マンチェスターユナイテッド2022夏移籍最新情報!噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは?

こんにちは!

最終節まで波乱続きだった2021-2022シーズンのプレミアリーグ全日程が終了しました。

2020-21シーズンを2位で終え、クリスティアーノ・ロナウド選手、ヴァラン選手などの大型補強もあり、優勝争いが期待されたマンチェスター・ユナイテッド。

しかし、ふたを開けてみるとシーズン途中での監督交代、選手の不祥事、不調などが相次ぎ、結果リーグ6位と、なんとかEL出場権を手にするも、かなり不満の多いシーズンとなってしまいました。

そんなユナイテッドはアヤックスから招聘したテン・ハーグ新監督のもと、戦力の刷新を図るようで、かなり選手の入れ替えが起こるのではないかという噂が立っています。

本記事では、マンチェスター・ユナイテッドの2022夏の移籍情報、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについてまとめていきます。

 

マンチェスター・ユナイテッド2022夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手

フレンキー・デヨング(CMF、DMF)

2021シーズン所属:バルセロナ所属

市場価値:6000万ユーロ(約85億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの補強候補1人目は、

バルセロナの経営状況により放出候補に挙がっている、フレンキー・デヨング選手です。

フレンキー・デヨング選手は身長180㎝、1997年生まれ25歳オランダ出身のMF(CMF,DMF)です。

 

2015年にオランダのヴィレムⅡでデビューすると、その直後にアヤックスへ移籍。

アヤックスでは2018-19シーズンにチームを準決勝進出に導く立役者として活躍すると、その後2019年7月にスペインのバルセロナへ移籍し、主力選手としてプレーを続けています。

 

そんなフレンキー・デヨング選手は安定したパス回しで、チームに攻撃のリズムをもたらすことができる選手です。

さらにボールタッチの技術は特質すべきものがあり、相手ディフェンダーをワンタッチで剝がして、局面を打開するプレーも得意としています。

 

フレンキー・デヨング選手自身はバルセロナ残留を臨んでいるようですが、バルセロナの財政状況とテン・ハーグ監督の説得があれば、獲得できる可能性は充分にあると考えます。

 

ユリエン・ティンバー(CB、SB)

2021シーズン所属:アヤックス所属

市場価値:3000万ユーロ(約42億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの補強候補2人目は、

テン・ハーグ監督のアヤックス時代の教え子でオランダの新たな守備の要として期待されるユリエン・ティンバー選手です。

ティンバー選手は身長179㎝、2001年生まれ20歳オランダ出身のDF(CB,SB)です。

 

オランダの名門・アヤックスの下部組織から2020年9月にトップチームデビューを果たしたティンバー選手は、10代ながらレギュラーに定着。

2021-22シーズンはリーグ戦30試合に出場し、オランダ代表にも選出されています。

ティンバー選手はセンターバックだけでなく、サイドバックも器用にこなすことができます。

 

そんな彼は179cmとセンターバックとしては、かなり小柄な体格ですが、持ち前の身体能力を活かした、驚異的なスピードと優れたポジショニングで屈強な相手フォワードとも互角以上に戦える強さを持っています。

また、ビルドアップ能力に定評があるので、チームの攻撃にも貢献することができます。

 

テン・ハーグ監督が熱望しているようですが、選手自身がまだステップアップを急いでいないというコメントを出している中で、どのような交渉をしていくのかが注目です。

 

スポンサーリンク

エンゴロ・カンテ(CMF、DMF)

2021シーズン所属:チェルシー所属

市場価値:5000万ユーロ(約71億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの補強候補3人目は、

レスター、チェルシーでプレミアリーグ優勝を経験してきたエンゴロ・カンテ選手です

カンテ選手は身長168㎝、1991年生まれ31歳フランス出身のMF(DMF,CMF)です。

 

2010年にフランス2部のブローニュというチームでトップチームデビューを飾ると、その後カーンでのプレーを経て、2015年8月にプレミアリーグのレスター・シティへ移籍。

ミラクルレスターの一員として、プレミアリーグ優勝に貢献すると、その翌年にはチェルシーへ移籍し、ここでも移籍初年度からプレミアリーグ優勝へチームを導きました。

 

そんな優勝請負人とも言えるカンテ選手は、「地球の3割は彼がカバーしている」と例えられるように、圧倒的なカバー範囲の広さを持っており、その運動量を90分間絶やすことなく続けるスタミナを持っています。

