ニューカッスルユナイテッド2022夏移籍最新情報!噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは?

こんにちは!

昨季途中にオーナーが代わり、世界一のリッチクラブとなったニューカッスル。

前半戦は降格圏に沈んでいましたが、監督交代と冬の移籍市場を経て11位でフィニッシュ。

冬の移籍市場では的確な補強でチーム力の強化に成功しました、

さらなる補強が噂される中、ビッグネームの獲得ではなく、あくまでも昨冬同様に堅実な補強を行うようです。

本記事では、ニューカッスル・ユナイテッドの2022年夏の獲得・放出の噂についてご紹介した後、昨シーズンを振り返り、それを元に補強ポイントについてまとめ、最後に移籍決定情報についてまとめます。

 

ニューカッスル・ユナイテッド2022夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手

ウーゴ・エキティケ(FW)

所属先: スタッド・ランス(FRA)

市場評価額: 2800万ユーロ(約40億円)

移籍金: 3000万ユーロ(約42億円)

 

エキティケは現在19歳で、昨シーズンはリーグ・アンで23試合に出場し10ゴール3アシストを記録しました。

 

ニューカッスル監督のエディ・ハウが高く評価しており、昨冬にも獲得を画策していたと言われています。

既に代理人とも接触済みで、移籍に向けて前向きな交渉が行われている模様。

 

ポジションはFWで、WGストライカーのような役割を担います。

190 cmの身長を活かしたストライドの大きなドリブルと、高い足元の技術で相手守備陣を切り裂きます。

 

ストライカーとしての起用も増え、よりゴールに絡む能力が上昇しています。

ポストプレーにも一定の能力があり、これからのさらなる活躍が期待されている選手です。

 

将来有望な同選手には、ニューカッスルの他マンチェスター・ユナイテッドやドルトムントが関心を示していると言われています。

資金力はどちらのクラブも凌駕(りょうが)し、将来性も感じさせるニューカッスルは、将来のエースとして彼を獲得したいところです。

 

ムサ・ディアビ(FW)

所属先: レヴァークーゼン(GER)

市場評価額: 6000万ユーロ(約84億円)

移籍金: 7500万ポンド(約122億円)

 

昨シーズン、大ブレイクを果たした同選手にはニューカッスルを含むプレミア勢から関心が寄せられているようです。

来季にCLを戦うトッテナム、CLを目指すアーセナルがライバルとなります。

しかし現所属のレヴァークーゼンは来季CLでの戦いが控えているため、トッテナムへの移籍が最も有力と言われています。

 

ディアビは現在22歳の左利きのウィンガーで、主戦場は両ワイドとなっています。

左サイドを縦に突破してチャンスメークをすることや、右サイドからカットインしてゴールを狙うこともできます。

 

スピードとテクニックに優れる同選手は、昨シーズン13ゴール12アシストを記録したように、ゴールに絡む能力に優れます。

両方の足で精度の良いボールを蹴られるため、相手守備陣からは抑えづらい選手と言えます。

 

獲得のライバルとなるノースロンドン勢と比べ、やはり資金力では頭ひとつ抜け出すニューカッスル。

レヴァークーゼンを納得させられるオファーや、ディアビにとって魅力的な将来のプランを伝えることが重要となりそうです。

 

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ルーカス・パケタ(MF)

所属先: オリンピック・リヨン(FRA)

市場評価額: 3500万ユーロ(約49億円)

移籍金: 5000万ポンド(約80億円)

 

20年の夏に加入したリヨンで主力として活躍しているこのブラジル代表は、78試合で21ゴール13アシストを記録しています。

リヨンは来シーズンのヨーロッパの出場権を逃し、収入が減ることから適切なオファーが届けば放出に応じるとのことです。

また、昨冬にブルーノ・ギマランイスを同クラブから獲得しているため、クラブ間の関係は良好と言えます。

 

パケタは左利きの技巧派MFで、主な主戦場は攻撃的な中盤ですがまれに右WGへ入ることも。

ボールプレーに長け、相手を抜き去るよりは躱(かわ)す動きを得意としている印象です。

 

攻撃のスイッチを入れるパスにも優れる他、守備面でも粘り強さを見せる選手です。

プレミアに来た際には、かつてアーセナルで活躍したエジルの様に華麗さの中に強さも見せられる選手へとなりそうです。

 

アーセナルも獲得を画策していると報じられていますが、ニューカッスルはクラブ史上最高額の約80億円を用意とも言われています。

今夏にパケタがスカッドに加われば、来シーズンのプレミアリーグの上位争いに食い込むことも十分想定できます。

動向に大注目です!

