サッカータイ代表のスタメン・フォーメーションと有名選手は?監督と現在のランキングも!

こんにちは!

現在、破竹の勢いで勝ちを積み重ねている森保一監督率いる日本代表ですが、そんな日本代表が1月1日、正月に国立競技場でタイ代表と対戦することが先日発表されました。

異例の時期の試合となるわけですが、タイ代表には現在Jリーグでプレーする選手も何人かいるため、両国のサッカーファンにとっては楽しい試合になることが予想されます。

本記事では、タイ代表のスタメン・フォーメーションと有名選手、監督や現在のランキングについて、紹介します!

 

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サッカータイ代表|スタメン・フォーメーション

スタメン・フォーメーション①:4-2-3-1

タイ代表 フォーメーション1

2023/11/21 VSシンガポール 3-1 勝利

タイ代表の基本フォーメーションとして使われているのが、この4-2-3-1の形となっています。

 

スタメン・フォーメーション②:3-5-2

タイ代表 フォーメーション2

2023/09/07 VSレバノン 2-1 勝利

9月に行われたレバノンとの親善試合に勝利した際、タイ代表は3-5-2のフォーメーションを使用していました。

スタメン・フォーメーション③:4-1-4-1

タイ代表 フォーメーション3

2023/09/10 VSイラク 2-2 PK戦 6-7 敗戦

最後に惜しくもPK戦で敗れたイラクとの親善試合では、4-1-4-1の形を採用していました。

 

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サッカータイ代表|有名選手

チャナティップ・ソングラシン(OH、SH、ST、WG)

 

タイ代表の有名選手1人目は、チャナティップ・ソングラシン選手です。

チャナティップ選手は身長158㎝、1993年生まれ30歳のMF,FW(OH,SH,ST,WG)です。

 

タイのサッカー選手の中で、最も日本で知名度があるといってもいいチャナティップは、2012年のプロデビューを果たすと、いきなり年間若手最優秀選手に選ばれるなど、若い時から将来を嘱望されていました。

その後、タイの名門ムアントン・ユナイテッドに移籍してACLに出場し、実績を伸ばすと、タイ代表の中心選手となり、2017年7月から北海道コンサドーレ札幌に加入しました。

Jリーグの舞台で最初こそ適応にとまどったチャナティップでしたが、すぐにフィットし、2年目の2018年はリーグ戦30試合の出場で8ゴールを挙げる活躍を見せて、タイ人として初めてJリーグベストイレブンに選出されるなど、一気にJリーグ屈指のアタッカーへと成長していきました。

そして、札幌で実績を積み重ねたチャナティップは2022年から川崎フロンターレに移籍しますが、ここではあまり活躍できず、2023年6月に母国のパトゥム・ユナイテッドへ移籍し、Jリーグから別れを告げました。

 

そんなチャナティップといえば、『タイのメッシ』と呼ばれるように158㎝の小柄な体格ながら、ひとたび足元にボールが収まれば、技術力を活かした驚異のキープ力でドリブルを開始し、小さな体を存分に生かし、屈強なDFの懐に入り込み、相手を切り裂いていくことができます。

またバイタルエリアやボックス内に進入してからは、見事なクイックネスの能力を発揮して、シュートやラストパスなどその瞬間に適した選択肢を選んで、ゴールを生み出すことができる選手です。

 

Jリーグで一時代を築いたチャナティップは、タイのサッカー界にとってレジェンド的な存在だと思うので、今後もタイで元気にプレーを続けてほしいと思います。

 

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エカニット・パンヤ(OH、WG)

 

タイ代表の有名選手2人目は、エカニット・パンヤ選手です。

エカニット選手は身長168㎝、1999年生まれ24歳のMF,FW(OM,WG)です。

 

地元のチェンライ・ユナイテッドで15歳11ヶ月の時にプロデビューを果たしたエカニットは、タイの下部リーグで経験を積んでいくと、2022年7月にムアントン・ユナイテッドへと移籍します。

そしてムアントンで印象的なプレーを披露すると、2023年7月にJリーグの浦和レッズへ年末までの期限付き移籍という形で加入し、シーズン終盤には出場機会を増やし、完全移籍での獲得が濃厚となっています。

 

そんなエカニットは、カットインからの絶妙なコントロールシュートや細かいタッチのドリブルが持ち味の選手です。

特に切れ味抜群のドリブルは魅力的で、対峙する相手の逆を上手くとって、スルスルと抜いてみせるため、個人で試合の流れを変えることができます。

 

タイ代表でも19歳でデビューし、今後は代表の攻撃を引っ張っていくことが期待されるエカニットのプレーは、今後も浦和で見られると思うので、大先輩チャナティップのような活躍に期待したいですね。

ティーラトン・ブンマタン(LSB)

 

タイ代表の有名選手3人目は、ティーラトン・ブンマタン選手です。

ティーラトン選手は身長172㎝、1990年生まれ33歳のDF(LSB)です。

 

タイを代表する選手の1人であるティーラトンは、2008年から2016年まで所属したブリーラム・ユナイテッドの中心選手として活躍し、2013年シーズンにはタイ・プレミアリーグの最優秀選手に選出されていました。

