こんにちは!
2021-22シーズンの移籍市場が閉幕し、次の冬の移籍ウィンドーが開くまでの当面のメンバー構成が決まりました。
プレミアリーグに所属するトッテナム・ホットスパーFCは、開幕から無失点で3連勝を飾るという、チーム史上初の好成績で、順調な滑り出しを見せています。
今季はコロナ禍にもかかわらず、いくつものビッグディールが起こった印象ですが、
ご紹介するトッテナムもこの2021年夏の移籍市場をへて、どんな新しい姿を見せてくれるのか気になるところですね
そこで本記事では、トッテナムの2021-22最新スタメンや予想フォーメーション、新加入の注目選手や、2021-22シーズンの展望を見ていきたいと思います(^^)/
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トッテナムホットスパーの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
トッテナムホットスパー最新スタメンはどうなるか予想
トッテナムの今夏の移籍市場は、レギュラークラスの選手を獲得するというよりは、
既存の戦力を生かしつつ、そこに新たな競争を生み、数年後の未来を担うことのできる選手を獲得してきました。
では、ポジション毎のスタメンを予想していきたいと思います。
GK
GKは昨季に引き続きウーゴ・ロリスが正守護神になると予想します。
移籍市場ではアタランタで活躍を見せていたイタリア人のピエルルイジ・ゴリーニを獲得しました。
とはいえW杯覇者であり、先日プレミア300試合に出場を達成したベテランでもあるロリスの牙城を崩すには至りません。
ゴリーニは過去にイングランドのクラブの在籍歴があり、順応にそれほど時間はかからないとされており、将来有望なGKであるため、
今季はセカンドキーパーを務めつつ、ロリス退団以降の正守護神候補となることが期待されます。
DF
まずセンターバックには、同じくアタランタからアルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロを獲得しました。
ここにエリック・ダイアー、ダビンソン・サンチェス、ジョー・ロドンの3人を加えた4人をメインに起用していくことになると思われます。
また、開幕戦からスタメンを務めているダイアーとサンチェスが、
昨季の不調を覆すようにハイパフォーマンスを見せていることや、ロドン・ロメロが故障で出遅れていることもあり、
ダイアー、サンチェスの2人が基本スタメンに入ってくると予想します。
右サイドバックには、
最終日にバルセロナからエメルソン・ロイヤルを獲得しましたが、
適応に時間がかかることや、リーグ3試合に出場しているジャフェト・タンガンガが素晴らしい活躍を見せていることから、
タンガンガがレギュラーになると予想し、マット・ドハーティと新加入のエメルソンがサブに回ると予想します。
左サイドバックには新たな補強選手はなく、
昨季同様にセルヒオ・レギロンがスタメンとなり、ベン・デイビスがサブから出番を伺うことになります。
またレンタルバックした左ウインガーのライアン・セセニョンもサイドバックでプレー可能で、怪我やサスペンションにも対応可能です。
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MF
MFはアンカーに1人、インサイドハーフに2人の形を採用しています。
アンカーには、オリバー・スキップを予想します。
昨季は2部のノリッジを昇格させる活躍を見せ、
昨季途中から既に「来季のレギュラーは確実」と言われていたスキップですが、
その実力を開幕戦からきっちり披露しており、シーズンフル稼働が期待されます。
インサイドハーフのレギュラーと目されるピエール・エミール・ホイビュアもここでプレー可能で、
サブに回るハリー・ウィンクスには、厳しいシーズンとなりそうです。
インサイドハーフには上述のピエール・エミール・ホイビュアと、デレ・アリが務めると予想します。
豊富なスタミナを活かして攻守に走り回れる1人が開幕から監督の信頼を掴んでおり、引き続きレギュラーを務めることになります。
ここにコパ・アメリカや東京五輪で出遅れたジョバンニ・ロ・チェルソや新加入のブライアン・ヒルが控えます。
また、若手のナイル・ジョンが定期的にメンバー入りしており、ここに割り込んでくる可能性もあります。
タンギ・エンドンベレはコンディション不良とも監督の構想外とも伝わっています。これまでメンバー入りがなく、続報が待たれます。
