サッカーオーストラリア代表の最新スタメンとフォーメーション!注目選手・監督は?

こんにちは!

全10節中8節が終了したカタールW杯アジア最終予選のグループBにおいて、日本代表は勝ち点18でサウジアラビアに次ぐ2位につけています。

残り2試合という中、3月24日(木)に行われる3位オーストラリア代表との試合は、ワールドカップ本大会へのストレートインがかかる非常に重要な試合となります。

これまで何度もアジア最終予選の舞台で激闘を見せてきた、日本代表にとってライバルとも言えるオーストラリア代表。

そこで本記事では、オーストラリア代表について最新スタメンとフォーメーション、注目選手・監督についてまとめていきます(^^)/

 

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サッカーオーストラリア代表の最新スタメン・フォーメーション

フォーメーション:4-2-3-1

オーストラリア代表 フォーメーション1

フォーメーション:4-2-3-1

オーストラリア代表がアジア最終予選の中で最も多く使用しているフォーメーションです。

鍵はボランチの2枚で、ここがしっかりゲームコントロールできるか否かが大事になってくるフォーメーションです。

その中盤でボールを散らしていき、スペースが空いたところでスピードのあるサイドの選手を使ってきます。

 

フォーメーション:4-4-2

オーストラリア代表 フォーメーション2

アジア最終予選で2番目に多く使われているフォーメーションが、この4-4-2です。

1トップの形とは違い、2トップではどちらかにポストプレーが得意な選手を配置し、その選手にボールが入った時にもう片方のフォワードが裏へ抜けていくパターンが多くなっています。

さらにサイドの選手の仕掛けからクロスを上げた際にも、基本的に中に2枚入っているというのがこのフォーメーションの良い点と言えます。

 

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フォーメーション:4-3-1-2

オーストラリア代表 フォーメーション3

3つ目は、前回日本代表と対戦した時に採用された4-3-1-2の形です。

このフォーメーションでは「中盤下がり目の位置に3枚置く」ことで、まずは守備面をしっかりと固めていくことができますし、低い位置でのボールキープは安定する形になります。

攻撃では前の3枚で基本的に攻めながら、中盤3枚のうち2枚が攻撃参加していくことで攻撃に厚みを持たせることができます。

 

サッカーオーストラリア代表の注目選手・有名選手

アイディン・フルスティッチ(CMF、DMF)

 

オーストラリア代表の注目・有名選手1人目は、アイディン・フルスティッチ選手です。

フルスティッチ選手は身長180㎝、1996年生まれ25歳のMF(CMF,DMF)です。

 

オーストラリア出身ながらヨーロッパのユースチームを転々としていたフルスティッチ選手は、2015年6月にオランダ・エールディビジのFCフローニンゲンとプロ契約を結ぶと、2017年4月にトップチームデビュー。

その後、チームの中盤における中心選手に成長し、2020年9月にドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに移籍し、現在までプレーしています。

 

そのフルスティッチは、フローニンゲンで板倉滉選手とフランクフルトでは鎌田大地選手、長谷部誠選手とチームメイトとしてプレーしており、日本人にとっても馴染みのある選手となっています。

 

プレースタイルを見てみると、主に中盤の真ん中でのプレーが基本で左足でボールをさばいて行くのが上手く、攻撃のアクセントを付けられる選手です。

守備面においてもDFラインの前でボールを奪取できる能力を持っており、まさに攻守両面に貢献できる選手となっています。

 

オーストラリア代表では現在10番を背負っており、中心選手として期待されているフルスティッチ選手。

前回(アジア最終予選第4節:2021/10/12(火))の日本代表との試合では得意の左足から見事なフリーキックを決めており、今回の試合でもその左足に注意が必要です。

 

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マシュー・ライアン(GK)

 

オーストラリア代表の注目・有名選手2人目は、マシュー・ライアン選手です。

ライアン選手は身長184㎝、1992年生まれ29歳のGKです。

 

オーストラリア国内リーグで力を付けたライアンは、2013年5月にベルギーのクラブ・ブルッヘに移籍し、国外リーグ初挑戦ながら活躍を見せます。

2015年からラ・リーガのバレンシアに移籍するも出場機会を得られずに、2017年7月にプレミアリーグのブライトンへ移籍。

ブライトンでは数シーズンに渡って守護神として活躍していましたが、2020-21シーズンに守護神の座を失ってしまい、2021年7月にラ・リーガのレアル・ソシエダに活躍の舞台を移します。

 

ライアン選手の特徴は、圧倒的なシュートストップ力とボックス内での制圧力です。

184㎝とそこまで大柄でないライアンは、セービングと共に飛び出しのタイミングも優れています。

 

2013年にオーストラリア代表にとって絶対的守護神だったシュウォーザー選手が代表引退後、後任としてプレッシャーもある中で守護神となったライアン選手。

それでも、今日までしっかりとオーストラリア代表の最後の砦として、見事に守備陣を支えているライアン選手は日本代表にとっても非常に厄介な存在になることは間違いないと思われます。

 

トム・ロギッチ(OMF)

 

オーストラリア代表の注目・有名選手3人目は、トム・ロギッチ選手です。

ロギッチ選手は身長189㎝、1992年生まれ29歳のMF(OMF)です。

 

