サッカー日本代表オマーン戦のスタメン予想!フォーメーションと注目選手も|11/17アジア最終予選カタールW杯2022

こんにちは!

11/11のアウェー・ベトナム戦では、勝利を掴み、勝ち点3を積み上げた日本代表。

この11月シリーズでは、11/17開催のアウェー・オマーン戦が最大の山場となっていることから、

ベトナム戦の勝利を弾みに、引き続き勝ち点3が求められます。

そこで本記事では、アジア最終予選第6節、オマーン代表戦のサッカー日本代表スタメン予想とフォーメーション、注目選手についてまとめてみました!

 

サッカー日本代表オマーン戦のスタメン予想!フォーメーションと注目選手も|11/17アジア最終予選カタールW杯2022

アジア最終予選第5節ベトナム戦(11/11)の評価

ベトナム 0 – 1 日本

得点:17分 伊東純也(アシスト:南野拓実)

 

11月シリーズ初戦となるベトナム戦では、10月に行われたオーストラリア戦で採用した

4-3-3のシステムを継続して試合に臨みました。

 

評価の前に、記しておきたいのが、

この試合前、11人の海外組選手(川島永嗣、吉田麻也、板倉滉、冨安健洋、原口元気、伊東純也、南野拓実、守田英正、鎌田大地、堂安律、古橋亨梧)は、

オランダからベトナム行きの便(飛行機)に搭乗しましたが、給油地点であるロシアでトラブルに見舞われ、

足止めを食らったことで合流が遅れ、全体練習が試合前日の10日のみとなっていました。

 

このアクシデントが響き、日本代表は格下と言えるベトナム相手に、

ボールは保持しているものの連携や連動が上手く取れず、得意としているパス回しに大きな効果を得られませんでした。

 

このため、付け焼刃の戦術かは分かりませんが、後半途中から、

長友佑都→中山雄太、南野拓実→浅野拓磨の交代を行い、

両サイドにスピードタイプの選手を入れ、ロングボールから裏を狙う戦術にシフトしました。

 

中山を入れる効果として、長友の体力面を考慮した可能性もありますが、

積極的な攻撃参加を抑え、後ろの枚数を残し、高さという面でも優位性を取る選択をしたと見られます。

 

試合自体は、前半17分の伊東純也のゴールと、VAR→OFRによって取り消された幻のゴールのみに終わり、

複数得点が出来ず、もどかしい試合になってしまいました。

しかし、連携面での不安からパスで崩すスタイルを止め、ビハインドを負ったベトナムが前に出てくることを想定して、

潔く裏を狙うシステムに変更した点と、勝ち点3を獲得できたことは評価できるポイントになると思います。

 

中4日で迎えるアウェー・オマーン戦では、ベトナム戦よりも全体練習の時間が取れることから、

連携面・連動性・得点力も含めて、この試合よりも改善された日本代表が、勝利を持ち帰ってくることに期待しましょう!

 

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サッカー日本代表:GK予想(オマーン戦)

9月の最終予選開幕から、川島永嗣、権田修一、谷晃生の3名が継続して招集されています。

オマーン戦でも、最終予選で先発を続けている権田修一が先発されると予想します。

サッカー日本代表:DF予想(オマーン戦)

DFラインは、

中山雄太、冨安健洋、吉田麻也、酒井宏樹の先発を予想します。

 

ベトナム戦では左SBに長友佑都が先発起用されましたが、ベトナムより格上かつ高さがあるオマーン相手に、

長友が攻撃参加した裏のスペースを使われることを懸念し、中山雄太の先発を予想をしています。

 

SBは、長友佑都、酒井宏樹、室屋成、中山雄太の10月シリーズのメンバーに加えて、

川崎フロンターレの旗手怜央、山根視来が招集されています。

 

CBは、吉田麻也、冨安健洋、板倉滉の10月シリーズのメンバーに加えて、

同じく川崎フロンターレの谷口彰悟が招集されています。

 

谷口は今年の6月に行われたアジア二次予選のタジキスタン戦、親善試合となるセルビア戦で出場し、

それぞれ守備的MFとCBとして起用されています。

一方で、10月シリーズで招集されていた植田直通と橋岡大樹は招集外となりました。

サッカー日本代表:MF予想(オマーン戦)

