こんにちは!
2019シーズン、鹿島アントラーズは、リーグ戦終盤まで優勝争いを演じていたものの、3位に終わりました。大岩監督の退任が発表された中で決勝まで上り詰めた天皇杯でも、神戸の前に屈して準優勝となり、2014年以来の無冠のシーズンとなってしまいました。
そんな鹿島アントラーズも、来季のタイトル奪取に向けて新チームの構築が始まっています。
本記事で2020冬の移籍情報を整理するとともに、2019シーズンの振り返りや2020シーズンの予想をしていきたいと思います!
鹿島アントラーズ2020補強の噂・移籍情報とフォーメーション予想!
鹿島アントラーズ2019シーズンを振り返る
大岩監督が指揮を執り始めて3年目となった2019シーズンは、シーズン前から波乱の一年となりました。
チームの精神的支柱であった小笠原選手が引退によってチームを去ったことに加え、高いサッカーIQを駆使して絶対的中心選手となっていた西大伍選手が電撃移籍、日本代表としても活躍していた昌子源選手の海外挑戦など、主力の流出が相次ぎました。
また、シーズン中も鈴木優磨選手、安部選手、安西選手らが相次いで欧州へ移籍し、ここ数年の鹿島アントラーズで中心として活躍していた選手たちがほとんどいなくなってしまう、厳しい一年となりました!
しかし、白崎選手や名古選手など新加入メンバーが素早くチームに溶け込み、大岩監督のもと、リーグ戦で優勝争いを演じつつACLもトーナメント進出を果たすなど、
無冠には終わったものの、「なんとか切り抜けた」シーズンとなりました
タイトルを取らなければ失敗と言われてしまう名門チームですが、これだけメンバーの入れ替えがあった中で、総合的に見れば決して悪くはないシーズンを送ることができたのではないでしょうか
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鹿島アントラーズ2019シーズンの課題点
前述したように主力の流出、特にサイドバックの選手が相次いで移籍したことや、既存のサイドバックを本職とする選手がスタメン争いにかかわることができず、
一年を通して厳しいやりくりをして乗り切らなければいけなくなってしまいました。
もともとサイドバックを得意としないブエノ選手や永木選手では、オーバーラップによるサイドからの攻撃に迫力がなくなり、
リーグ終盤戦や天皇杯では攻撃のアイデア不足にも悩まされることとなってしまいました。
ヴィッセル神戸に短い期間で2回続けて「攻め手がないまま失点を重ねる」同じ負け方を喫してしまったことは、サポーターの記憶にも新しいですね。
選手層の薄さと、攻撃のアイデア不足が課題点として浮かび上がったシーズンとなりました!
鹿島アントラーズ2020シーズン移籍・補強情報とメンバー予想
2020シーズンは、3年指揮を執った大岩監督がすでに退任し、新たな監督・コーチ陣で戦うことが発表されました
注目の新監督ザーゴ氏ですが、前クラブとの契約上のトラブルにより、来日が遅れ、相馬コーチのもと新チームは始動しました。
元日に天皇杯決勝を戦ってから、わずか3週間余りでACLプレーオフという新シーズンの一戦を控える鹿島アントラーズにとっては厳しい船出となっていますが、
なんとかチーム作りを間に合わせて結果を残したですね!
選手の動向は次のようになっています
IN(加入)確定
DF杉岡(←湘南)、DF永戸(←仙台)、DF奈良(←川崎)
DF広瀬(←横浜FM)、MF和泉(←名古屋)
MFファンアラーノ(←インテルナシオナル)、FWエヴェラウド(←ケレタロ)
MF松村(静岡学園高)、MF荒木(東福岡高)、FW染野(尚志高)GK山田(鹿島ユース)
OUT(放出)確定
レアンドロ、中村充、相馬(期限付き移籍終了)、チョンスンヒョン、有馬、
川俣、小田、小池、山口
以上はすべて、公式情報が出た確定の移籍動向です。
また、1月13日現在、セルジーニョ選手の中国移籍が決定的との中国メディアの報道があります。ブラジル人のMF、FWを新たに獲得していることからも、放出は濃厚だと予想します!
その他の加入の噂としてパルメイラス所属のMF,ゼ・ラファエル選手の獲得を目指すという報道がありましたが、今のところ(1・13現在)続報は届いていません。
2019シーズンは、サイドバックを本職とする内田や山本が怪我などで調子が上がらず、西や安西といった主力が抜けた穴を最後まで埋めることができませんでした。
サイドバックを本職としない選手たちで苦しいやりくりをして乗り切った一年といえます。
今年は、前述したようにシーズン当初から過密日程が待ち受けていて、フロントも選手層拡大に本腰を入れましたね!
仙台、横浜FMでそれぞれ主力級の活躍を見せていた永戸・広瀬というサイドバックを二人ともに獲得したことは驚きですが、これで一気にサイドバック問題は解決したといえるでしょう!
その他にも、鹿島伝統のブラジルルートで実力者を加入させて外国人枠を上限まで使ったほか、複数クラブが争奪に乗り出していた大型高卒ルーキーを3人獲得するなど、世代交代も順調に進めています
今年の補強を総合的に判断すると、昨年の穴埋めと若い世代の獲得に成功したという点で、フロントの思惑通りの結果となったのではないでしょうか!
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鹿島アントラーズ2020シーズン予想フォーメーション
新監督を迎えた上に多くの有望な選手を獲得したため、今年の鹿島アントラーズの戦いぶりを予想することは非常に難しいです!
過密日程の中で選手を使い分けていくことが想定されるため、特に序盤戦は選手を固定しない戦い方が取られると予想されます!
昨季のメンバーをベースに組むと
GK クォンスンテ
DF 永戸勝也(広瀬陸斗) 町田浩樹 犬飼智也(ブエノ) 永木亮太
MF レオシルバ 三竿健斗(永木亮太) 白崎凌兵(杉岡大暉) ファンアラーノ(エヴェラウド)
FW 伊藤翔 土井聖真
過密日程を踏まえた中で新加入選手を積極的に使っていくとなると
GK クォンスンテ
DF 永戸勝也(広瀬陸斗) 奈良竜樹 犬飼智也(ブエノ) 永木亮太
MF レオシルバ 三竿健斗(永木亮太) 杉岡 ファンアラーノ
FW エヴェラウド 和泉竜司
などのメンバーが予想されます!
また、ACLでは外国人枠が3+アジア枠1に制限されるため、Jリーグとは違ったメンバーが要求されますね!
予想には挙げませんでしたが、鳴り物入りで入団して着実に出場機会を増やしている関川や、スピードとテクニックで今年の高校サッカー選手権を沸かせた松村など、若い世代の選手の底上げもあるとより強固な選手層となりますね!
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まとめ
2019シーズンの鹿島アントラーズは、主力の流出があった中で戦えるチームを完成させたものの、タイトルを一つも取れない厳しいシーズンとなってしまいましたね。
今シーズンは、新監督の戦術がいかにJリーグにマッチするかという点と新加入選手がどれだけスタメン争いにかかわれるかということが巻き返しのカギを握っているといえます
今季の鹿島に期待しましょう!
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