こんにちは!
W杯2022アジア2次予選をここまで3連勝中の日本代表は、11/14(木)にアウェイでのキルギス戦に臨みます。
2次予選全勝での首位突破を目指す日本代表ですが、キルギスの試合会場は劣悪なピッチ状態と伝えられており、相手チーム以外にも乗り越える壁がありそうです。
しかもキルギス代表は近年急速に力をつけてきているチームで、初のW杯予選突破を狙っています。
それでは10月に行われたタジキスタン戦を振り返りながら、キルギス戦のスタメン、フォーメーション予想に行ってみます!
キルギス戦テレビ放送キックオフ時間とサッカー日本代表スタメン予想!ワールドカップ2022アジア2次予選(2019/11/14)
キルギス戦テレビ放送・キックオフ時間
アジア2次予選、キルギス戦の放送予定は次のとおりです!
放送局・時間 | 試合日時(日本時間) | 対戦カード・会場 | 形態 |
TBS系 20:00-22:15 | 2019年11月14日(火) 20:15 キックオフ予定 | キルギス代表 対 日本代表 会場:ビシュケク(キルギス)/Dolen Omurzakov Stadium | 全国生中継! |
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出場メンバー(タジキスタン戦)寸評・採点
タジキスタン戦に出場した選手のうち、キルギス戦に招集された選手について独自採点します!
10段階(10が最高、1が最低)で採点してみました!
※背番号はタジキスタン戦での背番号です。
Pos. | 背番号・名前 | 採点 | ひとことコメント |
GK | 1.川島永嗣 | 出場なし | まだまだ衰えるところを見せず、他のGKもチームメイトからも頼られる存在。 |
GK | 12.権田修一 | 7.0 | 前半に訪れたピンチをしっかりセーブして防いだ。アウェイでの難しい試合の入りで失点を防いだ活躍は見事だった。 |
GK | 23.シュミット・ダニエル | 出場なし | 9月の親善試合の怪我以降、権田選手にレギュラーを奪われた格好。足元は権田選手より上なので、ストロングポイントをアピールしたい。 |
DF | 5.長友佑都 | 5.5 | 攻撃ではモンゴル戦ほど貢献できなかったが、守備面では地味ながら無難な対応を見せた。やはり経験値は招集メンバー中でもダントツで安定感がある。 |
DF | 22.吉田麻也 | 6.0 | セットプレーからあわや得点という場面を作って見せた。最終ラインからサイドに散らすロングパスが何本か出ており、攻撃面でも貢献した。 |
DF | 17.佐々木翔 | 未招集 | 3バックの左やSB、WBもできるポリバレントさが持ち味。安西選手よりも守備に特徴を持つ選手だが、左足の精度も十分高いものを持っている。 |
DF | 19.酒井宏樹 | 6.5 | 右足の精度の高いクロスで南野選手の2点目をアシスト。1点目から間をおかずに相手を気落ちさせる1発だった為、非常に意味を持つアシストになった。 |
DF | 16.室屋成 | 出場なし | 酒井選手の牙城は高いが、攻撃面でのポテンシャルは非常に高いため、アシストやランで味方を活かすアピールをしたい。 |
DF | 2.植田直通 | 5.5 | パスミスから危ない場面を招いたが、結果的にクリーンシート。後半は落ち着いた対応で無難にまとめた。 |
DF | 3.安西幸輝 | 出場なし | 出場した際には、主に攻撃面での長所を発揮している。長友選手のバックアッパーを超えるためには守備能力の向上が課題。 |
DF | 4.畠中槙之輔 | 出場なし | 数少ない攻撃面、ビルドアップで貢献できるCB。吉田選手の代わりとなれる唯一の選手なので、しっかり準備して欲しい。 |
MF | 20.山口蛍 | 未招集 | 久しぶりの代表招集。代表から離れている間に、同ポジションの橋本選手が台頭。再度のアピールで中盤のレギュラー争いに加わりたい。 |
MF | 8.原口元気 | 出場なし | 所属クラブでは消化不良が続いているが、前回W杯予選での4試合連続ゴールの頃の輝きを取り戻す活躍を期待したい。 |
MF | 7.柴崎岳 | 6.0 | 前半は我慢の時間が続いたが、相変わらず淡々と左右にパスを散らしていく姿はさすがの一言。シュート意識をもう少しもって得点も狙って欲しい。 |
MF | 6.遠藤航 | 出場なし | 所属クラブでようやく出場機会を掴んだので、ここから調子を取り戻したい。柴崎選手のパートナーが固定されていないので、レギュラー奪取のチャンスはまだまだあるはず。 |
