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スペインvsイタリア代表の予想スタメンと注目選手は？ | UEFAネーションズリーグ準決勝2022-23

ヨーロッパサッカー スペインvsイタリア代表の予想スタメンと注目選手は？ | UEFAネーションズリーグ準決勝2022-23

こんにちは！

UEFAネーションズリーグ2022-23の準決勝を控え、6月のナショナルウィーク中に決勝、3位決定戦も行われます。

注目となるのはスペインvsイタリアの一戦であり、両者の対戦は2020-21シーズンのUEFAネーションズリーグ準決勝以来であり、同じシチュエーションでの再戦となります。

3月に初陣となったスペインのデ・ラ・フエンテ監督にとっては自身の価値を証明するためのタイトルであり、イタリアとしてもEURO 2020を制しながらもカタールW杯出場を逃し、アッズーリの名誉挽回のためのタイトルとなり、激しい一戦が予想されます。

そこで本記事では、UEFAネーションズリーグ準決勝2022-23のスペインvsイタリアの予想スタメンと注目選手についてまとめてみました！

 

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目次

スペイン代表 | 予想スタメン・フォーメーション

フォーメーション・スタメン予想①4-3-3

※ダビド・ガルシア、ニコ・ウィリアムズが負傷により代表辞退。ナチョ・フェルナンデス、アンス・ファティが追加招集されています（6月6日時点）

 

GKは、ウナイ・シモンを予想します。

3月のナショナルウィークでは怪我で招集が見送られ、ケパが先発で起用されましたが、復帰したウナイ・シモンが先発に名を連ねる可能性が高いと予想しています。

 

DFは、アルバ、ラポルト、ル・ノルマン、カルバハルの並びを予想します。

スタメン筆頭のアレックス・バルデ、イニゴ・マルティネスが怪我で招集が見送られましたが、スペイン国籍を持つフランス人CB、ル・ノルマンが初招集され注目を集めています。

イタリア相手に連係面で不安が残りますが、ル・ノルマンをデビューさせる可能性を予想し、ラポルトとともにフランス人CBのコンビ組むこととなります。

 

MFは、ガビ、ロドリ、メリーノの並びを予想します。

ブスケツが引退後のアンカーはロドリが中心となり、控えにスビメンディを置く形となります。

インサイドハーフは、ペドリが怪我で招集が見送られ、ベテランのセルヒオ・カナレスと3月シリーズに続いてファビアン・ルイスが招集されていますが、控えという立ち位置が濃厚です。

 

FWは、ダニ・オルモ、モラタ、アセンシオの並びを予想します。

招集されたメンバーから予想されるベストメンバーですが、センターフォワードはホセルを先発で使う可能性もあります。

 

フォーメーション・スタメン予想②4-2-3-1

 

スペイン代表のベースは4-3-3ではありますが、3月のノルウェー戦ではイアゴ・アスパスをトップ下気味に置いた4-2-3-1に近い形を取りました。

 

この策は奏功しなかったものの、久々の招集となったリーズのロドリゴがトップ下でもプレーできることから、アスパスと同様の起用法を試す可能性を予想しています。

 

また、予想①との変更点として、ホセルの先発やガビのサイド起用など、可能性がある選手を入れ替えています。

 

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スペイン代表 | 注目選手

ロビン・ル・ノルマン（DF）

 

年齢：1996年11月11日（26歳）

所属：レアル・ソシエダ

 

フランス人のル・ノルマンは、レアル・ソシエダの下部組織出身でスペイン国籍を持ち、今回の代表シリーズでスペイン代表に初招集されデビューが期待されています。

 

CBを務めるアイメリク・ラポルトも、同様のケースでスペイン代表を選択しており、異色のフランス人CBコンビが今後のスペイン代表の最終ラインを支えるかもしれません。

 

ル・ノルマンは、コンタクトプレーを惜しまず対人守備に秀でたCBであり、スペイン代表のCBの中でもタイプの違いを見せることができます。

 

戦況を読んだり、タイミング良く体を入れながら守備を行うため、ハードな守備とクリーンな守備を併せ持っています。

 

