UEFAヨーロッパカンファレンスリーグとは?CL・ELとの違いは?

こんにちは!

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次いで

ヨーロッパ3つ目のクラブチームによる国際大会の創設が発表されました。

その名もUEFAヨーロッパ・カンファレンス・リーグです。

この新大会はいったいどんな大会なんでしょうか、今後続々詳細が発表されていくと思いますが

本記事でそのすべてをまとめちゃいます!

 

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UEFAヨーロッパカンファレンスリーグとは?CL・ELとの違いは?

設立背景

UEFAがヨーロッパカンファレンスリーグを新設した目的・背景には、

欧州5大リーグにばかり多額の収益や資金が集まっている現状があり、その他の欧州リーグとの経済格差・サッカーレベル格差の開きを危惧しています。

そのため、ヨーロッパ全体としてみた場合にサッカー競技力に一定のバランスをとるために、

5大リーグ以外の欧州リーグのチームも参加できる、3番目の国際クラブ大会を創設することになりました。

【欧州5大リーグ】

イングランドのプレミアリーグ、イタリア・セリエA、スペインのリーガ・エスパニョーラ

フランスのリーグ・アン、ドイツのブンデスリーガ

開催はいつからか

2021年から開催とのことで、2021-2022シーズンが第1回大会ということになります。

開催日・時間は

開催日はヨーロッパリーグと同じ木曜日が基本となります。

試合時間は、チャンピオンズリーグと同様に、

日本時間2時45分(現地がサマータイムの場合1時45分)と

日本時間5時(現地がサマータイムの場合4時)キックオフとなる予定です。

※変更がありましたら、更新します。

CL・ELとの違いは(大会の位置づけ)

ヨーロッパカンファレンスリーグの位置づけは、

下記のようにCL、ELに続く3番目の大会となります。

大会ランク本戦出場チーム・グループ備考
1チャンピオンズリーグ4チーム×8グループの合計32チーム
2ヨーロッパリーグ4チーム×12グループの合計48チームでグループステージを戦う。

ラウンド32から、8チーム追加(CLのグループステージ3位チーム)

3カンファレンスリーグ4チーム×8グループの合計32チーム

※チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグは2019-20シーズンの情報です。

 

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出場チーム・資格・枠

UEFA所属のヨーロッパ各国リーグごとに出場枠が設けられることになりますが、

詳細は未発表です(2019/9/25現在)

イングランドの場合

英紙『デイリー・ミラー』の報道によると、

プレミアリーグでは1クラブのみが出場することになる予定です。

その出場権は、リーグカップ(カラバオ・カップ)の優勝チームに与えられ、

翌年開催のカンファレンスリーグプレーオフへ出場することが可能となります。

 

もし、リーグカップ優勝チームが上位大会のCL・ELへ出場する場合、

プレミアリーグの6位 or 7位のチームに権利が移動します。

まとめるとこうなります。

リーグカップ(カラバオカップ)リーグカップ優勝チームが
CLかELに出場するか
翌年のヨーロッパカンファレンスリーグ
プレーオフへの出場権
優勝チーム⇒ プレミアリーグの6位 or 7位が出場
優勝チーム×⇒ リーグカップ優勝チームが出場

 

また、上位大会のヨーロッパリーグでグループリーグで3位になったクラブは、

ヨーロッパカンファレンスリーグに周ります。

これは、現在のチャンピオンズリーグ(CL)グループ3位のチームが、

ヨーロッパリーグ(EL)に周るのと同じ仕組みですね。

 

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カンファレンスリーグ優勝チームの獲得権利

ヨーロッパカンファレンスリーグで優勝したクラブは、

次シーズンのヨーロッパリーグ(EL)グループリーグへの出場権を獲得します。

賞金

カンファレンスリーグに出場する各クラブには294万ユーロが与えられ、

グループステージの勝利には50万ユーロ引き分けには16万6000ユーロが与えられます。

 

また、ノックアウトラウンド(決勝トーナメント)に進出すると60万ユーロが加算され、

準々決勝に進出すれば100万ユーロ、準決勝は200万ユーロ、決勝では300万ユーロが与えられることになっています。

優勝チームはさらに200万ユーロが加算されます。

 

総額でみると、1チームが獲得できる最高の賞金額は1,500万ユーロ強で、チャンピオンズリーグの最高賞金額8,900万ユーロに比べるとはるかに少ない金額となります。

 

ちなみに、トッテナム・ホットスパーは、新設されたヨーロッパ・カンファレンスリーグのグループステージに進出したことで450万ユーロを獲得しました。

この金額は、他の31チームのどのチームよりも多額であるものの、チャンピオンズリーグでチェルシーが得た金額のわずか10%程度に過ぎないものとなっています。

 

チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に次ぐ第3の大会ということもあり、この2つ比べると賞金額が見劣りしてしまうのは否めないところがありますね。

 

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まとめ

2021年より新たに始まるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ、5大リーグ以外の、その他の欧州リーグとの経済・サッカーレベル格差の是正を狙い創設された大会です。

上位大会のヨーロッパリーグの開催でも、広いヨーロッパですから、試合の移動距離の問題など、たびたび指摘されています。

これら問題を緩和・クリアできる仕組みをうまく構築して、創設目標を達成してほしいと思います。

オランダ・ベルギー・オーストリアなど、5大リーグ以外のリーグへ移籍し、活躍する日本人選手も増えてきました。

このカンファレンスリーグの舞台でもそのプレーする姿を見ることができそうですね。

 

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