MF | 14.伊東純也 | 出場なし | モンゴル戦は3アシストと出色の出来でフル出場した為、タジキスタン戦は出番が来ず。今回は久保選手、堂安選手不在のため、一気にレギュラーを陥れるチャンスと捕らえて欲しい。 |
MF | 13.橋本拳人 | 5.5 | 試合序盤は少しばたばたしたが徐々に落ち着きを取り戻した。後半はセカンドボールを回収して2次攻撃に繋げており及第点の働きだった。 |
MF | 10.中島翔哉 | 6.0 | ボールロストも多かったが先制点のアシストを南野選手の頭にぴったり合わせた当たりはさすが。ドリブルのきれも戻りつつあるので次節は得点を期待する。 |
MF | 15.浅野拓磨 | 6.5 | 途中出場からダメ押しとなる3点目をヘディングであげた。その後も裏に抜けるスピードは相手の脅威になっており、今後のW杯予選でもジョーカーになりそうな予感。 |
MF | 9.南野拓実 | 7.5 | なかなか点を取れない試合展開の中で殊勲の2ゴールをあげた。特に2点目は難しい低い弾道の速いクロスに合わせており、巧さを見せた得点となった。 |
MF | 18.鎌田大地 | 5.5 | 柔らかいタッチでボールをキープしながら、前線で周りを活かす基点となった。時間が立つにつれ存在感を失ったのは気になるところ。 |
FW | 11.永井謙佑 | 5.0 | 出場時間は最後の10分だけのみで攻撃ではインパクトは見せられず。しかし、相手DFにプレスはかけ続けて守備に奮闘していた。 |
FW | 21.鈴木武蔵 | 未招集 | スピードとパワーを兼ね備えた野獣系のCF。アジアでの戦いでは貴重な高さも持っているので、そろそろ代表初得点が欲しいところ。 |
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キルギス戦:対戦成績と分析
2019年10月24日に発表された最新のFIFAランキングでは94位(日本は28位)となっており、アジアサッカー連盟内では14位となっています。
過去W杯本戦に出場したことはありませんが、近年急速に力をつけている国で、アジアカップ2019UAE大会の予選を突破して初めて本大会に参加しベスト16に進出しています。
過去の対戦成績は日本の1勝(4得点0失点)となっており、2011年11月にキリンチャレンジカップ2018で対戦しています。
キルギス代表はここまでW杯2次予選を2勝1敗の2位に着けています。
仮に日本代表戦で勝つことができれば2次予選突破も現実的なものになってくる為、必死になって勝ち点3を取りに来るはずです。
GK
パベル・マティアシュ(ドルドイ・ビシュケク)
クトマン・カディルベコフ(ドルドイ・ビシュケク)
ヴァレリー・カシュバ(ドルドイ・ビシュケク)
DF
ヴァレリ・キチン(ディナモ・ミンスク/ベラルーシ)
タミルラン・コズバエフ(ドルドイ・ビシュケク)
ムスタファ・ユスポフ(ドルドイ・ビシュケク)
アイザル・アクマトフ(FKアルガ・ビシュケク)
アクラム・ウマロフ(FCアライ)
MF
Gulzhigit Alykulov(FCネマン・フロドナ/ベラルーシ)
ミュロリムズホン・アフメドフ(ドルドイ・ビシュケク)
カイラト・ジュルガルベク・ウウル(ドルドイ・ビシュケク)
アディルジョン・アブドゥラフマノフ(FCアライ)
トュルスナリ・ラスタモフ(FKホジェンド/タジキスタン)
ファルハト・ムサベコフ(ドルドイ・ビシュケク)
ベクジャン・サグンバエフ(ドルドイ・ビシュケク)
エドガー・ベルンハルト(ケダFA/マレーシア)
アリマルドン・シュクロフ(ボルスポル/トルコ)
アヴァズベク・アトキエフ(ドルドイ・ビシュケク)
アフリジン・イスライロフ(アンディジョン/ウズベキスタン)
FW
ミルラン・ムルザエフ(FCドルドイ・ビシュケク)
ヴィタリ・ルクス(SSVウルム1846/ドイツ)
バフティヤル・ドゥイショベコフ(バシュンダラキングス/バングラデシュ)
監督
アレクサンドル・クリスチニン
キルギス代表で注意すべき選手は、7-0で大勝したミャンマー戦でハットトリックを達成したMFのエドガー・ベルンハルトと2得点を決めたアリマルドン・シュクロフです。
特に、アリマルドン・シュクロフは小柄ながら優れた技術を持っており、今夏にその能力が評価されてトルコリーグに移籍しています。
1年前の親善試合で来日した際には4-0で日本代表が大量得点を奪っていますが、今回はキルギスのホームとなります。
実力的には日本が大きく勝っていると思いますが、守備を固めてのカウンターとセットプレイからの失点に気をつけたいところです。
キルギス代表戦のスタメン予想
それではW杯2次予選キルギス代表戦のスタメン予想に入ります。
今節は2次予選の折り返し地点となり、ここを勝てば首位通過の可能性がぐっと高くなりますので、しっかり勝ち点3を奪いたいところです。