オーストラリア戦、ベトナム戦同様、4-3-3のシステムから、

田中碧、遠藤航、柴崎岳の先発を予想します。

田中、柴崎の相方として、ボックスタイプの守田がバランスを取る意味で適任だと思いますが、

オマーン戦で守田が累積警告で出場停止のため、森保監督が信頼を寄せているとされる柴崎を起用する可能性を予想しています。

所属クラブでは、原口もインサイドハーフのポジションでレギュラーを努めています。

MF(DM、IH)は、柴崎岳、遠藤航、守田英正、田中碧、原口元気が招集されています。

 

サッカー日本代表:FW予想(オマーン戦)

前述同様、4-3-3のシステムを予想しているため、

古橋亨梧、大迫勇也、伊東純也の先発を予想します。

 

攻撃的なMFは、伊東純也、浅野拓磨、南野拓実、鎌田大地、堂安律のメンバーに加え、

三笘薫が日本代表(A代表)初招集されています。

 

10月シリーズから引き続き怪我のため、久保建英の招集は叶いませんでしたが、

堂安律が怪我から復帰し、招集されています。

 

センターフォワードは、大迫勇也、前田大然、上田綺世、古橋亨梧が招集されていますが、

今回はアウェー2連戦のため、怪我などで選手がチームを離脱した際、代わりの選手の追加収集が難しいことなどから、

普段より多くのメンバーを招集していると見られます。

 

 

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サッカー日本代表・予想フォーメーション(オマーン戦)

4-3-3

サッカー日本代表・予想フォーメーション(オマーン戦)

 

アジア最終予選第6節:オマーン戦の注目選手

古橋亨梧

年齢:26歳
所属:セルティック

 

Jリーグの横浜 F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督の下、

スコットランドの強豪・セルティックに移籍した古橋は、欧州でプレーする日本人選手の中でも圧倒的な存在感を見せています。

 

スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランドリーグ)ではこれまで10試合出場し、7ゴール2アシスト、

ヨーロッパリーグでは3試合2ゴール1アシスト、リーグカップでは1試合1ゴールを記録し、

加入から通算18試合で13ゴール3アシストと、現地でも高い評価を得ています。

 

セルティックでは主にセンターフォワードとして出場し、

オフ・ザ・ボールの質の高さを見せ、これまでゴールを量産しています。

 

森保監督の下では、左SHとしての出場も多く、疑問の声も上がっていますが、

起用法次第で、大迫との共存も可能であると考えます。

 

古橋はセンターフォワードのポジションで数字を伸ばしてきましたが、

中央で構えるタイプの選手ではなく、ポジションを変えながら、

チャンスシーンでスペースに飛び込んでボールに合わせるプレースタイルです。

 

2010-14年まで日本代表を率いていたアルベルト・ザッケローニ時代には、

岡崎慎司が右SHで出場しており、彼も真ん中で活きるタイプの選手でしたが、

「左で攻撃の形を作り、右で仕留める」というのが日本の形の一つとしてありました。

 

このため、古橋が最終的にペナルティエリアに侵入させるシーンを作る戦術が取られれば、活きることが考えられます。

 

古橋は欧州の舞台で得点を量産している貴重なFWであるため、大迫の控えという立ち位置ではなく、

森保監督には選手に合った戦術も一考して欲しいところです。

 

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三笘薫

年齢:24歳
所属:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ

 

筑波大学在学中、ユース時代を過ごした川崎フロンターレの特別指定選手として登録され、2019年のルヴァンカップでトップデビューを果たします。

大学卒業となる2020年に正式に入団し、プロキャリアをスタートさせると、初年度から存在感を見せ、

リーグ戦30試合で13ゴールを記録し、川崎フロンターレのJリーグ優勝に貢献したほか、自身もベストイレブンに選出され、輝かしいプロ一年目となりました。

 

今年は、東京五輪2020のメンバーに選出され、大会終了後にイングランドプレミアリーグの

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへの完全移籍が発表され、

2021-22シーズンは、ローン移籍先となるベルギー一部の

ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでプレーしています。

 

ユニオンでは、三笘が得意とする左ウイングよりも守備的なウイングバックとしてプレーしていますが、

10月16日に行われたRFCスラン戦で、味方が退場し、更に2点のビハインドという厳しい状況の中で、

後半開始から投入されると、圧巻のパフォーマンスでハットトリックを記録し、チームを勝利へと導きました。

 

