こんにちは!
2020-21シーズンにブンデスリーガ9連覇という前人未到の大記録を達成したFCバイエルン・ミュンヘン。
しかし、2020-21シーズン指揮していたフリック監督がドイツ代表監督に就任したために、
2021-22シーズンから新たにRBライプツィヒの監督だったユリアン・ナーゲルスマン監督を、監督に対する金額としては異例の2500万ユーロ(約33億円)を支払い、引き抜きました。
34歳ながらも実績充分であるナーゲルスマンにとっての、メガクラブで初めてのシーズンですが
ブンデスリーガで大台の10連覇を目指すのはもちろんのこと、再びUEFAチャンピオンズリーグのタイトル獲得も狙ってチーム作りを進めていくことになります。
そこで、本記事ではドイツの絶対王者であるFCバイエルン・ミュンヘンの最新スタメンとフォーメーションを予想し、新加入した注目選手や2021-22シーズンの展望についてまとめてみました(^^)/
>>【2021-22後半のバイエルンを徹底解説!】FCバイエルンミュンヘンの最新スタメン予想!2021-22後半戦フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!
バイエルンミュンヘンの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
バイエルン・ミュンヘン最新スタメンはどうなるか予想
GKは、
マヌエル・ノイアーを予想します。
未だに実力が健在なマヌエル・ノイアーが2021-22シーズンも正GKを務めることが予想されます。
2ndGKを務めるのは再びバイエルン・ミュンヘンに戻ってきたウルライヒが予想され、
もう1人は若手のフリュヒトルが帯同していくことが予想されます。
DFは、
左からアルフォンソ・デイビス、ニクラス・ジューレ、ダヨ・ウパメカノ、パヴァールの並びを予想します。
まず左右のサイドバックには、
左は快速を活かしての攻撃参加が持ち味のアルフォンソ・デイビスが固定され、
右にはフランス代表のパヴァールが基本的にスタメンで、クロアチアの若手有望株であるスタニシッチも起用されると予想します。
サイドバックには、他にベテランのブナ・サールとチャンピオンシップのレディングから獲得したオマー・リチャーズが控えます。
そしてセンターバックには、ニクラス・ジューレ、リュカ・エルナンデスに加えて、2021-22シーズンから加入したダヨ・ウパメカノの3人で回していくことが予想されます。
もう1枚若手のタンギ・ニアンズにも、怪我人が出れば出場機会が回ってくるはずです。
MFは、
ボランチ2枚にレオン・ゴレツカとジョシュア・キミッヒ、
その前に左からレロイ・ザネ、トーマス・ミュラー、セルジュ・ニャブリを予想します。
まずボランチ2枚には。ドイツ代表でもスタメンを務めるゴレツカ、キミッヒが入ることは間違いありません。
控えにはフランス代表のトリッソ、スペイン人のマルク・ロカと実力者が控えます。
1トップの下2列目の3枚は、
トップ下にバイエルン・ミュンヘンの攻撃のタクトを振るミュラー、
両サイドにはザネ、ニャブリ、コマンとスピードに乗ったドリブル突破が持ち味の3枚が2つの枠を争うと予想します。
そして将来的にバイエルン・ミュンヘン、ドイツ代表にとって中心選手として活躍していくであろうムシアラが、どのように起用されていくのかにも期待が集まります。
FWは、
ロベルト・レバンドフスキを予想します。
長年バイエルン・ミュンヘンの1トップとして君臨しているレバンドフスキは、まだまだ衰え知らずであり2021-22シーズンも得点源として活躍が期待されています。
控えにはビッククラブを渡り歩いているチュポ・モティングがいます。
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バイエルン・ミュンヘン最新予想フォーメーション①
4-2-3-1
基本的なフォーメーションはこれまでも使っていたこの「4-2-3-1」をナーゲルスマン監督も使って行くのではないかと予想します。
両サイドバックの上がり、特に左からのアルフォンソ・デイビスの攻撃参加は大きな武器であり、
相手守備陣は、ザネやニャブリなどスーパーなドリブラーに警戒しつつ、オーバーラップにも気を付けなければいけないので、非常に厄介な形となっています。
ボランチ2枚のゴレツカ、キミッヒの働きは守備面ではもちろん、ボールを握ることの多いバイエルン・ミュンヘンでは機を見ての攻撃参加でミュラーに絡んでいき得点をあげることもあります。
そしてホットラインとなっているミュラーとレバンドフスキのコンビは、なかなか止めれるものではなく、
この縦関係をおとりにしてサイドや後ろからの上がりを使うこともあり、攻撃のバリエーションは多彩なものがあります。
守備面では屈強でスピードもあるセンターバック2人を中心にボランチ2枚も守備能力が高いので、相手のカウンターにも充分対応できる守備組織となっています。
さらに裏を取られたとしても、ノイアーが抜群の読みで前に出てくるので得点を奪うのは至難の業だと思います。
バイエルン・ミュンヘン最新予想フォーメーション②
3-4-3
ナーゲルスマン監督がバイエルン・ミュンヘンでもう1つフォーメーションを使用するのならば、
この「3-4-3」の形ではないかと予想します。
このフォーメーションでは、より攻守両面にウイングバックの運動量求められますが、そこは問題ないと思います。
1トップのレバンドフスキ下に2枚置くことにより、よりレバンドフスキのポストプレーを活かして
2列目からの上がりに期待できますし、両サイドからのクロスに入っていける人数も増やすことが出来ます。