FW
まずウインガーには、ソン・フンミンとスティーブン・ベルフワインが入ると予想します。
昨季116ゴールを決め、契約を2026年まで延長したソン・フンミンのスタメンは確実で、
残りの1枠をベルフワインやルーカス・モウラ、セセニョンで争うことになります。
ここではリーグ戦全てにスタメン出場しているベルフワインの先発を予想します。
ここは一つ後ろのポジションでプレーするロ・チェルソ、ブライアン・ヒルもプレー可能で、
非常に競争の激しいポジションとなります。
そして、センターフォワードには、ハリー・ケインが入ります。
マンチェスター・シティ行きが破談となり、残留を表明したケインですが、他チームのサポーターからはブーイングを受けるなど、批判の的になってしまいました。
ケインの渇望するタイトル獲得のためには、また相手サポーターを黙らせるためには、ゴールの量産が不可欠です。
ケインが出られない場合は、ソン・フンミンやルーカス・モウラが代わりにこのポジションに入ると思われますが、少し戦い方が変わることになり、他メンバーの選考にも影響を与えるかもしれません。
また昨季はトップチームで得点も記録した若手のディーン・スカーレットがカップ戦を中心に出番を得ると予想します。
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トッテナムホットスパー最新予想フォーメーション①
4-4-3が今季の基本フォーメーションになります。
守備時にはDF、MF、FWが横並びになって壁を作るように中央を封鎖し、サイドからせめてくる相手を囲い込んでボールを奪い、すぐにカウンターを開始する布陣です。
FWは後ろに下がりすぎず常にカウンターに備えているので、
守備から攻撃にフェーズが切り替わった際には多くの人数をかけたカウンターを繰り出すことができます。
プレシーズンから使用しているこのフォーメーションはすでに一定の完成度を見せており、選手の怪我や不調などの不具合が起きるまではこの形で戦うと予想されます。
トッテナムホットスパー最新予想フォーメーション➁
4-2-3-1のフォーメーションも考えられます。
こちらでは中盤に多くの選手を配置しているため、
前線からどんどんプレスをかけていき、より高い位置でボールを奪うことを目指す作戦を取るときに有効です。
現在ハイプレスにはあまり取り組んでいませんが、今後カウンター対策として引いて守ってくる相手への作戦として使いやすいです。
現在のトッテナムにはスタミナが豊富で総力のある選手が揃っているため、このやり方も十分に実行可能です。
トッテナムホットスパー最新予想フォーメーション③
3-4-3はヌーノ監督が前クラブで使っていたもので、ECLのパソス・デ・フェレイラ戦で一度使用しています。
タンガンガを本職のCBで使い、攻撃的SBのドハーティやエメルソンをより前で起用できるメリットがありますが、
前線の選手の多くがあぶれてしまうため、カップ戦などターンオーバー時に使うオプション的なものになると思います。
トッテナムホットスパー2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
開幕戦のマンチェスター・シティ戦では、4-3-3のフォーメーションを使用しました。
前から3枚、3枚、4枚と三重のブロックを敷いて中央からの侵入を阻止し、サイドに逃れた選手を囲い込んでボールを奪い、カウンターに繋げる戦術をとります。
特にサンチェスやタンガンガ、ホイビュアらが相手のスターリング、グリーリッシュなどプレミア屈指のドリブラーの攻撃を食い止め、昨季王者相手に失点を許さない守備を見せました。
そして55分にはソン・フンミンがカウンターからゴールを奪い、勝利しました。
これは左サイドに強力なドリブラーを擁するシティ対策のフォーメーションと思われていましたが、
ここにケインが入った以外にフォーメーションや戦術に大きな変更はなく、今後もこの形で戦っていくことが予想されます。
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トッテナムホットスパー新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
クリスティアン・ロメロ
CBに関心#トッテナム が昨季 #アタランタ でプレーした #クリスティアン・ロメロ 獲得に関心を示している。伊Longali記者が伝えた。
