高校サッカー選手権の歴代優勝校と最多優勝回数は?

高校サッカー選手権の歴代優勝校と最多優勝回数は?

こんにちは!

冬の選手権こと、全国高校サッカー選手権が2022年12月28日(水)から開催されます。

昨年度は青森山田が優勝に輝きましたが、今年はどのチームが国立競技場で行われる決勝に勝ち進み、高校日本一の栄冠を手にするのか楽しみですね。

そこで本記事では高校サッカー選手権の歴代優勝校と最多優勝回数をランキング形式でまとめ、印象深い決勝戦についてまとめてみました。

 

高校サッカー選手権の歴代優勝校の一覧

第1回大会から第100回大会までの歴代優勝校・準優勝校・3位校は、次のとおりです。

開催年度 開催回 優勝 準優勝 3位
2021 100 青森山田(青森) 大津(熊本) 高川学園(山口)
関東第一(東京B)
2020 99 山梨学院(山梨) 青森山田(青森) 帝京長岡(新潟)
矢板中央(栃木)
2019 98 静岡学園(静岡) 青森山田(青森) 帝京長岡(新潟)
矢板中央(栃木)
2018 97 青森山田(青森) 流通経大柏(千葉) 尚志(福島)
瀬戸内(広島)
2017 96 前橋育英(群馬) 流通経大柏(千葉) 矢板中央(栃木)
上田西(長野)
2016 95 青森山田(青森) 前橋育英(群馬) 東海大仰星(大阪)
佐野日大(栃木)
2015 94 東福岡(福岡) 国学院久我山(東京A) 星稜(石川)
青森山田(青森)
2014 93 星稜(石川) 前橋育英(群馬) 流通経大柏(千葉)
日大藤沢(神奈川)
2013 92 富山第一(富山) 星稜(石川) 四日市中央工(三重)
京都橘(京都)
2012 91 鵬翔(宮崎) 京都橘(京都) 星稜(石川)
桐光学園(神奈川)
2011 90 市船橋(千葉) 四日市中央工(三重) 尚志(福島)
大分(大分)
2010 89 滝川二(兵庫) 久御山(京都) 立正大淞南(島根)
流通経大柏(千葉)
2009 88 山梨学院大付(山梨) 青森山田(青森) 矢板中央(栃木)
関大一(大阪)
2008 87 広島皆実(広島) 鹿児島城西(鹿児島) 前橋育英(群馬)
鹿島学園(茨城)
2007 86 流通経大柏(千葉) 藤枝東(静岡) 津工(三重)
高川学園(山口)
2006 85 盛岡商(岩手) 作陽(岡山) 八千代(千葉)
神村学園(鹿児島)
2005 84 野洲(滋賀) 鹿児島実(鹿児島) 遠野(岩手)
多々良学園(山口)
2004 83 鹿児島実(鹿児島) 市船橋(千葉) 星稜(石川)
国見(長崎)
2003 82 国見(長崎) 筑陽学園(福岡) 鹿児島実(鹿児島)
滝川二(兵庫)
2002 81 市船橋(千葉) 国見(長崎) 桐蔭学園(神奈川)
滝川二(兵庫)
2001 80 国見(長崎) 岐阜工(岐阜) 前橋育英(群馬)
鹿児島実(鹿児島)
2000 79 国見(長崎) 草津東(滋賀) 青森山田(青森)
富山一(富山)
1999 78 市船橋(千葉) 鹿児島実(鹿児島) 前橋育英(群馬)
富山一(富山)
1998 77 東福岡(福岡) 帝京(東京A) 滝川二(兵庫)
前橋育英(群馬)
1997 76 東福岡(福岡) 帝京(東京A) 丸岡(福井)
藤枝東(静岡)
1996 75 市船橋(千葉) 桐光学園(神奈川) 徳島商(徳島)
静岡学園(静岡)
1995 74 静岡学園(静岡)
鹿児島実(鹿児島)
東福岡(福岡)
初芝橋本(和歌山)
1994 73 市船橋(千葉) 帝京(東京A) 奈良育英(奈良)
守山北(滋賀)
1993 72 清水商(静岡) 国見(長崎) 鹿児島実(鹿児島)
東福岡(福岡)
1992 71 国見(長崎) 山城(京都) 武南(埼玉)
習志野(千葉)
1991 70 四日市中央工(三重)
帝京(東京A)
国見(長崎)
市船橋(千葉)
1990 69 国見(長崎) 鹿児島実(鹿児島) 東海大五(福岡)
武南(埼玉)
1989 68 南宇和(愛媛) 武南(埼玉) 前橋商(群馬)
国見(長崎)
1988 67 清水商(静岡) 市船橋(千葉) 前橋商(群馬)
暁星(東京)
1987 66 国見(長崎) 東海大一(静岡) 四日市中央工(三重)
市船橋(千葉)
1986 65 東海大一(静岡) 国見(長崎) 秋田商(秋田)
室蘭大谷(北海道)
1985 64 清水商(静岡) 四日市中央工(三重) 宇都宮学園(栃木)
秋田商(秋田)
1984 63 帝京(東京)
島原商(長崎)
武南(埼玉)
藤枝東(静岡)
1983 62 帝京(東京) 清水東(静岡) 韮崎(山梨)
四日市中央工(三重)
1982 61 清水東(静岡) 韮崎(山梨) 帝京(東京)
守山(滋賀)
1981 60 武南(埼玉) 韮崎(山梨) 古河一(茨城)
清水商(静岡)
1980 59 古河一(茨城) 清水東(静岡) 韮崎(山梨)
岡崎城西(愛知)
1979 58 帝京(東京) 韮崎(山梨) 水戸商(茨城)
愛知(愛知)
1978 57 古河一(茨城) 室蘭大谷(北海道) 八千代(千葉)
本郷(東京)
1977 56 帝京(東京) 四日市中央工(三重) 北陽(大阪)
