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サッカー日本代表理想の招集メンバーは？FW・MFに呼んでほしい選手は誰？

日本代表 サッカー日本代表理想の招集メンバーは？FW・MFに呼んでほしい選手は誰？

今年の11月21日から、いよいよカタールW杯が開幕します。

日本サッカー協会はすでに本大会に向けた指針を発表しており、従来であればメンバー発表後に本大会へ向けた強化合宿が行われますが、日程的な難しさから、カタール入り後のベースキャンプで戦術・コンディションの調整となり、準備期間が限られています。

また、今大会では登録メンバーが2人増え、25人のメンバー登録を行えることから、戦術面でも柔軟に活用したいですね！

特に攻撃陣は、結果を残しながらも代表に招集されていない選手も多く、選択肢という意味では豊富であり、本大会までにもう一段階、二段階進化できる選手層が揃っています。

本記事では、そのカタールW杯に向けて日本代表に呼んで欲しいFW・MFについてまとめてみました！

 

>>【関連】サッカー日本代表理想の招集メンバーは？DF・GKに選んでほしい選手は誰？

 

目次

サッカー日本代表を強くするには（FW・フォワード編）

本大会までに、新たなエース格の台頭は必須となります！

 

カタールW杯では、ドイツ、スペイン、ニュージーランドorコスタリカ（POの勝者）と同じグループに属し、日本にとっては死のグループとなり、厳しい大会になることが想定されます。

 

特にドイツ、スペインを相手に、日本が試合を握る時間は限られることが予想され、少ないチャンスを物にしなければなりません。

 

現在、森保一監督のファーストチョイスとなっている大迫勇也は、長年の日本代表を支えてくれた選手ではありますが、明らかに調子を落としています。

得点での貢献が乏しく、日本代表ではアジア最終予選8試合で2ゴールと、ストライカーとしては物足りない数字であり、今シーズンも出場したリーグ戦8試合でノーゴールと、波に乗れていません。

 

このことから、大迫に代わる新たなストライカーを渇望する声も上がっており、本大会までの約半年間で森保監督がどのような選択をするのか、とても重要になります。

 

直近のW杯3大会（2010年、2014年、2018年）では、全ての大会で得点を決めている本田圭佑のように「持ってる」選手の台頭に期待しましょう！

 

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サッカー日本代表のFWに呼んでほしい選手

鈴木優磨

 

年齢：26歳
所属：鹿島アントラーズ

 

2018年シーズンは公式戦52試合で17ゴール17アシストを記録し、Jリーグ優秀選手賞に選出されました。

 

この活躍から、ベルギーのシント＝トロイデンに移籍し、公式戦71試合に出場し、26ゴール6アシストを記録。

現在は鹿島に復帰し、2022年5月2日の時点で13試合に出場し、6ゴール3アシストと好調を見せています。

 

鈴木優磨のプレースタイルは、嗅覚と質の高いオフ・ザ・ボールを武器にゴールを狙うストライカーです。

 

体幹を活かしたポストプレーや、豊富な運動量からプレスも行い、現代のストライカーに求められるプレーを高水準で行うことができます。

 

また、イメージからエゴが強い選手に見えますが、サイドに流れて攻撃を活性化させたり、数字を見ても分かる通りアシストも多く、周りを活かすプレーも得意な選手です。

鹿島でホットラインを組んでいる上田綺世は最近の日本代表にも招集されており、連携を深める時間が限られている日本代表でセットで使うことも一つの手ですね。

 

荒っぽい性格が玉に瑕（たまにきず）ですが、鹿島復帰後はレジェンドである小笠原満男と同じ40番を着け、更にはキャプテンを任されるなど、背番号とキャプテンの重みを理解し、精神面での成長も続けています。

 

プレーの幅も広いことから、特に多くのことを求められる日本代表のセンターフォワードとして、是非見てみたいですね！

 

原大智

 

年齢：23歳
所属：シント＝トロイデン（ローン元：デポルティーボ・アラベス）

 

J3のFC東京U-23時代には、通算71試合で28ゴール5アシストを記録し、2018年にトップチームに昇格します。

 

2021年2月にはクロアチア1部のNKイストラ1961に移籍し、半シーズンで公式戦18試合に出場し、8ゴール3アシストを記録します。

この活躍からスペイン1部のアラベスへと移籍し、今シーズンはローン先となるシント＝トロイデンで公式戦29試合に出場し、8ゴール3アシストを記録しています。

 

原は191cmの恵まれた体格から、ヘディングやポストプレーが得意であり、シント＝トロイデンではロングボールの収め役としてもチームの助けとなっていました。

 

