ニューカッスルのフォーメーションと注目・有名選手や監督は?戦術や特徴も!

こんにちは!

2021年10月にサウジアラビア資本の買収を受けて、チームがガラッと生まれ変わったニューカッスル。

クラブ買収前には、降格候補筆頭だったにもかかわらず、新監督にエディ・ハウを招聘して、補強にも力を入れたニューカッスルは22/23シーズン、驚異の大躍進を遂げています。

今やマンチェスター・シティ、アーセナルに次ぐ存在にまでなったニューカッスルには、一体どんな特徴があるのでしょうか。

そこで本記事では、ニューカッスル・ユナイテッドFCのフォーメーションや戦術、注目の有名選手や若手・監督について紹介します!

 

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ニューカッスル | フォーメーション・スタメン

フォーメーション・スタメン①4-3-3

ニューカッスル フォーメーション

2023.4.23 第32節 vsトッテナム・ホットスパー(6-1)

22/23シーズンのニューカッスルでハウ監督が5月4日の時点でリーグ戦全試合で使っているのが、この4-3-3のフォーメーションです。

 

堅守速攻を武器とするハウ監督の下、前線からのプレスがカギとなっている今シーズンのニューカッスルで前線3枚のプレスは非常に重要なものとなっています。

このフォーメーションで前線3枚がプレスをかけることによって、相手が真ん中につなごうとすると中盤の3枚が既にマークについているため、潰すことができますし、サイドに苦しまぎれのパスを送ると高い位置をとっているサイドバックに潰されてしまいます。

 

また攻撃では1トップの選手が下がって、開けたポジションに中盤の2枚やWGの選手がダイアゴナル(斜め・対角線)な動きで入っていくことでチャンスを多く作ることができます。

そして攻撃が詰まった時にはサイドチェンジを多用し、空いた隙を突いて攻撃していく姿がみられています。

 

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ニューカッスル・ユナイテッドFC | 有名選手

カラム・ウィルソン(CF)

ニューカッスルの有名選手1人目は、イングランド代表のカラム・ウィルソン選手です。

ウィルソン選手は身長180㎝、1992年生まれ31歳のFW(WG,CF)です。

 

2014年にボーンマスへ移籍し、2部からチームを1部昇格に導いたウィルソンは18/19シーズンに14ゴール、10アシストを記録するなどプレミアリーグ屈指のストライカーに成長します。

そして2020年9月にニューカッスルへ移籍すると、ここでもボーンマス時代と同じくゴールを量産しています。

 

そんなウィルソンが持つ最大の特徴は、どんな場面でもゴールを奪うことができる万能型ストライカーである点です。

裏抜けからのゴールはもちろん、クロスに合わせる形やストライカーらしい泥臭いゴールも決めることが出来るのがウィルソンです。

また前線からの守備もサボることなく行ってくれるため監督としては使いやすい選手となっています。

 

ボーンマス時代の恩師であるハウ監督と再タッグを組む形となっている22/23シーズンも、5月4日の時点でリーグ戦15ゴールとキャリアハイの数字を残しているウィルソンには、今後もベテランらしい味わいのあるゴールを見せて欲しいですね。

 

キーラン・トリッピアー(RSB)

ニューカッスルの有名選手2人目は、イングランド代表のキーラン・トリッピアー選手です。

トリッピアー選手は身長178㎝、1990年生まれ32歳のDF(RSB)です。

 

マンチェスター・シティのアカデミーで育ったトリッピアーは、2011年7月からプレーしていたバーンリーでブレイクを果たし、14/15シーズンには初めてプレミアリーグでプレーしていました。

そのバーンリーで見せたプレーが評価され、翌15/16シーズンからは強豪トッテナム・ホットスパーへと移籍したトリッピアーは、絶対的なスタメンではなかったもののイングランド代表にも選出されるようになっていきます。

その後、2019年7月からスペインのアトレティコ・マドリードへ移籍し、2年半を過ごしたのちに2022年1月からニューカッスルに加入しました。

 