オーストラリア国内でプロデビューしたロギッチは、2013年1月に20歳でスコットランドの名門であるセルティックに移籍を果たします。

セルティック移籍後は2015-16シーズンからレギュラーに定着すると、何度も5大リーグからのオファーがあったようですが、現在までセルティックの中心選手として活躍を見せています。

 

セルティックには古橋享吾、旗手怜央、前田大然、井手口陽介と4人の日本人選手が所属しており、日本人選手の情報は多く持っていると思われます。

 

主にトップ下でのプレーが基本で、相手DFラインとMFの間でボールを受けて、精度の高いパスで味方のFWを活かすプレーを得意としています。

さらにミドルシュートやゴール前へ侵入するプレーも得意としており、得点能力にも優れている選手です。

 

オーストラリア代表の中でも長い間主力として活躍し、ベテランの域に入ってきたロギッチ。

多くの経験を積み、これまでの勢いのあるプレー以外にもチームを落ち着かせるプレーをしてくると思うので、日本代表のDF陣は充分に警戒が必要になってくると思います。

 

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サッカーオーストラリア代表の10番は?

サッカーにおけるエース番号である10番。

歴代のサッカーオーストラリア代表の10番を見ていくと、2000年以降で長い間10番を背負った選手が3人いました。

 

1人目は、2000年代前半に10番を背負ったハリー・キューウェル選手です。

プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドやリバプールで活躍したオーストラリアを代表するサッカー選手です。

そんなキューウェル選手は、オーストラリア代表のキャリアのうち26試合で10番を背負って出場したという記録が残っています。

 

 

2人目は、2010年代に10番を背負ったロビー・クルーズ選手です。

現在も現役のクルーズ選手は、これまでオーストラリア国内リーグやドイツ・ブンデスリーガでの活躍が印象的な選手です。

そのクルーズ選手は、オーストラリア代表で58試合の出場のうち「38試合で10番」を背負っており、近年のオーストラリア代表では最も多く10番を背負った選手となっています。

 

そして3人目は現在のオーストラリア代表で10番を背負うアイディン・フルスティッチ選手です。

これまで11試合で10番を背負っているフルスティッチ選手は、今回の代表でも10番を背負って日本代表との戦いに挑むことになります。

 

このように2000年以降のオーストラリア代表では、「10番を背負って10試合以上に出場したのはこの3選手のみ」で、いずれも近年のオーストラリアを代表する名サッカー選手と言えます。

 

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サッカーオーストラリア代表の特徴・戦術

現在のオーストラリア代表は、「最終ラインからしっかりとビルドアップで組み立てていく」のがベースの戦術です。

そして繋いでいったボールを丁寧にサイドまで展開していき、そこからのクロスには中盤の選手を含めて複数人が飛び込んできます。

また隙を見て、最前線の選手が空いているスペースに飛び出して深みを取ろうとしてきます。

 

そして何と言っても身長の部分ではアジアの中で「圧倒的な高さ」を誇り、セットプレーでの得点が多くなっています。

特にセンターバックに入るハリー・サウター選手は、198㎝と2m近い身長があり、この最終予選でもセットプレーから得点を決めています。

 

ただし、逆に言えばオーストラリア代表の守備陣は少しアジリティの部分で劣るため、一瞬のスピードに付いていけないシーンが垣間見えます。

そのため、そこを日本代表ののスピードスター、前田大然選手や伊藤純也選手がその速さを活かして相手守備陣を切り裂いていくプレーが効果的だと思います。

 

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サッカーオーストラリア代表の監督

 

グラハム・アーノルド 

オーストラリア出身 58歳

 

現役時代は得点力のあるストライカーとして、オーストラリア代表で国際Aマッチ56試合19ゴールと素晴らしい実績を残しているグラハム・アーノルド監督。

現役引退後は、2000年から2006年までオーストラリア代表のアシスタントコーチとして、ヒディング監督などを補佐していました。

そして、2006年7月にアシスタントコーチから昇格する形で、オーストラリア代表の監督に就任しますが2007年のアジアカップで決勝トーナメント1回戦負けの責任を取り、辞任する形に。

 

その後、オーストラリア国内リーグで指揮を執っていたグラハム監督でしたが、2014年に日本のJリーグ・ベガルタ仙台の監督に就任、しかしJリーグでは1勝も挙げることができずに公式戦8試合の指揮のみで辞任。

再びオーストラリア国内リーグに戻ると、2018年ロシアW杯終了後に2度目となるオーストラリア代表監督に就任し、現在まで指揮を執っています。

 

サッカーオーストラリア代表の主要な戦績・成績

W杯戦績:2006ドイツW杯ベスト16、2010南アフリカW杯、2014ブラジルW杯、2018ロシアW杯グループステージ敗退

 

AFCアジアカップ戦績:2011カタール大会準優勝、2015オーストラリア大会優勝、2019UAE大会ベスト8

 

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まとめ

日本代表のライバルのオーストラリア代表について最新スタメンとフォーメーション、注目選手・監督についてまとめてみました。

現在のオーストラリア代表には昔のように誰もが知っているようなスター選手はいないかもしれませんが、アーノルド監督のもと、しっかりと練られた戦術のもと戦っており、楽に勝てる相手ではありません。

アジア最終予選第9節・日本代表との対戦では、勝利を収めないとワールドカップへストレートインできる2位に入る確率が大きく下がってしまうことから、ホームの地で必勝を期して臨んでくると思います。

オーストラリアの戦いぶりにも注目していきましょう(^^)/

 

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