こんにちは!
今季も残すところ天皇杯決勝を残すのみとなった日本のプロサッカー。
その天皇杯で決勝に駒を進めたのがヴィッセル神戸です。
バルセロナとのコネクションを活かして元スペイン代表のダビド・ビジャ、日本代表の山口蛍などを獲得して、昨年のイニエスタ加入に引き続き、今年も開幕前の話題をさらいました。
しかしリーグ戦では期待とは裏腹に序盤で監督交代があるなど、思うような戦績が残せませんでした。
来季に向けて既に様々な噂が聞こえるヴィッセル神戸の今季の戦いぶりや課題を振り返り、来季の展望を徹底的に予想していきます!
ヴィッセル神戸2020補強の噂・移籍情報とフォーメーション予想!
ヴィッセル神戸2019シーズン振り返り
昨季はスペイン代表とバルセロナのレジェンドであるイニエスタを補強し、オフの話題をさらった神戸ですが、今季も開幕前に大型補強を慣行しました。
イニエスタ同様に元スペイン代表、バルセロナでも活躍したストライカーのダビド・ビジャ、C大阪から日本代表の山口蛍、鹿島から西大悟、五輪世代の初瀬亮をG大阪から獲得します。
監督には昨季途中から就任したリージョを引き続き起用して初のリーグ制覇を目標にシーズンをスタートさせました。
新加入の選手が多く、連携面で課題を残し4月から5月にかけて7連敗を喫するなど混迷の前半戦を過ごし、リージョ監督が個人の事情により退任。
吉田監督が昨季同様に暫定監督として指揮を執りますが、調子に乗れない時期が続きます。
6月にかつてバイエルンなどで活躍したフィンク監督が就任し、シーズンを追うごとに徐々に成績が上向き、最終的には14勝5分15敗の勝点47を獲得して8位でリーグ戦を終えています。
天皇杯においては7月からの参戦ということもあり、順調に勝ち上がり決勝進出を果たしています。
ヴィッセル神戸2019シーズンの課題点
資金力のあるクラブであるが故の贅沢な悩みですが、クラブのブランド化を目的として親会社の楽天主導で知名度のある選手を獲得しています。
イニエスタ、ビジャ、フェルマーレンなどかつて欧州のトップレベルで活躍した素晴らしい選手達ですが、毎年のように多くの選手が入れ替わる為、連携面で課題を残しています。
開幕直後の2~3月こそ調子が良かったものの、リーグ序盤の4月から5月にかけては7連敗を喫しています。
7連敗中のうち5敗は1点差での負けであり、勝負弱さが目立った形となりました。
また自分達のミスから不用意な失点をしてしまうことが多く、攻撃面に比べて守備面でのもろさがあるチームだと思います。
困ったときに頼れる選手や形がないという、チームとしての経験の浅さが露呈していたと思います。
フィンク監督就任後に持ち直した感がありますが、来季もビッグネームの外国人選手獲得の噂が聞こえてきます。
経験豊かな選手も在籍していますので、監督とキャプテンがチームをまとめ、ただ巧いだけでなく戦える集団にしていくことが何より重要だと思います。
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ヴィッセル神戸2020シーズン移籍情報・補強の噂とメンバー予想
IN(加入)予想
ダビド・シルバ、マリオ・ゴメス、クエンカ、菊池流帆
OUT(放出)予想
ダビド・ビジャ(引退)、ポドルスキー、ウェリントン、萩晃太
シーズン後半にようやく機能しはじめたスカッドを大幅に変える必要はないと思いますが、ビッグネームの獲得で話題をさらいそうです。
マンチェスターシティの退団が決まっているダビド・シルバの日本行きの噂は常に聞こえてきます。
シルバが加入するなら資金力のある神戸の可能性が高いと言われています。
引退したダビド・ビジャが抜けるCFにはかつてドイツ代表のエースとして活躍したマリオ・ゴメスの獲得が噂されます。
ビジャとはタイプは異なりますが、ポストワークとパワーを武器とするゴメスは、古橋やイニエスタなど得点力のある2列目を活かすためには適した人材のように思えます。
キャリアの最後を母国ドイツで終えると見られれているポドルスキーの代役には、鳥栖で活躍するドリブラーのクエンカ加入が規定路線と言われています。
