こんにちは!
先日2023年6月15日、20日に行われる国際親善試合に臨む日本代表のメンバー発表が行われましたが、セルティックで素晴らしいプレーを見せていた旗手怜央選手が久しぶりに招集されました。
2021年の冬に川崎フロンターレからセルティックへ移籍して以降、古橋享悟選手と共にセルティックの中心選手として活躍もしている旗手はこの夏の移籍市場ではステップアップも期待されています。
そこで今回は旗手怜央の移籍先に関する噂やポジション、プレースタイルや海外の反応について紹介していきます!
旗手怜央の移籍先
セルティックで2年目となる22/23シーズンを迎えた旗手は、昨シーズンの冬に加入後すぐにスタメンへ定着した勢いそのままに今シーズンも中盤のレギュラーとして活躍しました。
リーグ戦では27試合に出場し、5ゴール、7アシストを決めてセルティックのリーグ連覇に大きく貢献した旗手には、当然移籍の噂が挙がっています。
その中で唯一移籍先として明確なクラブ名が挙がっているのが、川崎フロンターレ時代の同僚でもある三笘薫選手が所属し、今シーズンプレミアリーグで躍進を見せたブライトンです。
2023年4月頃から出てきた旗手選手のブライトン移籍ですが、5月19日にはイギリスメディアの『GIVEMESPORT』が
「ブライトンは来シーズンの欧州カップ戦出場権獲得を目前に控えており、ロベルト・デ・ゼルビ監督は中盤の補強に目を光らせている。ハタテはその条件にぴったりだと言われている」
と、綴った上で移籍に詳しいディーン・ジョーンズ記者の見解を掲載しています。
ジョーンズ記者は
「セルティックの成功から、他クラブが彼らの選手に関心を寄せるのは自然なことだ。ブライトンの名前が出ているが、どこまでになるかは見てみなければいけない。今のところ、セルティックにあまりパニックはないと思う」
と、簡単にセルティックが旗手を放出することはないだろうと語ります。
その上で同メディアは
「ハタテのようなターゲットを狙うことは、夏にスター選手のアレクシス・マック・アリスターとモイセス・カイセドがどうなるかにかかっている。彼は戦術的に適合しており、今シーズンのプレミアリーグでブレイクしたスターの一人である同胞のミトマがこのクラブでどれだけ素晴らしい成績を収めているかを考えると、誘惑される可能性は十分にある」
というように、ブライトンで移籍の可能性がある2人の去就次第では旗手へのオファーが届く可能性があるだろうと綴っていました。
しかしながら、先日セルティックがリーグ優勝を決めた後に旗手はメディアのインタビューに対して、移籍の噂を否定するような言葉を残していたことから、今後どのような動きを見せていくのかは予想できませんが、日本人からすれば三笘と旗手の共演が見てみたい思いもありますよね。
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旗手怜央の市場価値
ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が日々更新しているのが、世界中のフットボーラーの『推定市場価格』です。
これは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける“価値”を示す指標として定評があります。
そんなサイトにおける旗手の市場価値を見てみると、セルティックに移籍した当時の2022年1月が120万€(約1億8000万円)でしたが、2023年3月に更新された最新の市場価値では650万€(約9億8000万円)にまで自身の価値を上げていました。
この市場価値を見る限り、旗手が移籍するとなると確実に移籍金は10億円を超えてくることになりそうですね。
旗手怜央のポジション
今シーズンセルティックでは全公式戦を合わせて通算43試合に出場している旗手選手ですが、出場したポジションの内訳はこのようになっています。
セントラルMF:36試合
守備的MF:3試合
右サイドバック:2試合
中盤が本職である旗手は、セントラルMFでのプレーがほとんどですが、右サイドバックでもプレーできる能力を持っている辺り、監督からすると使いやすい選手であることは間違いありません。
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旗手怜央のプレースタイル・特徴
旗手はポジションの部分でご紹介したようにセントラルMFを本職とする選手ですが、これまで様々なポジションで柔軟なプレーを見せておりサッカーIQが非常に高い選手です。
そのサッカーIQの高さを活かして、中盤で常に2手、3手先を見ながらプレーができる選手なので、守備では相手のパスコースを読んでカットし、攻撃では相手のマークを上手く外して、フリーな状態でボールを受けることができます。