2年間のローンで #ユヴェントス からアタランタに加入しているロメロ。ラ・デアは買取OPを保有しており、他にも #マンチェスター・U や #バルセロナ が関心を持つ。 pic.twitter.com/i8OGhOyGWr
— [スパ速] スパーズ速報 (@SpursinfoJ) July 14, 2021
アタランタからアルゼンチン代表のロメロを獲得しました。
4250万ポンド(約64億円)で1年間のローン移籍ですが、買取オプションがついています。
オプション行使後の契約は5年契約となることも既に決定しています。
ロメロはまだ23歳ながらジェノアやアタランタなどセリエAでレギュラーを務めた選手で、
フィジカルの強さを活かした守備が特徴で、危機察知能力が高く、危険なシーンを作られる前にボールをカットすることができる選手です。
積極的にボールを奪いにいく姿勢はトッテナムのファンに好かれやすく、また近年多くのアルゼンチン人選手が所属していたことから、活躍できればファンに愛される選手になれるはずです。
また、トッテナムはかねてよりディフェンスリーダーとなれる選手がおらず失点の多さに苦しんでいました。
ベテランのトビー・アルデルヴァイレルトが退団して頭数が不足していたこともあり、即戦力としての活躍が期待されています。
コパ・アメリカで負った怪我の影響で出遅れ、現在は数分の出場にとどまっていますが、
中長期的にトッテナムを支えてくれるCBになってくれることが期待されます。
ブライアン・ヒル
ブライアンヒルとビートルズ pic.twitter.com/V9umjCl6Du
— アスちゃん😣 (@LondonJoe14_) July 18, 2021
ブライアン・ヒルはスペインの世代別代表の選手です。
セビージャから2160万ポンド(約32億円)の支払いとエリク・ラメラをトレード要員として差し出すことで、5年間の契約が成立しました。
推定年俸は55万ユーロ(約6985万円)です。
昨季はレンタル先のエイバルで活躍し、東京五輪代表にも選ばれた選手です。
特徴は何と言っても華麗なドリブルにあり、スピードで相手を抜き去ったり、細かなタッチで相手を翻弄したり、中盤に降りてボールを運んだりと、
ドリブルと呼ばれるプレーは全て得意としています。
スペイン人選手らしく味方を活かす動きもうまいので、フィットすれば間違いなくトッテナムの戦力になってくれる選手です。
しかしプレミアリーグにおいて、外国から来た選手は、そのプレー強度に適応するのに時間がかかることが多く、ドリブラーにおいてはそれが特に顕著です。
ですからクラブも、ヒルを徐々にプレミアリーグに馴染ませていく方針を取っています。
ラ・ロハの未来を担う若者は加入まもなく得点を量産するはず、とはいかないかもしれませんが、数ヶ月後、あるいは数年後の活躍を見据えて、多くの学びを得る年になりそうです。
エメルソン・ロイヤル
ムンド・デポルティーボ紙一面(8月3日)は、エメルソン・ロイヤルがバルサ入団発表に臨んだことを取り上げ、『ロイヤル・バルサ』の見出し。 pic.twitter.com/qxTNT5L1t6
— 小田 紘也(おだ ひろや) (@ohiroya0423) August 2, 2021
エメルソンは移籍マーケット最終日にバルセロナから獲得した右SBです。
2500万ポンド(約38億円)で5年契約を結びました。
バルセロナとしては、エメルソンはレアル・ベティスと共同保有であったところを7月に買い取ったばかりでしたが、
財政状況の悪さから、その翌月にトッテナムに売り出すことになりました。
特徴として、183cmとSBとしては大柄で、積極的な攻め上がりのできる攻撃的な選手です。
守備面でフィジカルに頼りがちな嫌いはありますが、守備構築に定評のあるヌーノ監督のもとでそこは伸びしろとして、
今後の飛躍への期待も込みの移籍となるでしょう。
現状トッテナムではタンガンガが素晴らしいパフォーマンスを見せており、ポジション争いは熾烈なものとなると思われます。
また、外国人選手にありがちな言語面での不安はエメルソンにはありません。
監督と同じポルトガル語を使え、ブラジル人のルーカスがおり、ディフェンスラインにはポルトガル語を話せるダイアーや、その他スペイン語圏の選手も多くおり、周りのサポートを十分に受けられると思われます。
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トッテナムホットスパー2021-22シーズンの展望