基本的には、1つ目の4-2-3-1を使うことが予想されますが、上手くいかない試合の途中からの戦術変更で、このようなフォーメーションをオプションとして使うことがあるかもしれません。
バイエルン・ミュンヘン2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
4-2-3-1
対ボルシアMG戦
結果:1-1 引き分け
開幕戦バイエルン・ミュンヘンは敵地に乗り込み、難敵ボルシアMGと対しました。
試合はいきなりの前半9分にハーフウェーライン付近でボールを奪ったボルシアMGが、
素早くパスを繋ぎ、最後はブレアに決められ、バイエルン・ミュンヘンはまさかの先制点を許してしまいます。
開幕戦でバイエルン・ミュンヘンが相手に先制点を奪われるのは、実に10年ぶりだったそうです。
その後は何とか得点を奪うべく攻撃を仕掛けたバイエルン・ミュンヘンですが、
前半42分にコーナーキックを上手くボレーで合わせたエースのレバンドフスキのゴールで同点に追いつきます。
レバンドフスキの開幕戦ゴールは、7年連続ということでこの記録はブンデスリーガ最高記録となりました。
前半で追いつくことが出来たバイエルン・ミュンヘンでしたが、
後半はなかなか攻めながらも最後の部分で決めきることができずに開幕戦はドロー発進となりました。
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バイエルン・ミュンヘン新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
ダヨ・ウパメカノ
バイエルンが争奪戦制す! ライプツィヒDFウパメカノと来季から5年契約締結 https://t.co/xJbSS4I99O #gekisaka pic.twitter.com/Mzt953Mth7
— ゲキサカ (@gekisaka) February 14, 2021
前所属:RBライプツィヒ(ドイツ)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:4250万ユーロ(約51億円)
新加入選手1人目は、
ライプツィヒで守備の要として活躍していたダヨ・ウパメカノ選手です。
ダヨ・ウパメカノは、フランス出身で1998年生まれの22歳右利き、186㎝のDF(CB)です。
地元フランスのヴァランシエンヌのユースチームに属していたウパメカノは、
2015年にオーストリアのザルツブルクに移籍し、1シーズン目はローン移籍、2シーズン目はザルツブルクで過ごしました。
その後、2017年にザルツブルクと同じレッドブルがスポンサーである、ドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒに移籍を果たします。
ライプツィヒに移籍を果たしたウパメカノは、どんどん才能を発揮していき、フランスの新たな守備の中心として期待される選手に成長していきます。
そして2021年2月にシーズン終了し、2021-22シーズンから加入をバイエルン・ミュンヘンが発表しました。
ウパメカノのプレースタイルとしては、センターバックで屈強なフィジカルを持ちながらも、
元同僚で快速のヴェルナーが絶賛する脚力を持っています。
このスピードとフィジカルを活かして、相手に裏をとられても抜群のカバーリングを見せます。
現代のセンターバックらしく、優れたボールテクニックも強みであり、
ビルドアップ時に相手のプレスにあっても動じずにドリブルで持ち運ぶことも、
味方への正確な縦パスを通すことができます。
再びナーゲルスマン監督の下でプレーすることになったウパメカノは、
これからバイエルン・ミュンヘンの守備の要として活躍していくと思うので期待して見ていきましょう!
2021-22シーズンは完成されたチームをさらなる高みへと進化させる過程だと思うので、非常に楽しみなシーズンとなっていくでしょう!
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オマー・リチャーズ
【公式】(@FCBayern)
オマー・リチャーズ
🏴元U21イングランド代表 / 23歳 / LBレディング🏴(2部)
↓
バイエルン・ミュンヘン🇩🇪移籍金 :フリー
市場価値:500万ユーロ
今季成績:42試合2025年までの4年契約#移籍情報 #バイエルン #レディング #リチャーズ pic.twitter.com/xS1HWvXKzb
— Mercato Japan (@mercato_jp) May 27, 2021
前所属:レディングFC(イングランド/2部)
契約年数:4年(完全移籍)
移籍金:フリー
新加入選手2人目は、
イングランド2部のレディングから加入したオマー・リチャーズ選手です。
オマー・リチャーズは、イングランド出身で1998年生まれの23歳左利き、174㎝のDF(LSB)です。
2013年にフラムのユースチームからレディングと契約したオマー・リチャーズは、
2017年に当時監督だったオランダの名DFヤープ・スタム監督の下でトップチームに昇格。
2019-20シーズンから出場機会を増やしていき主力へと成長すると、
契約の切れた今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンへとフリーで移籍しました。
オマー・リチャーズのプレースタイルとしては、
小柄な体格からスピード溢れる攻撃参加と的確なクロスでチームの攻撃を活性化させることができます。
さらに足元の技術も素晴らしい物があり、狭い局面でも上手くボールを扱うことができるので、繋ぎの部分もしっかりとしています。
イングランド2部からの出世となったオマー・リチャーズが、今後どのようなプレーをバイエルン・ミュンヘンで見せてくれるのか非常に楽しみです!
