U24フランス代表のOA・有名・注目選手は?予想フォーメーションと戦術・特徴はこちら!

1年の延長を経て、7月23日(金)より、東京オリンピックが開催されます。

オリンピックへの選手派遣で、二転三転を繰り広げたU24フランス代表ですが、

U24日本代表と同じ予選リーグ・グループAに所属しており、日本の決勝トーナメント進出の前に立ちふさがる一つの壁になるチームであることは間違いありません。

本記事では、そのU24フランス代表のオーバーエイジ(OA)枠の選手や有名・注目選手、そして予想フォーメーションや使用戦術・特徴についてまとめてみました(^^)/

 

U24フランス代表のOA・有名・注目選手は?予想フォーメーションと戦術・特徴はこちら!

U24フランス代表のOAオーバーエイジ枠選手

オーバーエイジ枠とは、24歳以上の選手を3名まで、招集できる制度です。

アンドレ・ピエール・ジニャク(UANLティグレス)

1人目は、

サッカーファンなら聞いたことがある方も多くいるはず、アンドレ・ピエール・ジニャク選手です。

1985年12月5日生の35歳、186㎝、84㎏右利きです。

 

その体格を活かし、ヘディングを得意とするFWです。

ジニャクはフランスリーグに多く在籍し、2007年トゥールーズに移籍すると、98試合34得点と活躍し、2009年には初のA代表に選出されました。

2010年にはフランスの名門、マルセイユに移籍し、チャンピオンズリーグにも出場するなど、順調なステップアップを遂げています。

マルセイユと聞くと、酒井宏樹選手が思い浮かびますが、この2人は残念ながら同時期にチームに所属していません。

現在は、メキシコリーグUANLティグレスに所属しており、

背番号は10番、208出場128得点とチームのエースとして活躍しています。

日本との試合では、吉田麻也選手とマッチアップすることになるかもしれませんね。

 

テジ・サヴァニエ(モンペリエ)

2人目は、

テジ・サヴァニエ選手です。

1991年12月22日生の29歳、171㎝、62㎏右利きのMFです。

 

フランスリーグ モンペリエの下部組織出身で、フランスの2クラブを経て、2019年よりモンペリエに戻ってきています。

フランス2部のニーム所属時代、1部昇格に貢献し、シーズンベストイレブンにも選出された選手です。

中盤からミドルフィードのパス、スルーパスが得意な選手で、パスワークで中盤を剥がし、機転の利いたターンでチャンスメイクもします。

司令塔を担うことが予想され、プレースキックについてもサヴァニエ選手に任されることが多くなるのではないでしょうか。

遠藤航選手とのマッチアップが楽しみですね!

 

フロリアン・トヴァン(UANLティグレス)

3人目はフロリアン・トヴァン選手です。

1993年1月26日生の28歳、179㎝、70㎏レフティーのFWです。

 

フランスリーグのグルノーブルユース選手から昇格し、マルセイユやニューカッスルと古豪クラブを経て、今年からジニャク選手と同じUANLティグレスに所属しています。

マルセイユ時代は酒井宏樹選手と右サイドでコンビを組むことも多く、トヴァンが負傷離脱した時もSNSでやり取りするなど、親密な仲のようです。

スピードがあり、ドリブル突破、右サイドからカットインして左足でシュートする技術が高い選手で、テクニシャンタイプです。

イケメンで、プレーが魅力的なため、敵味方関係なく、プレーで虜にされるのではないでしょうか!

 

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U24フランス代表の有名・注目選手

オーバーエイジ枠だけでも魅力的な選手ばかりですが、U24世代の有名・注目選手をご紹介します。

知れば知るほど、日本代表との試合が楽しみになりますね!

ピエール・カルル(ACミラン)

2000年6月5日生の21歳、179㎝、69㎏、右利きのDFです。

フランスリーグ リヨンの下部組織から若手有望株として、2020年にACミランへ移籍しています。

2018年からアンダー世代のフランス代表に招集されています。

右サイドバックを本職としていますが、左サイドバックやセンターバックもできる器用な選手です。

アフリカ系選手特有のスピードやフィジカルが秀でており、前への推進力、また、ロングフィードやビルドアップも得意とし、なんでもできてしまうDFです。

 

メルヴァン・バール(リヨン)

2000年11月6日生の20歳、173㎝、左利きのDFです。

2016年、フランスリーグのDomtacFCからオリンピック・リヨンに移籍し、2020年にトップチームに昇格しています。スタメン争いをしており、左サイドの定着を目指す苦労人です。

一方、リヨンに移籍してからは、U17から代表に選出され、定期的にアンダー世代のフランス代表に招集されています。

現在ではドイツの有名クラブ、バイエルン・ミュンヘンを始めとするビッククラブからオファー提示されていると噂される有望株です。(その後、リヨンと契約延長)

ドリブル突破を武器とし、得点力も備え、173㎝と身長は低いものの、身体能力が高く、守備では、突破を許しません。

 

リュカ・トゥサール(ヘルタ・ベルリン)