また、シント＝トロイデンのベルント・ホラーバッハ監督は、チーム全体にハードワークを求め、練習からハードなトレーニングをしていることから、大柄な選手ですが前線からのプレスも行える選手です。

 

日本代表には、古橋享梧、前田大然、浅野拓磨、伊東純也と、スピードに定評がある選手が多く揃っていますが、FWでパワープレーを行える選手は招集されていないため、状況を打開する選択肢を増やす意味でも、招集に一考の価値はあると思います！

奥川雅也

 

年齢：26歳
所属：アルミニア・ビーレフェルト

 

ザルツブルク時代には通算47試合に出場し、14ゴール10アシストの活躍を見せました。

2021年1月からはドイツ1部のビーレフェルトに移籍（ローン→完全移籍）し、今シーズンは2022年5月2日時点で公式戦33試合に出場し、9ゴール2アシストを記録しています。

 

ビーレフェルトでは、主に左ウイングで起用されていますが、右で起用されたり、トップ下やインサイドハーフでも起用されるなど、ポリバレント性を見せています。

 

第32節を終えた時点で、チームは降格圏となる17位に位置していますが、奥川は他の選手を圧倒してチームトップの8ゴールを記録しており、現地ではブンデスリーガでインパクトを残した香川真司と比較されるなど、ドイツ国内でも注目が集まっています。

 

奥川のプレースタイルとして、よく例えに出されるのが「ネイマール」であり、ドリブル突破、プレーの柔軟性、ゴール前での冷静さなど、共通点があります。

 

ビーレフェルトでは、下位チームということもあり、ボールを保持してチャンスを生み出すスタイルではなく、守備からカウンター攻撃が主であるため、京都サンガ、ザルツブルク時代に見せていたウイングとしてのプレーはあまり見られません。

 

しかし、それがプレーの幅を広げたと言っても過言ではなく、ドイツ仕込みのプレスや、ボールを引き出すポジショニングなど、ボール非保持のプレーが磨かれています。

 

日本代表としては、2020年11月に招集されましたが、所属クラブで新型コロナウイルスのクラスターが発生し、招集が見送られた経緯があります。

 

ビーレフェルトでは、日本代表と同じ4-3-3のシステムを採用していることや、本大会ではドイツ、スペインという強豪相手に日本が多くの時間、ボールを保持できないことが想定されるため、似た環境の中で存在感を見せる奥川も戦力になると考えられます！

 

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サッカー日本代表を強くするには（MF・ミッドフィルダー編）

本大会までに遠藤航、田中碧、守田英正の控えを見つけ出せるかが鍵になります！

 

アジア最終予選では開幕3試合で2敗を喫し、暗雲が立ち込めましたが、以降システムを4-3-3へと変更し3ボランチを形成することでチームのバランス維持を重視しました。

 

この中盤を務める遠藤航、田中碧、守田英正がボックストゥボックスとして豊富な運動量で、攻守に渡ってピッチ内をカバーし合い、バランスを保つことで安定感をもたらしています。

 

しかし、三位一体で日本の心臓を担っていると言っても過言ではないほどに依存が見られるのが現状です。

 

特に如実に表れたのが、W杯出場を決めた後のアジア最終予選・最終節のベトナム戦であり、アンカーに柴崎岳、インサイドハーフに原口元気と旗手怜央を起用しました。

突発的な起用のため、連携面で上手く行かなかったことは仕方のない部分ですが、これまでの3人とタイプが違うこともあり、チームとしても個人としても機能しているとは言い難く、田中碧、守田英正を投入する結果となりました。

 

このため、彼らの明確なバックアッパーを見つけ、戦術を落とし込む作業が本大会までの最重要課題と言えます。

 

また、より攻撃的な選手では最近は招集から外れていますが、好調を見せる鎌田大地を上手く活かしたいところです。

フランクフルトでは主に2シャドーの一角で起用されており、UEFAヨーロッパリーグではバルセロナを相手に、2試合を通じて非常に高い評価を得ているほか、続くウエストハム戦ではゴールを決め、ヨーロッパリーグ決勝進出に向けて好調を維持しています。

 

ベースとなる3ボランチと、好調の選手をどう組み合わせるのか、森保監督の手腕に掛かっています。

 

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サッカー日本代表のMFに呼んでほしい選手

川辺駿

 

年齢：26歳
所属：グラスホッパー（ローン元： ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ）

 

