FCバイエルンミュンヘンの最新スタメン予想!2021-22後半戦フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!

こんにちは!

2シーズンぶりの欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇と、ブンデスリーガ10連覇を目指すバイエルン・ミュンヘンは、26節終了時点で2位に勝ち点差10(バイエルン: 60、ドルトムント: 50 )をつけ、首位を独走しています。

新進気鋭の戦術家であるナーゲルスマン監督の下、既存の4-2-3-1に加え、3バックを採用したり、レロイ・サネをトップ下で起用したり、柔軟な選手起用や戦術を用いて魅力的で力強いサッカーを展開しています。

そこで本記事ではさらなる進化が期待されるバイエルン・ミュンヘンの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、新加入または注目の有力選手や、今季2021-22シーズン後半戦の展望についてまとめてみました。

 

バイエルン・ミュンヘンの最新スタメンはどうなるか予想

[GK]

引き続き正GKはマヌエル・ノイアーの起用を予想します。

高いシュートストップ技術に加え、足元の技術も正確なワールドクラスの実力の持ち主です。

 

2ndGKにはスベン・ウルライヒ、3rdGKには若手のクリスティアン・フリュヒトルです。

ノイアーが戦列を離れている2022年2月現在、復帰するまではウルライヒのスタメン起用が続くと予想します。

ノイアーの後継者を獲得するまでは少し不安な選手の質と言えます。

 

[DF]

現状4バックと3バックが使い分けられています。

4バックでは右SBにCBにも対応可能な守備力も持つベンジャマン・パヴァール、左SBには爆速王とも謳われたアルフォンソ・デイビス

そしてCBの2枚には高い身体能力を持つダヨ・ウパメカノと、スピードに優れ、SB起用も可能なリュカ・エルナンデスの起用を予想します。

 

3バック採用時には右から、ウパメカノ、ニクラス・ジューレ、リュカや、パヴァール、ウパメカノ、リュカといった並びの起用も予想します。

 

またクロアチア代表の期待の若手であるヨシプ・スタニシッチが右SB、同様に元U-21イングランド代表のオマー・リチャーズが左SBの控え、そしてCBは現状はジューレが控えに入ると予想します。

しかし、ジューレはシーズン終了後のドルトムントへの移籍が決定しているため、3バック採用を継続するのなら、今夏の移籍市場では即戦力の確保が必須になりそうです。

 

とは言え、どのポジションにもワールドクラスの選手が配置され、非常に高い質を誇ります。

 

[MF]

4バック時は5枚3バック時には4枚の選手が起用されます。

まず4バックでも3バックでもダブルボランチには、フィジカルに優れたボックス・トゥ・ボックスのレオン・ゴレツカと、ワールドクラスのユーティリティプレーヤーであるヨシュア・キミッヒが起用されると予想します。

 

また、万能型のマルセル・ザビツァーとボックス・トゥ・ボックスのコランタン・トリソが控えに入ると予想します。

 

攻撃陣は5枚の時はシンプルに3枚が並べられます。

右SHにピードとテクニックが豊富なチャンスメーカーであるリロイ・サネ、左SHにはスピードと高い決定力を持つセルジ・ニャブリ

そしてトップ下の位置には神出鬼没なアタッカーであるトーマス・ミュラーの起用を予想します。

 

SHにはキングスレイ・コマンやザビツァーが控え、ローテーション起用されると予想します。

トップ下の位置にはサネが起用されることもこれまでに何度かあり、攻め方の変更やローテーション起用による柔軟性も持ち合わせた構成となっています!

 

他にも10代ながらドイツ代表経験のあるジャマル・ムシアラや、パウル・ヴァナー、マリク・ティルマンといったアンダー世代のドイツ代表選手も控え、これからの台頭が非常に楽しみです(^^)/

 

4枚の時はダブルボランチはそのままでWBを置く形をとります。

そのためパヴァールやデイビスに加え、コマンといった攻守両面で貢献できる選手が起用されると予想します。

 

DFと同様に各ポジションのスタメンにも控えにもワールドクラスを配置し、中盤の構成力は質・量ともにワールドクラスです!

