こんにちは!
オーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団して以降、フリーになっていた本田圭佑選手がオランダのフィテッセに加入することが決まりました。
2009年にロシアのCSKAモスクワに移籍するまでVVVフェンロに在籍してオランダで活躍した本田選手にとっては10年振りのエールディビジへの復帰となります。
フィテッセへの加入に到るまで、SNSを通じてマンチェスターユナイテッドに逆オファーを送るなど、様々な話題を振りまいてきた本田選手ですが、ピッチの上でどのようなプレーを見せてくれるのでしょうか。
本田圭佑選手のプレースタイルからフィテッセでのポジションとフォーメーションを予想していきます!
フィテッセ本田圭佑のプレースタイルとフォーメーション・ポジション予想!注目メンバーもご紹介!
フィテッセ本田圭佑のプレースタイル
本田選手のプレーのストロングポイントは『正確な左足』と『強靭なメンタル』です。
本田選手は主に右のウイングやトップ下を主戦場としており、正確な左足からのミドルシュートやセットプレーのプレースキックを得意としています。
2010W杯南アフリカ大会のグループステージ第3戦、デンマーク戦で決めたブレ球のロングフリーキックは今でも日本国民の脳裏に深く刻まれていると思います。
また、日本人とは思えない強靭なメンタルの持ち主で逆境に強い選手です。
2018W杯ロシア大会では自身初のベンチメンバーとしてのW杯への参加となりますが、スーパーサブとしてチームに貢献し、日本人としては初のW杯3大会連続得点、3大会連続アシストを達成しています。
プロ入り前にもG大阪のジュニアユースからユースに昇格できなかったときも、その悔しさをバネに、星陵高校で活躍してプロ入りを果たした過去を持ち、絶対にあきらめないハートを持った選手です。
ウィークポイントは『スピードのなさ』です。
現代サッカーにおいて重要な要素を占めるスピード。
本田選手は足が速い方ではなく、カウンターに転じた際にスピードアップに手間取ってチャンスをつぶしてしまう場面が少なからずあります。
これまではそれをテクニックや身体の強さで埋めてきましたが、年齢的な衰えも含めてスピードは今後も不安なポイントです。
フィテッセ本田圭佑のポジション予想
フィテッセの現在の監督はCSKAモスクワ時代に本田選手が師事したスルツキ監督が勤めています。
スルツキ監督はフィテッセでは主に、ダブルボランチと2枚のサイドハーフを配置する4-4-2のシステムを使用するようです。
本田選手はCSKAモスクワ在籍時にはボランチやサイドハーフなど様々なポジションで起用されてきましたので、フィテッセでも同様に中盤のボランチまたは右のサイドハーフの位置で起用されると思います。
右サイドハーフの位置でレギュラーとしてプレーしてきたウサマ・タンナーヌ選手が負傷中ですので、当面はメインで右サイドハーフ、状況等によってはボランチを務めることになるでしょう。
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本田圭佑加入後のフィテッセのフォーメーション予想
フォーメーションは4-4-2です。
GKはパスフェール
CBにオビスポとドゥヒ
SBはクラークとレリフェルト
ボランチにベロとバズール
サイドハーフにリンセンと本田圭佑
2トップがディッコとマタヴジュ
昨季はレアルマドリーからレンタルだったウーデゴーがリーグ戦で9ゴール12アシストと大活躍しましたが、レンタルバックしています。
スルツキ監督はモチベーターとして優秀な戦術家で、堅い守備から効率のいい攻撃で得点を重ねていくことを好む監督です。
フィテッセでは、動き出しで勝負してワンタッチでゴールを陥れるタイプのマタヴジュ、スピード豊かなドリブラーのディッコが少ない手数で一発で点を取る場面が多く、これに左サイドハーフのリンセンが絡む3人での攻撃を軸としています。
本田選手にはまず第一に彼らに素早くボールを供給する役目を期待されていると思います。
また、フィテッセはここまでの13試合で19失点と失点数は上位9チームの中で最多です。
経験豊かな本田選手には、攻撃だけでなく守備のタスクでもチームを助けたり、劣勢の状況でチームを落ち着かせる役割も求められるはずです。
フィテッセの注目選手
ブライアン・リンセン
フィテッセでキャプテンを務めるオランダ人左サイドハーフ。
オランダ人といえば大柄なイメージがあるが、リンセンは170cmと小柄な体格。
しかしながらエネルギッシュにピッチを動き回り、サイドから中に入ってきて得点を決めることも多く、ここまでリーグ戦7得点を記録しています。
ティム・マタブジュ
スロベニア代表の点取り屋で、2010W杯南アフリカ大会にも出場。
過去には強豪PSVに所属し、スロベニア代表の最年少ハットトリック達成の記録を持っている。
タイミングのよい動き出しでワンタッチでゴールを陥れるのを得意としており、リーグ戦では5得点を決めています。
ヌハ・ディッコ
マリ代表のスピード豊かなドリブラー。
長年イングランドで活躍してきたが、今季からフィテッセに加入し、エールディビジに参戦した選手です。
第6節で途中出場から初出場となり、現在まだ7試合の出場だが3得点。
フィテッセでは個人技とスピードでDFをぶっちぎるドリブルを見せており、これから馴染んでくればもっと得点もアシストも重ねそうな印象です。
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まとめ
以上が本田圭佑選手のプレースタイルやフィテッセでのポジションとフォーメーション予想でした。
フィテッセは13試合を終えて7勝2分4敗の5位と欧州カップ戦を狙える位置につけています。
かつてCSKAモスクワでは欧州CLでも活躍し、ACミランの10番も背負った本田選手が、エールディビジに復帰してどんな活躍をするのか注目が集まります。
本田圭佑選手も33歳となり、選手としての残り時間は少なくなってきています。
その中で、本人も明言しているとおり来年の東京オリンピックでのオーバーエイジでの出場を目標に掲げています。
最後まで絶対にあきらめることの無い選手ですので、本田選手の今後に期待しながら見守りたいと思います!
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