 

ジョルジニオ・ワイナルドゥム(MF)

所属先: PSG(FRA)

市場評価額: 1800万ユーロ(約25億円)

移籍金: 未提示

 

昨シーズン開始時、契約満了に伴いリヴァプールからPSGへ移籍した同選手。

移籍先では監督の信頼を得られず、先発はわずか18試合に止まり、お世辞にも充実したシーズンだったとは言えませんでした。

そんな中、かつての古巣であるニューカッスルが獲得を狙っていると報道されています。

 

ワイナルドゥムは典型的なボックス・トゥ・ボックスで、黒子に徹し、中盤の汗かき屋と言える選手です。

また、華麗な足捌きで相手を躱すシーンも要所で見せ、CL優勝やリーグ優勝を果たしたリヴァプールでは必要不可欠な選手でした。

また、2018-19シーズンにはバルセロナ相手に2ゴールを挙げてCL決勝へ導くなど、勝負強さも持ちます。

 

リヴァプール、PSGとメガクラブで様々な経験を積んだ同選手ならば、これからの成長が見込まれる新チームの精神的な支柱になれるはずです。

また本人としても、W杯へ向けて出場機会は確保すべきと言えるため、相思相愛となりそうです。

 

スヴェン・ボトマン(DF)

所属先: リール(FRA)

市場評価額: 3000万ユーロ(約42億円)

移籍金: 2500万ポンド(約40億円)

 

この22歳のオランダ代表CBに関しては、昨冬の移籍市場でも獲得を画策していましたが失敗に終わりました。

シーズン終了後はミランへの移籍が濃厚と見られていましたが、にわかにニューカッスルが横取りするのではと報じられています。

昨冬から人気銘柄となっており、ミランの他にもトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドが競合となっています。

 

ボトマンは貴重とも言える左利きのCBで、競り合いや対人守備で圧倒的な強さを見せます。

足も比較的早い上、クレーバーな対応ができる選手と言われています。

 

加えて、ビルドアップにも一定の貢献を見せ、中長距離のフィードを前線に届けることもできます。

 

ミランやトッテナムと比べて、資金力では差をつけられますが、欧州への出場権がない点がネックとなっています。

ユナイテッドは資金力も豊富な上、オランダ人新監督の就任が決まっていることもあり、やや獲得のハードルは高いと言えます。

 

本人を納得させるために、将来の明確なビジョン等を伝えることが交渉で重要になりそうです。

こちらも引き続き動向に注目です!

 

ニューカッスル・ユナイテッド2022夏移籍で噂の退団・放出候補

アラン・サン・マクシマン(FW)

噂される移籍先: トッテナム

市場評価額: 3200万ユーロ(約45億円)

移籍金: 不明

 

両足を使い、小刻みな上半身の動きで相手をフェイントにかけ、バネのある加速で相手を抜き去ることができる選手です。

左サイドに開いた位置からドリブルを仕掛けたり、1人でショートカウンターとして自陣から果敢に仕掛けたりします。

 

玉離れの悪さが指摘されることがありますが、ニューカッスルの攻撃において重要な役割を担っています。

 

ポゼッションを重んじるエディ・ハウの元では、玉離れの悪さを指摘される同選手はスタメンから外されることもありました。

またアシスト力はありますが、得点力はそこまで高い選手とは言えません。

 

噂される移籍先は走力のあるサイドアタッカーを欲しているコンテ監督率いるトッテナム。

残留すれば間違いなく戦力にはなりますが、代替選手を容易に獲得できるニューカッスルならば慰留に努める必要はないと言えます。

 

マシュー・ロングスタッフ(MF)

噂される移籍先: マンスフィールド・タウン(2部)

市場評価額: 250万ユーロ(約3.5億円)

移籍金: 不明

 

ニューカッスル生え抜きの選手で、ショーン・ロングスタッフの弟にあたります。

2019-20シーズンのマンチェスター・ユナイテッド戦で兄弟共演を果たし、決勝点となるデビュー弾を挙げました。

また再戦時にもゴールを挙げ、ユナイテッドキラーぶりを発揮しました。

 

ポジションはセントラルミッドフィルダーで、スタミナに優れます。

ダイレクトプレーを得意とし、強烈なシュートが最大の武器となっています。

 

しかしまだ22歳であり戦力にはなりきれていない上、昨シーズンはマンスフィールドへレンタル移籍をしていました。

そのレンタル先が完全移籍としての獲得を希望しているとのことです。

 

生え抜きでホームグロウン選手でもあるため、完全移籍での放出は少しもったいないかもしれません。

今のニューカッスルの中盤に割って入るほどの実力を持っているとは言えないため、レンタル放出とし、さらなる成長を促すことがベストです。

 

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カール・ダーロウ(GK)

噂される移籍先: マンチェスター・ユナイテッド

市場評価額: 300万ユーロ(約4.2億円)

移籍金: 不明

 

ユナイテッドが第2、第3GKとして獲得を狙っていると言われています。

ニューカッスルが2部にいた2016-17シーズンのみ正GKを務めましたが、ドゥブラフカ獲得後は完全に控えGKです。

 

2年間で1度もリーグ戦出場がなかった同選手。

ドゥブラフカ負傷時には出場していましたが、プレミアリーグで継続的に守護神を任せるにはやや心許ない選手と言えます。

 

プレーにもこれといった特徴はなく、調子の波に左右されやすい選手で、今後の成長が見込める選手でもありません。

 

代わりの選手、またはドゥブラフカと正守護神争いができるほどの選手の獲得に成功できれば、放出しても何ら問題ない選手と言えます。

 

現所属選手たちの人員整理も必要になってくるため、余剰戦力は積極的に放出すべきです。

 

