トルコ代表の有名選手や注目メンバーは?フォーメーション・スタメンと戦術スタイルも!

こんにちは!

9月の代表ウィークで日本代表はヨーロッパ遠征を行う中、ドイツ代表と対戦が注目されている一方で9月12日にはベルギーのゲンクで同じくヨーロッパの強豪トルコとの対戦が決まっています。

2002年の日韓ワールドカップで3位に入って以来、ワールドカップには出場できていないトルコ代表ですが、十分に日本代表を苦しめるであろうタレントは揃っている状況です。

そこで本記事では、トルコ代表の有名選手や注目メンバー、フォーメーション・スタメンと戦術スタイルについてまとめてみました!

 

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※キリンチャレンジカップ2023として開催されます。

 

サッカートルコ代表 | フォーメーション・スタメン

フォーメーション①:3-4-3

トルコ フォーメーション 1 

2023/03/26 EURO予選 対アルメニア

基本的に4バックが多いトルコ代表ですが、CBに実力者が多いトルコ代表では3バックを採用することでより強固な守備を見せることができます。

また両ウイングはどちらというと、中へ入っていく動きが多いため、ウイングバックの動きが重要になってくる形となっています。

そして中盤の中央にはチャルハノールとコクチュが位置しているため、少し守備に不安はありますが、ビルドアップではスムーズにボールを運んでいくことができます。

フォーメーション②:4-2-3-1

トルコ フォーメーション 2

2023/03/29 EURO予選 対クロアチア

このフォーメーションでは攻撃の中心であるチャルハノールをよりゴールに近い位置に置くことで、チャンスを作る回数を増やすことができます。

さらにコクチュとエズジャンが低い位置から精度の高いパスを通してくれるので、攻撃に向かう際のビルドアップは非常にスムーズに行うことができる形です。

また中盤の守備ではエズジャンが入ったことにより、バランスが取れていて、攻守両面に隙がないフォーメーションとなっています。

フォーメーション③:4-3-3

トルコ フォーメーション 3

2023/06/20 EURO予選 対ウェールズ

6月のウェールズ戦で初めて採用された4-3-3の形ですが、中盤では先ほどの4-2-3-1とは違い、コクチュがより前のポジションに位置するため、より攻撃的な形となっています。

そして両サイドからの攻撃がしやすい、この形では両ウイング、両サイドバックの連携が鍵となってきます

また1トップがしっかりボールをキープすることができれば、中盤の2人もボックス内に入っていくことができるので、1トップに入る選手のキープ力も重要になってきます。

 

サッカートルコ代表 | 有名選手

ハカン・チャルハノール(MF)

トルコ代表の有名選手1人目は、ハカン・チャルハノール選手です。

ハカン・チャルハノール選手は身長178㎝、1994年生まれ28歳、インテル所属のMF(CMF,DMF,OMF)です。

 

2012年にドイツのカールスルーエでデビューしたチャルハノールは、その後ハンブルガー、レヴァークーゼンとブンデスリーガで実績を積んでいきます。

そして2017-18シーズンからはイタリアの名門ACミランへ移籍し、背番号10を背負うと主力選手として活躍しますが、2020-21シーズン終了後に契約延長の話がもつれ、退団するとなんとライバルチームのインテルへ禁断の移籍を果たしたのでした。

 

どちらかというと、攻撃的なMFであるチャルハノールはセットプレーのキッカーとしても素晴らしい精度のキックを持っていて、そのキックはインプレ―中にも長短のパスで攻撃にアクセントを加えてくれます。

また足元の技術に優れているため、密集地帯でもトラップをミスすることなく、ボールを繋げますし、ワンタッチのプレーも非常に精度が高い選手です。

そして何と言っても最大の特徴であるミドルシュートは、相手GKが反応できないような強烈なものを持っています。

 

トルコ代表ではプロデビュー直後の2013年9月にデビューを果たしていて、これまで78試合のキャップを積んでいて、現在はキャプテンを務めるなど名実ともにトルコ代表の顔となっているので、今回の日本代表戦でもキーマンになるはずです。

 

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メリフ・デミラル(DF)

