バロンドール2022最新予想と候補まとめ!発表日は日本時間のいつ?

こんにちは!

2022年のバロンドール受賞候補者30名が発表され、2021-22シーズンに存在感を見せた選手たちが選出された一方で、最多受賞しているリオネル・メッシが落選となりました。

今回からは集計期間が変わり、これまでの「1月1日~12月31日」から、「8月1日~7月31日」までとなり、欧州のシーズンに合わせた期間が設けられ、そのシーズンの成績が反映し易くなりました。

このため、今回は「2021年8月1日~2022年7月31日」までの成績が集計対象になります。

果たしてどの選手が受賞となるのか、本記事では、バロンドール2022の受賞有力となる選手の予想と授賞式の発表日日程・時間、そして視聴方法についてまとめてみました!

 

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結論!バロンドール2022受賞者(最有力)を予想!

カリム・ベンゼマ(FW)

 

年齢:1987年12月19日(34歳)

所属:レアル・マドリード

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・ラ・リーガ
・UEFAチャンピオンズリーグ
・スーペルコパ
・UEFAネーションズリーグ
・ラ・リーガ 得点王
・UEFAチャンピオンズリーグ 得点王

2021-22シーズン 個人成績

・ラ・リーガ
32試合/27ゴール/12アシスト

・チャンピオンズリーグ
12試合/15ゴール/2アシスト

・スーペルコパ
2試合/2ゴール/1アシスト

2021-22シーズン 総括

クラブ:46試合/44ゴール/15アシスト

代表:10試合/6ゴール/1アシスト

 

2021-22シーズンは、ラ・リーガで27ゴール、チャンピオンズリーグで15ゴールを記録し、ともにベンゼマにとってキャリアハイの活躍となりました。

 

34歳という年齢を感じさせないパフォーマンスでマドリーを牽引し、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、スーペルコパのタイトル獲得に大きく貢献し、フランス代表としてもネーションズリーグのタイトルを獲得しました。

 

個人としても主要コンペティション2つで得点王に輝いており、個人成績、チーム成績、獲得タイトルともに申し分なく、バロンドールの最有力選手と言えます。

 

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バロンドール2022有力候補

キリアン・エンバペ(FW)

 

年齢:1998年12月20日(23歳)

所属:パリ・サンジェルマン

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・リーグ・アン
・クープ・ドゥ・フランス
・UEFAネーションズリーグ
・リーグ・アン 得点王
・リーグ・アン 最優秀選手賞

2021-22シーズン 個人成績

・リーグ・アン
35試合/28ゴール/19アシスト

・チャンピオンズリーグ
8試合/6ゴール/6アシスト

・クープ・ドゥ・フランス
3試合/5ゴール/1アシスト

2021-22シーズン 総括

クラブ:46試合/39ゴール/26アシスト

代表:10試合/10ゴール/5アシスト

 

リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランスのタイトルを獲得し、個人でもリーグ・アンの得点王、最優秀選手賞に輝き、フランス代表でもベンゼマと同様にネーションズリーグのタイトルを獲得しています。

 

スコアポイント(ゴール&アシスト)に焦点を当てると「49ゴール+31アシスト=80」と、圧巻のパフォーマンスを見せたシーズンであり、候補者30名の中で一番スコアポイントを稼いでいる選手です。

 

ネックとなるのがリーグレベルであり、欧州リーグランキングで5位に着けているフランスリーグは、1位のイングランド、2位のスペインと比べると大きくポイント差を着けられているため、リーグレベルが考慮されることが想定されます。

 

リーグレベルに左右されないチャンピオンズリーグの舞台でも十分な結果を残していますが、ベンゼマ、レヴァンドフスキの方が個人成績で上回っているため、今回は有力候補の一人という立ち位置になる言えます。

 

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ロベルト・レヴァンドフスキ(FW)

 

年齢:1988年8月21日(33歳)

所属:バイエルン・ミュンヘン(2021-22)→バルセロナ(2022-23)

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・ブンデスリーガ
・DFLスーパーカップ
・ブンデスリーガ 得点王
・ヨーロッパ・ゴールデンシュー

2021-22シーズン 個人成績

・ブンデスリーガ
34試合/35ゴール/4アシスト

・チャンピオンズリーグ
10試合/13ゴール/3アシスト

・DFBポカール
1試合/0ゴール/0アシスト

・DFLスーパーカップ
1試合/2ゴール/0アシスト

2021-22シーズン 総括

クラブ:46試合/50ゴール/7アシスト

代表:10試合/7ゴール/5アシスト

 

2021-22シーズンはブンデスリーガで35ゴールを記録し、2シーズン連続でヨーロッパ・ゴールデンシュー(※)を受賞し、類稀なる得点能力を見せています。

 

(※)各国の欧州リーグの得点王のうち、最も多くの得点を挙げた選手に与えられる賞

 

2020年にはバロンドールの最有力候補として期待の声が上がっていましたが、不運にも新型コロナウイルスの世界的蔓延によりこの年の開催が中止され、受賞の可能性を逃しています。

 