さらにボール奪取能力にも優れていて、一瞬の前への出足が早いため、味方がボールロストしても直ぐに相手にプレッシャーをかけることができます。

 

2022年6月に入って、カンテ選手がユナイテッド入り有力かという報道が出ており、適正価格より下でもチェルシー側としては放出を容認するようなので、今夏第1号の補強になると予想します。

 

アントニー(RWG)

2021シーズン所属:アヤックス所属

市場価値:3500万ユーロ(約50億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの補強候補4人目は、

ティンバー選手と同じくアヤックスでテン・ハーグ監督のもと、成長を遂げたアントニー選手です。

アントニー選手は身長172㎝、2000年生まれ22歳ブラジル出身のFW(RWG)です。

 

2019年11月にブラジルのサンパウロで、トップチームデビューを果たしたアントニー選手は、その後2020年2月にアヤックスへ移籍することが決まり、2020年7月からプレーしています。

2021-22シーズンはリーグ戦23試合の出場ながら、8ゴールと見事な決定力を発揮しています。

 

アントニー選手は典型的なブラジルのドリブラーで、一瞬のスピードと磨き上げられたテクニックを活かし、積極的にドリブルを仕掛けていきます。

そしてフィジカル勝負でも強さを見せることができるので、サイドの低い位置からドリブルを開始しても、そこから深い位置まで1人で運んでいくことができる選手です。

 

アントニー選手自身もプレミアリーグへのステップアップを臨んでいるようで、ユナイテッドかリバプールに移籍先を絞ったという噂があります。

ユナイテッドとしてはテン・ハーグ監督の教え子ということもあり、補強の上手いリバプールに持っていかれる前に獲得したいのではないかと考えます。

 

デクラン・ライス(CMF、DMF)

2021シーズン所属:ウェストハム・ユナイテッド所属

市場価値:7500万ユーロ(約107億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの補強候補5人目は、

プレミアリーグの強豪がこぞって争奪戦を繰り広げている、デクラン・ライス選手です。

ライスは身長188㎝、1999年生まれ22歳イングランド出身のMF(CMF,DMF)です。

 

元々チェルシーの下部組織でプレーしていたライス選手ですが、2014年にウェストハムの下部組織に加入すると、2017年5月にトップチームデビューを果たします。

これまでウェストハムの要として活躍を見せてきたライス選手は、22歳ながらイングランド代表でも不可欠な存在に成長しています。

 

そんなライス選手の一番の特徴としては、守備の部分でボランチの選手として重要な危険察知能力とタックルでボール奪取する能力がずば抜けて高く、ディフェンスラインの前で未然に危険を防いでくれます。

さらに足下の技術と視野の広さを活かして、しっかりとボールを展開できますし、188センチという恵まれたフィジカルで、縦への推進力のあるドリブルをすることもできます。

 

ライス選手に関しては、チェルシー、ユナイテッド、シティ、リバプールとプレミアリーグの強豪が争奪戦を繰り広げている中で、ウェストハムは強気の値段設定をしています。

そこでユナイテッドは出し惜しみをせず、チームの中心になり得る存在を獲得できるかどうかが来シーズンに大きく関わってくるのではないかと予想します。

 

マンチェスター・ユナイテッド2022夏移籍で噂の退団・放出候補

ポール・ポグバ(CMF)※退団決定済

市場価値:5500万ユーロ(約78億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの放出候補1人目は、ポール・ポグバ選手です。

ポグバ選手は身長191㎝、1993年生まれ29歳フランス出身のMF(CMF)です。

 

2012年1月にマンチェスター・ユナイテッドでトップチームデビューを果たしたポグバ選手は、同年8月に出場機会を得るためにフリーでイタリアのユベントスへ移籍。

このユベントスでセリエA3連覇の立役者になるなど、大ブレイクを果たすと、2016年8月に古巣のユナイテッドが当時の移籍金最高額となる1億1000万ユーロでポグバを獲得。

しかし、その金額に見合う活躍を見せることができずに、2022年6月1日に契約満了での退団が発表されました。

 

そんなポグバ選手の一番の長所は優れた身体能力から生み出されるダイナミックなプレーで、パス、タックル、シュート、全ての面で規格外のプレーを見せる選手です。

ただ、そのプレーにはムラがあり、絶好調の時と絶不調の時の差が激しいというのも特徴といえます。

ポグバ選手は既に古巣ユベントスへの移籍が完了しているようで、再びイタリアの地で復活を目指すようです。

 