トルコ代表の有名選手2人目は、メリフ・デミラル選手です。

メリフ・デミラル選手は身長190㎝、1998年生まれ25歳、アル・アハリ所属のDF(CB)です。

 

スポルティングのリザーブチームでプロデビューを果たしていたデミラルは、才能が認められ、2019年7月にイタリアの名門ユベントスへ移籍します。

ただユベントスでは出場機会が得られず、2021-22シーズンから2シーズンアタランタで過ごし、セリエAトップクラスのDFに成長したデミラルでしたが、先日2023年8月にサウジアラビアのアル・アハリへ移籍することが発表されました。

 

そんなデミラルは主にCBでプレーする選手で、強靭なフィジカルを活かして、地上戦、空中戦問わず相手の攻撃を止めることができる選手です。

また気合いの入ったプレーも特徴で、相手に裏を取られても最後まで追いかけて、諦めずにボールに食らいついていきます。

 

25歳にしてサウジアラビアへ移籍してしまったのは少し残念ですが、今後もトルコ代表のDFラインを支えていく選手になると思うので、日本代表戦ではデミラルの壁をどう超えていくかがポイントになります。

ジェンギズ・ウンデル(FW)

トルコ代表の有名選手3人目は、ジェンギズ・ウンデル選手です。

ジェンギズ・ウンデル選手は身長173㎝、1997年生まれ26歳、フェネルバフチェ所属のFW(WG)です。

 

トルコ国内で10代の頃から注目されていたウンデルは、2017年7月にイタリアの名門ASローマへ移籍を果たすと、移籍1年目からいきなりリーグ戦7ゴールを決める活躍を見せます。

しかし、その後は才能を伸ばすことができず、レスター・シティ、マルセイユと各国を渡り歩き、2023-24シーズンからは母国の名門フェネルバフチェへと移籍しました。

 

そんなウンデルの特徴は何と言っても、切れ味抜群のドリブルで、相手を華麗かつ力強く突破することができます。

またウンデルは非常に得点力も兼ね備えている選手で、両足でストライカー顔負けのシュートを放つことができるのも特徴的な選手です。

 

トルコ代表では常に攻撃の中心選手として活躍していて、現在代表通算49試合の出場で16ゴールを決めているウンデルは、間違いなく日本代表にとっても脅威になるはずです。

 

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サッカートルコ代表 | 注目選手

オルクン・コクチュ(MF)

トルコ代表の注目選手1人目は、オルクン・コクチュ選手です。

オルクン・コクチュ選手は身長175㎝、2000年生まれ22歳、ベンフィカ所属のMF(CMF,OMF)です。

 

トルコの新たな至宝として注目されるコクチュは、2018年9月にフェイエノールトの下部組織からトップチームデビューを果たすと、同年12月9日にはフェイエノールトのクラブ史上2番目の若さである17歳と345日でのデビュー戦ゴールを決めていました。

その後、順調にフェイエノールトの中心選手として成長したコクチュは、2022-23シーズンに22歳の若さでキャプテンに就任すると、見事チームをリーグ優勝に導く活躍を見せていました。

こうした活躍で多くのビッグクラブから注目を集めたコクチュでしたが、今シーズンからポルトガルのベンフィカへと移籍しました。

 

主にCMFでプレーするコクチュですが、中盤であれば高い位置でも低い位置でも器用にこなす選手で、2022-23シーズンはリーグ戦8ゴールを決めていることから分かるように、ボックス内に入りこんでのプレーも得意としています。

また非常に素晴らしいテクニックを持っているコクチュは、ファーストタッチが巧みで、狭いスペースでのボールコントロールにも長けていて、特にチームがプレッシャーにさらされている時には重宝される選手です、

 

もちろん代表でも既に中盤でチャルハノールと共に中心選手となっているコクチュのプレーは、まだ存在を知らない日本のファンを驚かせるかもしれませんね。

 

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サリフ・エズジャン(MF)

トルコ代表の注目選手2人目は、サリフ・エズジャン選手です。

サリフ・エズジャン選手は身長183㎝、1998年生まれ25歳、ドルトムント所属のMF(DMF,CMF)です。

 

