こんにちは!
日本中が注目する東京オリンピックまであと1年を切りました。
男子サッカーは7月23日から開幕し決勝が8月8日の予定となっています。
また、男子サッカーはA代表の出場は無く、全てのチームがU-23(23歳以下)のチームが出場します。
U-23で構成されるチームの中で3人までオーバーエイジ(年齢制限なし)の選手が選べる制度があります。
今回はそのオーバーエイジとは何なのか?オーバーエイジ枠に誰が選ばれるのか?過去の大会では誰が選ばれていたのかをまとめていきます。
東京オリンピックサッカー2020オーバーエイジ枠予想!歴代選出選手も!
オーバーエイジ枠とは?
オーバーエイジ概要
オーバーエイジとはU-23(23歳以下)で構成される男子サッカーメンバーにおいて最大で3人まで年齢制限の無い選手をメンバーに入れることが出来る制度のことです。
1996年のアトランタオリンピックで初めて適用され、オリンピック本選のみで適用されているルールです。
また、オーバーエイジを使用するかどうかは各チームに委ねられており、最大登録メンバー18名の中に何名のオーバーエイジを入れるかも自由です。
なので、18人全てがU-23の選手のチームもあれば、チーム内に1〜3名のオーバーエイジ選手を含んでいるチームもあります。
ここからは、過去の日本代表のオーバーエイジの使用状況をまとめていきます。
歴代オーバーエイジは誰が選ばれた?
96年アトランタオリンピック
オーバーエイジ:使用なし
結果:グループリーグ敗退(2勝1敗グループ3位)
00年シドニーオリンピック
オーバーエイジ:3名(楢崎正剛、森岡隆三、三浦淳宏)
結果:ベスト8(アメリカにPK戦の末敗退)
04年アテネオリンピック
オーバーエイジ:2名(曽ヶ端準、小野伸二)
結果:グループリーグ敗退(1勝2敗グループ4位)
08年北京オリンピック
オーバーエイジ:使用なし
結果:グループリーグ敗退(3敗グループ4位)
12年ロンドンオリンピック
オーバーエイジ:2名(徳永悠平、吉田麻也)
結果:4位(準決勝でメキシコに敗退、3位決定戦で韓国に敗れる)
16年リオオリンピック
オーバーエイジ:3名(塩谷司、藤春寛輝、興梠慎三)
結果:グループリーグ敗退(1勝1分1敗グループ3位)
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東京オリンピック代表候補メンバーを振り返る
過去の大会を振り返ってみるとオーバーエイジはそのチームに足りない要素を満たす為に使用されています。
ですので、その時のU-23代表チームに足りない要素が無いと考えられればオーバーエイジを使用することはありません。
では、最新のオリンピック代表チームはどうでしょうか?
先日まで行われていた北中米遠征のメンバーを振り返ってみましょう。
ポジション | 名前 | チーム名 |
GK | 小島 享介 | 大分トリニータ |
GK | 大迫 敬介 | サンフレッチェ広島 |
DF | 立田 悠悟 | 清水エスパルス |
DF | 岩田 智輝 | 大分トリニータ |
DF | 大南 拓麿 | ジュビロ磐田 |
DF | 岡崎 慎 | FC東京 |
DF | 町田 浩樹 | 鹿島アントラーズ |
DF | 瀬古 歩夢 | セレッソ大阪 |
MF | 菅 大輝 | セレッソ大阪 |
MF | 杉岡 大暉 | 湘南ベルマーレ |
MF | 渡辺 皓太 | 横浜Fマリノス |
MF | 松本 泰志 | サンフレッチェ広島 |
MF | 田中 碧 | 川崎フロンターレ |
MF | 安部 裕葵 | バルセロナ |
MF | 長沼 洋一 | 愛媛FC |
MF | 齋藤 未月 | 湘南ベルマーレ |
MF | 遠藤 渓太 | 横浜Fマリノス |
MF | 高 宇洋 | レノファ山口 |
MF | 橋岡 大樹 | 浦和レッズ |
FW | 前田 大然 | マリティモ |
FW | 上田 綺世 | 鹿島アントラーズ |
FW | 小川 航基 | 水戸ホーリーホック |
その他の現在A代表で活躍している冨安健洋、堂安律、久保建英、板倉滉もオリンピック世代に含まれます。
それらのメンバーを考慮すると層が厚いと言えるポジションはGK、CB、攻撃的MFのポジションです。