浦和南(埼玉)
1976 55 浦和南(埼玉) 静岡学園(静岡) 帝京(東京)
八幡浜工(愛媛)
1975 54 浦和南(埼玉) 静岡工(静岡) 愛知(愛知)
広島県工(広島)
1974 53 帝京(東京) 清水東(静岡) 相模工大付(神奈川)
児玉(埼玉)
1973 52 北陽(大阪) 藤枝東(静岡) 相模工大付(神奈川)
四日市中央工(三重)
1972 51 浦和市立(埼玉) 藤枝東(静岡) 関西大倉(大阪)
帝京(東京)
1971 50 習志野(千葉) 壬生川工(愛媛) 帝京(東京)
清水商(静岡)
1970 49 藤枝東(静岡) 浜名(静岡) 浦和南(埼玉)
初芝(大阪)
1969 48 浦和南(埼玉) 初芝(大阪) 広島市商(広島)
韮崎(山梨)
1968 47 初芝(大阪) 山陽(広島) 広島県工(広島)
遠野(岩手)
1967 46 山陽(広島)
洛北(京都)
習志野(千葉)
韮崎(山梨)
1966 45 秋田商(秋田)
藤枝東(静岡)
浦和市立(埼玉)
神戸(兵庫)
1965 44 習志野(千葉)
明星(大阪)
京都商(京都)
新島学園(群馬)
1964 43 浦和市立(埼玉) 宇都宮学園(栃木) 仙台育英(宮城)
鎌倉学園(神奈川)
1963 42 藤枝東(静岡) 明星(大阪) 豊田西(愛知)
浦和市立(埼玉)
1962 41 藤枝東(静岡) 浦和市立(埼玉) 明星(大阪)
広大付(広島)
1961 40 修道(広島) 山城(京都) 宮城工(宮城)
関学(兵庫)
1960 39 浦和市立(埼玉) 遠野(岩手) 藤枝東(静岡)
秋田商(秋田)
1959 38 浦和市立(埼玉) 明星(大阪) 神戸(兵庫)
藤枝東(静岡)
1958 37 山城(京都) 広大付(広島) 教大付(東京)
明星(大阪)
1957 36 秋田商(秋田) 刈谷(愛知) 浦和西(埼玉)
明星(大阪)
1956 35 浦和西(埼玉) 日立一(茨城) 仙台育英(宮城)
藤枝東(静岡)
1955 34 浦和(埼玉) 秋田商(秋田) 韮崎(山梨)
宇都宮工(栃木)
1954 33 浦和(埼玉) 刈谷(愛知) 朝鮮人(東京)
熊本工(熊本)
1953 32 東千田(広島)
岸和田(大阪)
宇都宮工(栃木)
韮崎(山梨)
1952 31 修道(広島) 韮崎(山梨) 上野(三重)
刈谷(愛知)
1951 30 浦和(埼玉) 三国丘(大阪) 長田(兵庫)
真岡(栃木)
1950 29 宇都宮(栃木) 小田原(神奈川) 岸和田(大阪)
高知農(高知)
1949 28 池田(大阪) 宇都宮(栃木) 刈谷(愛知)
山口東(山口)
1948 27 鯉城(広島) 上野北(三重) 池田(大阪)
山田(福岡)
1947 26 広島高師付中(広島) 尼崎中(兵庫) 甲府中(山梨)
水戸工(茨城)
1943 25 臨時大会
1941-1945       第23回、第24回は戦争のため中止、1944年、1945年は中断
1940 22 普成中(朝鮮) 神戸三中(兵庫) 明星商(大阪)
滋賀師(滋賀)
1939 21 広島一中(広島) 聖峰中(京都) 札幌師(北海道)
湘南中(神奈川)
1938 20 神戸一中(兵庫) 滋賀師(滋賀) 崇仁商(朝鮮)
広島一中(広島)
1937 19 埼玉師(埼玉) 神戸一中(兵庫) 広島一中(広島)
明星商(大阪)
1936 18 広島一中(広島) 韮崎中(山梨) 海星中(長崎)
埼玉師(埼玉)
1935 17 神戸一中(兵庫) 天王寺師(大阪) 刈谷中(愛知)
富山師(富山)
1933 16 岐阜師(岐阜) 明星商(大阪) 御影師(兵庫)
京都師(京都)
1932 15 神戸一中(兵庫) 青山師(東京) 愛知一師(愛知)
京都師(京都)
1931 14 御影師(兵庫) 愛知一師(愛知) 京都師(京都)
広島一中(広島)
1930 13 御影師(兵庫) 広島一中(広島) 青山師(東京)
堺中(大阪)
1929 12 神戸一中(兵庫) 広島師(広島) 市岡中(大阪)
東京付中(東京)
1928 11 御影師(兵庫) 平壌高(朝鮮) 明星商(大阪)
青山師(東京)
1927 10 崇実(朝鮮) 広島一中(広島) 東京付中(東京)
都島工(大阪)
1926 大正天皇崩御のため中止
1925 9 御影師(兵庫) 広島一中(広島) 京都師(京都)
暁星中(東京)
1924 8 神戸一中(兵庫) 御影師(兵庫) 池田師(大阪)
京都師(京都)
1923 7 御影師(兵庫) 京都師(京都) 神戸一中(兵庫)
神戸商(兵庫)
1922 6 御影師(兵庫) 姫路師(兵庫) 桃山中(大阪)
神戸一中(兵庫)
1921 5 御影師(兵庫) 神戸一中(兵庫) 関学高(兵庫)
京都師(京都)
1920 4 御影師(兵庫) 姫路商(兵庫) 関学高(兵庫)
明星商(大阪)
1919 3 御影師(兵庫) 姫路師(兵庫) 関学高(兵庫)
神戸一中(兵庫)
1918 2 御影師(兵庫) 明星商(大阪) 姫路師(兵庫)
奈良師(奈良)
1917 1 御影師(兵庫) 明星商(大阪) 神戸一中(兵庫)
姫路師(兵庫)

