こんにちは!
2021年3月、久しぶりの代表ウィークから始まる2022年カタールW杯の欧州予選。
今回紹介するドイツ代表は、2014年のW杯で優勝しましたが前回のW杯では予選敗退という結果で、
さらに2006年から監督を務めていたヨアヒム・レーブ監督が今夏のEURO終了後の退任を発表するなど転換期にあるといえます。
それでもレーブ監督の下、これからのドイツ代表の未来を背負っていく、新たな若手選手も選ばれているような状況です。
そんなドイツ代表がどのようなチームなのかこの記事で、若手注目選手、予想スタメン・フォーメーションと戦術についてまとめてみました!
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ドイツ代表の若手注目選手は?予想スタメン・フォーメーションと戦術|ワールドカップ2022ヨーロッパ予選
ドイツ代表W杯2022欧州予選の予想スタメン
まずは2021年3月招集のドイツ代表W杯欧州予選の代表メンバーをご覧ください。
🇩🇪 Unser Kader für die WM-Qualifikationsspiele im März❗#GERISL #ROUGER #GERMKD #DieMannschaft pic.twitter.com/M4QP0SttFM
— Die Mannschaft (@DFB_Team) March 19, 2021
GK:GKはベテランのノイアーを予想します。
ドイツ代表のGKはとても充実していて、ノイアー以外にも今回招集されているのが
アーセナルの正GKレノ、バルセロナの正GKテア・シュテーゲンとビッククラブで活躍する選手ばかりなので
ノイアーであってもスタメンが確証されているような状況ではありません。
CB:CBにはリュディガーとズーレのコンビを予想します。
CBはバイエルンで完全なスタメンとは言えませんが主力として活躍しているズーレと、チェルシーでトゥヘル監督に代わってから再び出場機会を増やしているリュディガーを予想しましたが、
最近ドルトムントでCBとしての力を発揮しているジャンや若いターにも出場機会があると予想します。
RSB,LSB:RSBにはギンター、LSBにはマックスを予想します。
RSBにはクラブではCBを務めますが代表だとRSBを務めるギンターを、LSBには安定したプレーに定評のあるマックスを予想しました。
両SB共に他にも実力者が控えていて、ライプツィヒで活躍するハルステンベルクとクロスターマン、アタランタの躍進を攻守で支えているゴセンスと素晴らしい選手が揃っています。
MF:MF3枚はゴレツカ、キミッヒ、ギュンドアンを予想します。
MFはとても高いレベルでのスタメン争いですが、クロースが怪我で離脱ということでまずはバイエルンで活躍するゴレツカを予想、
同じくバイエルンのキミッヒは中盤にコンバート以降も素晴らしいプレーを見せています。
さらにギュンドアンは今シーズン得点力が一気に覚醒したのか、ここまでマンチェスター・シティで12得点と素晴らしい活躍を見せています。
他にもボルシアMGで復活したホフマン、同じくボルシアMGで一気にブレイクしビッククラブに狙われる存在となったノイハウス、チェルシーで復調しつつあるハフェルツ、初招集18歳のムシアラなど
タレント揃いのメンバーとなっています。
FW:FWは3枚でLWGにニャブリ、CFにヴェルナー、RWGはレロイ・ザネと予想します。
この予想した3枚の並びですがおそらく決まった形ではなく、試合中にヴェルナーとニャブリがポジションを交換するなど流動的な形になると予想します。
控えにはフランクフルトで復活を遂げたユネス、17歳で初招集となったレヴァークーゼンの期待の若手であるビルツが入っています。
ドイツ代表W杯2022欧州予選の予想フォーメーション
ドイツ代表は現在基本的にはヨアヒム・レーブ監督の下で、
4-3-3のフォーメーションを採用しています。
GK マヌエル・ノイアー
DF ギンター、リュディガー、ズーレ、フィリップ・マックス
MF ギュンドアン、キミッヒ、ゴレツカ
FW セルジュ・ニャブリ、ヴェルナー、レロイ・ザネ
このようなフォーメーションでドイツ代表は今回の代表ウィークを戦っていくと予想します!