ドイツのケルンで下部組織から2016年9月に元日本代表の大迫勇也との交代でプロデビューを果たしたエズジャンは、その後ケルンで主力選手へと成長します。

すると、ケルンでの活躍が認められて、2022-23シーズンからは強豪のボルシア・ドルトムントへ移籍し、プレーを続けています。

 

そんなエズジャンは主にボランチの位置に入ることが多い選手で、非常にパスセンスに優れていることから
ドイツやトルコでは『NEWメスト・エジル』と呼ばれていました。

また守備にも強みを持っているエズジャンは、相手のパスコースを先読みして、ボールカットする能力に優れているので、DFラインの前で相手の攻撃を未然に防いでくれます。

 

チャルハノールやコクチュなど攻撃的な中盤が多いトルコ代表で、エズジャンのような存在は貴重なので、日本代表戦でも攻撃を食い止める役割を見せてくるはずです。

オザン・カバク(DF)

トルコ代表の注目選手3人目は、オザン・カバク選手です。

オザン・カバク選手は身長187㎝、2000年生まれ23歳、ホッフェンハイム所属のDF(CB)です。

 

母国トルコの名門ガラタサライで2018年5月にデビューしたカバクは、10代のうちにレギュラーに定着すると、2019年1月にはドイツのシュツットガルトへ移籍。

しかし、シュツットガルトが降格してしまったことで2019年6月からはシャルケに移籍すると、2021年2月にCBの怪我人が続出していたリバプールへ半年のレンタル移籍を果たし、話題を呼びました。

その後、2021-22シーズンはノリッジでプレーすると、2022-23シーズンからは再びドイツへ戻り、ホッフェンハイムでプレーしています。

 

このようにまだ23歳にも関わらず、様々なキャリアを積んでいるカバクはCBとして非常に熱のこもったディフェンスを見せてくれる選手で、目立った弱点はなく、全ての能力がバランス良くまとまっています。

その中でも注目すべきなのがスピードで、広大な範囲をカバーできるスプリント能力はもちろん、身体が大きすぎないことがプラスに作用しているのか、アジリティやクイックネスといった部分もCBとしては高いレベルにある選手です。

 

トルコ代表ではソユンクやデミラルなど実力者と共にレギュラーを争っている現状ですが、今後間違いなくトルコ代表で守備の要となる選手だと思うので、今回の日本代表戦で出場した時には注目して欲しいと思います。

 

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サッカートルコ代表 | 戦術スタイル・特徴

トルコ代表と言えば、2000年代前半に黄金期を迎えて、2000年のEUROでベスト8進出を果たすと、2002年の日韓ワールドカップではベスト16で日本代表を破った勢いそのままに3位入賞を果たしていました。

しかし、その後は一度もワールドカップ出場を果たすことができていない状況で、苦しい時期が続いているという状況です。

 

そんな中、現在は東京オリンピックでドイツ代表の監督を務めたドイツ人のシュテファン・クンツ監督の下、再びワールドカップ出場を目指して戦っています。

現在のチームにはコクチュやチャルハノールなど、テクニックが優れている中盤の選手が揃っていることから、しっかりとボールを保持して戦うことができます。

さらにチーム全体としてフィジカルにも強さを誇っているため、フィジカル勝負になっても十分に勝負できるチームとなっています。

 

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サッカートルコ代表 | 主要な戦績

2018年
ロシアW杯予選:グループI 4位敗退
2021年
EURO2021:グループステージ敗退
2022年
カタールW杯予選:グループG 2位通過 プレーオフ敗退

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まとめ

トルコ代表の有名選手や注目メンバー、フォーメーション・スタメンと戦術スタイルについてまとめてみました!

日本代表にとって、腕試しとなるヨーロッパ遠征の場でワールドカップには出場できていないものの、実力はあるトルコ代表にはしっかりと勝利したいところですよね。

しかし、今回紹介したようにトルコ代表には日本代表に負けず劣らずのタレントが揃っているので、どのような戦いが見られるのか非常に楽しみです!

 

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※キリンチャレンジカップ2023として開催されます。

 

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