルをもたらし、2017年にはFIFA最優秀監督賞を受賞しました。

 

まさに、選手としても監督としても大成功を収めており「勝者のメンタリティ」を持ち合わせています。

 

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ジダン新フランス代表監督の成績・監督歴キャリア

これまでの経歴・キャリアを振り返ってみます。

2010-11 レアル・マドリード アドバイザー
2011-12 レアル・マドリード スポーツディレクター
2012-13 レアル・マドリード U-17 監督
2013-14 レアル・マドリード アシスタントコーチ
2014-15 レアル・マドリード・カスティージャ コーチ~監督
2015-16 レアル・マドリード・カスティージャ 監督
2016.1月 レアル・マドリード 監督就任

・ラ・リーガ 2位(勝ち点:90 – 28勝6分4敗 – 110得点34失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ 優勝
・コパ・デル・レイ ベスト32

※2015-16シーズン成績(2016年1月までラファエル・ベニテス)

2016-17 レアル・マドリード 監督

・ラ・リーガ 優勝(勝ち点:93 – 29勝6分3敗 – 106得点41失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ 優勝
・コパ・デル・レイ 準々決勝敗退
・UEFAスーパーカップ 優勝
・FIFAクラブワールドカップ 優勝

2017-18 レアル・マドリード 監督

・ラ・リーガ 3位(勝ち点:76 – 22勝10分6敗 – 94得点44失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ 優勝
・コパ・デル・レイ 準々決勝敗退
・UEFAスーパーカップ 優勝
・スーペルコパ 優勝
・FIFAクラブワールドカップ 優勝

 

シーズン終了後退任

2019.3月 レアル・マドリード 監督再任

・ラ・リーガ 3位(勝ち点:68 – 21勝5分12敗 – 63得点46失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16
・コパ・デル・レイ 準々決勝敗退
・UEFAスーパーカップ 準優勝
・FIFAクラブワールドカップ 優勝

※2018-19シーズン成績(2018年10月までフレン・ロペテギ、2019年3月までサンティアゴ・ソラーリ)

2019-20 レアル・マドリード 監督

・ラ・リーガ 優勝(勝ち点:87 – 26勝9分3敗 – 70得点25失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16
・コパ・デル・レイ 準々決勝敗退

2020-21 レアル・マドリード 監督

・ラ・リーガ 2位(勝ち点:84 – 25勝9分4敗 – 67得点28失点)
・UEFAチャンピオンズリーグ ベスト4
・コパ・デル・レイ ベスト32
・スーペルコパ 準決勝敗退

 

シーズン終了後退任。2021年7月1日よりフリー

 

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ジダン新フランス代表監督の年俸

 

※年俸に加え、前シーズンの成績などによるボーナスなども含まれています。

 

今夏の報道では、約35億円の年俸を提示したパリ・サンジェルマンの監督要請を断っており、昨年には約12億円の年俸でフランス代表監督に就任する可能性が報道されていました。

 

カタールW杯に出場した各国の監督の年俸を見てみると、最高額となるのはドイツ代表監督のハンジ・フリックの650万ユーロ(約9億5000万円)であり、

昨年の報道通りの年俸でフランス代表監督に就任した場合は、代表監督としては世界最高年俸になる可能性があります。

 

ちなみに現役時代は、2002年に年俸や広告料を含む1360万ユーロ(約15億7000万円)を受け取っていると報じられ、サッカー選手としてこの年の収入1位を記録しました。

 

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まとめ

次期フランス代表監督の最有力候補であるジネディーヌ・ジダンの特徴や評価、成績、年俸などをまとめてみました!

一流の選手が揃うレアル・マドリードをまとめ上げた人心掌握と、モチベーターとして常勝軍団に作り上げた手腕は見事であり、キリアン・エンバペらスター選手を擁するフランス代表にも同様の効果を期待したいですね。

年俸から見ても、世界トップレベルの評価と価値を受けている監督であり、レアル・マドリードから離れた次の現場でも手腕を発揮できるのか、ジダン監督の真の評価が見えてくるはずです。

果たして、報道のとおりジダンがフランス代表監督に就任するのか、カタールW杯後の動向にも注目しましょう!

 

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