セレッソ大阪2021補強の噂・移籍情報とフォーメーション予想!

こんにちは!

2月27日(土)J1第1節はホームで柏を迎えることが決まったセレッソ大阪。

ブラジルの知将レヴィー・クルピ監督の再登板、また国内有数の強力な選手の獲得によって経験値を蓄え、リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグを戦い抜くピースが整いました。

日本を代表するあのストライカーも15シーズンぶりに再加入。セレッソの新時代を築くため、グループステージ敗退となった2018年の教訓を活かし、アジアの舞台での躍進を誓います。

今回は、セレッソ大阪の昨シーズンの戦いぶりや課題を振り返り、2021シーズンの展望を徹底的に予想します!

 

 

セレッソ大阪2021補強の噂・移籍情報とフォーメーション予想!

セレッソ大阪2020シーズンの振り返り

J1復帰を果たした2017シーズンに初のタイトルを獲得し、それ以降は安定的にJ1リーグを戦うセレッソ大阪。
長くチームに在籍するGKキム・ジンヒョン、DFマテイ・ヨニッチ、丸橋祐介、

MF清武弘嗣、奥埜博亮らを軸として、スペイン人指揮官のロティーナ監督と共に初のリーグ優勝を目指し、過酷な過密日程を戦いました。

開幕の大分戦、長期中断からの再開初戦の7月4日の大阪ダービーを快勝するなど、3連勝で好調なスタートを切ったチームは、ルヴァンカップも3戦全勝でグループステージを突破。

 

2月・7月・8月は、公式戦11勝3分2敗と好調なスタートダッシュを切りました。(2敗はリーグ戦での名古屋、川崎に喫した敗戦)

8月19日川崎戦では2-5と大敗を喫する結果となりましたが、8月23日仙台戦から9月16日神戸戦のリーグ戦で6連勝を記録。最小失点に抑え、堅実なゲーム運びで勝ち点を重ねました。

 

しかしながら、その後はシーズン終盤にかけてやや失速してしまう形となったセレッソ。

国内のサッカーファンが注目した10月3日川崎との直接対決では試合終盤に力尽き、ホームで1-3の敗戦。続く10月10日の名古屋戦ではアウェイで力負けを喫し、その時点で川崎との勝ち点差が大きく広がったことで、優勝争いから後退。

11月・12月の終盤戦はホームゲーム5試合で1勝2分2敗と負け越した結果に終わりました。

最終的には18勝6分10敗の勝ち点60でリーグ戦4位の成績を収め、2021シーズンのAFCチャンピオンリーグの出場権を獲得。

今シーズンは、クラブの歴史を熟知するブラジル人指揮官のレヴィー・クルピ氏の再登板が決まり、クラブは攻撃的なスタイルへの原点回帰、負けない強さを示し、

圧倒的なゲーム支配によって勝ち切るサッカーの構築を目指します。

 

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セレッソ大阪2021シーズンの課題点

2019シーズンから指揮を取るロティーナ監督の強固な守備戦術に長けたサッカーによって、リーグ戦12試合をクリーンシートに抑えました。

しかし守備の安定感が感じられる一方で、重要なゲームでは勝負強さを発揮できず。

上位を争うこととなった川崎と名古屋に連敗、またFC東京、鹿島、浦和らといったライバル相手にも競り負けることが多く、9月の中盤戦以降の戦いでは2連敗を3度喫し、勝ち点を大きく取り逃しました。

自陣の深い位置での繋ぎのミスからの失点、セカンドボールやこぼれ球に対応し切れずに押し込まれる失点が目立ち、全体的なゲームマネージメントの脆さを露呈し、

90分間トータルで勝負に徹する戦い方の確立に苦慮しました。

チーム構成においては、昨シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したセンターバックのDF瀬古歩夢を筆頭に、次世代のセレッソを担うMF西川潤やFW藤尾翔太らもトップチームでの出場経験を積んでいきました。

スタメンに名を連ねるベテランの多くが長年チームに在籍しているセレッソ。

30代を迎える円熟味を増す選手達の闘う姿勢を「見て学ぶ」若手選手達のプレー活性化が、「圧倒的に攻めて勝つ」セレッソの未来へ繋がる鍵となります。

 

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2021シーズン移籍情報・補強とフォーメーション予想

主な移籍情報(1/15時点)

IN(加入)