GK
キルギス戦のスタメンは引き続き権田修一選手を予想します。
タジキスタン戦では前半何度かあった決定的なピンチを防ぎチームを助けました。
勝っているチームのGKは変えないというジンクスのとおり、引き続き結果を残している権田選手がスタメンだと思います。
DF
DFは4バックの予想で、左から長友佑都選手、吉田麻也選手、植田直通選手、酒井宏樹選手のスタメン予想です。
吉田選手はキャプテンでDFの大黒柱ですので、怪我等が無い限りは全試合スタメン出場させると思っています。
もう一人のCBにはタジキスタン戦でもパートナーを組んだ植田選手を引き続き起用すると思います。
何度か危ないシーンもありましたが結果的にクリーンシートを達成しており、ここはいじらないはずです。
サイドバックも前節に引き続き長友選手と酒井選手の予想です。
アウェイということを考えればバックラインは経験豊かな選手で構成してくると見ています。
MF
MFはダブルブルボランチに柴崎岳選手、遠藤航選手、攻撃的な位置には伊東純也選手、南野拓実選手、中島翔哉選手と予想します。
スタメンはあまりいじらない森保監督ですので、ここまでW杯予選全試合に出場している柴崎選手、南野選手、中島選手をはずすことは少し考えにくいと思います。
柴崎選手のパートナーとしては所属クラブでもようやく出場機会にこぎつけた遠藤航選手を予想します。
攻守に渡って存在感を発揮するタイプで、アウェイでこそアグレッシブにいける遠藤選手を押したいと思います。
堂安選手と久保選手のいない右サイドは、スピードのある伊東選手の起用を予想。
10月のモンゴル戦でも大活躍しましたので、今節でもそれ以上の活躍に期待したいです。
南野選手はここまでW杯予選4戦連続ゴール中と絶好調。
前節のタジキスタン戦でもチャンスがなかなか作れない中、先制点と2点目を決めており、今乗りに乗っています。
そのタジキスタン戦の1点目をアシストしたのが中島選手です。
キレのあるドリブルからピンポイントのクロスで南野選手のヘディングゴールをアシストしています。
ここまでW杯予選でゴールがありませんので、相手が引いてくるなら遠目の位置から得意のミドルシュートを見せてほしいと思います。
FW
ワントップのスタメンは鎌田大地選手だと予想します。
優れたテクニックで所属のフランクフルトでもレギュラーを確保しており、周りを活かすのも巧い選手です。
南野選手や中島選手など、得点力の高い選手を活かすためにも鎌田選手をスタメン起用すると思います。
タジキスタン戦でダメ押しの3点目を決めた浅野選手が、リーグ戦でも先日初得点を決めて調子が良さそうなので、途中出場で投入されると面白いと思います。
フォーメーション予想
タジキスタン戦に引き続き、やり慣れた4-2-3-1(4-2-2-1-1)のフォーメーションを予想します。
相手が引いてくることも予想されますので、ドリブル突破の出来る伊東選手、周りを活かすのが巧い鎌田選手らを中心に早い時間帯での得点を狙っていきたいです。
GK
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
植田直通(セルクルブルージュ/ベルギー)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
MF
柴崎岳(デポルティボ/スペイン)
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
伊東純也(ゲンク/ベルギー)
FW
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
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まとめ
W杯2次予選の第4戦目、キルギス戦の日本代表スタメンを予想してみました。
相手はここまで2位につけており、得失点差でも+7と2位グループでは優位な位置にいます。
予選突破の為に、ホームでは日本代表相手でも勝ち点を取りに必死に戦ってくると思います。
タジキスタンと同様に、前半の早いうちは勢いに任せて攻撃してくる可能性もありますので、そこを無失点で切り抜けて、攻撃に転じたいところです。
折り返しの4節目ですので、勝利すれば首位通過をぐっと引き寄せることができます。
相手に付け入る隙を与えずきっちりと勝ち点3を持ち帰りたいところです。
2019年最後のW杯予選となる重要な試合、キルギス戦の日本代表に注目したいと思います!
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