こんにちは!
サッカーというスポーツにおいて、一番注目されるのはゴールが決まる瞬間ですが、そのゴールを最後の砦として防いでいるのがGKというポジションです。
このチームの守備において最も重要といえるGKですが、どうしても個人の賞などを受賞することは難しい状況でした。
そこで2019年に歴史上唯一GKでバロンドールを受賞しているレフ・ヤシンにちなんで、欧州サッカーの中でNo.1GKを決めるヤシン・トロフィーという賞が創設されました。
そこで本記事では、2022年のヤシン・トロフィー受賞者予想と候補選手のご紹介、そして歴代受賞者についてまとめてみました!
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結論!ヤシントロフィー2022受賞者(最有力)を予想!
ティボー・クルトワ
クルトワがビッグセーブ連発で優勝の立役者に 💪#UCLfinal pic.twitter.com/kUtxL8jDRs
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) May 28, 2022
所属:レアル・マドリード
代表:ベルギー
2021-22年獲得タイトル&個人タイトル
・UEFAスーパーカップ 優勝
・UEFAチャンピオンズリーグ 優勝
・UEFAチャンピオンズリーグ ベストイレブン
2021-22シーズン個人成績
36試合/16クリーンシート
・コパ・デル・レイ
1試合/0クリーンシート
・チャンピオンズリーグ
13試合/5クリーンシート
・スーペルコパ
1試合/0クリーンシート
・EURO2020
5試合/3クリーンシート
ヤシン・トロフィー2022の受賞に最も近いと予想するのは、レアルの守護神としてチームをチャンピオンズリーグ優勝に導いたティボー・クルトワです。
2018-19シーズンにレアルへ加入してから絶対的守護神として君臨しているクルトワは、これまで2メートルという長身でビックセーブを連発してきました。
そんなクルトワは2021-22シーズン、惜しくもラ・リーガでは1試合あたりの失点数が少ないGKに送られる”サモラ賞”をギリギリでセビージャのヤシン・ブヌに譲りますが、チームをラ・リーガ優勝に導きます。
さらに圧巻だったのがチャンピオンズリーグ決勝のリバプール戦におけるパフォーマンスでした。
この試合でクルトワは、2003/04シーズン以降ではチャンピオンズリーグ決勝において最多となる9個のセーブを記録して、大会公式のプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出される活躍を見せました。
このように欧州の舞台での圧倒的な活躍により、クルトワがヤシン・トロフィー2022の最有力候補なのではないかと見られています。
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ヤシントロフィー2022有力候補
アリソン・ベッカー
アリソン、ゴールデングローブおめでとう🎉👏👏👏 pic.twitter.com/dEM1uQW12z
— リバプールFCラボ (@lfc_lab) May 22, 2022
所属:リヴァプールFC
代表:ブラジル
2021-22年獲得タイトル&個人タイトル
・FAカップ 優勝
・PFA年間ベストイレブン
・プレミアリーグ・ゴールデングローブ賞
2021-22シーズン個人成績
36試合/20クリーンシート
・EFLカップ
1試合/1クリーンシート
・チャンピオンズリーグ
13試合/4クリーンシート
・FAカップ
4試合/2クリーンシート
・コパ・アメリカ2021
2試合/1クリーンシート
2018-19シーズンにリバプール加入以来、多くのタイトルをチームにもたらしてきたアリソン・ベッカー。
2021-22シーズンは主にリーグ戦で幾度となくDFラインを抜け出された1対1の場面を止める活躍で、チームを最終盤までマンチェスター・シティとの優勝争いに導きました。
その結果、プレミアリーグで最も多くクリーンシートを記録した選手に贈られるゴールデングローブ賞をクリーンシート数「20」で同じくブラジル代表でシティ所属のエデルソンと共に受賞します。
また1試合での平均失点数は「0.7」とこちらはリーグトップの数字となりました。
チャンピオンズリーグでも決勝にチームを導くなど、印象的な活躍を見せたアリソンはクルトワの対抗馬筆頭だとされています。
マイク・メニャン
🔴⚫️ Best goalkeeper of the Serie A season award goes to Magic @mmseize 🧤 pic.twitter.com/m9CqaUzCs5
— MilanReports (@MilanReportscom) May 20, 2022
所属:LOSCリール(~2020-21)、ACミラン(2021-22~)
代表:フランス
2021-22年獲得タイトル&個人タイトル
・セリエAアウォーズ ベストGK賞
2021-22シーズン個人成績
32試合/17クリーンシート
・コッパ・イタリア
4試合/2クリーンシート
・チャンピオンズリーグ
3試合/0クリーンシート
2020-21シーズンにリールでリーグ・アン最優秀GKを受賞した実績を引き下げて、2021-22シーズンからミランに移籍してきたマイク・メニャン。
当初はパリ・サンジェルマンへ移籍したドンナルンマの穴を埋められるのか懐疑的な目が向けられていましたが、すぐにチームにフィットすると、驚異的な反応でビックセーブを連発。
見事にミランを11シーズンぶりのリーグ優勝に導く大きな貢献をしました。
リーグ戦では1試合あたりの失点は「0.66」、クリーンシート率も「53.1%」といずれもリーグトップの数字を残し、セリエAアウォーズのベストゴールキーパー賞を文句なしの成績で受賞しました。
新天地でいきなり素晴らしいパフォーマンスを見せたメニャンも、間違いなくヤシン・トロフィー2022を受賞する可能性があると予想します。
ヤシン・ブヌ
🇪🇸 今季の #クルトワ を上回る!