FW大久保嘉人
GK松井謙弥
FW松田力
MF原川 力
FW加藤 陸次樹
FWアダム・タガート
DF進藤 亮佑
FW山田寛人
MF中島元彦

 

OUT(放出)

FW都倉 賢
DF片山 瑛一
FW鈴木 孝司
DF木本 恭生
FW柿谷 曜一朗
FWブルーノ・メンデス
MFレアンドロ・デサバト
DFマテイ・ヨニッチ(噂)

 

FW柿谷曜一朗やブルーノ・メンデスらの他クラブへの移籍発表があった一方で、それを上回る選手補強ができたと言えます。

オーストラリア代表のFWアダム・タガートはKリーグ・水原三星で実績を残しており、

コロナ禍の入国制限によるチームへの合流遅れ等が生じますが、日常生活を日本で過ごす分には問題ありません。

 

J2金沢から加入のFW加藤陸次樹は大卒プロ一年目で13得点を挙げており、ライン際の抜け出しからボックス内で正確なシュートを放つことができる、伸び盛りの23歳です。

更にはFW山田寛人、MF中島元彦といったアカデミー育ちの有望株も他クラブでの武者修行を経て今シーズンから復帰。

また中盤には2016年のリオデジャネイロオリンピックにも出場した経験豊富なボランチのMF原川力を鳥栖から獲得。

そして、J2東京Vから元日本代表FW大久保嘉人が15シーズンぶりにセレッソに復帰。

38歳となりコンディション面にはやや不安がありますが、国際経験豊富な大ベテランの適応能力、AFCチャンピオンズリーグでのここぞという大舞台での活躍に期待します。

尚、センターバックの要としてチームに長く在籍しているDFマテイ・ヨニッチの退団が噂されていますが、対人能力の強さが売りのDF DF進藤亮佑を札幌から補強。
今後の追加補強も予想されます。

 

 

基本フォーメーションは4-2-3-1を予想。

GKはキム・ジンヒョン

4バックは左から丸橋祐介、瀬古歩夢、進藤 亮佑、松田陸

中盤ボランチには原川力藤田直之のコンビ、

攻撃的なアタッカーに清武弘嗣、奥埜博亮、坂元達裕の3選手、

1トップにアダム・タガートを予想します。

 

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セレッソ大阪2021シーズンの注目選手

清武弘嗣

司令塔として君臨する10番が、新たにチームと3年契約を締結しました。

昨シーズンはリーグ戦で8得点8アシストと結果を背中で示し、落ち着いたボール捌きやテクニカルなスキルに加えて、決定力とシュートセンスを披露できる選手へと復活。

今年で32歳となる清武は、柿谷曜一朗が移籍した今「セレッソの顔」として絶大な信頼を得る形で、チームをリーグ初優勝に導きます。

 

坂元達裕

昨シーズンにJ2山形から加入。リーグ戦33試合に出場した坂元は、数多くのチャンスクリエイトを演出。

目に見える結果を出し続け、好調なチームを牽引する起爆剤となりました。
右サイドの攻撃的なポジションを主戦場として、キレのあるドリブルセンスや左足からのクロス、

ラストパスから2得点8アシストを記録。J1移籍後初年度でサプライズな活躍を見せました。

 

原川力

J2京都でキャリアをスタートさせ、2016年のリオデジャネイロオリンピック出場や川崎移籍など数々のステップアップを経験し、鳥栖でJリーグ屈指のボランチへと成長を遂げた原川が、今シーズンより加入。

持ち前のボールコントロールと中距離のパスレンジを併せ持ち、チームの心臓となり得る存在です。中盤のバランサー役として、相方となる既存のベテランMF藤田直之や奥埜博亮らとの連携にも注目。

 

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まとめ

他クラブからの移籍組やレンタルバック組がいかに上手くベテラン組と連携を取っていくことができるのか、注目したいと思います。

リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグにおいて、ライバル相手に「力負けしない」布陣を毎試合キープすることができれば、昨年以上の成績を残していくことが可能です。

育成組織で育った選手やJ2リーグで存在感を示し、満を辞して今シーズンからセレッソに挑戦する選手が多くいる中で、昨シーズンに活躍を見せたMF坂元達裕に続くキーマンは生まれるのか。

初のJ1リーグ優勝、AFCチャンピオンズリーグ優勝に向けて、クルピ 監督が構築する2021シーズンのセレッソ大阪に注目しましょう。

 

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