アーロン・ワン・ビサカ(RSB)

市場価値:3000万ユーロ(約42億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの放出候補2人目は、アーロン・ワン・ビサカ選手です。

ワン・ビサカ選手は身長183㎝、1997年生まれ24歳イングランド出身のDF(RSB)です。

 

2018年2月にクリスタル・パレスでトップチームデビューを飾った後、すぐにインパクトを残すプレーを見せます。

その活躍から2019年6月にサイドバックの選手としては異例の5000万ユーロという移籍金で、マンチェスター・ユナイテッドに移籍し、すぐにレギュラーに定着しますが、2021-22シーズンは調子を落としてしまいました。

 

そんなワン・ビサカ選手はサイドバックとして、相手のドリブラーが仕掛けてくるドリブルに対しての対人戦に滅法強い選手です。

一方で攻撃面にはまだまだ課題があり、クロス精度は特に改善の余地があります。

 

まだ24歳と若いワン・ビサカですが、噂によるとテン・ハーグ監督は構想に入れていないようで、古巣クリスタル・パレスが関心を寄せているようです。

 

スポンサーリンク

エリック・バイリー(CB)

市場価値:800万ユーロ(約11億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの放出候補3人目は、エリック・バイリー選手です。

バイリー選手は身長187㎝、1994年生まれ28歳コートジボワール出身のDF(CB)です。

 

2014年にスペインのエスパニョールでデビューを果たしたバイリー選手は、2015年1月にビジャレアルへ移籍。

そこで実力を発揮すると、2016年6月に若いセンターバックを求めていたマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定しました。

しかしユナイテッドでは慢性的な怪我の影響もあり、これまで期待されたプレーを見せることができていません。

 

そんなバイリーは、アフリカの選手特有の身体能力を活かしたディフェンスをするセンターバックです。

特に瞬発力と対人での守備に優れており、持ち味のスピードを活かしたカバーリングや187センチの長身での空中戦の強さに定評があります。

しかし、ビルドアップの部分で致命的なミスをする場面が見られるので、プレーに不安定さがある選手です。

 

バイリーにはイタリア方面や、大金を手に入れたニューカッスルからの関心が噂されています。

 

ネマニャ・マティッチ(CMF、DMF)※退団決定済

市場価値:600万ユーロ(約8億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの放出候補4人目は、ネマニャ・マティッチ選手です。

マティッチ選手は身長194㎝、1988年生まれ34歳セルビア出身のMF(CMF,DMF)です。

 

地元のセルビアで2004年にFKイェディンストヴォ・ウブというクラブでプロデビューすると、2007年からはスロバキアのMFKコシツェというクラブでプレーしていました。

そして2009年にチェルシーへ移籍するも、オランダのフィテッセやポルトガルのベンフィカでのレンタル移籍を経て、2014年にチェルシーへ復帰すると、いぶし銀の活躍を見せます。

2017年7月にはマンチェスター・ユナイテッドへ加入し、ベテランらしいプレーでこれまでチームを支えてきましたが、2022年4月15日にシーズン終了後の退団が発表されました。

 

そんなマティッチ選手はボランチの選手としては珍しく194センチという恵まれた体格で、フィジカル勝負や空中戦で負けることはほとんどなく、バイタルエリアの門番として攻撃を防いでいきます。

さらに左足から繰り出されるミドルシュートは強烈で、これまで何度も見事なシュートを決めています。

 

既に退団発表をしているマティッチは、かつてタッグを組んだモウリーニョ監督がいる、ローマへの移籍が秒読みの状態になっています。

 

アントニー・マルシャル(CF、WG)

市場価値:1600万ユーロ(約22億円)

 

マンチェスター・ユナイテッドの放出候補5人目は、アントニー・マルシャル選手です。

マルシャル選手は身長181㎝、1995年生まれ26歳フランス出身のFW(CF,WG)です。

 

フランスの超新星として、2012年にリヨンでデビューしたマルシャルは2013年6月にモナコへ移籍すると、2014-15シーズンには9ゴールを記録。

そして2015年9月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、デビュー戦となったリバプールとの試合でゴールを決めて、インパクトを残しましたが、その後は期待通りの活躍はできませんでした。

不調が続いていたマルシャル選手は、2022年1月にスペインのセビージャへレンタル移籍となっていました。

 

