こんにちは!
アジアカップ2019で初優勝を成し遂げ、アジア王者に輝いたカタールですが、
日本の若手注目株の中島翔哉選手が、ポルトガルリーグからカタール・アル・ドゥハイルへ移籍したこともあり、カタールサッカーへの注目度がぐんぐん増していますね。
といっても、スペインやドイツ、イタリアなどのヨーロッパサッカーやJリーグに比べて、日本での報道が少ないのも事実。
そもそもリーグのレベルってどうなの? 有名選手はいるの? オイルマネーで年俸はやはり高額なの?
気になりますね~。そのあたりのカタールリーグ・サッカー事情をまとめてみました!
【カタールサッカー】リーグレベルや有名選手は?年俸・ランキング情報も!
カタールリーグ概要
カタールリーグは、正式名称は「カタール・スターズリーグ」といい、1963年創設です。既に50年以上の歴史があるんですね。
Jリーグが1992年創設なので、30年も先輩ですね!
1部リーグには12チーム所属しており、最多優勝回数は、元スペイン代表のシャビも所属する名門アル・サッドSC の13回で、
2017-18シーズンはアル・ドゥハイルが6回目のリーグ優勝を飾りました。
そのアル・ドゥハイルですが、中島翔哉選手が移籍したチームとして、日本でも知名度が上がっていますね!
リーグレベル
リーグレベルを図るには、国際評価のランキングと、アジア地域での国際大会の代名詞、アジアチャンピオンズリーグでの戦績からみてみます。
ランキング
【IFFHS】ワールドリーグランキング
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が発表した2018年版のリーグランキングでは、カタールリーグは71位となっています。
アジア内では、カタール・スーパーリーグは、ウズベキスタン・スーパーリーグに次ぐ9番目になります。
なお、アジア各国のリーグ順位は下記のとおりです。
28位 韓国(Kリーグ)
29位 サウジアラビア(サウジ・プロフェッショナルリーグ)
31位 日本(Jリーグ)
~省略~
70位 ウズベキスタン(ウズベキスタン・スーパーリーグ)
71位 カタール(カタール・スターズリーグ)
74位 オーストラリア(Aリーグ)
82位 イラク(イラク・プレミアリーグ)
AFCクラブランキング
2018年度AFCクラブ・ コンペティションズ・ランキング(アジアサッカー連盟が2018/11/15発表)では、
なんとカタールが1位にランクされています。上位5か国は以下で、日本は5番目です。
1位:カタール
2位:中国
3位:韓国
4位:アラブ首長国連邦(UAE)
5位:日本
カタールリーグの年俸水準は?
自国選手の年俸水準は現在確認中ですが、海外から移籍してきた有力選手たちは、億単位の高額年俸をもらっていますよ!
オイルマネー強し!
ちなみにJリーグの場合、J1チームだと平均で約2000万円ぐらいです!
カタールリーグの有名選手
選手名(年齢・国籍) | 所属チーム | 前所属チーム | 年俸 | 選手情報 |
シャビ(39・スペイン) | アル・サッド | バルセロナ | 年俸1000万ユーロ(約13億円) | 元スペイン代表。スペイン史上最高のプレーメーカー。2019シーズンで引退予定。 |
ガビ(35・スペイン) | アル・サッド | A・マドリード | 約630万ユーロ(約8億円) | シャビに誘われアルサッド入り。A・マドリード時代はキャプテンでEL2017-18制覇にも貢献。 |
中島翔哉(24・日本) | アル・ドゥハイル | ポルティモネンセ | 年俸350万ユーロ(約4億4000万円) | 代表でも輝きを魅せる若手有望株。欧州有力クラブへの移籍の噂は絶えなかったが、日本人過去最高の約44億円の移籍金でカタール入り。 |
ウェズレイ・スナイデル(34・オランダ) | アル・ガラファ | ニース | 不明。5億円ぐらい? | オランダの同国代表の最多出場記録をもつ天才司令塔。長友佑都選手とも仲が良いのは有名な話。 |
ナイジェル・デ・ヨング(34・オランダ) | アル・アハリ | マインツ | 不明。2~3億円ぐらい? | 各国ビッグクラブを渡り歩いたオランダ代表。守備的MF。スナイデルと2010年南アフリカW杯で準優勝を達成。 |
メディ・ベナティア(31・モロッコ) | アル・ドゥハイル | ユヴェントス | 年俸450万ユーロ(約5億6000万円) | 現役モロッコ代表DF。マンUのオファーも断り、カタール入り。 |
サミュエル・エトー(37・カメルーン) | カタールSC | コンヤスポル | 不明。2~3億円ぐらい? | カタールSCで、キャリア13クラブ目。カメルーンの英雄。黒豹。 |
中島翔哉選手以外は、年齢を見ても、30歳中盤以降でやや全盛期は超えたかなという選手が多いですが、オイルマネー健在ですね~。多くの有力選手を惹きつけていることがわかります。
移籍市場をこれからも賑わせてくれそうですね!
※年俸は推定です。数字は何れも、2019/2/24現在のものです。
AFCチャンピオンズリーグ成績
名門アル・サッドが2回優勝しています。(1988-89シーズン、2011シーズン)
2018年大会では、アル・サッドが3位、アル・ドゥハイルがベスト8の好成績を残していますし、
また、得点王には、アル・サッド所属のアルジェリア代表FWバグダード・ブーンジャー選手(13得点)が輝いてます。
アジアカップ2019では、カタールが日本を決勝で破り、初のアジア王者に輝いたのは記憶に新しいところです。
近年のカタールサッカーの伸びは目覚ましいものがありますね!
スポンサーリンク
まとめ
カタールは、アジアカップ2019制覇もあり、現在の中東・湾岸諸国で、一番注目を集めているリーグと言えます。
2018シーズンのACLでは、アルサッド、アル・ドゥハイルの両チームは決勝トーナメントに進出し、好成績を残しました。
今年も両チームはACL本戦に出場しますし、アル・ドゥハイルへの中島翔哉選手の所属もあいまって、日本での注目も益々高くなっていきそうですね!
オイルマネーを武器に、今後も有力選手を獲得していくでしょう!
2019年6月のコパアメリカ参戦で日本代表と一緒にカタール代表も参戦します!
カタールサッカーからしばらく目が離せそうにないですね!
↓コパアメリカ2019の日程や、結果速報はこちらでどうぞ!↓
最新情報は随時更新します!
スポンサーリンク