この試合をきっかけとしてレギュラーを掴み取りますが、

川崎フロンターレ時代に受けた鬼木監督からの指導経験も活き、

欧州の舞台でも、トランジションの切り替えや守備対応の面でも適応を見せ、成長を続けています。

 

直近のベトナム戦では出番はありませんでしたが、9月の試合同様に、オマーンが中央を固めて、

日本がサイド攻撃を強いられた際の打開策として、三笘の存在は大きな武器になるはずです。

 

三笘は、東京五輪での3位決定戦・メキシコ相手に見せたように、狭いスペースを掻い潜り、

フィニッシュまで持って行く技術があり、日本代表に置いてもこのタイプの選手は貴重であり、リズムを変えられる選手として期待されます!

 

前田大然

年齢:24歳
所属:横浜 F・マリノス

 

今シーズン、Jリーグ第35節を終えた時点で、

通算21ゴールをあげ、得点ランキング単独首位に立ち、好調を見せています。

 

前田は、2019-2020シーズンにはポルトガル1部のCSマリティモにローン移籍の経験もあり、

マリティモでは公式戦23試合に出場し、3ゴールを上げました。

 

Jリーグへの復帰となった昨シーズンは、コンスタントに出場したもののリーグ戦3ゴールの成績に留まりましたが、

今シーズンはレギュラーを掴み、Jリーグ第35節を終えた時点で21ゴールの独走状態であり、残りの3試合でさらに数字を伸ばす可能性もあります。

 

世代別代表となる東京五輪2020では、サイドでの途中出場が続き、得意とする位置でのプレーが叶わず、

消化不良で大会を終えることになりましたが、この悔しい経験を糧に、東京五輪後の成績を切り取ってみると、

リーグ戦14試合で11ゴールと得点力に磨きを掛けています。

 

ベトナム戦でベンチ外だったことから、オマーン戦もメンバー入りしない可能性が高くなっていますが、

持ち味であるオフ・ザ・ボールの質の高さと、スプリント力で、試合途中から相手の脅威になれることや、

守備時には、そのスピードを活かしたプレスも有効であり、

オマーン戦だけではなく、今後、ピッチに立った時の活躍に期待しましょう!

サラー・サイド・アルヤヒアエイ

年齢:23歳
所属:アル・シーブ・クラブ

 

サラー(DAZNではサラーと呼んでいました)は、これまでの最終予選5試合すべてに先発し、オマーンの戦術を担う選手の一人となっており、

日本が敗れた9月の最終予選初戦で、アシストを記録した選手でもあります。

 

サラーは、オマーン代表の基本システムである、4-3-1-2の中盤ダイヤモンドの頂点である、2トップの下にポジションを取り、

攻撃時はポジションに捕らわれずフリーとなるポジションを見つけ、ボールを受けた際に、

オマーンの攻撃のスイッチとなる選手です。

 

オマーン代表の中でも高い技術を見せ、精度の高いパスを配球したり、相手に掴まされないポジションを取ったりと、厄介な選手となっています。

守備時は、ブロックに吸収される訳ではなく、基本のポジションに戻り、コンパクトな陣形で守ります。

 

ここからは、9月の日本戦で見せたサラーのプレーを幾つか紹介していきます。
(背番号20番の選手です)

 

・オマーン先制のシーン

6:09~6:18

ワンツーで抜け出したサラーのクロスからアルダビが合わせます。

 

・精度の高いパス

0:46~0:57

前線のターゲットマンに当てるパスです。精度の高さが伺えます。

 

・ポジショニング

4:33~4:42

画面下の選手です。プレーには関与していませんが、浮いた位置でフリーのポジショニングを取っているため、

17番の選手がシュートではなく、クロスを選択していた場合に決定機を作られていたかもしれません。

 

サラーについて、動画で幾つかのプレーを紹介してみました。

 

日本代表はオーストラリア戦から4-3-3のシステムを採用しているため、この対戦時よりも中盤が厚くなっており、このことはオマーン側も恐らくリサーチ済みであるため、

ブランコ・イバンコビッチ監督がどのような起用法でサラーを活かすのか、次の試合の注目ポイントでもあります。

 

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サッカー日本代表招集メンバー一覧

GK
権田修一(清水エスパルス)
川島永嗣(ストラスブール)
谷晃生(湘南ベルマーレ)