依然として結果を残し続け、最有力候補のベンゼマと同等のパフォーマンスを見せましたが、獲得タイトルで上回るベンゼマが優勢であり、有力候補の一人という立ち位置になると予想しています。

ケビン・デ・ブライネ(MF)

 

年齢:1991年6月28日(31歳)

所属:マンチェスター・シティ

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・プレミアリーグ
・プレミアリーグ 年間最優秀選手賞

2021-22シーズン 個人成績

・プレミアリーグ
30試合/15ゴール/8アシスト

・チャンピオンズリーグ
10試合/2ゴール/3アシスト

・FAカップ
3試合/1ゴール/3アシスト

・EFLカップ
2試合/1ゴール/0アシスト

2021-22シーズン 総括

クラブ:45試合/19ゴール/14アシスト

代表:7試合/2ゴール/4アシスト

 

マンチェスター・シティの中心選手として君臨し、2021-22シーズンはプレミアリーグの優勝と、プレミアリーグ最優秀選手賞に輝くなど、個人のパフォーマンスを見ても申し分のない活躍を見せています。

 

候補者30名を見ても、スコアポイント(ゴール&アシスト)が反映し易いFWの選手が多い中、MFとして成績を残し続け、現時点でバロンドールに一番近い「MF」と言っても過言ではありません。

 

今回は、最有力候補に挙げたベンゼマの存在感が圧倒的であり、受賞の可能性は低くありますが、数シーズンに渡り高い評価を受けている選手です。

サディオ・マネ(FW)

 

年齢:1992年4月10日(30歳)

所属:リヴァプール(2021-22)→バイエルンミュンヘン(2022-23)

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・EFLカップ
・FAカップ
・アフリカネイションズカップ
・アフリカネイションズカップ 最優秀選手賞
・アフリカ年間最優秀選手賞

2021-22シーズン 個人成績

・プレミアリーグ
34試合/16ゴール/4アシスト

・チャンピオンズリーグ
13試合/5ゴール/1アシスト

・FAカップ
3試合/2ゴール/0アシスト

・EFLカップ
1試合/0ゴール/0アシスト

2021-22シーズン 総括

クラブ:51試合/23ゴール/5アシスト

代表:16試合/10ゴール/2アシスト

 

個人成績を重視した場合、同僚(2021-22シーズン)であるモハメド・サラー(クラブ:51試合/31ゴール/16アシスト)の方が結果を残しており、

マネとしてはアフリカネイションズカップ、アフリカ最優秀選手賞の獲得がどれほど考慮されるのか焦点になりそうです。

 

プレミアリーグでは最終節までマンチェスター・シティと優勝争いを演じ、チャンピオンズリーグでも決勝に進出するなど、安定した強さを見せたリヴァプールでしたが、この2つのタイトル獲得を逃し、マネ or サラーの受賞の可能性がほぼ消滅してしまったと考えられます。

 

このため、最有力候補ではありませんが、トップ3入りを目指す立ち位置になると予想されます。

ティボー・クルトワ(GK)

 

年齢:1992年5月11日(30歳)

所属:レアル・マドリード

 

2021-22シーズン 獲得タイトル&個人タイトル

・ラ・リーガ
・UEFAチャンピオンズリーグ
・スーペルコパ

2021-22シーズン 個人成績

・ラ・リーガ
36試合/16クリーンシート

・チャンピオンズリーグ
13試合/5クリーンシート

・コパ・デル・レイ
1試合/0クリーンシート

・スーペルコパ
2試合/1クリーンシート

2021-22シーズン 総括

クラブ:52試合/22クリーンシート

代表:6試合/1クリーンシート

 

2021-22シーズン躍進を果たしたレアル・マドリードの正GKとして君臨し、クルトワの活躍なくしてマドリーの3冠も無かったと言っても過言ではありません。

 

重要な試合で好セーブを連発し、十分なパフォーマンスと存在感を見せましたが、その一方でマドリーの守備陣が不安定なこともあり、優勝を果たしたラ・リーガでサモラ賞(最少失点GK)に輝くことはありませんでした。

 

このため、クルトワの個人成績の部分で評価する指標が少なく、同僚であるベンゼマの方が優勢であると予想されます。

 

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バロンドール2022の発表日(日本時間)

バロンドールの発表は2022年10月17日(日本時間:18日)に行われる授賞式で発表されます。

2022年8月時点で開催時間は発表されていませんが、例年通りであれば現地時間午後8時以降の開催が主であり、日本時間では日を跨いだ午前3時以降であると予想されます。

2022/10/12追記:

バロンドール授賞式は、フランス現地時間の2022年10月17日(月)の午後4時30分から深夜0時半まで、L’Équipe チャンネルで生中継されることがわかりました。

日本の方が時差で7時間進んでいることから、日本時間では2022年10月17日(月)の午後11時30分から、翌日18日(火)の朝7時30分まで生中継ということになります。

やはり発表は、日本では深夜~明け方にかけての時間帯になりそうですね。

 

バロンドール2022の放送・中継や視聴方法は?

