こんにちは!
2020シーズン、名古屋グランパスはリーグ3位を確保、9年ぶりにACL出場権を獲得しました。
今期のリーグ戦を19勝6分9敗、勝ち点「63」で終了しました。
ACL出場権争いは最終節までもつれ込みましたが、前田選手のミドルシュートが決まり1対0で勝利、自力で3位を手繰り寄せての勝利で幕を閉じました。
フィッカデンティ監督は続投、来期のタイトル奪取に向けて新チームの構築が始まっています。
本記事で2020年冬の移籍情報(2021/01/11時点)を整理するとともに、2020シーズンの振り返りや2021シーズンの予想をしていきたいと思います(^^)/
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1.1 名古屋グランパス2020シーズンを振り返る
2年前の終盤より就任したフィッカデンティ監督が指揮した2020シーズンは
前線からの守備意識が浸透、リーグ屈指の守備力をベースに勝ち点を積み上げました。
勝点63は2005年(J1が18チームとなった以降)、クラブ3番目の好成績でした。
28失点は今季リーグ最少であり、平均失点が1.0を下回るのはクラブ史上初でした。
一方、45得点は全クラブでも平均よりも少なく、1-0での勝利は9回を数え、硬い守備をベースに勝負強く勝点を積み重ねたシーズンでした。
その中でもランゲラック、丸山、中谷は全試合90分出場を達成しており、2020シーズンを象徴しています。
崩しの面でもマテウス選手を筆頭に試合終了直前の劇的なゴールによる勝利も多いでした。
ACL出場権を獲得、チームの顔ぶれも見え、堅守というチームの武器を手に入れた実りあるシーズンとなりました。
また、パロマ瑞穂スタジアムが6年間の改修工事予定であり、パロマ瑞穂スタジアムでの試合は最後となりました。
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1.2 2020名古屋グランパスの課題点
リーグ最少失点の守備とは対照的な平均的な得点力の向上が今後の課題です。
枠内シュート率はリーグ3位であるも、シュート数は平均以下であり、シュートまでに持ち込む崩しやチャンス数の向上が課題です。
懸念事項は絶対的なFWの不在です。
一昨年前はジョー選手が2桁得点しておりましたが退団、この穴を埋めるべく、開幕当初はサザン鳥栖から移籍した金崎選手が機能、前線からの守備やポストプレー等活躍しておりましたが、シーズン途中で故障離脱しました。
金崎選手が離脱した後はガブリエルシャビエル選手と阿部選手のツートップで凌ぎましたが純粋なワントップも務まるFW確保が必要です。
金崎選手は2021シーズンの初めまでは離脱予定であり、優勝を狙うにはシーズンで2桁を取れるFWの獲得がオフシーズンの至上命題となります。
また、来年度はACLを含めてタイトなスケジュールが想定され、選手層の向上も課題です。特にFW、サイドには各ポジションに計算が立つ選手の確保が必要です。
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1.3 名古屋グランパス2020シーズン移籍・補強情報とメンバー予想
2021シーズンはフィッカデンティ監督の続投は決定しており、昨年の堅守をベースとしてACLを見据えた選手補強が想定されます。
既に2021シーズンに向けて名古屋グランパスの課題点を改善する大幅な戦力補強がされています。
加入確定情報が入っていますが、各ポジションに日本代表クラスの選手や各J1チームの主力選手の加入が確定しています。
特に金崎選手不在で補強必須だったFWには2年越しのオファーを受けてセレッソ大阪の顔でもあった柿谷選手の加入が確定しています。
日本屈指のテクニシャンでもあり、阿部選手、マテウス選手、シャビエル選手といった技巧派な選手との相乗効果により、昨年以上の得点力アップが期待できます。
元日本代表 長澤選手等も即戦力であり、ACLやリーグ戦のタフな日程において質を落とすことなく、ローテーションを組める選手層になりつつあります。
また、更なるサイド補強のため、川崎フロンターレの斎藤選手の獲得が決まりました。
元日本代表選手であり、コンディションさえ整えば、大きな戦力になる事は確実です。
IN(加入)確定
DF 森下 龍矢 ←サガン鳥栖
DF 木本 恭生 ←セレッソ大阪
MF 長澤 和輝 ←浦和レッズ
MF 児玉 駿斗 ←東海学園大学
MF 斎藤 学 ←川崎フロンターレ
FW 柿谷 陽一朗 ←セレッソ大阪
OUT(放出)確定
GK 東 ジョン →パース グローリーFC
DF 太田 宏介 →パース グローリーFC
DF 千葉 和彦 →アルビレックス新潟
MF 青木 亮太 →北海道コンサドーレ札幌
MF 長谷川 アーリアジャスール →FC町田セルビア
MF ジョアン シミッチ →川崎フロンターレ
FW 松岡 ジョナタン →カマタマーレ讃岐
FW 深堀 隼平 →水戸ホーリーホック
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1.4 名古屋グランパス2020シーズン予想フォーメーション
名古屋グランパスにおける2021シーズンのフォーメーション予想ですが、2020シーズン活躍した選手をベースに攻撃力の底上げを狙います。
昨年のメンバーにワントップに柿谷選手、突破力のある斉藤選手が入り込むのではないでしょうか。
もちろん、2020シーズン躍動した前田選手や、移籍してきた長澤選手もスタメン争いに食い込んでくると思われます。
2020シーズンフォーメーション
フォーメーション図を作成し更新します(^^)/
2021シーズンフォーメーション予想
フォーメーション図を作成し更新します(^^)/
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2. まとめ
以上はすべて、公式情報が出た確定の移籍動向(2021/01/11)です。
各ポジションに日本代表クラスの選手も補強しており、2021シーズンへの本気度が伺える陣容となってきました。
今年の補強はACL、リーグ共に優勝を狙えるだけの陣容となりつつあり、シーズン再開が楽しみです。
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