こんにちは!
2023年シーズンのJリーグも約1/3を消化し、現在好調を見せ首位に立っているチームがヴィッセル神戸です。
近年の神戸は、日本屈指の資金力から海外のビッグネームを獲得してきましたが、今シーズンは吉田孝行監督の下で海外の選手に頼り切らず、基本に立ち返ったチーム作りで結果を残しています。
日本のビッグクラブとしての立ち位置を目指している神戸にとって、好スタートを切っているシーズンであり、J1初優勝にも大きな期待が掛かります。
そこで本記事では、2023年シーズンのヴィッセル神戸の監督、スタメンとスタメン予想、フォーメーションについてまとめてみました!
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ヴィッセル神戸2023 | 監督
吉田孝行
吉田孝行監督が「2023明治安田生命J1リーグ2.3月度月間優秀監督賞」を受賞!🏆
吉田監督おめでとうございます👏✨🗣監督コメント:「選手たちのハードワークとスタッフのサポートがあって取れた賞だと思います。」
授賞理由&コメントは👇https://t.co/aPxlEuuKtL#visselkobe #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/UKq7rbpjQC
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) April 18, 2023
現在、ヴィッセル神戸の監督を務めているのは吉田孝行です。
現役時代は主にサイドアタッカーとしてプレーしましたが、複数のポジションをこなすユーティリティ性も備えた選手でした。
滝川第二高校時代に日本開催となった1993年のFIFA U-17世界選手権のメンバーに選出され、中田英寿、宮本恒靖、松田直樹らと大会に出場し、将来が期待されていた選手の1人で、高校卒業後となる1995年に横浜フリューゲルスに入団し、後に合併となる横浜F・マリノス時代を含めて1999年までプレーし、2000年に大分トリニータに移籍します。
中心選手として2005年までプレーすると古巣・横浜FMからのオファーを受け、2007年までプレーすると、2008年からはヴィッセル神戸へと移籍し、2011年からキャプテンを務め、現役引退までの2013年までプレーしました。
引退後の2015年からは神戸のコーチに就任し、翌年にはヘッドコーチに昇格し、2017年に当時監督を務めていたネルシーニョ監督の解任に伴い、暫定監督として指揮を執ると、翌年は正式に監督に就任します。
2018年の夏にはアンドレス・イニエスタの加入などビッグニュースもありましたが、9月に監督を退任しました。
その後もフアン・マヌエル・リージョ監督の解任に伴い、2019年4月~6月までの間、神戸の監督として指揮を執っています。
2020年からはJ2のV・ファーレン長崎のコーチに就任し、翌年は監督に昇格しますが、開幕から成績不振が続いた影響で約2カ月でアシスタントコーチに戻り、シーズン終了後に契約満了を迎えました。
翌年2022年は強化スタッフとして神戸に戻り、2022年の6月からはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の解任に伴い神戸の監督を務め、最下位に沈んでいたチームの再建に成功し、終盤には5連勝を飾るなど勢いを取り戻すと、最終的に13位でシーズンを終えました。
2023年シーズンも監督を務め、再建したチームを引き続き整備し、第11節を終えた時点でJ1首位に立ち、Jリーグ開幕月となる2・3月度のJ1月間優秀監督賞を受賞しました。
ヴィッセル神戸2023 | フォーメーションとスタメン予想
フォーメーション・スタメン①:4-3-3
2023.4.15 第8節 vs鹿島アントラーズ(5-1)
大勝を収めた試合で、吉田監督が植え付けた攻守の規律はチームの好調に繋がっています。
近年の神戸は「バルセロナ化」を目指した取り組みを行っていましたが、今季の開幕前に吉田監督が方針の変更を公言しており、より現代的なプレスとショートカウンターを用いたサッカーに変化しています。
このため、チームとして豊富な運動量が求められ、高い位置でのボール奪取と人数を掛けた速攻を繰り返すため、インテンシティとプレー強度が求められています。
前線には大迫勇也、武藤嘉紀といった強力な攻撃陣と、中盤の山口蛍、井出遥也、齊藤未月の攻守の献身性、SBの酒井高徳と初瀬亮の攻撃参加により、
攻守に置いて好成績を残していますが、特に攻撃面では第11節を終えた時点でJ1最多となる23得点を記録しています。
サイドを務める汰木康也のドリブルもアクセントとなっています。
懸念材料は、選手の質で成り立っている戦術でもあるため、中心選手たちの離脱がチームの質に直結することが予想されることや、酷暑となる夏場にプレー強度を保つことができるのかポイントとなりそうです。
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フォーメーション・スタメン②:4-2-3-1
2023.4.19 ルヴァン杯 第4節 vsサンフレッチェ広島(1-2)
リーグ戦から選手をターンオーバー起用した試合です。
この影響もあり、リーグ戦での好調とは裏腹にルヴァン杯ではなかなか勝利に繋がらず、4試合を消化した時点で1勝3敗となっています。
また、この試合でSBで起用された寺阪、尾崎はCBが本職の選手であり、SBの層の薄さも気になるところとなっています。
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フォーメーション・スタメン予想①:4-3-3
注目選手の1人であるイニエスタは、コンディション不良で開幕から出遅れており、第11節を終えた時点で2試合のみの途中出場となっています。
今シーズン、チームの好調を支えている中盤の運動量とプレー強度をイニエスタに求めることはプレースタイル的にも難しいため、トップ下ではなく左サイドで起用するパターンを予想しています。
ボールを持ったときに違いを生み出せる選手であり、まだまだ長いシーズンの中で再びスーパープレーを見せてくれることに期待です。
また、中盤の選手が非常に豊富であり、コンディション不良で出遅れている選手もいますが、タイプの違う選手が揃っているため、消耗が激しくなる夏場までに上手くチームに組み込みたいところです。
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フォーメーション・スタメン予想②:3-4-2-1
中盤の底で起用されることが多い大崎を本職であるCBで起用し、3CBのシステムも予想します。
実際に彼が起用された試合では、流れの中で最終ラインに吸収されながら組み立てに参加するシーンも多く、状況によっては途中から3CBとしてプレーする試合もありました。
CBを本職とする選手も多いため、このシステムをオプションとする可能性もあります。
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まとめ
2023年シーズンのヴィッセル神戸の監督、スタメンとスタメン予想、フォーメーションについてまとめてみました!
コンディション不良から出遅れている選手も多く、彼らを生かす選択肢を増やすことができれば、シーズンを通して大きな武器となるため吉田監督の采配にも期待が掛かります。
日本のビッグクラブとしての地位を築くためにも、今シーズンの好調を維持してJ1初優勝を達成できるのかヴィッセル神戸に注目です!
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