中国戦日本代表のスタメン予想!注目選手とフォーメーションも!|アジア最終予選カタールW杯2022(9/7)

こんにちは!

カタールW杯2022に向けての過酷なアジア最終予選がスタートしました。

日本代表は、このアジア最終予選でグループBに入り、

オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとワールドカップ本大会への出場権をかけて戦います。

9月2日に行われた初戦のオマーン戦では、まさかの敗戦でのスタートとなってしまい、

2試合目となる中国戦は絶対に落とせない試合となってしまいました。

本記事では、オマーン戦の敗因を振り返りつつ、

アジア最終予選・第2節となる中国戦に臨む日本代表のスタメン予想、注目選手やフォーメーションを予想していきたいと思います!

 

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中国戦日本代表のスタメン予想!注目選手とフォーメーションも!|アジア最終予選カタールW杯2022|(9/7)

9/2オマーン戦敗因を振り返る

まず、9月2日に行われた日本代表の初戦となったオマーン戦を振り返っていきます。

結果から見ると、日本代表は終盤88分に痛恨の失点を喫してしまい0-1というスコアで、

オマーン代表に大金星を奪われてしまいました。

 

この結果になってしまった原因としてはいくつもあるかと思いますが、

まず挙げられるのはコンディションの差、準備期間の差という部分が大きな要素を占めたのは間違いないところです。

というのも、今回オマーン代表は日本に来日するまでに、セルビアで約1か月に及ぶ異例の長期合宿を行っており、

その中で、現地セルビアのクラブと4試合こなしていたことから、

チームのコンディション、戦術面ともにほぼ完璧な状態で日本に入ってきました。

 

逆に日本代表はほとんどがヨーロッパ組で構成されており、コンディション面は非常に悪い状況で、

冨安、守田は移動時間の関係上欠場となり、南野は怪我で欠場、

吉田、酒井宏樹、遠藤、久保辺りはオリンピックからほとんど休みなしで戦い続けており、

コンディション面での差は歴然でした。

 

それでも日本代表とオマーン代表では個人の能力の差で、大きな差があるだろうと思われていましたが、

試合を見てみると、ボール際の局面の部分でもオマーン代表に負けている場面が多く見られました

 

さらに戦術面でしっかりと攻撃に繋げる部分で裏を狙うところを徹底していたオマーン代表は、スムーズな攻撃が出来ていたのに対して、

日本代表は戦術面での狙いが全く見えずにとりあえず1トップの大迫に預けるか、

パスで横にずらしていき、クロスを苦し紛れに上げるという攻撃しか見られませんでした。

 

大雨というピッチコンディションもありましたが、

今回のオマーン戦の敗戦は前回ロシアW杯アジア最終予選の初戦でUAEに敗戦した時以上の衝撃があると思いますが、

しっかりと中国戦に向けて切り替えていってほしいですね。

 

↓2021.09.04 ドーハ入りした選手たちのトレーニングの模様(JFATVより)

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サッカー日本代表:GK予想

オマーン戦では権田選手が起用されましたが、

中国戦ではアジア最終予選での経験豊富な川島選手が起用される可能性を考慮して、

今回は川島選手を予想します。

サッカー日本代表:DF予想

DFラインは、オマーン戦では、左から長友、植田、吉田、酒井という起用でしたが

長友選手は久しぶりの試合で動けていたものの、試合勘のなさが少しありましたし、

酒井選手は疲労の色が見えた部分もあり、初戦を終えたところで代表を離脱、

そして失点シーンや他の部分では植田選手の重さが目立つ試合となりました。

 

