こんにちは!
昨年行われる予定でしたが新型コロナウイルスの影響で1年延期となってしまった、
ヨーロッパ最強国を決めるユーロ2020が2021年6月から欧州各地で開催されます。
ウェールズ代表のサッカーの歴史を見ていくと、古くはリヴァプールのレジェンドのイアン・ラッシュやマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグスなど1人のスター選手がいましたが
チーム力は低く国際舞台での活躍はほとんどありませんでした。
しかし、近年は各選手がヨーロッパの最前線で活躍しており、チームとしての力が一気に上がってきており
前回大会のユーロ2016では大躍進を遂げて初のベスト4に進みました!!
今大会も前回大会のような躍進を期待しているファンも多いのではないのでしょうか?
そこで今回はウェールズ代表が一体どんなチームなのか、
「The Dragons」の愛称で呼ばれる、ウェールズ代表についての注目選手、最新フォーメーション・戦術や、監督についてご紹介します!
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ユーロ2020ウェールズ代表の注目選手は?最新フォーメーションと戦術・監督もご紹介!
ウェールズ代表の注目選手
ジョー・ロドン
【公式】(@SpursOfficial)
ジョー・ロドン
🏴ウェールズ代表 / 22歳 / CBスウォンジー🏴🏴(2部)
↓
トッテナム🏴移籍金 :1200万ユーロ+ボーナス450万ユーロ
市場価値:700万ユーロ
昨季成績:21試合1A#移籍情報 #スパーズ #スウォンジー #ロドンpic.twitter.com/KaBhkWXZwr— Mercato Japan (@mercato_jp) October 16, 2020
注目選手1人目は、若き守備の要であるジョー・ロドン選手です。
ロドンは現在1997年生まれの23歳。
生まれ故郷であるスウォンジー・シティの下部組織に7歳で入団すると、2018年8月に2部のチャンピオンシップでトップチームデビューを果たします。
その後、スウォンジーの中心選手として活躍を続けるとプレミアリーグのビッククラブから狙われる存在に。
そして2020年夏に同郷であるガレス・ベイル、ベン・デイビスからの誘いもあり強豪のトッテナム・ホットスパーに移籍しました。
今シーズン移籍してからはなかなか出場機会を得られていませんがまだまだ若いので来シーズンからの活躍が期待されています。
そんなロドンのプレースタイルとしては、
193㎝の身長を生かしての空中戦の強さはもちろん、現代のセンターバックに必要であるボールを運びパスを出す足元の技術も優れていて、
ウェールズ代表ではスピードのある前線の3枚に対してのボール供給が期待されています。
23歳でウェールズ代表の守備を支える存在となっているロドン選手のユーロでの更なるブレイクに期待しましょう!
ハリー・ウィルソン
Another season done✔️⚽️, as always some highs and some lows but loved my time at this brilliant club🙌🏼 gutted I never got to play in front of the @cardiffcityfc fans but thank you for your support throughout the season from afar🙌🏼🐦🔵 pic.twitter.com/jBhCzeARZ6
— harry wilson (@harrywilson_) May 11, 2021
2人目はウェールズ代表でベイル選手と共に攻撃を引っ張るハリー・ウィルソン選手です!
ハリー・ウィルソンは現在24歳、リヴァプールの下部組織で育ち、2014年にトップチーム昇格します。
しかしその後はトップチームでシーズンを過ごすことはなく、毎年ローン移籍で経験を積んでいます。
特に2018-19シーズンには2部のダービーで15得点を挙げる活躍を見せると、
2019-20シーズンにはプレミアリーグのボーンマスで7得点を決める活躍を見せて実力を示しました!
今シーズンは再び2部のカーディフに移籍し、チームの中心選手として活躍しています。
そんなハリー・ウィルソンは2013年に16歳と207日でA代表デビューを果たし、ウェールズ代表の代表最年少デビュー記録を塗り替えました。
ハリー・ウィルソンのプレースタイルとしては、
ポジション的にはウイングや中盤でもプレーすることが出来て、代表では前線の3枚の真ん中を務めていますがストライカーといった感じではなく、
味方にアシストする能力や強烈でコントロールされたミドルシュートが持ち味です。
さらに特徴的なのはフリーキックの精度で直近のチャンピオンシップ45節では、種類の違うフリーキックを
1試合で2ゴール決めています。
今大会ではウェールズ代表の攻撃はベイルだけではないぞという活躍に期待したいですね!!
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ガレス・ベイル
#COYS pic.twitter.com/5ZrxSZL7Xz
— Gareth Bale (@GarethBale11) May 16, 2021
最後3人目は言わずもがなウェールズ代表のスター選手であるガレス・ベイル選手です。
ベイルは1989年生まれで現在31歳のFWです。
トップチームデビューを果たしたのは、サウサンプトン時代の2006年に若干16歳でデビューしています。
そのシーズンに2部のチャンピオンシップで活躍すると、
翌2007年にはプレミアリーグのクラブで争奪戦が勃発するとトッテナム・ホットスパーに移籍します。
トッテナム・ホットスパー時代にはサイドバックとして活躍し、チームの躍進に貢献していくと徐々に攻撃の才能を生かすために前線にポジションを移していき、
2012−13シーズンにはトップ下で主にプレーして自身最高の21得点を決める活躍でPFA年間最優秀選手賞を受賞します。
その翌シーズンベイルはスペインの強豪レアル・マドリードに当時の移籍金最高額となる約8600万ポンドで移籍します。
しかし、レアル・マドリードに移籍してからは出場すれば流石のスピードで活躍しますが
余りにも怪我が多く徐々にレアル・マドリードのファンからも批判を受けるようになり出場機会も減っていました。
そして今シーズンは出場機会を求めて、古巣であるトッテナム・ホットスパーに期限付き移籍で復帰しています。
ウェールズ代表では2006年に16歳でデビューすると、
前回のユーロ2016ではチームのベスト4進出の原動力となるグループリーグ3試合全てで得点を挙げるなど印象的な活躍を見せました!