バルサの下部組織出身であり、チームの目指すカラーには沿っていますが、シーズン後半に見せた規律を持ったサッカーに適合できるかが鍵になりそうです。
また、シーズン後半に3バックシステムを導入して生き返ったDFラインにはJ2のレノファ山口から菊池流帆の獲得が決定しています。
空中戦に滅法強く、味方を最終ラインから鼓舞する姿は神戸に今まで無かったタイプのDFです。
来季はリーグ戦を上位で終えてのACL出場権獲得が現実的な目標になります。
継続路線を採用し、今季後半に機能したメンバーのうち退団する選手を穴埋めする形で補強を行うのではないでしょうか。
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ヴィッセル神戸2020シーズンの予想フォーメーション
今季後半に機能しはじめた3-4-2-1をベースに継続路線でくると思います。
GKは飯倉大樹。
3バックは左からフェルマーレン、菊池流帆、ダンクレー。
中盤はボランチにダビド・シルバと山口蛍、WBは左に酒井高徳、右に西大伍。
シャドーストライカーに古橋亨梧とイニエスタ。
1トップにマリオ・ゴメスと予想します。
ベンチには今季途中加入のサンペールや藤本が控えており、非常に強力なメンバーが揃ったチーム構成になっています。
ヴィッセル神戸2020シーズンの注目プレイヤー
菊池流帆
来季、レノファ山口から加入することが決定したCB。
空中戦では無敵の強さを誇るエアバトラーで、ヘディングに絶対の自信を持っています。
守備だけでなくセットプレイ時の得点源としても期待が大いにできます。
感情を全面に出してプレーし、味方を鼓舞することのできる熱い選手です。
酒井高徳
今季途中にドイツから帰国して加入してから瞬く間にチームにフィット。
ドイツでもキャプテンを務めてようにチームを引っ張るキャプテンシーを備えています。
ドイツ語で監督とコミュニケーションをとることができる為、監督の右腕的存在だと監督自身も話しており非常に信頼が厚い選手です。
プレー面では気の利いたプレーで攻守に渡って存在感を放っており、チームに一本芯を通す選手だと思います。
アンドレス・イニエスタ
いわずと知れたスペイン代表とバルセロナのレジェンドMF。
イニエスタが日本行きを決めたことで、Jリーグに対して世界各地から注目が集まるきっかけとなっており、日本サッカー界にとっても彼の加入は非常に大きいものになりました。
運動量やフィジカルの面では衰えは見られるが、テクニックは現在でも世界屈指のレベル。
日本での生活にも慣れた来季のJリーグではどのような活躍をするのか世界中から注目が集まっています。
古橋亨梧
今季ブレイクを果たして、フル代表デビューに辿り着いたFW。
スピードでDFの裏に抜けるプレーが得意だが、強烈なミドルシュートも備えており得点力が非常に高い選手です。
イニエスタの加入によって、点を奪うだけのプレーだけでなく、味方を活かすプレーも身につけプレーの幅が大きく広がりました。
11月の代表デビューは途中からの出場でしたが、ライン間でボールを受けて前線にボールを運び、チームにリズムをもたらしました。
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まとめ
昨シーズンに引き続きビッグネームの補強を敢行しそうなヴィッセル神戸。
チームに規律を植えつけたフィンク監督の元、新加入の選手達をどれだけ早く馴染ませられるのかが鍵になりそうです。
フィンク体制2年目の来季はACLの出場権獲得がノルマとなりそうです。
元日の天皇杯決勝で鹿島に勝利すれば来季のACL出場権を獲得しますが、過密日程によるリーグ戦との両立が難しくなります。
ベテランが多いチーム構成の中、コンディション調整が鍵になりそうです。
世界的スターが集まるヴィッセル神戸の来季の戦いに注目が集まります!
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