そこで、中国戦では恐らく冨安選手の起用が期待出来ることから、

センターバックには吉田、冨安で、左サイドバックは変わらず長友、右サイドバックにはドイツ2部で活躍する室屋が起用されると予想します。

サッカー日本代表:MF予想

オマーン戦では、ボランチ2枚に遠藤と久しぶりの代表となった柴崎、

左に原口、トップ下に鎌田、右に伊藤と比較的経験豊富な選手をスタメンとして起用してきました。

しかし結果としてはボランチ2枚もなかなか上手く試合をコントロールすることが出来ず、原口も前半で交代となり伊藤もスピードを生かす場面がほとんどありませんでした。

さらに、現在日本代表の攻撃陣の中心とも言える鎌田にはほとんどボールが入らずに、ボールに絡むことが難しい展開となってしまいました。

このことから、中国戦ではオマーン戦で途中出場となった堂安や久保を起用して、ボランチにも守田が入ると思うので、

ボランチ2枚に守田、遠藤で、左に鎌田、トップ下に久保、そして右に堂安と予想します。

サッカー日本代表:FW予想

オマーン戦で1トップとして起用されたのはいつも通り大迫選手でしたが、

オマーン代表に完全に狙われて潰されてしまい、持ち味であるポストプレーの部分をまったく生かせませんでした。

もう1人のFW登録されている古橋選手は、後半から中盤の左サイドで起用されましたが

セルティックで見せているような抜け出しなどは残念ながら見ることが出来ませんでした。

 

古橋を本来のポジションである1トップで起用して、裏への抜け出しを期待したいので、

中国戦では、古橋のスタメン出場を予想します。

 

サッカー日本代表フォーメーション予想

日本代表のオマーン戦のフォーメーションは

4-5-1を予想します。

日本代表 中国戦 フォーメーション

FW.
古橋享梧

MF.
遠藤航、守田英正、鎌田大地、久保建英、堂安律

DF.
長友佑都、冨安健洋、吉田麻也、室屋成

GK.
川島永嗣

 

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注目選手

堂安 律

 

注目選手1人目は、

オリンピックで日本の攻撃を引っ張っていた堂安律選手です。

堂安律は、兵庫県出身で1998年生まれ、23歳左利きのMF(SM,DM,OMF)です。

 

2015年に高校2年生の時にガンバ大阪のトップチームに2種登録され、16歳344日というクラブ史上2番目の速さで公式戦デビューを果たします。

その後、ガンバ大阪では10代とは思えないプレーぶりで活躍を見せると、

2017年6月にオランダリーグ・エーデルヴィジのFCフローニンゲンに期限付きで移籍し、

海外挑戦への第一歩をスタートしました。

 

そのフローニンゲンでもいきなり1シーズン目で9ゴールを挙げると、完全移籍に移行となりサポーターが選ぶ年間MVPにも選出されました。

2シーズン目もフローニンゲンで存在感を残すと、2019年8月にはオランダの名門であるPSVアイントフォーヘンへの移籍となりますが、

PSVでの1シーズン目は、残念ながらほとんど出場機会を得ることができませんでした。

 

翌2020-21シーズンは、出場機会を求めてブンデスリーガのビーレフェルトへ期限付き移籍すると、

リーグ戦全34試合に出場して、再び評価を上げ、今夏の東京オリンピックでも日本代表を引っ張る活躍を見せました。

 

堂安のプレースタイルとしては、やはり若い時からの代名詞であるドリブルが持ち味だと思います。

全く物怖じしないメンタルと足元の高いテクニックを兼ね備えており、勢い良く相手ゴールに向かって突き進んでいくプレーが売りです。

さらにキック力にも優れており、威力のあるシュートで遠い距離からのミドルシュートでも相手ゴールを脅かすことができるうえ、

最近では味方を生かすプレーも身につけており、攻撃面では万能な選手に成長しています。

 

2020-21シーズンにプレーしたビーレフェルトでは、守備的なMFでプレーすることもあったため、恵まれフィジカルを生かした守備面での進化も見られました。

久保選手と共に出場した東京オリンピックでは悔しい結果に終わってしまい、オマーン戦でも途中出場となった堂安ですが

中国戦では日本代表の攻撃陣を引っ張る存在として勝利に貢献して欲しいと思います!

 

冨安 健洋

 

注目選手2人目は、

プレミアリーグの名門アーセナルへの移籍が発表された冨安健洋選手です。

冨安健洋は、福岡県出身で1998年生まれ、22歳右利きのDF(CB,SB)です。

 

2016年に高校3年生でアビスパ福岡のトップチームに昇格した冨安は、直ぐにアビスパ福岡の守備の中心選手として活躍を見せ、Jリーグの強豪も獲得に興味を示していましたが、

2018年1月に冨安自身の強い海外志向により、ベルギーのシントトロイデンに移籍となりました。

 

そのシントトロイデンでも、しっかり主軸となった冨安は、2018-19シーズンのサポーターが選ぶMVPに選出されるなど欧州でも注目されるような選手に成長していきます。