 

[FW]

1トップでは絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキが引き続き起用されると予想します。

34歳ながら未だ圧倒的な得点力を誇ります。

しかし、契約延長交渉が進まない上、マドリード両クラブが獲得を目指していると報道され、後継者の獲得・育成が必要なポジションとなっています。

 

ここぞの場面での得点力が光るチュポ・モティングが控えに入り、ミュラーがゼロトップのように起用されることも予想します。

 

3トップでは右WGにミュラーやニャブリやサネ、左WGにサネやムシアラらが状況に応じて起用され、CFにはレヴァンドフスキが引き続き起用されると予想します。

 

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バイエルン・ミュンヘンの最新予想フォーメーション①

成功しているスタイルを崩す必要はなく、これからも上記の4-2-3-1が採用されと予想します。

どのポジションにもワールドクラスまたは準ワールドクラスとも言える選手が起用でき、国内ではもちろんのこと、欧州でもトップレベルの陣容を誇ります。

 

サネやニャブリ、デイビスによる両サイドの突破からカットインをしたり、ミュラーやレヴァンドフスキがクロスに合わせたり、キミッヒやゴレツカからの縦パスや大きな展開などがあったりと、多彩な攻め方を持ちます。

 

守備陣ではリュカの位置にジューレが入ることや、期待の若手であるスタニシッチやリチャーズがローテ起用されることや、攻撃陣ではサネを左SHまたはトップ下に配置し、コマンを起用することでチャンスクリエイト数をあげることも予想します。

 

ナーゲルスマンは”ラングニック派”でありながらもバイエルンの選手達の高い技術を考慮し、ボールを保持しながらの攻撃をベースとしています。

 

しかし、守備陣の高い身体能力や、ダブルボランチの素早いトランジッションを活かして相手を囲い込み、ボールを奪い返すとすかさずショートカウンターに移行する戦術も採用しています。

 

強度・精度もワールドクラスの遅攻・速攻を使い分けられるチームへと進化を遂げることに成功しました。

 

バイエルン・ミュンヘンの最新予想フォーメーション➁

近年、攻撃志向の監督が好んで採用する3-4-3がオプションとして採用されると予想します。

 

サネ、ニャブリがよりゴールに近い位置でボールに触れる機会が増え、得点数の増加が見込まれる形となっています。

両WBにはかなりの運動量が求められますが、サッカーIQが高く、タイミングを心得た攻撃参加を得意とするパヴァールと、アスリートとしての走力を持つデイビスの存在により、高いレベルでこの3-4-3を機能させられています。

 

また、サネの位置にミュラーが起用されたり、パヴァールがCBに入りスタニシッチが右WBで起用されたり、デイビスの位置にコマンが起用されることも予想します。

 

しかし、攻撃志向のコマンが左WBとして起用された際、彼の攻め上がった裏を突かれることでゴレツカやキミッヒがケアに回り、バイタルエリアを攻められてしまうことがありました。

思い切った起用でしたが、相応のリスクを覚悟しなければならない布陣かもしれません。

 

しかし、CB3枚は対人・カバーリング・空中線どれも抜群の強さを見せ、ノイアーと共に強固なゴール前を築き上げることができています。

そのため、チーム戦術や個人戦術がさらに浸透されれば、より有用なオプションになり得ます!

 

バイエルン・ミュンヘンの2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション

開幕戦は、敵地ボルシア・パルクにてボルシアMGとのゲームでした。

パヴァールのコンディション不良からスタニシッチが先発起用されたことを除き、ほぼベストメンバーで開幕戦に臨みましたが、相手のスピード豊富な攻撃陣に対してどこまで耐えられるか注目されていました。

 

結果としては、前半10分に開幕戦において10年ぶりの先制点を許しましたが、同42分にレヴァンドフスキがコーナーから同点弾を挙げ、1-1のドロー発進となりました。

 

失点シーンでは、CBの間で相手選手がうまくボールを受け、スタニシッチの戻りが遅れた右サイドの後ろに走り込まれ、懸念点を突かれた形となってしまった一方、得点シーンではキミッヒからの浅目でゴールから逃げていくボールにレヴァンドフスキがうまくボレーで合わせ、7年連続での開幕戦得点記録を樹立しました。

 

その後、後半も逆転を目指して攻め続けましたが、相手キーパーのスイス代表ヤン・ゾマーの好守に阻まれ、1-1の引き分けで終了しました。

 

新監督で新戦力の起用があった上、アウェーでの一戦であったこともあり、勝ちきれなかったことは残念でしたが、可もなく不可もなく、といった評価が下されています。

 

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バイエルン・ミュンヘンの新加入注目選手や有名選手の紹介(2022冬移籍・獲得選手)

2022年冬の移籍市場では、ユースからの昇格2名とレンタルバック1名で、新戦力の獲得はありませんでした。

そこで本章では、リーグ10連覇とCL制覇を目指すにあたりキープレーヤーとなる3名の選手をご紹介します!