川辺はサンフレッチェ広島のユース出身で、トップチーム昇格した2014年は森保一が監督を務めていたこともあり、旧知の仲ということになります。

2021年の7月にスイスのグラスホッパーに移籍しレギュラーを獲得すると、今年1月にはウォルヴァーハンプトンへの移籍が発表され、残りのシーズンはグラスホッパーに残りプレーを続けています。

 

そのグラスホッパーでは、2022年5月2日までに公式戦32試合に出場し、7ゴール4アシストを記録しています。

 

加入からしばらくは主にトップ下で起用されていましたが、最近は2ボランチの一角でプレーしており、広島時代と同様、より守備のタスクが求められるポジションで起用されています。

 

川辺は、中盤からの攻撃参加が持ち味の選手で、攻撃に厚みを加えることができる選手です。

バイタルエリアでボールを捌いたり、セカンドボールを拾ったり、カウンターの芽を潰したりと、攻守に渡ってチームの助けとなり、精度の高いミドルシュートは彼の大きな武器です。

 

今夏から合流するウルブズで出場時間を得られれば、プレミアリーグの舞台でプレーする貴重な中盤の選手として、一気に評価が高まることが予想されます。

 

遠藤航、田中碧、守田とは違うタイプの選手ではありますが、攻撃を活性化させる重要なピースとなることに期待しましょう！

 

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三竿健斗

 

年齢：26歳
所属：鹿島アントラーズ

 

2022年5月5日までに通算215試合に出場し、名門・鹿島アントラーズの中盤を支えています。

 

守備的MFを主戦場としていますが、チーム状況によりCBを任されることもあり、今シーズンもCBでのプレー時間を増やしています。

 

中盤での起用の際は、181cmの身長から空中戦やボディコンタクトにも強く、潰し屋にもなれる選手で、インターセプトから攻撃に繋げるプレーも魅力的です。

 

ボール保持時は、ゲームメイカーとして攻撃のリズムを作り、彼自身が「セルヒオ・ブスケツ」を参考にしているという発言からも、プレースタイルとして似ている部分があります。

 

日本代表としては、2017年のE-1サッカー選手権を中心に6試合に出場しています。

近年は招集されていませんが、アンカーを務める遠藤航の明確なバックアッパーが不在ということもあり、このポジションに割って入る選手として三竿の招集に期待したいですね！

松木玖生

 

年齢：19歳
所属：FC東京

 

オリンピック・リヨンでの練習経験もある松木は、今シーズン、青森山田高校からFC東京に入団し、高卒ルーキーながらレギュラーを務め、第11節までに出場停止を除く10試合に先発出場し、1ゴールをあげています

 

FC東京ではインサイドハーフで起用されており、豊富な運動量で攻守に渡ってチームの助けになっています。

 

まだ18歳の選手ですが、フィジカルの部分は既に出来上がっている印象が伺え、180cmという恵まれた身長、当たり負けしない体幹、ボールキープできる下半身の強さ、90分フルにプレーできる体力から、殆どの試合でフル出場しており、その分、ピッチに立っている時間も多く成長を続けています。

 

攻撃面に関しては、数字の面での貢献は物足りない印象ですが、FC東京の監督であるスペイン人、アルベル・プッチ・オルトネダからは、裏への抜け出し、スペースを作る動き、相手のマークを引き連れる動きなど、「ハーフスペースの使い方」「インサイドハーフの動き」の指導を受けている最中です。

 

ミドルシュートなどでも存在感を見せ、第11節のアビスパ福岡戦では、プロ初ゴールを記録したことで自信を付け、更にプレーが向上する可能性もあります。

 

Jリーグのシーズンが終わる頃には、どれほどの成長を見せているのか、未来の日本代表筆頭候補として、松木玖生に期待が掛かります。

その活躍によっては、サプライズ選出、あるいは帯同メンバーとしてカタールにいるかもしれませんね！

 

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まとめ

カタールW杯に向けて日本代表に呼んで欲しいFW・MFについてまとめてみました！

サッカーファンそれぞれに招集して欲しい選手、見たい選手がいると思います。

これまでのメンバー選考では、大事な試合が続いていたこともあり、森保監督が信頼するメンバーの固定・出場が目立ちましたが、本大会までの約半年間で森保監督がどのようなプランを練るのか注目です。

特に国内組の選手は、7月に開催される「E-1サッカー選手権」が実質、最後の大きなアピールの場となり、鈴木優磨の招集には大きな期待が掛かります。

国内外の選手から、どの選手が結果を残し、台頭してくるのか、そしてサプライズ招集はあるのか、選手の活躍を楽しみながら、メンバー発表を待ちましょう！

 

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