開幕戦では前年王者のマンチェスター・シティをカウンターで沈め、
続くウォルバー・ハンプトン戦とワトフォード戦も苦しみながら勝利し、開幕3連勝を飾ったトッテナム。
移籍市場ではゴリーニ(26)、ロメロ(23)、エメルソン(22)、ヒル(20)、サール(18、メスから獲得も今季はそのメスにレンタル)の5人を獲得し、
ガッサニーガ(29)、フォイス(23)、ラメラ(29)、アルデルヴァイレルト(32)、ハート(34)、シソコ(32)、オーリエ(28)を放出しました。
チームの平均年齢は一気に若返り、戦力の入れ替えに成功したといえます。
また移籍確実とも思われたハリー・ケインの残留にも成功し、
エースストライカーの慰留は、実質的な補強ともいえます。
不良債権となりかねないエンドンベレこそ不安要素ですが、それ以外はほぼ完璧な陣容を揃えたと言えるでしょう。
現在3連勝で単独首位に立っているトッテナムですが、補強選手に即スタメン級の選手はおらず、
既存戦力と競わせながら、総合的にチーム力を高めていくことが今季の方針となります。
他クラブを見ると、クリスティアーノ・ロナウドやロメル・ルカクなど、ワールドクラス級の即戦力を獲得し、優勝を目指しているチームが数多く存在します。
もちろんそのような相手にも勝利を目指して戦うことになりますが、現実的な目標としては、CL圏内となる4位以内でのフィニッシュとなります。
来季チャンピオンズリーグに出場し、コロナ禍で落ち込んだ収益を取り戻し、安定した成績を残しながら、更なる戦力の拡充を測っていくのがクラブの長期プランと考えられます。
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トッテナムホットスパー2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
ピエルルイジ・ゴリーニ(アタランタ)
移籍金:1300万ポンド(約20億円)
年俸:不明
契約年数:1年間のシーズン・ローン
※買取オプション付で買い取った場合は5年契約
※20試合の出場で買取義務発生
※ローン期間を1年間延長するオプションあり
クリスティアン・ロメロ(アタランタ)
移籍金:4250万ポンド(約64億円)
年俸:不明
契約年数:1年間のシーズン・ローン
※ローン期間の1年延長のオプション付
※オプション講師の場合5年契約
ブライアン・ヒル
移籍金:2160万ポンド(約32億円)+ラメラ
年俸:55万ユーロ(約6985万円)
契約年数:5年
パペ・サール
移籍金:1500万ポンド(23億3000万円)
年俸:不明
契約年数:6年
エメルソン・ロイヤル
移籍金:2500万ポンド(約38億円)
年俸:不明
契約年数:5年
OUT
フアン・フォイス(ビジャレアル)
※昨季からビジャレアルにレンタル
移籍金:1285万ポンド(約20億円)
年俸:不明
契約年数:5年
パウロ・ガッサニーガ(フラム)
移籍金:0円
年俸:不明
契約年数:2年
トビー・アルデルヴァイレルト(アル・ドゥハイル)
移籍金:1300万ポンド(約20億円)
年俸:不明
契約年数:3年
エリク・ラメラ(セビージャ)
移籍金:0円(ヒルとのトレード要員)
年俸:414万ポンド(約6億2900万円)
契約年数:3年
ジョー・ハート(セルティック)
移籍金:100万ポンド(約1億5000万円)
年俸:78万ポンド(約1億1700万円)
契約年数:3年
ムサ・シソコ(ワトフォード)
移籍金:500万ポンド(約7億5000万円)
年俸:不明
契約年数:2年
セルジュ・オーリエ(未定)
※契約解除による退団のため、移籍金等はなし
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まとめ
トッテナムの補強戦略をもとに、2021-22最新スタメンや予想フォーメーション、新加入の注目選手の紹介や、2021-22シーズンの展望をまとめてみました。
今夏の移籍市場では、将来を見据えた長期的な補強を行い、チームの若返りに成功しただけでなく、
エースのハリー・ケインを慰留し、移籍市場をうまく立ち回り、開幕3連勝とスタートダッシュに大成功しています。
この勢いのままリーグを牽引し、目標であるCL圏の確保、またトロフィーの獲得が達成できるのか、注目していきましょう(^^)/
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