ベイルのプレースタイルとしては、
やはり圧倒的なスピードを生かしてのドリブル突破からの強烈なシュートが、持ち味です。
さらに前回大会でも見せた縦回転フリーキックも非常に魅力的です。
31歳となりベイル選手もベテランの域に入ってきましたが、まだまだウェールズ代表を引っ張る存在だと思うのでユーロでの得点量産を期待しましょう!
ウェールズ代表の特徴
ウェールズ代表は最新のFIFAランキングで17位と上位をキープしています。
2011年には117位までFIFAランキングが下がっていたのを見ると、ここ10年で一気に力を付けてきており、近年の代表チームがこれまでウェールズ代表の歴史の中でも最も充実してるといえます。
なお、ウェールズ代表はこれまでワールドカップには1958年に出場しベスト8になった以来、出場出来ていませんが
2016年のユーロに初出場するとベイルを中心とした見事なサッカーを見せてベスト4に進むという快進撃を見せてくれました!
また、現在の代表メンバーの多くはプレミアリーグや2部のチャンピオンシップで活躍しており
他のヨーロッパ強豪国の選手に負けない経験を積んでいる選手が多くなっています。
今回のユーロでも前回大会のような躍進を期待しているウェールズ国民に対して、その期待に応えられるような活躍を見たいところです!
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ウェールズ代表の最新フォーメーション
現在ウェールズ代表の基本フォーメーションは、3-4-3を使用しています。
GK:ダニー・ウォード
DF:ローレンス、ジョー・ロドン、クリス・メファム
MF:ネコ・ウィリアムズ、アンパドゥ、ジョー・モレル、コナー・ロバーツ
FW:ダニエル・ジェームス、ハリー・ウィルソン、ガレス・ベイル
主に3バックですが守備時にはサイドの2枚が下がって5バック気味になることもあります。
DFラインにはトッテナム・ホットスパーで活躍するジョー・ロドンを中心としたメンバーで、
怪我で招集が微妙ですが同じくトッテナム・ホットスパーのベン・デイビスもいます。
MFではこのメンバー以外に、ウェールズの中心であるアーロン・ラムジーいますが、
こちらもユベントスに移籍後、怪我が続いておりおそらく選出されるとは思いますが状態が不安材料です。
FWはこの3人が主にスタメンで固定されていますが、
スーパーサブとして前回大会でブレイクを果たしたベテランのロブソン=カヌなども控えています。
このように選手の層が厚くなってきているウェールズ代表のスタメンにも注目が集まります。
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ウェールズ代表の戦術分析
ウェールズ代表の戦術は、やはり守りをしっかりと固めながらのカウンター狙いが際立ちます。
守備面ではジョー・ロドン中心に5バックに変化しながら本職センターバックである、中盤のアンパドゥも参加して強固な守備組織を作って相手の攻撃を防ぎます。
そして攻撃面ではその守備陣奪ったボールを
スピードのある両ウイングのガレス・ベイルとダニエル・ジェームスに素早く繋いで
カウンター狙いでゴールを狙っていく形を狙っていきます。
やはりウェールズ代表がユーロ本戦で対決する各国は、
互角か力が上のチームが多いので、このカウンター狙いが有効な戦術になってくるはずです。
今大会も戦い方に注目しましょう(^^)/
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ウェールズ代表監督
ロバート・ペイジ
【監督交代】
ウェールズ代表率いるギグス氏、女性暴行で起訴…今夏のEUROは指揮できずhttps://t.co/PFgM0Ggleu■編集部より
「ウェールズ代表を率いる #ライアン・ギグス 氏が、昨年11月に起こした女性暴行により起訴され、今夏の #EURO2020 では指揮しないことが決定しました」— サッカーキング (@SoccerKingJP) April 23, 2021
ウェールズの代表監督は、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、
ウェールズ代表のレジェンドでもあるライアン・ギグス氏でしたが
このツイートにもあるように昨年11月に恋人に対する暴行及び傷害の加えた罪で起訴されている状況から
ユーロの指揮官から外れることになりました。
代わりに、ウェールズサッカー協会は、今回のユーロでは
アシスタントコーチであるロバート・ペイジ氏が監督を務めることを発表しています。
それでも、ペイジ氏は2020年11月から暫定的に代表チームを指揮しており、
決定的な影響を与えるほどのダメージはないのではないかと思っています。
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まとめ
今回はユーロ2020に臨むウェールズ代表の注目選手、最新フォーメーションと戦術、監督をご紹介しました。
実力的にはグループリーグ突破が目標のウェールズ代表ですが、前回大会のような躍進を今大会でも期待出来るような戦力は整っていると思います!
前回大会を超える決勝進出にも期待してウェールズ代表の活躍に期待しましょう(^^)/
>>【関連】ユーロ2020ウェールズ代表の放送・試合日程は?無料ネット配信の視聴方法もご紹介!
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