 

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高校サッカー選手権の最多優勝回数は?

第1位 御影師範学校(優勝回数:11回)

優勝年:1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1925・1928・1930・1931

御影師範学校は兵庫県に存在した師範学校(教員を養成する学校)で、現在の神戸大学教育学部の前身となった学校です。

 

1917年に始まった高校サッカー選手権大会の初代優勝校で、1917年から1923年まで7連覇という圧倒的な強さを誇った学校です。

【参考】兵庫師範学校 – Wikipedia

第2位 国見高校・帝京高校(優勝回数:6回)

国見高校

優勝年:1987・1990・1992・2000・2001・2003

選手権大会優勝の他にもインターハイで5回優勝、全日本ユース(U-18)選手権で2回優勝する実績を残している長崎県の強豪校です。

 

三浦淳寛さん、大久保嘉人さん、平山相太さんなど数多くの日本代表やJリーガーを輩出しています。

高校サッカー界の名将・小嶺忠敏監督が率いた国見は非常に強く2000年にはインターハイ・選手権・国体で優勝し高校三冠を達成。

小嶺監督の退任後は成績が低迷し全国大会から遠ざかっている国見ですが、小嶺監督の教え子である木藤健太監督が就任し、「新生」国見は、ポゼッションやビルドアップからの崩すサッカーで名門復活へのチャレンジを続けています。

 

