日本サッカー史上最高の天才・逸材や若手の期待・注目選手は?

こんにちは!

世界中のサッカーファンが注目する、チャンピオンズリーグやワールドカップが盛り上がりを見せています。

今や多くの日本人プレーヤーが、ヨーロッパなどの海外で活躍しており、世界的にも日本人の技術の高さは評価され、その市場価値は高まり続けています。

また、過去にもヨーロッパのビッグクラブでプレーした選手や、高額な移籍金を設定されるなど、確かな爪痕を残した選手が多くいます。

本記事では、日本サッカーにおける天才プレーヤー達をピックアップしました。

これをみれば、日本人がこれまで上げてきた功績の数々や、世界にその存在を示している日本人がわかります。

そして今後も期待をもって日本サッカーを応援することができるはずです。

 

日本サッカー史上最高の天才・逸材選手

釜本邦茂

日本サッカー史上最高のストライカーと呼び声高い釜本氏。

 

その類まれなゴールへの嗅覚で、偉大な記録を打ち立ててきました。

1968年のメキシコオリンピックでアジア人史上初の大会得点王や、日本サッカーリーグで7度もの得点王など、その得点能力は凄まじいものがありました。

 

また、日本スポーツ賞をサッカー界で初めて受賞するなど、国内のスポーツにおいても重要な存在です。

釜本氏がもつ、日本代表国際Aマッチゴール数は、76試合で75ゴールであり、この驚異的な数字はいまだに誰にも破られていません。

今後も伝説として、日本サッカーにおける重要な存在であり続けることに疑いの余地はありません。

 

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奥寺康彦

年齢:1952年3月12日(70歳)

 

東洋のコンピューター”と称された万能選手。

 

現在、多くの日本人選手が所属する、ドイツ・ブンデスリーガ

その世界最高峰のリーグに日本人として初めてプレーしたのが奥寺氏で、FCケルンの中心選手として、リーグ優勝、ポカール優勝を成し遂げました。

 

彼の凄さはその武器の多さです。

豊富な運動量、正確無比なロングキック、スピード、左足の強烈なシュートと、実に多くの特徴を持った選手でした。

そのため、サイドバックからフォワードまで複数のポジションをこなし、ドイツのファンからは「東洋のコンピューター」として高い評価を受けました。

 

今日では日本人が多く活躍するリーグで先駆的な実績を残し、ドイツと日本を結ぶ懸け橋になったのは言うまでもないでしょう。

 

小野伸二

年齢:1979年9月27日(43歳)

 

現所属:北海道コンサドーレ札幌

 

天才的なひらめきやしなやかなプレーで観る者を魅了するミッドフィルダー。

 

これまで、FIFAワールドユース、コンフェデレーションズカップともに準優勝に貢献。

さらにはUEFAカップでインテルやドルトムントを破り優勝を経験するなど、チームの中心選手としてその名を世界に轟かせてきました。

 

彼の武器はそのボール捌き

パスやトラップ、ターンなど、ミッドフィルダーに必要な技術を高いレベルでマスターしており、チームの攻撃に多彩なオプションをもたらすことができます。

トラップが非常に安定しているためディフェンスは安易に飛び込むことができず、またそこから両足で予測不可能なピンポイントパスを味方に供給します。

田中マルクス闘莉王や中村俊輔、オランダのスナイデルやファンペルシーもその才能を高く評価していて、名実ともに世界レベルのスキルを持っている文字通りの“天才”です。

 

中村俊輔

年齢:1978年6月24日(44歳)

 

2022年10月に現役を退いたばかりの元日本代表ミッドフィルダー。

 

特筆すべきは彼の左足から放たれるフリーキック

そのボールスピードと、急激に曲がって落ちるカーブ回転で、多くの名ゴールキーパーから直接ゴールを決めてきました。

 

JリーグからセリエAを経て、スコットランドのスコティッシュ・プレーミアリーグで大爆発

主力としてリーグ優勝とカップ制覇の国内二冠を達成。

活躍はそれだけにとどまらず、初出場したチャンピオンズリーグで衝撃的な結果を残します。

グループリーグで同組となったマンチェスター・ユナイテッドとの対戦で、2戦続けてFKから直接ゴールネットを揺らし、決勝トーナメント進出の立役者となりました。

 

その後も、日本人初の海外リーグ年間MVPを獲得するなど、確かな爪痕を世界に残しました。

 

中田英寿

年齢:1977年1月22日(45歳)

 

若くして日本の中盤を支えた元日本代表ミッドフィルダー。

 

弱冠20歳で日本代表に初選出されると、そこからめきめき実力を伸ばし、日本の中盤にいなくてはならない存在に。

主力としてW杯に3大会連続で出場するなど、その世界レベルの才能を開花させました。

 

特徴は、屈強な外国人にも競り負けないフィジカリティーと、味方のスピードを活かすスルーパス

そして年上の選手やメディアに対しても毅然とした態度で発言するメンタリティーの強さです。

 

セリエAのペルージャでユベントスから2ゴールを奪うなど、シーズン通して安定した活躍を見せ、移籍したASローマでは日本人初のリーグ優勝に貢献しました。

 

のちに日本人が次々と海を渡るにあたって、海外で活躍する条件を鮮明に示してくれた、日本サッカー史において欠かせない存在です。

 

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香川真司

年齢:1989年3月17日(33歳)

 

現所属:シント=トロイデンVV(ベルギー)

 

圧倒的な違いを生み出す元代表10番ミッドフィルダー。

 