また、ラ・レアルのビルドアップ面でも後方から縦パスを挿したり、ロングフィードで局面を打開するパスも出せるため、スペイン代表でもその特徴を活かせるはずです。

 

ルイス・エンリケ体制終盤には、ロドリをCB起用したりと、セルヒオ・ラモス不在後からスペイン代表はなかなかCBのコンビが定まっていないため、ル・ノルマンのスペイン代表選択は大きな戦力となりそうです。

マルティン・スビメンディ（MF）

 

年齢：1999年2月2日（24歳）

所属：レアル・ソシエダ

 

バルセロナの退団が決まったブスケツの後釜として移籍が噂されている選手で、そのプレースタイルもブスケツのような戦術眼に秀でた選手です。

 

スビメンディは、181cmとまずまずの身長ですが力強さを持つ選手ではなく、確かな戦術眼と的確なポジショニングで、後方からのパスを引き出したり、＋1となりビルドアップを円滑にするプレーを見せます。

 

相手のプレスを剥がしてボールを運べるのも強みで、一気に局面を変えるスルーパスも期待できます。

 

守備時も相手のパスコースを切る動きや中盤で攻撃の芽を摘んだり、セカンドボールを回収し、ラ・レアルの中盤を支える縁の下の力持ち的な選手です。

 

ラ・ロハのアンカーとしてはロドリが頭一つ抜けていますが、今後チャンスは訪れるはずなので、安定したプレーでまずは2番手の定位置を確保したいですね。

ホセル（FW）

 

年齢：1990年3月27日（33歳）

所属：エスパニョール

 

2021-22シーズンはアラベスで14ゴール、今シーズンはエスパニョールで16ゴールを記録し、スペイン人選手として得点ランキングトップとなりました。

 

スペイン代表としては3月に32歳で初招集された遅咲きながらも、デビュー戦となったノルウェー戦で途中出場から2ゴールを記録し、早速インパクトを残しています。

継続した活躍からも評価を高め、レアル・マドリード(古巣)への復帰が確実視されています。

 

ホセルは、9番タイプの選手で191cmの長身を生かした空中戦に強く、エリア内で仕事ができる選手です。

 

フィジカルを押し出したプレーを行うより、ポストプレーを行いながら味方と連携しながら崩していくプレーを得意としています。

また、前線からのチェイシングでプレスのスイッチも入れられる選手で、チームプレーに徹することもできます。

 

センターフォワードが手薄なラ・ロハにとって、ベテランながらも貴重な戦力となります。

 

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イタリア代表 | 予想スタメン・フォーメーション

フォーメーション・スタメン予想①4-3-3

※チャンピオンズリーグ決勝を戦うインテル所属のバレッラ、バストーニ、ディマルコなどの選手と、U-21欧州選手権に出場するトナーリ、スカルヴィーニは未招集となっています。

 

GKは、ジャンルイジ・ドンナルンマを予想します。

アクシデントがない限りは間違いなくドンナルンマが起用されます。

 

DFは、スピナッツォーラ、トロイ、ボヌッチ、ディ・ロレンツォの並びを予想します。

CBの控えには、今シーズン好調を見せたバスキロット、ボンジョルノが選出され、来シーズン限りでの現役引退を示唆しているボヌッチの後釜として期待されます。

 

MFは、ペッレグリーニ、クリスタンテ、ヴェラッティの並びを予想します。

バレッラが不在なのは痛手ではありますが、中盤の一枚にペッレグリーニを起用する可能性を予想し、司令塔としての役割を担えるため、底にはジョルジーニョではなく運動量と強度を誇るクリスタンテを予想しています。

 

FWは、キエーザ、インモービレ、ベラルディの並びを予想します。

3月に代表デビューを果たした新星マテオ・レテギは、アルゼンチンリーグでプレーしている影響から合流が遅れることが発表されており、スペイン戦で先発する可能性は低いと予想しています。

また、偽9番としてラスパドーリが起用される可能性もあります。

 

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フォーメーション・スタメン予想②3-5-2

 

スペイン相手にボールを持たせるシステムで、デ・ラ・フエンテ監督体制での守備の不安定さをショート・ロングカウンターで突く狙いです。

 

