こんにちは!
2019〜2020シーズンは圧倒的な強さを見せ、
2位のマンチェスター・シティーに勝ち点18ポイント差をつけ
独走のような形で優勝したリヴァプール。
昨シーズンの強さから今シーズンも優勝候補筆頭と考えられていたチームですが、
シーズンの折り返しを迎え、現在までの振り返り、冬の移籍市場の動き、後半戦の展望、戦術、フォーメーション等、考察していきます。
リバプール2020-21冬補強の噂と移籍情報!戦術・フォーメーション予想!
リバプール2020-21シーズン前半戦のまとめ
現在プレミアリーグ17節を終えた時点で、9勝6分2敗の勝ち点33順位は首位となっております。
やはり今シーズンもリヴァプールは強かった!順位だけ見ればそう思えますが、
圧倒的な強さを見せた昨シーズンの序盤の勢いと比較すると決して順風満帆とは言えません。
シーズンオフの時点で新たな戦力は、左サイドバックを主戦場とする
ギリシャ代表のコスタス・ツィミカスのみ。
手薄なポジションであった為、的確な補強ではありました。
また放出した選手としては、
センターバックのデヤン・ロブレン
中盤のララーナなどが挙げられます。
開幕戦を終えたチームは、新戦力として
バイエルン・ミュンヘンからスペイン代表のティアゴ・アルカンタラ
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからポルトガル代表ディオゴ・ジョタの獲得を発表します。
ティアゴ・アルカンタラはクリエイティブな中盤の選手で、
働き者が多いリヴァプールの選手の中でも試合を組み立てられる、
局面を変えるパスを豊富に出せる貴重な存在です。
ディオゴ・ジョタはプレミアリーグでの実績十分で、もはや定番となったフロント3の
サラー、フィルミーノ、マネとのローテーションとして十分な実力者です。
しかし、デヤン・ロブレンを放出したセンターバックの補強は発表されませんでした。
新戦力の活躍もありなんとか勝利を収めていたチームですが、
開幕戦から失点が減らず毎試合僅差のゲームが続きました。
第4節ではアストン・ヴィラに2―7と衝撃的なスコアで早くも黒星を喫してしまいます。
続く第5節では絶対的な守備の大黒柱ファン・ダイクが大怪我負い長期離脱。
同じく主力のセンターバックのジョー・ゴメスは代表活動中に重傷を負い、
主力のセンターバックの2人を欠く形でシーズンを戦うことを余儀なくされました。
また、右サイドバックのアレクサンダー・アーノルド
守護神のアリソン・ベッカーなど主力選手の離脱もありましたが
それでも、本職ではないファビーニョがセンターバックとして奮起。
普段は控えの若手選手の頑張りもあり、折り返し地点を首位で迎えることが出来た事は
これからのチームを考えた上で、非常に実りあるシーズン前半戦だったといえます。
リバプール2020-21シーズン前半戦の課題点
シーズン前半戦を見た上での課題点ですが、私は3つあると考えます。
ひとつ目は、失点の多さです。
主力選手が怪我でいない中ではありますが、昨シーズンと比較すると失点数が格段に多く、対戦相手の研究もあり
右サイドバックのアレクサンダー・アーノルドが攻撃参加して空いた裏のスペースを使われ失点するというシーンが何度も見られました。
ふたつ目は、引かれた相手の崩し方です。
リヴァプールは前線からの激しいプレスからボールを奪い、素早いカウンターで仕留める形を得意としますが、
対戦相手が守備を固め逆にボールを持たされる展開だと突破の糸口が見えず中途半端な攻撃で終わってしまうことが多々ありました。
三つ目はなんといっても怪我人の多さです。
シーズン前半の時点で主力級の選手の離脱が多く、
特にファン・ダイク、ジョーゴメスの長期離脱は非常に大きなダメージがありました。
本職ではない選手、まだ経験が浅い若手選手に頼らなければいけない状況で、早急に手を打たなければいけない課題だと思います。
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リバプール2020-21シーズン冬補強の噂とメンバー予想
冬の移籍市場の補強ですが、様々な噂がありますがやはりセンターバックの選手が目立ちます。
・ベン・ホワイト /23歳 /ブライトン /センターバック
・ダヨ・ウパメカノ/22歳 /ライプツィヒ /センターバック
・ムハメド・カバク /20歳 /シャルケ /センターバック
最近よく耳にする噂は上記の3選手が多く感じます。
いずれの選手も現在の所属チームではセンターバックを務めております。
ベン・ホワイトの印象としては非常にクレバーな選手で
センターバックのとしては決して恵まれた体格では無いものの
予測とポジショニングが抜群で大柄な選手にも対等に対応している印象があります。
初速が早くインターセプトも得意な選手です。
ダヨ・ウパメカノはとにかく身体能力が高く、
ジャンプ力、スプリント力は目を見張るものがあります。
プレミアリーグの屈強な選手たちにもあたり負けないフィジカルがあるのではないかと思います。