ニューカッスル加入後のトリッピアーは、すぐに右サイドバックのレギュラーに定着。

そして崩壊していたDFラインのリーダーとしてチームの再建に貢献している最中です。

具体的なプレーを見てみると、守備面では体が大きくない中で相手の動きを読むプレーを武器に、1対1では安定した守備を見せています。

またトリッピアー最大の武器ともいえるのが、右足のキック精度でオーバーラップしてからのクロスはもちろん、セットプレーのキックも非常に精度が高く、直接フリーキックやコーナーキックからいくつものゴールを生み出してくれます。

 

32歳にしてニューカッスルで絶対的なポジションをつかみ取ったトリッピアーは、今後ますます大きくなっていくニューカッスルで非常に重要な役割を担っていくと思うので、是非チームリーダーとして頑張って欲しいですね。

 

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ニック・ポープ(GK)

ニューカッスルの有名選手3人目は、イングランド代表のニック・ポープ選手です。

ポープ選手は身長198㎝、1992年生まれ31歳のGKです。

 

2008年に8部リーグでプロデビューを果たしたポープは、しばらく下部リーグでもがき苦しんでいました。

それでも16/17シーズンから加入したバーンリーで、17/18シーズンの途中から守護神の座を奪うと19/20シーズンには強豪クラブではないバーンリーで、15回のクリーンシートを達成した守備陣の主役としてブレイクを果たします。

その後、21/22シーズンにバーンリーが2部に降格したのに伴い、2022年6月にニューカッスルへと加入しました。

 

イングランド代表に選出されているポープは、198㎝という圧倒的な長身を誇り、空中戦には絶大な強さを見せてくれます。

また長身に似合わないしなやかな動きで、近距離からのシュートでも素早い反応を見せて、手首の強さを活かしてビッグセーブを連発してくれるGKです。

 

現在堅守を武器に躍進を見せるニューカッスルですが、やはりゴールを守るのがポープであることはチームに非常に大きな安心感を与えていて、ある程度のシュートは防いでくれるだろうという安心感があるからこそ、大胆な守備を見せることができています。

今後もポープにはニューカッスルの守護神として、CL優勝までチームを導いて欲しいですね。

 

ニューカッスル・ユナイテッドFC | 注目選手

アレクサンデル・イサク(CF、WG)

ニューカッスルの注目選手1人目は、スウェーデン代表のアレクサンデル・イサク選手です。

イサク選手は身長192㎝、1999年生まれ23歳のFW(CF,WG)です。

 

地元スウェーデンのAIKソルナで16歳の時にデビューしたイサクは、若くからイブラヒモヴィッチ2世としてスウェーデンの期待を背負っていました。

その後、2019年6月にスペインのレアル・ソシエダへ加入したイサクは20/21シーズンにリーグ戦17ゴールを決めて、秘めていた才能を開花させます。

そして2022年8月にニューカッスルが約97億円と報じられた高額な移籍金でイサクを獲得しました。

 

そんなイサクは192㎝という長身にそぐわない素晴らしいスピードを持っているストライカーで、そのスピードを活かしてWGでのプレーも得意としています。

またイブラヒモヴィッチ2世と呼ばれるように足元の技術も高く、下がり目の位置やサイドで受けて起点になることも可能です。

イサクのゴールを見てみると強引なドリブル突破からのシュートや繊細なタッチで相手を交わしてからの精度が高いミドルシュートなど、持って生まれた身体能力を最大限に活かした才能を活かした様々なゴールパターンを持っています。

 

ニューカッスル加入後、しばらくは怪我で苦しみましたがここ最近は本領発揮してきて、リーグ戦17試合の出場ながら10ゴールを決めるというハーランド顔負けの決定力を見せています。

今後イブラヒモヴィッチのように理不尽なストライカーになることが予想されるイサクには目が離せませんね。

 

ブルーノ・ギマランイス(DM、CM)

ニューカッスルの注目選手2人目は、ブラジル代表のブルーノ・ギマランイス選手です。

ギマランイス選手は身長182㎝、1997年生まれ25歳のMF(DM,CM)です。

 

地元ブラジルのアトレチコ・パラナエンセで頭角を現したギマランイスは、2020年1月にフランスのオリンピック・リヨンに移籍し、国外挑戦を果たします。

このリヨンでギマランイスはすぐに中盤の重要な選手に成長し、ブラジル代表にも選ばれるようになります

そしてアーセナルなどプレミアリーグのビッグクラブから触手を伸ばされていた中、2022年1月に当時残留争いをしていたニューカッスルへと移籍し、大きな話題を呼びました。