そんなマルシャル選手はサイドから中央に仕掛けていくドリブルを武器としていて、足元の高い技術力を活かした細かいタッチで相手を翻弄することができます。

さらにシュート精度も高く、ドリブルからのコントロールシュートを得意としています。

 

レンタル移籍からユナイテッドに戻ることになったマルシャルですが、おそらく資金調達の為にも売却されるのではないかという見方が強まっています。

 

スポンサーリンク

マンチェスター・ユナイテッド2021-2022シーズン評価

マンチェスター・ユナイテッドの昨シーズンの成績

プレミアリーグ: 6位 (勝ち点58, 得失点差±0)

FAカップ: 4回戦

カラバオカップ: 3回戦

UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16

 

2021-22シーズン、マンチェスター・ユナイテッドは本来目指していた優勝とは程遠い6位で、プレミアリーグの戦いを終えました。

 

今シーズンは開幕から5試合で4勝1分と素晴らしいスタートを切り、第3節では復帰したクリスティアーノ・ロナウドが2得点をあげるなど、チームは非常に良い雰囲気でした。

しかし、9月の後半からマグワイア選手の不調、ヴァラン選手の怪我などもあり、守備が崩壊し始めると、レスター戦で4失点、リバプール戦では5失点を喫して、負けが続いてしまいます。

 

そして2021年11月21日にスールシャール監督が解任され、後任には2021-2022シーズン終了までの暫定監督という形で知将・ラルフ・ラングニック監督の就任が発表されました。

 

この監督交代によって、調子が上向くかと思われましたが思うようにはいかず、シーズン終了まで常にチーム内での不満が伝えられるようなシーズンとなってしまいました。

 

なんとかグループステージを突破したチャンピオンズリーグでも、ベスト16でアトレティコ・マドリードに敗れてしまい、今シーズンも無冠でシーズンを終える結果に。

 

常勝軍団マンチェスター・ユナイテッドにとって、この2021-22シーズンは過去数シーズンを振り返った中でも、特にポジティブな面が少なかったシーズンだったといえます。

 

スポンサーリンク

マンチェスター・ユナイテッド2022夏移籍の補強ポイント

2021-22シーズン、失意の時間を送ったマンチェスター・ユナイテッドはCL出場権を逃したものの、この夏の移籍市場ではかなりの金額を使って、補強を進めていくことが噂されています。

正直なところ補強すべきポジションは全てのポジションと言ってもいいほどですが、今回はその中でも特に必要だと考えるポジションを3つに分けてみました。

 

まず1つ目は安定感のあるセンターバックの補強です。

今シーズン基本的に起用されていたマグワイア選手、リンデロフ選手はトップクラスの選手と対峙した時には、かなり実力不足を露呈していましたし、ヴァラン選手は実力的に申し分ないものの、怪我が多く、シーズン通しての活躍が見込めません。

守備の改善はユナイテッドの中で、1番の課題だと思うので、最低でもこの夏の移籍市場で2枚は若くて活きのいいセンターバックを補強したいところです。

 

2つ目はワールドクラスのボランチの補強です。

現在マクトミネイ選手、フレッジ選手が主に務めている2ボランチの位置ですが、やはりこちらもセンターバックと同じくワールドクラスの選手と言えない選手がスタメンを務めていることが問題となっています。

そこでこのボランチには1枚、チームの軸となるような選手を補強することが求められており、かなりの金額をはたいていいのではないかと考えます。

 

3つ目は若くて点の取れる攻撃的な選手の補強です。

2021-22シーズンのチーム得点王は37歳のクリスティアーノ・ロナウドが記録した18得点でした。

その中で若いサンチョ選手やエランガ選手がシーズン後半に良いプレーを見せましたが、点を沢山取るというタイプではないので、ある程度得点が計算できて、長い期間活躍してくれる選手の補強が必須になってくると予想します。

 

スポンサーリンク

最新マンチェスター・ユナイテッド2022夏移籍の新加入・退団決定情報

【IN】

なし

【OUT】

なし

 

スポンサーリンク

まとめ

マンチェスター・ユナイテッドの2022夏の移籍情報、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについてご紹介しました。

失意のどん底に落ちた2021-22シーズン、この空気をテン・ハーグ新監督に変えてもらうためにも、この夏の移籍市場では相当活発な動きを見せるであろうユナイテッドに要注目です!

 

 

スポンサーリンク