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ドイツ代表W杯2022欧州予選の予想戦術
現在のドイツ代表はレーブ監督の下で2018年のW杯で敗退後から再びチームを再建している段階です。
まず攻撃でも守備でも重要になっているのは個人に頼るということではなく、
しっかりと組織を重んじる傾向にあります。
守備面ではもちろんGKのノイアーの持ち味である飛び出しやベテランであるリュディガーを中心にした、守備陣が連携を取りながら相手を抑えているのに加えて、
キミッヒが中盤のポジションから元々SBだったディフェンス能力を活かして相手のボールを奪う働きをしています。
攻撃では現在のメンバーを見るとニャブリやヴェルナーなどとてもスピードのある選手が多く、
そのような選手達を足元の技術に長けているギュンドアンやキミッヒなどからのパスで抜け出してサイドからのクロスボールでチャンスを作る場面が多く見られます。
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ドイツ代表W杯2022欧州予選の若手注目選手
ここからは2021年3月のドイツ代表に招集された期待の若手3人を紹介します!
ジャマル・ムシアラ
i’m very happy to have signed my first professional contract with FC Bayern. I feel really comfortable at the club and with the team. Thank you very much for all your trust in me!
Looking forward to the next couple of years.#miasanmia #JM42 #moretocome pic.twitter.com/6Kzqvqw3x7— Jamal Musiala (@JamalMusiala) March 5, 2021
注目の若手1人目は18歳で初招集となったジャマル・ムシアラ選手です。
ムシアラ選手は現在18歳でドイツ生まれながら7歳の時にイングランドへ移り、2019年までチェルシーのアカデミーで過ごしました。
その後2019年の7月にバイエルン・ミュンヘンに移籍すると2020年6月に17歳115日でデビューし、クラブの最年少記録を更新、
さらに同年9月に17歳205日でブンデスリーガ初ゴールを決めてこちらもクラブの最年少記録を更新するという形で強豪のバイエルン・ミュンヘンで記録を作り続けています!
そんなムシアラ選手はナイジェリア出身の父親とドイツ人の母親のもとに生まれ、イギリスで過ごした期間も長かったため2020年にU-21イングランド代表に招集され出場しましたが、
2021年の2月にドイツ代表を選択する事を表明して今回の初招集へと繋がりました。
プレーするポジションとしては、本職のOMFの他にもバイエルン・ミュンヘンではWGのポジションも器用にこなしています。
プレーの特徴としてNEXTサンチョと呼ばれるように素早く力強いドリブル突破で相手を抜き去るプレーや、フィニッシュの面でも豪快なシュートを持っています。
18歳にしてタレント揃いのバイエルン・ミュンヘンで出場機会を得て、結果を残し飛び級でのA代表招集となったムシアラ選手の活躍に是非とも期待して見ていきましょう!
フロリアン・ビルツ
2003年生まれのMFビルツがブンデス初ゴール!! 最年少記録が14季ぶり更新 https://t.co/1WdRCx9bwv #gekisaka pic.twitter.com/1jvVfnBRQP
— ゲキサカ (@gekisaka) June 7, 2020
続いて2人目はこちらも17歳という若さで初招集となったフロリアン・ビルツ選手です。
ビルツ選手は2003年生まれの17歳、2010年にFCケルンのアカデミーに入団すると2018年に飛び級でU-17に昇格して目覚ましい活躍を見せると2020年の1月移籍期限ギリギリでレヴァークーゼンへ加入します。
その後起こったコロナウイルスによるリーグ戦の中断直後の5月ブレーメン戦でトップチームのメンバー入りをすると、
その試合で出場を果たし17歳15日での出場はブンデスリーガ史上3番目の若さであり、チーム史上最年少出場記録でした。
さらにその19日後のバイエルン・ミュンヘン戦では17歳34日でのブンデスリーガ初ゴールを決めて、ブンデスリーガ史上最年少得点記録を更新しました。
そんなビルツ選手は主にトップ下でのプレーが多く、プレースタイルもまさに10番といったプレーで足元の技術を活かしての多彩なフェイントや味方を活かす絶妙なパスを持っています。
既に今シーズンもチームの主力として20試合に出場して、2ゴール4アシストと
これから必ずビッククラブから声がかかること間違いなしのビルツ選手の動向に注目していきましょう!