 

そんなギマランイスは現在ニューカッスルで4-3-3のアンカーポジションを務めています。

攻守両面に貢献が求められるポジションでギマランイスは、守備時にチームが積極的なプレスをかけていく際には、激しい潰しからボールを奪うことができる選手で、ボールを奪った後も一気に持ち運んで味方を活かすパスを出すことができます。

また自ら豪快なミドルシュートを決めることができるため、相手はパスを警戒しすぎてもダメなので非常に守備をする際に厄介な選手となっています。

そしてビルドアップではチームの攻撃の起点となり、精度の高いサイドチェンジなどで攻撃にリズムをもたらしてくれる選手です。

 

2022年1月に加入し、最初は少しプレミアリーグの水に馴染むのに苦労しましたが、シーズン終盤には完全にチームとプレミアリーグの水に馴染んでいました。

そして今シーズンはチームにとって欠かせない存在となっていて、ギマランイスが怪我で欠場した3試合が2分1敗だったことからも存在感の大きさが分かります。

 

ジョエリントン(WG、CM、DM、CF)

ニューカッスルの注目選手3人目は、ブラジル出身のジョエリントン選手です。

ジョエリントン選手は身長186㎝、1996年生まれ26歳のFW、MF(WG,CM,DM,CF)です。

 

2015年6月にブラジルから16歳の若さでドイツのホッフェンハイムに引き抜かれていたジョエリントン。

その後、ホッフェンハイムでは18/19シーズンにチームのエースストライカーとして7ゴール、7アシストを記録し、ブレイクすると2019年7月にニューカッスルが新たなストライカー候補として約4500万ユーロを費やし、獲得しました。

しかし、ニューカッスルでは全くゴールを奪えず、非常に苦しい時期を過ごしていましたが2021年11月からハウが監督に就任すると、大胆なコンバートで中盤に移ったジョエリントン。

すると、このコンバートが大成功し、プレーの幅を大きく広げています。

 

コンバートによって、中盤だけではなくWGでも素晴らしいプレーを見せるようになったジョエリントン。

もちろんストライカーとしてプレーしただけあって、フィジカルの強さを活かしたポストプレーや強引なドリブルでチームの攻撃に貢献してくれる選手です。

しかし、それ以上に中盤で見せる守備能力は抜群で圧倒的なフィジカルで相手からボールを奪い取り、90分間衰えないスタミナで試合終了までチームのために走り続けてくれます。

 

全く冴えないストライカーから華麗な転身を遂げたジョエリントンは、今やチームにとってギマランイスと共に必要不可欠な存在となっています。

そんなジョエリントンには、今後も新たなポジションでさらなる進化を見せ続けてほしいと思います。

 

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ニューカッスル・ユナイテッドFC | 監督

エディ・ハウ

主な監督歴

2008-2011  ボーンマス
2011-2012  バーンリー
2012-2020  ボーンマス
2021-  ニューカッスル

 

現在ニューカッスルの監督を務めるのは、イングランド出身で45歳エディ・ハウです。

 

現役時代のハウは1994年から2002年まで長きにわたり、ボーンマスでDFとしてプレーしていました。

その後、2007年に怪我の影響もあり、29歳の若さで現役を引退することになったハウは、すぐに指導者の道に進みます。

 

2009年1月に古巣ボーンマスの監督に就任したハウは、09/10シーズンにチームを4部から3部へ昇格させると、2011年1月から当時2部に所属していたバーンリーの監督に就任します。

しかし、バーンリーでは2012年10月に個人的な理由で監督を退任すると、同じ月に再びボーンマスの監督に就任しました。

そして12/13シーズンに2部昇格を果たすと、14/15シーズンには2部を優勝してボーンマスの歴史上初となるプレミアリーグ昇格へと導いたのです。

 

その後、戦力が限られた中でもプレミアリーグに残留し続けて、ハウもイングランド代表監督就任が噂されるほど、若手有望監督として評価を得ていました。

しかし、19/20シーズンにボーンマスの2部降格が決定すると、シーズン終了後にハウも監督を退任。

約1年3ヶ月ほど現場から離れていましたが、2021年11月に降格圏に沈んでいたニューカッスルの監督に就任すると、得意とする堅守速攻の形をすぐにチームへ落とし込んでいきます。