2022年8月の時点で、日本国内での「バロンドール2022 授賞式」の地上波・BS・CSでの放送・ライブ配信の予定はありません。

これまでの傾向から、DAZNなどのスポーツ配信サイトでのライブ中継の可能性はあまり高くないと予想されますが、最近サッカーコンテンツに力を入れているAbema(アベマ)が土壇場で放映権を獲得する可能性もあります。

 

2022/10/12追記:

バロンドール2022授賞式は、フランスメディア『レキップ』の公式YouTubeチャンネルでライブ中継があります(^^)/

視聴リンクが追加されましたら、こちらにも追記します(^^)/

 

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バロンドール2022の選考基準は?

 

長い歴史を誇るバロンドールですが、2022年から幾つかの改定があり、前述の通り集計期間が8月~7月に変わったほか、より一貫性を高めることを目的として審査員の減員、そして選考基準が明確になりました。

 

選考基準は、

第一に、個人のパフォーマンス(結果、個人タイトルなど)と印象度
第二に、チームのパフォーマンスと達成度(タイトルなど)
第三に、選手の気品、フェアプレー、模範となる人物

という基準が設けられました。

 

ちなみに、2022年11月に開催予定であるカタールワールドカップの成績は、2023年分(2022-23シーズン)の対象となります。

 

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バロンドールの呪いとは?

サッカー界には「バロンドールの呪い」と呼ばれているジンクスがあります。

 

ワールドカップ前年度に行われたバロンドールの受賞者を擁するナショナルチームは優勝することができない

というものです。

 

過去に「5度」前年度の受賞者を擁するナショナルチームが決勝進出を果たしましたが、それでも5回とも優勝を逃すという結果に終わり、そのジンクスを破ることができていません。

 

振り返ってみると、

1969年受賞:ジャンニ・リベラ(イタリア代表)
1970年W杯決勝 〇ブラジル 4 – 1 イタリア●

1973年受賞:ヨハン・クライフ(オランダ代表)
1974年W杯決勝 〇西ドイツ 2 – 1 オランダ●

1981年受賞:カール=ハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ代表)
1982年W杯決勝 〇イタリア 3 – 1 西ドイツ●

1993年受賞:ロベルト・バッジョ(イタリア代表)
1994年W杯決勝 〇ブラジル 0 – 0 イタリア●(PK:3 – 2)

1997年受賞:ロナウド(ブラジル代表)
1998年W杯決勝 〇フランス 3 – 0 ブラジル●

となっています。

 

今回は、フランス代表のカリム・ベンゼマの受賞が最有力であると見られていますが、仮に受賞した場合、本大会ではそのジンクスを打ち破ることができるのか、フランス代表の動向にも注目したいですね。

バロンドール2022最終候補・ノミネート30名

ティボー・クルトワ(ベルギー/レアル・マドリード)
マイク・メニャン(フランス/ACミラン)
トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド/リヴァプール)
ジョアン・カンセロ(ポルトガル/マンチェスター・シティ)
アントニオ・リュディガー(ドイツ/チェルシー→レアル・マドリード)
ヴィルヒル・ファン・ダイク(オランダ/リヴァプール)
カゼミーロ(ブラジル/レアル・マドリード→マンチェスター・ユナイテッド)
ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)
ファビーニョ(ブラジル/リヴァプール)
フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ)
ヨシュア・キミッヒ(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)
ルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリード)
クリストファー・エンクンク(フランス/RBライプツィヒ)
ベルナルド・シルバ(ポルトガル/マンチェスター・シティ)
カリム・ベンゼマ(フランス/レアル・マドリード)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド)
ルイス・ディアス(コロンビア/ポルト→リヴァプール)
アーリング・ハーランド(ノルウェー/ドルトムント→マンチェスター・シティ)
セバスティアン・ハラー(コートジボワール/アヤックス→ドルトムント)
ハリー・ケイン(イングランド/トッテナム・ホットスパー)
ラファエル・レオン(ポルトガル/ACミラン)
ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド/バイエルン・ミュンヘン→バルセロナ)
リヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ)
サディオ・マネ(セネガル/リヴァプール→バイエルン・ミュンヘン)
キリアン・エンバペ(フランス/パリ・サンジェルマン)
ダルウィン・ヌニェス(ウルグアイ/ベンフィカ→リヴァプール)
モハメド・サラー(エジプト/リヴァプール)
ソン・フンミン(韓国/トッテナム・ホットスパー)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリード)
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(セルビア/フィオレンティーナ→ユヴェントス)

 

※8月25日時点の所属クラブです。

 

最多選出に目を向けると、チーム別ではリヴァプールから6名(2021-22シーズン時)、リーグ別ではプレミアリーグから15名(2021-22シーズン時)、国別ではフランス、ポルトガルから4名がそれぞれ選出されています。

 

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まとめ

バロンドール2022の受賞有力となる選手の予想と授賞式の日程についてまとめてみました!

2022年は、レアル・マドリードを3冠に導いたカリム・ベンゼマを最有力として予想しましたが、バロンドールに一歩届かなかったトップ3入りする選手も気になるところです。

果たしてどのような結果となるのか、バロンドール授賞式を楽しみに待ちましょう!

 

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