1997年4月29日生の24歳、185㎝、83㎏右利きのMFです。

フランスリーグのヴァランシエンヌFCの下部組織出身で、

2015年にオリンピック・リヨンに移籍し、2020年からドイツのヘルタ・ベルリンに移籍し、シーズン終了まではリヨンにレンタル移籍するという、

どちらが本所属なのか分かりづらい状況となっております ^^;

2020年のUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントではユヴェントスから決勝ゴールを挙げるなど、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

ボランチでプレーし、守備力に定評があり、同じフランス代表では、A代表のカンテのような選手です。

体格を活かし、ボールキープ力、空中戦に優れ、時に速いスルーパスを供給し、チャンスメイクします。

 

U24フランス代表の予想フォーメーション

4-1-2-3を予想します。

GK ポール・ベルナルドーニ

DF アントニー・カーチ、メルヴァン・バール、クレマン・ミシュラン、ピエール・カルル

MF リュカ・トゥサール、テジ・サヴァニエ、エンゾ・ル・フィー

FW アルノー・ノルディン、アンドレ・ピエール・ジニャク、フロリアン・トヴァン

 

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U24フランス代表の戦術分析と特徴

多くの選手が、アンダー世代のフランス代表を経験しており、国際舞台には慣れていると思われます。

また、連携も優れているため、ショートパスでDFからビルドアップし、中盤で剥がしながら、サイドへ展開するなど、王道のパスサッカーをします。

一方で、フィジカルの優れている、ジニャク目掛けてロングボールを蹴り、サイドに流れたボールを両ウイングが拾うなどのフィジカルを活かした攻撃も魅せます。

ウイングである、トヴァンがカットインして、シュートしてくるなど、攻撃は多用性があるものと思われます。

実際、直前の親善試合、韓国戦では、ジニャクにボールを集め、サイドアタッカーがクロスを供給、カットインからシュートを放つなどの攻撃を繰り広げていました。

韓国戦を見た限りでは、DF陣はラインを高く保つことを意識していそうです。守備面は身体能力を活かし、突破を許しません。

OA枠3人ともスタメンで出場してくることが予想されますが、アンダー世代との連携が上手くいくかが、唯一の懸念点です。

 

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U24フランス代表のメンバー一覧

GK

ポール・ベルナルドーニ(アンジェ)

ディミトリ・ベルトー(モンペリエ)

ステファン・バジッチ(サンテティエンヌ)

 

DF

ティモテー・ペンベレ(パリ・サンジェルマン)

ピエール・カルル(ミラン)

モディボ・サグナン(レアル・ソシエダ)

イスマエル・ドゥクレ(ヴァランシエンヌ)

アントニー・カーチ(ストラスブール)

クレマン・ミシュラン(ランス)

メルヴァン・バール(リヨン)

 

MF

テジ・サヴァニエ(モンペリエ)★OA(オーバーエイジ)

フロリアン・トヴァン(UANLティグレス)★(オーバーエイジ)

アレクシス・ベカ・ベカ(カーン)

エンゾ・ル・フィー(ロリアン)

リュカ・トゥサール(ヘルタ・ベルリン)

ジェレミー・ジェラン(レンヌ)

 

FW

アンドレ・ピエール・ジニャク(UANLティグレス)★(オーバーエイジ)

アルノー・ノルディン(サンテティエンヌ)

ナタナエル・ムブク(ランス)

イザーク・リハドジ(リール)

ランダル・コロ・ムアニ(ナント)

 

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U24フランス代表の東京五輪ヨーロッパ予選結果

U21欧州選手権2019にてオリンピック出場権を争いました。

 

東京五輪のヨーロッパ出場枠は、

U21欧州選手権本大会に出場した、12チームを4チームずつの3組に分け、グループ予選・リーグ戦を行い、

各組1位のチームと各組2位のチーム中、成績最上位のチームが準決勝・決勝トーナメントに進むとともに、東京オリンピックの出場権を得ることになります。

強豪国の多い欧州でも4チームしか出場できない狭き門となっています。

 

結果、フランス代表はグループ予選2位となりましたが、

他グループ2位の成績最上位チームであったため、グループ予選を突破し、オリンピック出場権を得ています。

 

グループ予選結果

vsイングランド 2-1〇

vsクロアチア  1-0〇

vsルーマニア  0-0△

 

決勝トーナメント

vsスペイン   1-4●

 

 強豪イングランド、クロアチアに勝利するなど、実力は間違いないものがあります。

 

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まとめ

U24フランス代表のオーバーエイジ(OA)枠の選手や有名・注目選手、そして予想フォーメーションや使用戦術・特徴についてご紹介しました。

超有名選手、ウヌマス・デンベレ選手、キリアン・エムバペ選手は24歳以下ではあるものの、オリンピック前まで開催されていたEURO2020に招集されていたため、招集が見送られたのは残念でした。

DF陣は、一流クラブに所属している選手が複数おり、攻撃選手はオーバーエイジ枠の選手で固めるなど、超有名選手がいなくとも、十分に優勝を狙えるメンバー構成になっています。

グループリーグで、日本とどんな戦いをみせてくれるのか、注目ですね(^^)/

 

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