マルセル・ザビッツァー
📸🔴⚪ #ServusMarcel pic.twitter.com/Nk58veOt9V
— FC Bayern München (@FCBayern) August 30, 2021
前所属:RBライプツィヒ(ドイツ)
契約年数:4年(完全移籍)
移籍金:1500万ユーロ(約19億円)
新加入選手3人目は、
ライプツィヒで実績を残してきた万能型のマルセル・ザビッツァー選手です。
マルセル・ザビッツァーは、オーストリア出身で1994年生まれの27歳右利き、178㎝のMF(OMF)です。
地元オーストリアのアドミラ・ヴァッカー・メードリングで2012年プロデビューを果たしたザビッツァーは、
翌年2013年に同じくオーストリアのラピード・ウィーンに移籍。
さらに翌年の2014年にドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒに移籍すると、初年度はザルツブルクへローン移籍し経験を積んでいます。
その後ライプツィヒに戻ってきたザビッツァーは、攻撃的なMFのポジションでレギュラーを掴み、ライプツィヒの躍進に毎シーズン大きく貢献しました。
そして2021年8月30日という移籍期間ギリギリでバイエルン・ミュンヘンへと移籍を果たしました。
ザビッツァーは、ドリブル、パス、シュートの全ての面で優れており、
なかでも右足から放たれるミドルレンジからのシュートは素晴らしく、得点を奪うことができます。
さらにオフ・ザ・ボールの動きも優れており、FWが相手DFをつり出したスペースに走り込む場面や
相手DFとMFの間でボールを受けることが得意な選手です。
バイエルン・ミュンヘンでは、同じポジションに絶対的なトーマス・ミュラーがいるので、
なかなかポジションを奪うことは難しいかもしれませんが、ユーティリティな選手なので様々なポジションでの活躍を期待しましょう!
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バイエルン・ミュンヘン2021-22シーズンの展望
ナーゲルスマン監督の下で新たなスタートを切ることになるバイエルン・ミュンヘンですが、
選手が大幅に変わったわけでもなくベースの部分はこれまでと同じ形になると思います。
そこにナーゲルスマン監督がどのような手を加えて馴染ませて行くのか非常に注目が集まります。
ブンデスリーガ10連覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグの奪還を目指すバイエルン・ミュンヘンは
チャンピオンズリーグでグループEでバルセロナ、ベンフィカ、ディナモ・キエフというグループに入りました。
レバンドフスキ、ノイアー、ミュラーなどのベテラン勢はまだまだ衰え知らずですが、これからのことを考えると若手選手の起用も考慮する必要があり、
そこはどのようにスカッドを管理していくのかナーゲルスマン監督の起用と手腕に期待したいと思います。
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バイエルン・ミュンヘン2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
マルセル・ザビッツァー(MF)
移籍元:RBライプツィヒ
移籍金:1500万ユーロ(約19億円)
契約年数:4年
ダヨ・ウパメカノ(DF)
移籍元:RBライプツィヒ
移籍金:4250万ユーロ(約51億円)
契約年数:5年
スベン・ウルライヒ(GK)
移籍元:ハンブルガーSV/2部
移籍:フリー移籍
オマー・リチャーズ(DF)
移籍元:レディング (ENG/2部)
移籍:フリー移籍
ミカエル・クイザンス(MF)
前所属:マルセイユ(FRA)
移籍:レンタルバック
OUT
アレクサンダー・ニューベル(GK)
移籍先:モナコ(FRA)
移籍金:フリー
契約年数:3年
ダビド・アラバ(DF)
移籍先:レアル・マドリード(SPA)
移籍金:フリー
契約年数:5年
ジェローム・ボアテング(DF)
移籍先:リヨン(FRA)
移籍金:フリー
契約年数:5年
ハビ・マルティネス(DF)
移籍先:カタールSC(QTA)
移籍金:フリー
レンタル
クリス・リチャーズ (DF)
移籍先:ホッフェンハイム
ヤン=フィーテ・アルプ(FW)
移籍先:ホルシュタイン・キール
ジョシュア・ザークツィー(FW)
移籍先:アンデルレヒト(BEL)
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まとめ
バイエルン・ミュンヘンの最新スタメン予想とフォーメーション、新加入した注目選手、そして2021-22シーズンの展望についてご紹介しました。
新進気鋭の新監督であるナーゲルスマン監督が、どのように完成度の高いバイエルン・ミュンヘンを進化させていくのかが非常に楽しみなシーズンとなります。
ブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、国内カップ戦全てのタイトル獲得が求められる中、その可能性は充分にあると思うのでバイエルン・ミュンヘンの戦いに期待していきましょう(^^)/
>>【2021-22後半のバイエルンを徹底解説!】FCバイエルンミュンヘンの最新スタメン予想!2021-22後半戦フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!
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