ヨシュア・キミッヒ

現代サッカー界で最も能力の高いユーティリティプレーヤーの一人と言っても過言ではありません。

 

現在は守備的MFが本職ですが、かつて”フィリップ・ラームの後継者”と言われたように右SBにも高いレベルで対応できる上、上下動を繰り返せる無尽蔵のスタミナに加え、水準以上の足の速さも持ち合わせています。

さらに元監督であるグアルディオラにはCBで起用されるなど、守備者として高い能力を持ちます。

 

身長は176cmと小柄ながら、タイミングの良い守備や抜群の読みで相手のチャンスを摘み取り、精度の高いロングボールを武器に高い展開力を見せつけます。

 

加えて、昨シーズンはチーム2位のアシストを記録するなど、攻守両面でチームに貢献できる選手です。

 

“ただの便利屋”で終わることなく、どのポジションでも確実に役目をこなした上に勝利に貢献できる選手で、チームトップの市場評価額(8500万ユーロ(約110億円))であるように、バイエルン・ミュンヘンには欠かせない選手と言えます。

 

また、年齢もゴレツカと同様に26歳(95年2月生まれ)になったばかりで、選手としてはまさに脂の乗った時期と言え、向こう5年間はゴレツカと共にワールドクラスの中盤を支えてくれること間違いなしです!

 

トーマス・ミュラー

 

トップ下とCFの中間でいわゆるセカンドストライカーとしての代表的な選手です。

 

抜け目のない動きからDFの背後に抜け出したり、クロスに頭で合わせたりマイナスの位置から合わせたり、さらに混戦の中からいち早くルーズボールに反応したりと、実に豊富なゴールパターンを持ちます。

 

近年はストライカーというよりは、視野の広さや高いラストパスの精度を活かして、ゲームメイクやチャンスメークに貢献している印象ですが、これまでのバイエルンの繁栄だけでなく、今シーズン以降の成功にも不可欠な選手です。

 

レヴァンドフスキという絶対的なエースがいるため注目されることは少ないですが、彼にシュートチャンスを提供するデコイランや、キーパスを出すことができ、相手を活かし、また自分が活かされることができます。

しかし、現代サッカーでもそういったプレーヤーは少なく、32歳となった彼の後継者の獲得・育成が必要とされています。

 

また、ショートコーナーではコーナーフラッグを蹴ってしまったり、ブラジルW杯では7-1でブラジルに勝利した試合でオーバーに喜んだり、お茶目な一面を持ち、味方やファンから愛されている選手です。

 

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ロベルト・レヴァンドフスキ

 

現代サッカー界で最も優れたストライカーです。

昨シーズンは惜しくもバロンドールでは2位となってしまいましたが、欧州での得点力は間違いなくNo1です。

 

非常に身体能力の高い選手で、簡単に当たり負けしないフィジカルも備えた万能型のストライカーです。

一瞬の隙をついて裏に抜け出したり、相手DFに競り勝ってクロスに合わせたり、ゴール前では冷静にコースを狙って流し込んだり、少し離れた位置から強烈なシュートを打ったり、また無理な体勢からでも確実に枠を捉えるシュートを打つなど、あらゆる選手の得点パターン全てを兼ね備えているような選手です。

 

さらに毎シーズンのリーグ2桁得点に加え、CLの舞台でも得点王争いに加わったり、過去にはレアル・マドリード相手に4ゴールを挙げたり、国内外で実績があります。

 

また、ゴール前での仕事だけでなく、強靭な体幹に支えられたフィジカルを活かしてポストプレーを行うこができ、ボールキープからのアシストも期待できる、まさに完成されたCFです。

 

しかし、34歳に差し掛かった年齢に加え、残り1年を残す契約の延長交渉がやや難航していると伝えられており、今夏が換金のラストチャンスと見られています。

そのため移籍の噂が絶えずあり、ミュラーと同様に後継者の獲得・育成が急務となっています。

 

しかし、レヴァンドフスキ並みの即戦力を揃えることは難しく、仮に放出された場合、戦術の変更を余儀なくされることもあり得るほどの選手と言えます。

 

バイエルンでのプレーや得点のほかに、選手自身の動向にも要チェックです!