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フロリアン・ノイハウス
🇩🇪移籍の噂🏴
リヴァプール、MFノイハウスの獲得に関心か…ワイナルドゥムの後釜にhttps://t.co/ikfa1EFeIE🗣編集部より
「ノイハウスは今シーズン、ボルシアMGにてリーグ戦20試合に出場し4ゴール4アシストを記録している、高身長MFです」— サッカーキング (@SoccerKingJP) February 16, 2021
最後の3人目はボルシアMGを支えるフロリアン・ノイハウス選手です。
ノイハウス選手は1997年生まれの24歳、地元の1860ミュンヘンのユースでキャリアをスタートさせるとそのままプロデビューを果たし、16-17シーズンに2部で印象的な活躍を見せます。
すると2017年6月にボルシアMGが長期契約でノイハウス選手を獲得し、そのシーズンは2部のデュッセルドルフにレンタル移籍するとチームの1部昇格に大きく貢献して翌シーズンからはボルシアMGに戻り、
チームの躍進を支える中心選手として大活躍しています。
基本的にはセントラルMFの位置でプレーする事が多いノイハウス選手、プレーの特徴としては、MFとして必要である長短のパスの精度、危険を察知してボールを奪うDF能力、ダイナミックな攻撃参加と全ての面で高い水準のプレーを見せてくれます!
これからのドイツ代表を支えていく選手になっていくであろうノイハウス選手には、国内外のビッククラブから既に接触があったようでバイエルン・ミュンヘンやリヴァプールなどの名前が挙がっています。
これからさらに成長が期待されるノイハウス選手のドイツ代表での活躍に期待しましょう!
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ドイツ代表監督
ヨアヒム・レーブ
🇩🇪退任後は?🇪🇸#ドイツ代表 の #ヨアヒム・レーブ 監督。ユーロ2020終了後に退任するが、その後はスペイン語を習得したい考えがあるようだhttps://t.co/xEkdQHzGus
— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) March 21, 2021
ヨアヒム・レーブ監督は1960年生まれの61歳、現役時代はFWとしてプレーしていました。
その後、35歳で現在を引退するとシュツットガルトのヘッドコーチに就任し、その翌年には監督に就任するとチームを躍進させますが2シーズンで退任。
その後はドイツのクラブ以外にもトルコやオーストリアのクラブで監督を経験し、2004年遂にドイツ代表のヘッドコーチに就任し、
2006年のドイツW杯では当時のクリンスマン監督を片腕として代表チームを支えました。
そのW杯終了後にクリンスマン監督が退任すると、後を引き継ぐ形で代表監督に就任します。
ここから長いドイツ代表監督としてのキャリアを積み重ねていくレーブ監督、
まず2008年のEUROで準優勝、2010年南アフリカW杯では3位に入るなど好成績を残します。
そして迎えた2度目のW杯となったブラジルW杯では準決勝で開催国ブラジルを相手に7-1で歴史的な大勝を果たすと、
決勝ではアルゼンチンとの延長での激戦を交代で入ったゲッツェのゴールで勝利し交代策がハマっての優勝となりました!
そんなレーブ監督ですがここまで約17年務めたドイツ代表監督の座を夏に行われるEURO終了後に退任することを3月に発表しました。
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退任にあたってレーブ監督は公式サイトにコメントを残しています。
「自国の代表チームに関わることはとても特別なことであり、名誉なことだ。約17年間、この国の最高のサッカー選手たちと一緒に仕事をさせてもらい、成長を共に実感した。そして彼らとは、偉大な勝利と痛みを伴う敗北と、多くの素晴らしい魔法のような瞬間を共有してきた。私とチームに最適な労働環境を提供してくれたDFBには、今でも感謝している」というコメントを残しています。
ここまで代表監督を長い間務めてきた監督は今後なかなか現れないと思うので、最後のEUROまで残り少ない期間ですがレーブ監督の代表監督としての采配を見守って行きたいですね!
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まとめ
カタールワールドカップ2022ヨーロッパ予選に臨むドイツ代表の若手注目選手と予想スタメン・フォーメーションと戦術、監督についてご紹介しました。
今回のW杯ヨーロッパ予選でドイツ代表の若手選手がどんな活躍を見せてくれるか期待して見ていきましょう!
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