セビージャGK #ボノ が今季のラ・リーガサモラ賞に🥇
ラ・リーガ31試合に出場し、平均失点は「0.77」。
「0.81」のクルトワを抑えて栄誉を手にした。https://t.co/ZnRQochx14
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) May 24, 2022
所属:セビージャFC
代表:モロッコ
2021-22年獲得タイトル&個人タイトル
2021-22シーズン個人成績
31試合/13クリーンシート
・チャンピオンズリーグ
6試合/2クリーンシート
・ヨーロッパリーグ
4試合/1クリーンシート
ここまで見てきた早々たる面々と比べると少し知名度では劣るかもしれませんが、2021-22シーズンに目覚ましい活躍を見せたのがセビージャ所属のヤシン・ブヌです。
2020-21シーズンからセビージャの守護神に定着したブヌは、2021-22シーズンのラ・リーガで1試合あたりの失点数が少ないGKに贈られるサモラ賞をクルトワ、オブラクという2大巨塔を抑えて、自身初となる受賞となりました。
1試合あたりの失点数を見てみると、ブヌが0.77であったのに対して、クルトワは0.81と僅差だったことが分かります。
こうした活躍もありチームをチャンピオンズリーグ出場権内の4位に導いたブヌは、ヤシン・トロフィー2022でもクルトワのライバルになりうる存在です。
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ヤシントロフィー2022最終候補・ノミネート10名
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が発表した、2022年度の「ヤシン・トロフィー」最終候補者リストにノミネートされた10名は次のとおりです。
アリソン・ベッカー(ブラジル/リバプール)
ヤシン・ブヌ(モロッコ/セビージャ)
ティボー・クルトワ(ベルギー/R・マドリー)
エデルソン・モラレス(ブラジル/マンチェスター・C)
ウーゴ・ロリス(フランス/トッテナム)
マイク・メニャン(フランス/ミラン)
エドゥアール・メンディ(セネガル/チェルシー)
マヌエル・ノイアー(ドイツ/バイエルン)
ヤン・オブラク(スロベニア/A・マドリー)
ケビン・トラップ(ドイツ/フランクフルト)
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ヤシントロフィーの歴代受賞者
2019年受賞 アリソン・ベッカー
WELL DONE, #AB1! 🙌@Alissonbecker wins the inaugural #YachineTrophy 💫 pic.twitter.com/bGvnfRqKiM
— Liverpool FC (@LFC) December 2, 2019
2019年から新設されることになったヤシン・トロフィー。
その記念すべき初代受賞者は、今回の最終候補にもノミネートされているアリソン・ベッカーでした。
この年アリソンは、チャンピオンズリーグでリバプールを14年ぶり6度目の優勝に導く貢献を見せていたことが、大きな選出理由となりました。
ちなみに2位はバルセロナのテア・シュテーゲン、3位はマンチェスター・シティのエデルソンでした。
2021年受賞 ジャンルイジ・ドンナルンマ
🇮🇹 ドンナルンマが最優秀ゴールキーパーに贈られるヤシン・トロフィーを受賞 🧤#tropheeyachine | #BallonDor | #UCL pic.twitter.com/nkVBUF6Xoc
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) November 30, 2021
2020年はコロナウイルスの影響で選出なしとなっていたヤシン・トロフィー。
そんな中、2021年に受賞したのがジャンルイジ・ドンナルンマでした。
この年ドンナルンマは、イタリア代表の守護神として参加したEURO2020で全7試合にフル出場し、イタリア代表の53年ぶり2度目のEURO制覇にも貢献。
個人としても大会ベストイレブン、そして大会MVPに選出される活躍を見せていましたことが大きな選出理由となりました。
また2位にはチェルシーのメンディ、3位にはアトレティコ・マドリードのオブラクがランクインしていました。
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まとめ
今回は2022年のヤシン・トロフィー受賞者予想と候補選手のご紹介、そして歴代受賞者についてご紹介致しました!
現代サッカーにおいて、守備面だけではなく攻撃面での貢献も求められるようになったGKというポジション。
アリソンやエデルソンに代表されるように、足元の技術に自信を持つGKも増えている状況となっています。
そんなこれからのサッカーでさらに役割が広がってくる可能性があるGKというポジションで、2022年最も評価された選手は誰なのか受賞者の発表が楽しみですね!
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