そして2019年7月にセリエAのボローニャに移籍し、ステップアップを果たします。

ボローニャでは屈強なFW相手にセンターバックだけではなく、右サイドバックで起用されることも多かった冨安ですが

どちらでも高いレベルのプレーを維持することができた結果として、さらに評価を上げて、ビッククラブからの注目を集めるようになりました。

 

今夏の移籍市場でその動向が注目されましたが、最終的には移籍期間ギリギリの2021年8月31日に、

プレミアリーグの名門であるアーセナルへの完全移籍が発表されました(移籍金約2000万ユーロ)。

 

冨安選手のプレースタイルは、高さ、スピード、フィジカルと、全ての面でDFとしてワールドクラスの能力を持っています。

特に目立つ部分は「対人守備の圧倒的な強さ」です。

 

冨安選手は日本人にとって課題とされている対人守備、いわゆるデュエルの部分において、

非常に冷静に相手の突破を防いでいる場面が多く見られます。

さらに187㎝という長身も生かし、しっかりと相手のロングボールに対しても、反応してはじき返しています。

 

もう1つの持ち味は、ビルドアップ能力の高さです。

冨安選手は現代のCBとして必須の能力であるビルドアップ能力も素晴らしいものを持っています。

 

ボールを持って前線の選手に精度の高い楔となるパスを多く入れたり、隙を見てのボールの持ち出しなど、

DFラインから攻撃をスタートさせる能力も高いレベルで持ち合わせています。

 

さらにボローニャに移籍してから、CBだけでなく右SBとしても多く出場したことによって、今まで以上に攻撃能力も上がったのではないかと思います。

オマーン戦では移動の問題で出場出来なかった冨安選手ですが、

中国戦では少し不安定だった日本代表の守備を安定させると共に、

攻撃面でDFラインからの効果的なパスを期待したいと思います!

 

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守田 英正

 

注目選手3人目は、

ポルトガルの舞台でも印象的な活躍を見せている守田英正選手です。

守田英正は、大阪府出身で1995年生まれ、26歳右利きのMF(DM)です。

 

流通経済大学から2018年に川崎フロンターレへ入団した守田は、

プロ1年目からボランチのポジションで活躍を見せ、川崎フロンターレのJリーグ優勝に大きく貢献すると、

2020年にはJリーグのベストイレブンにも選出されるなど、Jリーグ屈指のボランチへと成長していきました。

そして2021年1月にはポルトガル1部のサンタクララへの完全移籍が発表されました。

 

サンタクララでは冬の移籍であったことから、半分のシーズンではありましたが、評価を上げるのに充分な活躍を見せて

今夏の移籍市場では更なるステップアップも期待されましたが、移籍はまとまらずに残留となりました。

 

守田のプレースタイルとしては、まずボランチとして求められる守備の部分で

素晴らしいボール奪取能力、危機察知能力を持っており、相手の攻撃の芽を摘むことに優れています。

 

攻撃面では、試合における状況判断に非常に優れているおり、

機を見ての攻撃参加で前線に自らドリブル突破していったり、スペースに入っていきゴールを決めるなど攻撃能力も持っています。

全体的に万能な能力を持っている守田が加われば、攻守両面で日本代表に安定感を持たらすことが期待できます。

中国戦では守田の状況判断に注目していきたいと思います。

武磊/ウー・レイ

 

中国代表の注目選手は、

中国代表で唯一海外リーグでプレーするウー・レイ選手です。

ウー・レイは、1991年生まれ、29歳右利きのFW(WG,CF)です。

 

ウー・レイは現上海海港でなんと14歳287日という最年少記録で中国リーグデビューを果たします。

その後、同クラブで2018年まで絶対的なストライカーとして活躍し、

2010年から9年連続での2桁得点、そして中国人選手の中で6年連続得点王と素晴らしい記録を作ってきました。

 

そんなウー・レイは、2019年1月にスペイン1部ラ・リーガのエスパニョールに移籍することが発表され、

同年3月には中国人として初となるラ・リーガでの得点を上げて歴史に名を刻みました。

 

現在もエスパニョールに所属しているウー・レイ選手のプレースタイルとしては、

持ち味であるスピードを活かして相手の裏をとったチャンスメイクや、中国時代に存分に発揮していた素晴らしい得点能力もあり

間違いなく中国代表の中でも歴代最高の選手と言えるでしょう。

 

中国代表の得点源であるウー・レイを止めなければ、日本代表は失点の可能性があると思うので

帰化選手だけではなく、この男にも要注意しなければいけませんね!