帝京高校

優勝年:1974・1977・1979・1983・1984・1991

選手権大会優勝の他にもインターハイで3回優勝している高校サッカー界の名門校です。

 

名将・古沼貞雄監督が1965年から2003年まで指導に当たり、選手権大会・インターハイなどの全国大会に多数出場しました。

縦に早いサッカーが特徴で黄色いユニフォームから「カナリア軍団」と称され中田浩二さん(元日本代表)、田中達也さん(元日本代表)など多くのプロ選手を輩出しています。

名将・古沼監督の退任後は成績が低迷しタイトルからは遠ざかっていますが、かつてのように高校サッカー界の主役の座へ返り咲くことを目指しています。

 

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第3位 神戸一中・市立船橋高校(優勝回数:5回)

神戸一中

優勝年:1924・1929・1932・1935・1946

神戸一中は兵庫県にあった学校で、現在の神戸高校の前身となったなった学校です。

 

中学より2年年長で、体格的に優位な御影師範学校の選手と渡り合うため、ショートパス戦法に活路を見いだしたとされています。

第8回大会に宿敵である御影師範を破って8連覇を阻み、初優勝を飾りました。

その後、戦前まで数年おきに5度優勝しています。

【参考】

ボールをつないで-高校サッカー100回 兵庫勢の記憶-【上】源流 草創期に隆盛、日本の礎築く|スポーツ|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)

沿革(神戸一中・県一高女・神戸高校)/兵庫県立神戸高等学校 (hyogo-c.ed.jp)

 

市立船橋高校

 

優勝年:1994・1996・1999・2002・2011

選手権5回優勝、インターハイで9回優勝、全日本ユースサッカー選手権大会では1回優勝。

 

県内の優秀選手がJユースや特待生制度で私立高校に流れる中、決して一番手ではなくとも期待出来る選手をスカウティングで集め戦力化し、公立校ながら千葉県の強豪校として活躍しています。

全員でハードワークし、選手個々の特徴を発揮しながら、攻守にわたりアグレッシブなサッカーをすることを目標に活動しています。

卒業生には日本代表の杉岡大輝選手(湘南ベルマーレ)、鈴木唯人選手(清水エスパルス)、カレン・ロバートさんなど数多くのプロサッカー選手を輩出しています。

 

第4位 浦和市立・藤枝東(優勝回数:4回)

浦和市立

優勝年:1959・1960・1964・1972

1946年(昭和22年)に創部され、全国大会での優勝回数は実に8回を誇ります。

 

伝統のサッカー部では「全国制覇」「王座奪還」を目指し、チーム一丸となって取り組んでいます。

総勢100名以上のサッカー部員が、伝統のグラウンドで日々汗を流しており、令和3年度にはグラウンドが人工芝化しました。

「サッカーのまち さいたま」その中心に位置する伝統校は全国制覇に向け、名門であり続けるためにチャレンジし続けています。

 

藤枝東

優勝年:1962・1963・1966・1970

戦前、日本において、サッカー(蹴球)という競技自体がまだ普及していない黎明期より、サッカーを校技と定め、地域のシンボルとして活動してきた学校です。

 

選手権大会での4回の優勝の他にも、全国高校総体2回、国民体育大会で2回、全日本ユース2回と計10回もの全国での通算優勝回数を誇っています。

日本が初出場した1998年のフランスW杯にて、日本代表として史上初のゴールを決めた中山雅史さんや、日本代表主将として、先のロシアW杯をはじめ、通算3度のW杯に出場した長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)など、名だたるOBがいます。

 

第5位 青森山田・浦和・浦和南・清水市商・東福岡(優勝回数:3回)

青森山田

優勝年:2016・2018・2021

2021年シーズンは選手権大会・インターハイ・高円宮杯U-18プレミアリーグEASTで優勝し、高校年代3冠を達成。

 

冬期間の練習が難しいため、北国の学校は全国大会で活躍できないと思われがちでしたが、「豪雪地帯でも強豪校になれる」と示し、近年、飛躍している学校です。

今年の選手権大会青森県予選でも26大会連続28回目の優勝を飾り、圧倒的な強さを誇っています。

日本代表の柴崎岳選手(セグンダ・ディビシオン・CDレガネス)など多くのプロ選手を輩出しています。

 

浦和

優勝年:1951・1954・1955

1923年創部。

国体優勝2回、全国高校選手権優勝3回の歴史を持ち、「埼玉県を制する者は全国を制す」という言葉の草分けとなった伝統校です。

 