さらにフロンターレ時代からとにかくスタミナが豊富で、90分間全くパフォーマンスを落とさずにピッチを走り回る姿を見せていました。
そんな武器をセルティックでも最大限に活かしている旗手は、ピッチの端から端まで走りまわるプレーで攻守両面に素晴らしい貢献を見せています。
また中盤でプレーする選手なので、足元のテクニックも十分に兼ね備えていますし、ボックス内へ入り込む動きにも磨きがかかってきたため、22/23シーズンはリーグ戦で5ゴール、7アシストという数字を残すことができました。
このようにユーティリティで柔軟性のあるプレーを見せることができる旗手は、間違いなくチームに1人いて欲しいと思う選手に成長していますし、今後もさらなる成長が期待できるので、どんな選手になっていくのか楽しみですね。
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旗手怜央の海外の反応・評価
22/23シーズンに1年を通して、安定したパフォーマンスを披露した旗手に対しては、かつてセルティックでプレーしたレジェンドたちからも高い評価を得ています。
まず旗手を評価したのは現役時代にセルティックやアストンヴィラで活躍し、ブルガリアの英雄とも呼ばれたスティリアン・ペトロフです。
ペトロフは2023年2月、セルティックに対して言及したインタビューの中で
「私は中村俊輔のそばでプレーすることができたので、日本の選手の質は知っている。アンジ・ポステコグルー監督も連れてきた選手の資質を間違いなく知っているが、その選手たちは明らかに向上し、成長し続けている。古橋亨梧、旗手怜央、前田大然の3人の中では、旗手が一番成長していると思う。ポステコグルーは旗手がさらに成長することを期待しており、それを考えると非常に楽しみだ」
と語り、旗手を古橋、前田よりもセルティックで成長しているのではないかと評価したのです。
またイングランド代表経験を持ち、長年に渡ってセルティックでは得点を量産したレジェンド、クリス・サットンも旗手へのコメントを残していました。
2023年3月に現地メディアからの取材を受けたサットンは
「ハタテは傑出したミッドフィールドプレーヤーで、セルティックに来てまだ1年と少ししか経っていない」
と称えていました。
また他にもサットンは
「セルティックで取材した際に特に目立ったのは、試合後、ハタテがアシスタントと一緒にピッチをジョギングしてクールダウンしていることだ。彼はサッカーへのアプローチにおいて、細心の注意を払っている」
と、試合後も入念にケアする旗手の姿にも感銘を受けたと語っていました。
さらにセルティックで長く活躍した元スコットランド代表DFマーク・ウィルソンは、先日2月26日に行われたリーグカップ決勝で見せた旗手の素晴らしいプレーを称賛していました。
ウィルソンは旗手のプレーについて
「彼の活躍は信じられないほどだった。彼の動きやオフザボール時のランニングはもちろんのこと、オンザボール時のクオリティーが際立っている。彼はほかの選手と比較してずば抜けていると思う。実際に2得点に絡んだしね。旗手は今シーズンのすべてのコンペティションにおいてチームのスターとなっている。しかし、決勝戦でそれをやってのけたことで、彼の存在はますます際立っているよ。アンジェ・ポステコグルー監督が彼を交代させた時は驚いたね」
というように、絶賛するコメントを送っていました。
このように多くのレジェンドから評価されていることからも、旗手がいかに良いプレーを見せているかというのが、分かりますね。
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旗手怜央の動画・プレー集
旗手がゴールやアシストを決めたプレーを見ることができます。
こちらの動画では旗手が様々なポジションで見せていた柔軟性のあるプレーを見ることができます。
こちらの動画では旗手のテクニカルなプレーを見ることができます。
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まとめ
旗手怜央の移籍先に関する噂やポジション、プレースタイルや海外の反応をご紹介しました!
今後日本代表の中盤でも中心選手になっていくことが期待される旗手は、代表だと森保一監督が上手く才能を活かしてくれるか気になるところですが、今回の代表ウィークでどのような起用となるか注目したいと思います。
そしてこれから夏の移籍市場が開幕していく中で、旗手がステップアップを決断するのか、またセルティックが中心選手である旗手を放出する意思があるのかと、去就にも大きな注目が集まっているので、今後の動きにも注目ですね。
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