すると、ニューカッスルは後半戦に怒涛の快進撃を見せて、12勝2分5敗の好成績を収め、ハウは2月度の月間最優秀監督賞を受賞するなど、チームを見事に立て直して、最終的には11位にまでチームを押し上げていました。

 

そんなハウは2022年8月にニューカッスルと長期間の契約延長を結ぶと、22/23シーズンには豊富な資金力を活かした適材適所の補強と堅守速攻の形をチームに徹底させて、5月4日の時点でチャンピオンズリーグ出場権を得ることができる3位にチームを躍進させています。

ボーンマスで見せていたサッカーをタレント揃いのニューカッスルに落とし込み、完全にプレミアリーグの強豪へと定着しつつあるニューカッスル。

今後さらにハウがどのようにしてチームを強くしていくのか期待しかありませんね。

 

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ニューカッスル・ユナイテッドFC | 戦術・特徴

2021年10月にサウジアラビア資本がクラブを買収したことによって、マンチェスター・シティがUAE資本に買収された時以来となるビッグマネーを手にすることになったニューカッスル。

そんなニューカッスルですが、現在チェルシーが見せているように若手を乱雑に獲得するのではなく、まずはトリッピアーやダン・バーン、ポープといったベテランの実力者を獲得し、チームの基礎を築いていきました。

そしてブルーノ・ギマランイスやイサクなど使うところには、しっかりお金を使って今のところチーム作りは順調すぎるほど上手く進んでいます。

 

そんなニューカッスルの戦術は、先ほども紹介したようにハウが得意とする堅守速攻の形をとっています。

前線でボールを取られても、すぐに全員がスイッチを切り替えて、守備に向かうさまは全盛期のリヴァプールを彷彿とさせるような迫力を誇っています。

この守備の固さは数字にも出ていて、5月4日の時点ではプレミアリーグで27失点しか喫しておらず、リーグ最小の失点数を誇っています。

 

そして攻撃では前線からのプレスでボールを奪ってから、シンプルなショートカウンターを仕掛けて、手数をかけずにゴールまで持っていきます。

またボールを持つ展開になっても、個で崩せる選手がいるため、組織的な攻撃が封じられたとしても充分に点を取ることができるチームになっています。

 

今後もかなり有能な動きを見せているオーナーがどのような補強に動くのか、そしてハウの下でさらに強固な守備陣を築いていく姿を楽しみにしたいと思います。

 

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ニューカッスル・ユナイテッドFC | 主要な戦績

ここではニューカッスルが残している直近5シーズンの成績を振り返ってみましょう!

 

2017-18シーズン

プレミアリーグ:10位 勝ち点44 – 39得点 47失点
FAカップ:4回戦敗退
カラバオカップ:2回戦敗退

2018-19シーズン

プレミアリーグ:13位 勝ち点45 – 42得点 48失点
FAカップ:4回戦敗退
カラバオカップ:2回戦敗退

2019-20シーズン

プレミアリーグ:13位 勝ち点44 – 38得点 58失点
FAカップ:準々決勝敗退
カラバオカップ:2回戦敗退

2020-21シーズン

プレミアリーグ:12位 勝ち点45 – 46得点 62失点
FAカップ:3回戦敗退
カラバオカップ:準々決勝敗退

2021-22シーズン

プレミアリーグ:11位 勝ち点49 – 44得点 62失点
FAカップ:3回戦敗退
カラバオカップ:2回戦敗退

 

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まとめ

ニューカッスル・ユナイテッドFCのフォーメーションや戦術、注目の有名選手や若手・監督について紹介しました!

ここまでチームが買収されて以降、約1年半で過酷なプレミアリーグで3位につけるまでのチームに成長したニューカッスル。

このまま今シーズンチャンピオンズリーグの出場権を取ることができれば、さらにクラブの価値は上がり、潤沢な資金をより効果的に使えるようになることが予想されます。

今後、シティやパリ・サンジェルマンが苦しんでいる中でニューカッスルが一気にチャンピオンズリーグのタイトルを獲得する日もそう遠くはないかもしれません。

 

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