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ニューカッスル・ユナイテッド2021-2022シーズン評価

ニューカッスル・ユナイテッドの昨シーズンの成績

プレミアリーグ: 11位 (勝ち点49, 得失点差-18)

FA杯: 3回戦敗退 (VSケンブリッジ・ユナイテッド(3部)(0-1))

カラバオ杯: 2回戦敗退 (VSバーンリー(0-0(PK: 3-4)))

 

昨シーズン途中にクラブが買収され、マイク・アシュリー(前オーナー)の呪縛から解き放たれました。

しかし前半戦は低空飛行が続き、最下位に位置している期間もありました。

ある程度の戦力が揃っているにも関わらず、些細なミスから失点を重ね、得点を挙げても勝ちきれない状況が続きました。

 

そんな中、冬の移籍市場開幕前にエディ・ハウへ監督交代。

さらに移籍市場では堅実で効果的な立ち回りを見せ、バーン、トリッピアー、ギマランイス、ウッドと各ポジションに即戦力を獲得。

潤沢な資金に物を言わせた補強ではなく、高いスカウト力と分析力でピンポイント補強を展開。

これにはクラブの今後の発展に大きな期待を寄せられる結果となりました。

 

FA杯ではまさかのジャイアントキリングを喫しましたが、その後成績がV字回復。

8戦無敗など、2022年に入ってからは勝ち点30以上を稼ぎ、11位でフィニッシュ。

前半戦を考えれば、最終的な結果は十分満足できます。

 

復調の主な要因は、ハウ監督の戦術の浸透とメンバー選考の成功、そして弱点を確実に補えた補強です。

勇気を持ってビルドアップする戦術や、ジョエリントンのコンバートがどちらも大成功。

また今まで控えだったシェアなどの登用によりチーム内に競争が生まれ、ミスからの失点数も減りました。

 

2022-23シーズンはヨーロッパの出場権争いに加わることが予想されています。

しかし、今の選手層では過密日程をこなすことや、多彩な戦い方を導入することは厳しい状況と言えます。

 

とは言え、今夏の移籍市場でも獲得の噂がある選手たちは、堅実でふさわしいターゲットばかりです。

中・長期的なチーム再建のプランが垣間見え、これからのニューカッスルには期待大です。

 

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ニューカッスル・ユナイテッド2022夏移籍の補強ポイント

昨シーズン低迷した最大の理由は、失点数の多さでした。

冬の移籍市場を経てある程度改善されましたが、さらに勝ち点を積み重ねるため、守備陣・攻撃陣どちらにも1~2名の補強は必須です。

ターゲットの完全移籍によりLSBの補強は成功し、残るはバーンの相方または控えとなるCBの補強です。

 

CBに関しては、シーズンの振り返りでもご紹介しましたが、些細なミスからの失点が続きました。

昨冬にもボトマンを始めとした即戦力のCBの補強も噂されていましたが、獲得はバーンのみ。

さらに上位進出を目指すのであれば、選手層の面から見ても1枚は補強したいところです。

 

また2022年6月17日現在、にわかにGKの獲得に関心を示していると報道もあります。

昨冬にも噂に上がっていなかった選手の交渉を急ピッチでまとめあげた実績もあり、サプライズの獲得もあり得ます。

 

攻撃陣に目を向けると、シーズンを通して15得点以上はできるストライカーが欲しいところです。

今シーズンのニューカッスルの目標と言われている、欧州の出場権を目指すにはより得点力のあるFWが必要です。

昨シーズン、チーム最多得点者はカラム・ウィルソンの8得点とやや物足りないと言えます。

 

加えてアシストやゲームメイクで攻撃に貢献できる選手の獲得も必要です。

 

以上より、守備陣(GKを含む)に2名、攻撃陣に2名を加えることができれば、選手層の面から見ても十分と言えます。

これから先の古豪復活および継続的な発展を遂げるため、初の夏の移籍市場の立ち振る舞いに大注目です!

 

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最新ニューカッスル・ユナイテッド2022夏移籍の新加入・退団決定情報

IN

マット・ターゲット(DF)
前所属: アストン・ヴィラ
移籍金: 1700万ユーロ(約24億円)
契約期間: 3年

~レンタルバック~

イサーク・ヘイデン(MF)
前所属: ノーリッチ

 

OUT

イサーク・ヘイデン(MF)
移籍先: ノーリッチ
移籍金: 不明
契約期間: 4年

ジェイク・ターナー(GK)
移籍先: 未定
移籍金: 未定
契約期間: 未定

 

※2022/06/10時点の情報です。

 

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まとめ

ニューカッスル・ユナイテッドについて移籍の噂がある選手たちをご紹介し、昨シーズンの評価と補強ポイントについてまとめ、最後に決定情報についてご紹介しました!

潤沢な資金を持ちながらも堅実な補強を行い、確実にチーム力を増しているニューカッスル。

ロールモデルはPSGではなく近年のリヴァプールと言われています。

これから数年後、ニューカッスルがどのようなチームになるか、今夏の移籍市場は非常に重要です。

動向に大注目ですね!

 

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