 

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サッカー日本代表招集メンバー一覧

オマーン戦の前に怪我で板倉滉選手が離脱、オマーン戦の後に酒井宏樹選手がコンディション不良の為、

そして南野拓実選手が怪我の為に代表を離脱しました。

代わりに昌子源選手、オナイウ阿道選手が追加招集されています。

GK
川島永嗣(ストラスブール)
権田修一(清水エスパルス)
谷晃生(湘南ベルマーレ)

DF
長友佑都(無所属)
吉田麻也(サンプドリア)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
昌子源(ガンバ大阪)
山根視来(川崎フロンターレ)
室屋成(ハノーファー)
植田直通(ニーム)
中山雄太(ズヴォレ)
冨安健洋(ボローニャ)

MF
原口元気(ウニオン・ベルリン)
柴崎岳(レガネス)
遠藤航(シュツットガルト)
伊藤純也(ゲンク)
守田英正(サンタクララ)
鎌田大地(フランクフルト)
堂安律(PSV)
久保建英(マジョルカ)

FW
古橋享梧(セルティック)
大迫勇也(ヴィッセル神戸)
オナイウ阿道(トゥールーズ)

 

中国代表招集メンバー一覧

※★マークは帰化選手

GK:

ヤン・チュンリン(上海海港)
ワン・ダーレイ(山東泰山)
リュー・ジャンズオ(広州FC)
ドン・ヘンイー(武漢FC)

DF:

チャン・リンペン (広州FC)
ユー・ダーバオ (北京国安)
ワン・シェンチャオ (上海海港)
ガオ・チュンイー (広州FC)
ワン・ガン (北京国安)
リー・アン(上海海港)
チュー・チェンジエ(上海申花)
リー・レイ (北京国安)
ティラス・ブロウニング(広州FC)★

MF:

ハオ・チュンミン (武漢FC)
ウー・シー (上海申花)
チャン・シーチェー (北京国安)
チー・チョングオ (北京国安)
チン・チンダオ(山東泰山)
イン・ホンボー (河北FC)
リュー・ビンビン (山東泰山)
ウー・シンハン(山東泰山)
ワン・チューミン(河北FC)
シュー・シン (山東泰山)

FW:

ウー・レイ (エスパニョール / ESP)
ウェイ・シーハオ (広州FC)
チャン・ユーニン (北京国安)
エウケソン (広州FC)★
アラン (広州FC)★
アロイージオ (広州FC)★
バー・ドゥン (天津津門虎)
グオ・ティアンユー (山東泰山)

 

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アジア最終予選第2節中国戦の見どころ・期待

アジア最終予選・第2節、日本代表は因縁の地カタール・ドーハにて中国代表との決戦を迎えます。

中国代表は、第1節ではオーストラリア代表に0-3で敗れており、

こちらも日本代表同様に2連敗は出来ない状況です。両者共に2節から早くも追い込まれた状況と言えます。

 

まずコンディション面から見ると、中国代表は第1節でもドーハで行われていることから移動がなく、

コンディション面では日本から空路移動してきている日本代表と比べると間違いなく良い状態と言えます。

 

それでも日本代表はこの試合どんな内容でも勝ち点3を獲得しなければならない状態です。

まずはしっかりと守備から入っていき、前回の反省点でもある攻撃のバリエーションのなさを改善しなければいけません。

 

それにはまず選手選考での改善の余地があると思うので、

より攻撃にバリエーションを付けられる久保選手や堂安選手の起用は有力だと思います。

 

やはり必死に相手より走って運動量で勝り、その中でも日本の技術力を見せ、第1節からの悪い流れを断ち切るような快勝で

この9月の代表ウィークを終えることを期待しています(^^)/

 

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まとめ

カタールW杯アジア最終予選の第2節となる中国戦に臨む日本代表のスタメン予想と、注目選手やフォーメーションをまとめてみました。

初戦に敗れてしまい、かつてないほどの苦境に見舞われてしまっている日本代表は、この中国戦に何としても勝利しなければいけない状況になってしまいました。

しかし、日本代表のメンバーが本来の自分たちの実力を発揮してくれれば、中国相手に勝利することは間違いありません。

第2節・中国代表戦に注目です(^^)/

 

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