こんにちは!
2023年シーズンのJリーグも中盤戦に差し掛かり、第13節を終えた時点で3位に着けている名古屋グランパス。
長谷川健太監督の就任から2年目となり、チーム全体でハードワークする戦術も浸透を見せ、ソリッドな戦い方を見せています。
2020年以来のACL出場圏内でのフィニッシュと、その先の優勝を目指し、注目が集まります。
そこで本記事では、2023年シーズンの名古屋グランパスの監督、スタメンとスタメン予想、フォーメーションについてまとめてみました!
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名古屋グランパス2023 | 監督
長谷川健太
ガンバ大阪戦後 #長谷川健太 監督会見
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— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) May 6, 2023
現在、名古屋グランパスの監督を務めているのは長谷川健太です。
現役時代は主にウインガーとしてプレーし、日産自動車のサッカー部を経て、1992年のJリーグ発足後に清水エスパルスに入団し、1999年の引退までプレーしました。
日本代表としても27試合の出場を記録し、中でも1993年10月28日の「ドーハの悲劇」とされるイラク戦に先発出場しており、日本サッカーの悲劇も経験しています。
現役引退後はサッカー解説者と浜松大学のサッカー部の監督を4年間務め、2005年からは現役時代を過ごした清水エスパルスの監督に就任します。
就任2年目となる2006年はFW岡崎慎司などの台頭もあり、チームの新陳代謝に成功したことで波に乗り、シーズン4位の好成績を収め、退任までの2010年までの6年間で上位フィニッシュを継続させました。
退任後は再びサッカー解説者として活躍し、2013年からはJ2に降格した名門ガンバ大阪の監督に就任すると、課題となっていた守備の修正に着手。チームの立て直しに成功するとこのままJ2優勝を果たし、1シーズンでのJ1復帰を決めました。
翌年2014年は、シーズン前半戦こそ苦戦したものの、後半戦では驚異の巻き返しを見せ昇格1年目でJ1優勝を果たすと、このシーズンの最優秀監督賞を受賞したほか、ナビスコ杯(現:ルヴァン杯)、天皇杯も優勝を飾り、日本人監督として初の国内三冠を達成しました。
以降も上位フィニッシュの成績を残しながらも、2017年9月にはこのシーズン限りでの退任が発表されると、シーズン序盤の好調から一転して絶不調に陥り、リーグ戦では11試合未勝利という不本意な幕引きとなりました。
2018年からはFC東京の監督に就任し、2019年は久保建英のブレイクなどもあり優勝争いに絡んでいましたが、久保の移籍に伴いチームが失速し、最終的に2位でシーズンを終えました。
2020年はACLを戦いながらルヴァン杯の優勝を果たしタイトルを獲得しましたが、2021年は勢いを維持できず、シーズン終盤に横浜F・マリノスに8-0の大敗を喫し、試合の翌日となる11月7日に自ら辞任を選択しました。
2022年からは名古屋グランパスの監督に就任し、同シーズンは8位でシーズンを終え、2023年シーズンは第13節終えた時点で3位に着けています。
名古屋グランパス2023 | フォーメーションとスタメン予想
フォーメーション・スタメン①:3-4-2-1
2023.5.3 第11節 vsヴィッセル神戸(2-2)
昨シーズン途中から、名古屋の基本システムとなっている3-4-2-1です。
長谷川健太監督の特徴でもある守備に重心を置いた戦術が浸透し、第12節を終えた時点で6試合のクリーンシートを記録しています。
この戦い方はデータにも表れ、第12節を終えた時点での平均ポゼッションが43.2%であり、この数字はJ1のチームで最下位の数字となっており、相手にボールを持たせた戦い方を得意としています。
名古屋は、基本的に守備ラインは低めに設定しながら戦い、DFの裏のスペースを消しながら、前線の選手はプレスやポジショニングでパスコースを制限します。
そして、個の力にも優れた強固な3CBを最終ラインに敷くことで中盤でのデュエルに持ち込み、稲垣と米本という強度の高い守備能力を持つ選手たちがボール奪取し、カウンター攻撃へと繋げています。
勝負の掛け所ではラインを上げた攻撃に切り替え、攻撃時は距離感を大切にしながら、主に中盤の選手は潤滑油としてボールを動かし、前線に複数のターゲットを配置し、フィニッシュを狙います。
このため、サイドを務めるWBの攻撃力・推進力は大きなポイントとなっています。
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フォーメーション・スタメン②:3-4-2-1
2023.4.19 ルヴァン杯第4節 vs横浜FC(2-0)
複数選手を入れ替えても質が落ちないのも名古屋の強みであり、ルヴァン杯ではグループステージ4試合を終えた時点で全勝しており、好調を見せています。
前線に入る酒井宣福は複数のポジションでプレーできるポリバレント性のある選手ですが、近年は得点能力の高さも見せ、これまで今大会4ゴールを記録しています。
FWが手薄な名古屋にとって、J1の舞台でも得点が奪えると貴重な戦力となりますね。
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フォーメーション・スタメン予想①3-5-2
アンカーを置くことでチームのバランスを保ち、前線とインサイドハーフの選手に自由度が与えられるシステムです。
今シーズン加入した和泉竜司は、昨シーズンの鹿島では前線からSBまで複数のポジションで起用されるポリバレント性を見せており、長いシーズンの中で助けとなってくれそうです。
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フォーメーション・スタメン予想②3-4-1-2
名古屋が“持たされている”ときの戦い方が今シーズンの課題でもあるため、突破力のあるマテウスや和泉をフリーマンとしてプレーさせることで、攻撃の活性化に繋げるシステムです。
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まとめ
2023年シーズンの名古屋グランパスの監督、スタメンとスタメン予想、フォーメーションについてまとめてみました!
質の高い選手が揃い、メンバーを入れ替えてもカップ戦を戦える戦術がチームに浸透し、タイトルを狙えるチーム作りができています。
J1ではACL出場圏内のフィニッシュ、そして優勝争いに絡むためにはオプションを増やしたいところでもあり、シーズン後半戦へ向けて長谷川健太監督の手腕が問われます。
名古屋グランパスに注目していきましょう!
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