学制改革で浦和中学から浦和高校となり、1948年度の第27回大会に埼玉県勢として初出場。

1951年に初優勝を遂げ、1954年、1955年大会では連覇を達成しました。

犬飼基昭さん(元日本サッカー協会会長)、村井満さん(元Jリーグチェアマン)もこちらの卒業生です。

 

浦和南

優勝年:1969・1975・1976

史上初めて選手権大会、インターハイ、国体の3冠を単独達成した名門校です。

 

OBには永井良和さん(元日本代表)・田嶋幸三さん(現日本サッカー協会会長)・水沼貴史さん(元日本代表)・大熊清さん(元日本代表コーチ)などがいらっしゃいます。

「王座奪還」を目標に掲げ、公立の雄として再び全国制覇を果たすべく日々精進しています。

 

 

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清水市商

優勝年:1985・1988・1993

選手権大会で優勝3回、インターハイ優勝4回、全日本ユース選手権5回の計12回の全国優勝を誇り、高校サッカー全盛期をリードした名門校です。

 

特に名波浩さん(元日本代表)、大岩剛さん(元日本代表)、山田隆裕さんが在籍していた1990年の清水市商は「史上最強」とも呼ばれ、当時のレギュラーメンバーの多くがJリーグ入りを果たしました。

川口能活さん(元日本代表)、小野伸二選手(北海道コンサドーレ札幌)などの有名選手も清水市商の出身です。

清水市商は2013年に庵原高校と統合し、現在は清水桜が丘高校となっています。

 

東福岡

優勝年:1997・1998・2015

「赤い彗星」という異名を持つ高校サッカー界屈指の強豪校です。

 

選手権大会で優勝3回、インターハイ優勝3回、全日本ユース選手権1回の全国優勝を果たし、福岡県内の各種大会でも圧倒的な強さを誇っています。

元日本代表の本山雅志選手(クランタン・ユナイテッドFC)、長友佑都選手(FC東京)など有名選手を数多く輩出しています。

現在、3年生だけでも100名以上の部員が所属しており、選手層の厚さも強さの秘訣と考えられます。

 

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高校サッカー選手権の印象深い決勝3選!

1997年第76回大会(東福岡 2-1 帝京)

 

雪の降る中行われ「雪の決勝」という言葉が生まれた一戦です。

同大会で初めて雪の中でも視認性の良い黄色いボールが使用されました。

雪だと従来のプレースタイル生かせないと帝京の選手たちが緊張する一方、九州勢にとってはめずらしい雪にはしゃぎ、決勝前でも気持ちに余裕があった東福岡の選手と対照的な対決となりました。

試合は帝京の先制で始まるも、東福岡が同点に追いつき、その後、途中出場の青柳雅裕選手が逆転ゴールしそれが決勝点となりました。

東福岡はインターハイ、全日本ユースに続く優勝で3冠を達成。

その後、本山雅志選手(東福岡)、中田浩二選手(帝京)などがJリーグ入りしました。

2005年第84回大会(野洲 2-1 鹿児島実)

 

前年度優勝チームである鹿児島実が有力との前評判で行われた決勝戦です。

個人技を中心としたパスサッカーが魅力の野洲と運動量などフィジカルを生かした総合力の鹿児島実業。

試合は野洲が先制、後半に鹿児島実が追いつき1-1で延長戦へ。

延長後半で野洲がゴールし優勝。

この決勝弾となった連携プレーからのゴールの美しさは今も語り継がれることの多いゴールです。

のちにJリーグ入りする乾貴士選手など有力選手が出場していました。

2013年第92回大会(富山第一 3-2 星稜)

 

初の北陸勢同士の決勝となったこの戦い。

改修前、最後の国立競技場で行われたという点でも記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

後半の終了間際まで星稜が2-0とリードし、このまま星稜の優勝かと思われていましたが、そこから富山第一がPKなどで猛追し、延長戦へ突入。

延長後半に富山第一がゴールし、劇的な逆転優勝を飾りました。

富山第一は富山県代表として初めての同大会優勝でした。

PK得点も決めた富山第一キャプテンの大塚選手が監督の息子であるという点でも注目を集めました。

 

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まとめ

高校サッカー選手権の歴代優勝校と最多優勝回数をランキング形式でまとめ、印象深い決勝戦についてご紹介しました。

100年以上続いている歴史ある選手権大会、今大会ではどのような熱い戦いが見られるのか楽しみですね!

 

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