マンチーニ監督は、ジョルジーニョを起用する際に、運動量があるヴェラッティとクリスタンテを前に並べるオプションを持っていることもあり、スペイン戦で採用する可能性を予想しています。

 

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イタリア代表 | 注目選手

フェデリコ・バスキロット（DF）

 

年齢：1996年9月20日（26歳）

所属：レッチェ

 

今シーズン新天地となったレッチェでセリエA初挑戦という苦労人ですが、今シーズンの活躍から見事アッズーリに初選出されました。

 

バスキロットは強靭なフィジカルと筋肉が特徴的な選手で、そのフィジカルを生かしたプレーで空中戦の強さやセットプレーでの得点も期待できます。

 

プレースタイル自体は、フィジカルを前面に生かしたプレーではなく、自身が目標としているアレッサンドロ・ネスタと同様に戦況を読んだ出足の鋭さと駆け引きの強さが魅力的であり、非常にクレバーな選手です。

 

また、SBを経験していることから攻撃参加やロングパスも得意としており、SBのオプションとしても計算できそうです。

フェデリコ・キエーザ（FW）

 

年齢：1997年10月25日（25歳）

所属：ユヴェントス

 

昨シーズン途中に前十字靭帯断裂の大怪我を負い、復帰後もパフォーマンス不良となっていましたが、シーズン終盤に調子を取り戻し、最後の5試合で2ゴール、2アシストを記録しています。

 

キエーザはまさにドリブラーといった選手で、細かいボールタッチと一瞬の加速力を駆使しながら相手のマークを振り切り、チャンスへと繋げていきます。

 

サイドから中央へ侵入していく突破力があるため、チャンスメイカーとしても存在感を見せ、ゴ－ルとアシストともに数字を伸ばせる選手です。

 

また、両足を遜色なく使えることから、アッズーリでは選手起用に合わせて両サイドで起用されているほか、カットインからのシュートも強力であり、一発勝負を決定付けるゴラッソにも期待したいですね。

マテオ・レテギ（FW）

 

年齢：1999年4月29日（24歳）

所属：CAティグレ

 

アルゼンチン在住の選手ですが、母方の祖父がイタリアにルーツに持っていたことからイタリアとの二重国籍を保有しており、2023年3月のナショナルウィークに初招集され、

イングランド戦、マルタ戦で2試合連続ゴールを記録し、大きなサプライズを起こしました。

 

今シーズンはアルゼンチンのティグレで15試合に出場し、11ゴールを記録しています。

 

アルゼンチンからの移動となる影響もあり、代表への合流が遅れることが事前に発表されていますが、今夏の移籍市場で欧州移籍の可能性も高まっています。

 

レテギは、186cmの長身とフィジカルを備えた選手で、ボディバランスに優れ、体を当てられても簡単に倒れずプレーすることができます。

 

このため、フィジカルとスピードを駆使した推進力も見せ、ボールを自ら持ち運びフィニッシュまで繋げるプレーを見せるほか、GKの手を弾くほどのパワーシュートも見せます。

 

ボールを持った際のプレーは力強さと上手さは見せるものの、周りの選手を活かすプレーなどはイタリア代表や欧州の舞台でさらに磨きたいところであり、更なる成長が期待されます。

 

アッズーリの新9番として定着するのか注目の選手です。

 

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まとめ

UEFAネーションズリーグ準決勝2022-23のスペインvsイタリアの予想スタメンと注目選手についてまとめてみました！

3月の初陣では、パフォーマンス不良となったデ・ラ・フエンテ体制のスペイン代表は、早くも監督としての手腕に疑問の声も上がっており、イタリアに勝利を掴み、その先のタイトルを獲得することで監督自身の価値を証明したい戦いとなっています。

一方、就任5年目となるイタリア代表のマンチーニ監督は、2026年までの契約を全うする考えであり、目先のネーションズリーグのタイトルを獲得、EURO 2024での大会連覇、そして2026年W杯の出場と、大きな仕事が期待されています。

まずは、ネーションズリーグでのタイトル獲得によってそれぞれの立ち位置や目標が見えてくるはずです。両者の熱い戦いを見届けましょう！

 

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