DF
吉田麻也(サンプドリア)
酒井宏樹(浦和レッズ)
冨安健洋(アーセナル)
長友佑都(FC東京)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
山根視来(川崎フロンターレ)
中山雄太(ズウォレ)
室屋成(ハノーファー)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
板倉滉(シャルケ04)

MF
遠藤航(シュツットガルト)
守田英正(サンタ・クララ)
浅野拓磨(ボーフム)
伊東純也(ヘンク)
鎌田大地(フランクフルト)
南野拓実(リヴァプール)
原口元気(ウニオン・ベルリン)
柴崎岳(レガネス)
三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)
田中碧(デュッセルドルフ)
堂安律(PSV)

FW
大迫勇也(ヴィッセル神戸)
前田大然(横浜F・マリノス)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
古橋亨梧(セルティック)

※28名招集。登録メンバーが23名となるため、試合毎に5名がベンチ外となります。

オマーン代表招集メンバー一覧

GK
ファイズ・アルルシェイディ
イブラヒム・サレハ・アルムハイニ
アハメド・ファラジ・アルラワヒ

DF
アムジャド・アルハルティ
アリ・スライマン・アルブサディ
アハメド・アルハミシ
ジュマ・マルフーン・アルハブシ
ファミ・サイド・バイト・ドゥルビン
ハリド・ナセル・アルブライキ

MF
ハリブ・ジャミル・アルサーディ
ジャミール・アルヤマディ
サラー・サイド・アルヤヒアエイ
ザヒル・スライマン・アルアグバリ
オメル・タリブ・アルファザリ
モハンメド・ムバラク・アルガフリ
アハメド・アルカービ
モフシン・アルハルディ
アルマンダール・アルアラウィ

FW
イサム・アブダラ・アルサビ
ハリド・ハリファ・アルハジリ
アルシャド・サイド・アルアラウィ
アブドゥラ・ファワズ
アブドゥル・アルマクバリ

 

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アジア最終予選第6節オマーン戦の見どころ・期待

オマーンは、9月に戦った最終予選前に1ヶ月間の合宿を行っているため、

チームの成熟度においては日本より上であると見られます。

 

9月にホームで戦った試合では、オマーンは基本としている4-3-1-2のシステムを取り、攻守に置いて大きなシステム変更はなく、

センターレーンとDFラインをコンパクトに固める守り方で試合に臨み、日本はボールを保持する時間が多かったものの、

SBとSHのサイド攻撃や連携が上手く行かず、ピッチの中で手探りが続くまま90分が過ぎてしまった印象が強くあります。

 

オマーンとしては、アウェー(日本)で勝ち点3を積み、良いイメージが出来ていることから、

戦いを大きく変えず臨んでくることが予想されます。

 

日本は4-3-3のシステムに変更して、2試合が経過しましたが、チームの基盤になったとは言い難く、

オーストラリア戦同様、高い集中力が求められます。

 

また、ベトナム戦では、決勝点となるアシストを見せた南野ですが、プレースタイルから、

中に絞ってプレーする時間が多く、その空いた大外のスペースを長友が使うという構図になっていましたが、

攻撃の際、左サイドの広いエリアを守田がカバーする状態となっていました。

 

幸い、ベトナムに(日本の)左サイドを割られるシーンはありませんでしたが、これには森保監督も危機を感じたのか、

後半になると修正が入り、長友が上がるシーンを減らし、全体のバランスを整えました。

オマーンは修正前にそのポイントを突いてくる可能性も高く、筆者の先発予想では、左サイドのコンビを中山と古橋にしています。

 

日本代表としては、全体練習の間に、

攻撃と守備の決まり事をしっかりとチームでデザインすることが出来れば、地力を考えても勝てる相手だと言えます。

 

あと、日本が何度となく苦しめられている不可解な「中東の笛」にも警戒したいですね。

 

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まとめ

アジア最終予選第6節となるオマーン戦のサッカー日本代表スタメン予想とフォーメーション、注目選手についてまとめてみました!

年内最後となる日本代表戦であることや、序盤で落とした勝ち点を拾うべく、負けられない戦いは続きますが、

目の前の試合一つ一つを勝利で終えることが出来れば、日本のカタールW杯出場も見えてきます。

年内最後の代表戦も応援していきましょう!

 

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