ムハメド・カバクは守備能力はもちろん、
足元の技術に優れ、ビルドアップも得意で最終ラインからの攻撃の組み立てという点でも大いに戦力になるのではないかと思います。
現在のチーム状況から考え、最低でもセンターバックを2人は確保しておきたいところですが
上記はあくまでも噂の段階です。チームからの良い発表を待つことしかできません。
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リバプール2020-21シーズンの予想フォーメーションと戦術
さてここで、シーズン後半戦の予想フォーメーションを考えて見ましょう。
基本フォーメーションは4-3-3が考えられますが、シーズン前半戦では4-2-3-1のような形を試すこともあり恐らくこの2つの併用となることが予想されます。
以上が基本的な布陣となると思います。
オプションとしてCBマティプの位置に先程の加入の噂がある選手
中盤はミルナー、ケイタなど実力者も控えています。
前線は得点を量産しているジョタ、スペースを見つけるのが上手い南野選手にも期待したいところです。
戦術は基本的にクロップ監督が得意とする
ゲーゲンプレスからのカウンターが主流となりそうですが、
新戦力ティアゴ・アルカンタラが加わったことにより、ある程度ボールを保持した中でも
前線の選手の動き出しを見逃さず正確なパスで局面を打開する場面が多く見られると思います。
また、昨シーズンは両サイドバックのアシストからの得点が非常に多く、
今シーズン後半戦も引き続き大きな戦術となると考えられます。
守備では両サイドバックの背後のスペースのカバーリングが重要だと思いますが、
主将のヘンダーソンがバランスをうまく取りながら相手の攻撃の目を潰し、ファビーニョの抜群のポジショニングで失点を防ぐという場面を期待したいと思います。
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リバプール2020-21シーズンの注目プレイヤー
シーズン後半の注目選手として、3選手上げさせて頂きます。
アリソン・ベッカー
1人目はGKアリソン・ベッカーです。
アリソン・ベッカー 🇧🇷🔴
6試合 2失点 (4クリーンシート)
→リーグ1位セーブ率 87%
→リーグ1位ロングパス成功数(36本)
→リーグ1位ロングパス成功率(59%)
→リーグ1位 pic.twitter.com/0ApQacqx2Y— LFC BELIEVER (@King47Ynwa) September 23, 2018
守備陣の離脱が目立つ中でも最後の砦としてこれまで何度もピンチを救って来ました。
例え守備が崩されようとも彼が本領を発揮すればそう簡単にリヴァプールのゴールは割れないはずです。
2人目はCMFティアゴ・アルカンタラです。
🚨正式
チアゴ・アルカンタラ🇪🇸
バイエルン🇩🇪 ➡️ リヴァプール🏴リヴァプールファンの方おめでとう!! pic.twitter.com/NbsLRysAaS
— ALIEL ⚽️ アリエル (@ALIEL_Football) September 18, 2020
実力は世界中誰が見ても確かなので後半戦、彼がチームに完全にフィットすれば
今までのリヴァプールにはなかった多彩な攻撃を演出して多くのゴールを見せてくれるでしょう。
3人目はCFロベルト・フィルミーノです。
ロベルト・フィルミーノ
リヴァプール/ブラジル代表
#9/20 CF自由にピッチを駆け回りウイングや中盤の選手が攻め込むスペースを作り出す。また守備貢献も目立ち、献身的に前線からプレスをかける。運動量も豊富で試合最後まで集中が途切れない。攻守のスイッチを切り替えリズムを作り出す演出家。 pic.twitter.com/VP7gPnIRKn
— サッカー選手解説bot (@let_play_soccer) March 15, 2019
3トップの中でも派手さはありませんがチームに絶対に欠かせないピースです。
彼のポジショニング、前線からのチェイシングの上手さは失ってから気づくことが多く
途中交代した試合では攻撃の糸口が見つからず、失点してしまうケースが見られました。
攻守共に重要な選手です。得点量産にも期待したいです。
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まとめ
苦しみながらも、首位に立っているリヴァプール。
昨シーズンのように独走状態での優勝は現実的に難しい状況ですが、
彼らのチーム力、メンテリティなら必ず良い結果でシーズンを終えることが可能だと思います。
クロップ監督を中心にシーズン後半戦も熱い試合から目が離せません!
最後に、リヴァプールの代表的な応援歌のタイトルにもなっている言葉を添えて、
You’ll Never Walk Alone 君はひとりじゃない。
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