 

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バイエルン・ミュンヘンの2021-22シーズン後半戦の展望

リーグ前半戦、5大リーグでは前人未到となるリーグ10連覇を目指すバイエルンは、大方の予想通り堂々の首位に位置しています。

新監督・新戦力の起用によりフィットするまで成績の低下が心配されていましたが、ほとんど全ての試合で複数得点を挙げており、心配の声を一蹴しました。

開幕戦でこそボルシアMGと1-1のドローとなりましたが、翌週のスーパーカップではドルトムントを3-1で下し、タイトルの獲得にも成功しました。

 

離脱者が多くいた影響からか国内リーグでは失点がやや目立ちますが、ナーゲルスマン監督の下、臨機応変な選手起用やシステム変更により上記問題を対処し、選手個人の持つ力が発揮され、強さを見せつけています。

さらに、CLの舞台では、強豪バルセロナと曲者のベンフィカが同居するグループEを無傷の6戦全勝(得失点差19)で突破し、欧州でもチームとしての完成度の高さを見せてくれました。

 

また、2/17にレッドブル・アレーナで行われたRBライプツィヒ(AUT)との1stレグでは、ポゼッションが約80%、シュート数22本と圧倒的にゲームを支配しながらも1-1のドロー決着となりました。

今シーズンからアウェーゴール差によるアドバンテージ制がなくなるため、3/9に行われるホームでの2ndレグでの勝利が必須となります。(※結果、7-1の圧勝で、2戦合計8-2となりベスト8進出を決めています。)

 

そして、国内リーグでのこれからの戦いでは、新監督の戦術のさらなる浸透と既存システムへの融合や、ウパメカノやリチャーズら新戦力と若手選手のフィット・成長が期待されています。

30代に差し掛かった選手達の後継の獲得・育成に加え、レヴァンドフスキの契約延長の締結など、チームとして不安な点はありますが、メガクラブとしての資金力やブランド力を武器に、これからも魅力的で力強いチーム作りがなされていくことは間違いありません!

 

CLの2年ぶりの制覇と、国内リーグ10連覇に向けて、バイエルンがどういう戦いを見せてくれるのか、またさらなる進化を遂げるため、クラブまたは選手がどういう決断をしていくのか、これからも注目して見ていきたいですね(^^)/

 

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バイエルン・ミュンヘンの2022冬移籍情報(加入・退団)

IN

アドリアン・フェイン(グロイター・フュルト)
移籍金: ローンバック
年俸: ローンバック
契約年数: 3年

ブライト・アレイ=ムビ(ミュンヘンⅡ(下部組織からの昇格))
移籍金: 昇格
年俸: 不明
契約年数: 3年

ポール・ワーナー(バイエルンU-19(下部組織からの昇格))
移籍金: 昇格
年俸: 不明
契約年数: なし

 

OUT

ミカエル・キュイザンス(ヴェネツィア(ITA))
移籍金: 450万ユーロ(約6億円)
年俸: 非公開
契約年数: 3年半

ブライト・アレイ=ムビ(ケルン)(昇格後レンタル)
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数: レンタル

アドリアン・フェイン(ディナモ・ドレスデン(2部))(ローンバック後再度レンタル)
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数: レンタル

 

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まとめ

本記事では、バイエルン・ミュンヘンの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、注目の有力選手や、今季後半戦展望についてご紹介しました!

 

リーグ10連覇とCL制覇を目指し、ナーゲルスマンを新監督として迎え、さらに補強にも成功した今シーズン、バイエルンは見事な戦いを見せ、リーグでは独走態勢、CLでは圧倒的な強さでグループ突破を果たしました。

主力選手の後継者問題や契約延長における不安は少なからずありますが、既存戦力の台頭や監督による柔軟な起用など、これからも楽しみな部分も多くあるチームです(^^)/

 

さらなる進化を遂げるドイツの絶対王者・バイエルン・ミュンヘンにこれからも大注目です!

 

>>【関連】バイエルン新監督ナーゲルスマンの戦術・特徴と予想フォーメーションは?年俸と経歴・成績も調査!

 

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