その後、ACLなどでも活躍したティーラトンは、2018年にヴィッセル神戸へ期限付き移籍で加入し、Jリーグ初上陸を果たすと、2019年からは横浜F・マリノスに加入し、同年のリーグ戦ではマリノスJ1優勝に大きく貢献しました。

そして、2021年までマリノスでプレーしたティーラトンは、同年12月に古巣のブリーラムへ復帰し、33歳となった今でも活躍を見せています。

 

そんなティーラトンは、悪魔の左足と称される左足を持っていて、サイドバックとしてのクロス精度やパス精度はもちろん、フリーキックではとてつもないゴールを悪魔の左足で決めてきました。

またマリノスでプレーする中で、守備対応やビルドアップの部分などがどんどん進化する姿が見られるなど、サッカーへ対する意識も高い選手でした。

 

現在はタイ代表でキャプテンマークを巻いているティーラトンは、元日の代表戦でなるべく悪魔の左足を開放しないでほしいですが、フリーキックは少し見てみたい気持ちもありますよね。

 

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スパチョーク・サラチャート(OH、WG)

 

タイ代表の有名選手4人目は、スパチョーク・サラチャート選手です。

スパチョーク選手は身長169㎝、1998年生まれ25歳のMF,FW(OM,WG)です。

 

タイの至宝と呼ばれるスパチョークは、ブリーラム・ユナイテッドの下部組織で育ち、トップチームに昇格すると、徐々にチームの中心選手として活躍するようになり、20/21シーズンにはリーグ戦で10ゴールを記録していました。

そして、2022年6月に北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍で加入すると、2023年からは完全移籍で加入し、今シーズンはリーグ戦24試合の出場で7ゴールと結果を出したシーズンとなりました。

 

そんなスパチョークは基本的に攻撃的MFの位置を本職とする選手で、注目のプレーはドリブル突破で、チャナティップのような細かいタッチではなく、切り返しやルーレット、ターンなどのシンプルなフェイントとスピードを多用するオーソドックスなドリブルで相手を切り裂くことができる選手です。

また、両足でしっかりとボールを蹴れる部分や、ペナルティーエリア内に入り込んでいくタイミングなども優れていて、札幌ではシャドーの位置で起用され、しっかりとゴールへ関与する姿を見せています。

 

確実に今後もタイの至宝として活躍していくであろうスパチョークは、日本代表の前にも立ちはだかる存在になるかもしれません。

 

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サッカータイ代表|監督

 

石井正忠

国籍:日本

生年月日:1967年2月1日/56歳

 

<選手経歴>

1989-1991 NTT関東
1991-1992 住友金属工業
1992-1997 鹿島アントラーズ
1998 アビスパ福岡

<監督経歴>

2015-2017 鹿島アントラーズ
2017-2018 大宮アルディージャ
2020-2021 サムットプラーカーン・シティFC
2021-2023 ブリーラム・ユナイテッドFC
2023- タイ代表

 

2023年11月22日に日本人監督として西野朗監督以来となるタイ代表の監督に就任したのが、石井正忠です。

 

元々現役時代は主に鹿島アントラーズの主力選手として活躍した石井は、1998年に現役を引退。

その後、古巣の鹿島で長年コーチとしての経験を積むと、満を持して2015年7月に鹿島の監督に就任しました。

そして2016年は、J11stステージで優勝すると、Jリーグチャンピオンシップでは準決勝で川崎フロンターレ、決勝では浦和レッズを破り、Jリーグ史上初の選手と監督両方での年間優勝達成監督となる快挙を達成していました。

ただ鹿島では翌年の2017年5月に成績不振で監督を解任されてしまいます。

 

そんな石井は2017年11月に大宮アルディージャの監督に就任するも、クラブを残留に導けず、2019年12月からはタイのサムットプラーカーン・シティFCの監督に就任し、大きな話題を呼びました。

すると、このクラブで結果を残した石井は2021年12月にタイの名門ブリーラム・ユナイテッドの監督に就任し、21/22、22/23シーズンと2シーズン連続でクラブを三冠に導き、タイの地で名将となっていたのです。

こうした実績を買われ、タイ代表監督に就任した石井はどうやらタイ代表として指揮を執る初戦が正月の日本代表戦になるということなので、どんなサッカーを母国の日本相手に見せてくれるのか、楽しみですね。

 

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サッカータイ代表|FIFAランキング

タイ代表のFIFAランキングを見てみると、最新のランキングでは113位とアジアの中でも低い順位となっています。

ここ10年間で最もFIFAランキングが高かったのは、2021年4月の106位でなかなかランキングがあがってもいないし、下がっていない状況となっているのがタイ代表の現状です。

また最近のワールドカップアジア予選では、2018年のロシアワールドカップへ向けた戦いで久しぶりの最終予選進出を果たし、オーストラリア相手に引き分けるなどの結果を残していました。

ただここ最近Jリーグに多くの選手を排出するなど、タイのサッカーレベルは確実に上がってきていることが感じられるので、今後どこまでアジアの舞台で進化していくのか、非常に気になるところですよね。

 

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まとめ

タイ代表のスタメン・フォーメーションと有名選手、監督や現在のランキングについてまとめてみました!

今後石井監督の下、どれだけ成長していくのか非常に楽しみな国となっています。いつの日かタイ代表がアジア最終予選の常連となり、ワールドカップに出場する姿も見てみたいですよね。

 

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