逆に弱いと思われるのがSB、守備的MF、FWのポジションでしょう。
東京オリンピックサッカー2020オーバーエイジ選出候補選手
酒井宏樹(マルセイユ)
SBの補強としては確実な人選になると思います。
若い頃から日本代表として戦ってきた経験値とSBだけでなくCBでもプレー可能なユーティリティ性は短期大会では必須能力です。
また、堂安とも代表でコンビを組んでいることも選考の後押しになると思われます。
柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)
守備的MF、または攻撃の起点として活躍が期待できます。
今シーズンは所属チームでの出場機会にも恵まれており、いい状態で大会に臨めると思います。
ボランチとしては守備強度が低いですが、攻撃面では日本としてはトップレベルです。
中島翔哉(ポルト)
前回大会のリオオリンピックにも出場した日本代表の10番です。
ゴールへ迫る推進力は他の日本人選手とは比べ物にならないくらい高く
堂安とも代表で一緒にプレーしている為、スムーズに戦術にフィットできるでしょう。
橋本拳人(FC東京)
柴崎選手を選出する場合のボランチのパートナーとして選びました。
守備強度の低い柴崎選手のカバーを日本代表でも的確にこなしているので候補に挙げました。
ボランチ以外にもCBでもプレーできる点も大きいです。
鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)
Jリーグで得点を量産しており、かつ日本代表にも選出される機会も増えてきているので選びました。
試合終盤まで運動量が落ちないスタミナも魅力で、前線からの守備をしっかり出来るので
いざという時に頼りになる存在といえると思います。
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結論!東京オリンピックサッカー2020のオーバーエイジはこの選手!
今回のオーバーエイジ枠は中島翔哉と柴崎岳の2人と予想します。
やはり現U-23メンバーでも最も薄いと思われるボランチと攻撃的な選手を選びました。
柴崎選手はオリンピックへの出場機会はありませんでしたが、中島選手は前回大会であるリオオリンピックに出場。
残念ながらグループリーグでの敗退となっており、リベンジに期待したいですね。
【NEW】<柴崎岳と中島翔哉の「東京五輪行き」は鉄板>コパ・アメリカから考えるオーバーエイジの残り1枠は? →続き https://t.co/X2OGtUkBPQ by サッカーまとめ通信 pic.twitter.com/NGln7MhLt3
— サッカーまとめ通信 (@superbad692) 2019年6月26日
柴崎選手は現時点でもオーバーエイジ枠での選出が決定しているとの報道も流れておりほぼ確定と言えるでしょう。
🌐コパ・アメリカ🌐
🇯🇵日本代表🇯🇵東京五輪のオーバーエイジは柴崎岳でほぼ決まり。
再確認した俊英ボランチの凄みと再浮上したパートナー問題👉 https://t.co/f4MZJ5px8u#コパアメリカもDAZN #8時だよ日本代表 pic.twitter.com/Zic0EJV45o
— サッカーダイジェスト (@weeklysd) 2019年6月21日
この2人がコンディション不良などで参加できない場合は橋本拳人や鈴木武蔵の選出もあり得るのではないでしょうか。
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まとめ
オーバーエイジとは何なのか?オーバーエイジ枠に誰が選ばれるのか?過去の大会では誰が選ばれていたのかをまとめてみました。
96年から適用されたオーバーエイジのルールにより、東京オリンピックでも3人までオーバーエイジを選出することが出来ます。
本記事では候補として【酒井宏樹】【柴崎岳】【中島翔哉】【橋本拳人】【鈴木武蔵】を挙げましたが、ここに挙がっていない選手にも十分に選出の可能性はあります。
日本が世界から注目を浴びることになる東京オリンピックまであと約10か月。
日の丸を背負って戦う選手にはいったい誰が選ばれるのか注目ですね。
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