当時J2のセレッソ大阪から、移籍金35万ユーロ(約4500万円)でドイツの名門ボルシア・ドルトムントに渡り、1年目から大活躍。

重要なゲームでゴールやアシストを随所に記録し、リーグ制覇に主力として貢献しました。

さらには、現地紙が選出する年間ベストイレブンにも名を遺すなど、大車輪の活躍をみせました。

 

ドルトムントでの活躍が認められ、移籍金1600万ユーロ(約20億円)で世界有数のメガクラブ、マンチェスター・Uへの移籍を実現させます。

そして1年目で主力に定着し、プレミアリーグのタイトルを獲得します。

 

代表キャップも97試合と、長く日本サッカーをけん引してきた香川の魅力は、その足元のテクニック

狭い局面でボールを受け、細かいフェイントを織り交ぜながらターンを繰り返しディフェンスを混乱させます。

 

いまだ海外でプレーを続ける香川選手。今後の活躍にも注目していきたいですね。

 

冨安健洋

年齢:1998年11月5日(24歳)

 

現所属:アーセナル(イングランド)

 

複数のポジションを高いレベルでこなすユーティリティディフェンダー。

 

J2のアビスパ福岡からおよそ4年でプレミアリーグの名門へとステップアップしたワンダーボーイ

現在は世界最高のリーグの上位につけるチームの主力として活躍しています。

 

彼の特徴は、対人守備の強さ

188㎝の長身による空中戦もさることながら、プレミアに所属する世界最高のウインガー達を軒並み封殺するなど、1対1の強さに定評があります。

また、サッカーIQの高さも強みの一つです。

冨安選手は非常にポジショニングがよく、センターバック、サイドバック、アンカーといった複数のポジションを担当することができます。

ディフェンスの選手でありながら、機をみての攻撃参加など状況判断も素晴らしいです。

さらに挙げるならば、精度の高いパスを両足で蹴れるのも、アルテタ監督が重用する理由の一つと考えられます。

総合的なサッカーの基礎能力の高さで、今やアーセナルの完全な主力です。

 

冨安選手を中心とした安定した守備で、アーセナルが復権できるのかが楽しみですね。

 

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日本サッカー若手の逸材は?期待・注目選手

久保建英

年齢:2001年6月4日(21歳)

 

現所属:レアル・ソシエダ(スペイン)

 

言わずと知れた日本の至宝

幼いころにバルセロナの入団テストに合格し、下部組織でプレーしてきました。

U-12の大会では、大会得点王とMVPをスペインの地で獲得するなど、輝かしい実績を残してきました。

 

彼の武器はその卓越したボールコントロールと、ドリブル、さらには前線からの守備も魅力の一つです。

バルセロナ出身というだけあって、ボールコントロールはさすがの一言。

いとも簡単に、足裏を使ったターンなど難易度が高いプレーを随所に見せてくれます。

また、細かいフェイントを織り交ぜたドリブルで屈強な外国人ディフェンダーをするするとかわし、決定機を幾度となく創出します。

前線からの守備にも賢さをのぞかせます。

相手の目線をみながらコースを切り、隙あらばインターセプトを狙います。

21歳にして、ベテランのような読みの鋭さを兼ね備えています。

 

彼の卓越した技術はもはや世界中のスポーツダイレクター(スポーツディレクター)が注目しています。

今後、久保選手がどのようなキャリアを歩むのか、楽しみで仕方ありません。

 

中井卓大

年齢:2003年10月24日(19歳)

 

現所属:レアルマドリー カスティージャ(スペイン)

 

「ピピ」の愛称で親しまれる、レアルマドリーの下部組織に所属するミッドフィルダー。

 

幼少期にマドリー主催のキャンプに参加し、育成組織への入団を勝ち取ります。

その後は熾烈なメンバー争いを経て着実にカテゴリーを上げていきます。

 

彼の武器は、視野の広さとボールキープ力

主にボランチやサイドハーフなどで出場する中井選手は、ボールを受けると相手をブロックしながらボールキープをしつつ、スペースを見つけてスルーパスを出すというプレーが得意です。

また、アンダー大会の準決勝、後半アディショナルタイムに、今まで一度も蹴ったことのなかったフリーキッカーを志願し、見事に決めて見せました。

その強心臓ぶりも、中井選手の大きな特徴と言えます。

 

トップチームへの練習参加もたびたび報じられる中井選手。

今後どのクラブと契約するのか、日本人として期待せずにはいられません。

 

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高橋センダゴルタ仁胡

年齢:2005年8月16日(17歳)

 

現所属:FCバルセロナ フベニールB(スペイン)

 

アルゼンチンの父と日本人の母を持つ、スペイン生まれの高橋選手。

ポジションは主にサイドバック。

13歳の時にバルセロナの下部組織に加入したことは、先述した久保選手に次ぐ日本人2人目の快挙です。

 

彼の持ち味は、その左足から繰り出される正確なパスです。

常に顔をあげ、正確なタイミングでピンポイントなパスを供給することができます。

また、幼いころにフットサルで培った足元のテクニックで、素晴らしいキープ力を見せてくれます。

 

これまでアンダーカテゴリーの日本代表やスペイン代表にも召集されており、高橋選手が今後どこの国籍を選ぶかに注目が集まります。

 

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まとめ

今回は日本サッカー史上最高の天才・逸材についてご紹介しました。

海外への道を切り開いた選手や、日本代表において輝かしい功績を残した選手など、素晴らしい足跡の数々です。

また、未来のスーパースターたちの活躍にも目が離せません。どのような成長曲線を描いていくのか、楽しみで仕方ないですね。

長い歴史の中で進化を続ける日本サッカーを、これからも応援していきましょう!

 

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