ポーランド代表のフォーメーションは?注目の有名選手や有望な若手に監督も!

こんにちは!

いよいよカタールW杯の開幕が迫ってきました。昨年末のポーランド代表は監督を務めていたパウロ・ソウザが引き抜かれ、急遽監督交代が行われる慌ただしい年明けとなりました。

監督交代後、今年3月に行われたW杯予選のプレーオフを制し、2大会連続でW杯出場の切符を掴み取りました。

その一方で、1970~80年代はW杯で2度の3位を記録するなど、黄金期を迎えていたポーランドですが、近年は目立った成績を残せていません。

しかし、カタールW杯ではグループステージ突破の可能性が十分にあるグループに入り、ロベルト・レヴァンドフスキを擁するポーランドの好成績に期待が掛かっています。

そこで本記事では、ポーランド代表のフォーメーションと、注目の有名選手、有望な若手選手、監督についてまとめてみました!

 

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サッカーポーランド代表のフォーメーション・スタメン

フォーメーション①:3-5-2

2022.9.26 ネーションズリーグ ウェールズ 0 – 1 ポーランド

 

前パブロ・ソウザ監督時代から3バックが基本システムとなっています。

 

後ろの枚数を確保しつつ、ボール保持時には両WBが積極的な攻撃参加を行い、中盤のクリホヴィアクやジエリンスキーといったクリエイティブな選手がゲームを作りながら、決定力のあるレヴァンドフスキのフィニッシュワークへと繋げます。

 

両WBが開きながら片方のサイドに寄せてゲームメイクをすることで、逆サイドにスペースを作り、大きく展開して一気に前進しチャンスに繋げる狙いもあります。

 

控えにはアルカディウシュ・ミリクといった空中戦に強い選手も多いため、シンプルに高さを使う攻撃も多いです。

 

守備時は基本的に後ろに5枚を並べたゾーンディフェンスをするため、WBやMFが積極的にボールを奪いに行くことは少なく、後ろの選手が跳ね返したセカンドボールを回収することでカウンターに繋げます。

 

ミヒニェヴィチ監督が就任後はより守備の意識が上がりましたが、失点などにより前掛かりとなった状態での守備は脆く、後ろのラインが乱れたり、ゾーンの間を突かれてしまうこともあります。

 

本大会ではとにかく、先制点を献上することに気を付けたいところです。

 

 

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フォーメーション②:4-1-4-1

2022.3.30 カタールW杯プレーオフ ポーランド 2 – 0 スウェーデン

 

ポーランドがW杯本大会出場を決めたプレーオフ決勝の試合です。

 

ミヒニェヴィチ監督就任2試合目であり、初陣となったスコットランドとの親善試合では3バックを採用していましたが、この試合では4バックを採用しました。

 

ポーランドの中心選手の一人であるヤクブ・モデルは、188cmと高さとテクニックを兼ね備え、中盤の選手ですが左サイド寄りの高いポジションを取りながらボールキープと高さで起点となれる選手です。

しかし、そのヤクブ・モデルは前十字靭帯の大怪我により、長期離脱中でありW杯に出場することは叶わず、ポーランドにとって痛手となっています。

 

この試合ではレヴァンドフスキがPKを含む2ゴールを決め、しっかりエースとしての役割を果たし、ポーランドをW杯に導きました。

 

サッカーポーランド代表の有名選手・注目選手

ロベルト・レヴァンドフスキ(FW)

 

年齢:1988年8月21日(34歳)

所属:バルセロナ

 

ポーランド代表ではキャプテンを務め、通算134試合で76ゴール29アシストを記録し、今夏の移籍市場で加入したバルセロナでも結果を残し、公式戦19試合で18ゴール4アシストを記録しています。

 

レヴァンドフスキは類稀なる得点能力を武器に、様々な形からフィニッシュに繋げゴールを量産できる選手です。

 

優れたボディバランスを誇り、ペナルティエリア内でも当たり負けしないため、難しい体勢からでもシュートに繋げたり、上半身を使った首の振りからヘディングでも強力なシュートを打てます。

 

また、その体幹を活かしたポストプレーで溜めや時間を作ったり、ポーランド代表では深い位置からアイディアのあるラストパスで味方へのお膳立ても行い、アシストも多く記録しています。

 

ポーランドを躍進に導く結果が求められる選手ですが、所属するバルセロナではW杯中断明けの第15節から3試合出場停止の状態であり、W杯終了後にリフレッシュの時間があるため、この大会に専念できる状態と言えます。

 

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ボイチェフ・シュチェスニー(GK)

 

年齢:1990年4月18日(32歳)

所属:ユヴェントス

 

シュチェスニーは、196cm恵まれた体格を活かし、長い手足と反射神経を駆使したセーブが特徴的でビッグセーブを期待できる選手です。

 

今シーズンは、波に乗り切れないユヴェントスの中でも集中力を切らさずにゴールマウスを守り、チームの復調とともにリーグ戦では6試合連続クリーンシートでW杯の中断期間を迎えました。

 

難しい状況下でもDFへのコーチングなどで熱さを見せながらも、頭は冷静にプレーできます。

 

大会ではGKの安定感は特に求められる要素であり、ビッグセーブ1つで試合の流れを変えることもあるため、ワールドクラスのGKの1人であるシュチェスニーに期待が掛かります。

ピオトル・ジエリンスキ(MF)

 

年齢:1994年5月20日(28歳)

所属:ナポリ

 

今シーズン絶好調のナポリでプレーし、W杯の中断期間までに公式戦21試合で6ゴール7アシストと、結果を残しています。

 

ジエリンスキは司令塔としてのプレーが得意であり、パス精度の高さや視野の広さから、長短のパスでリズムを作り、攻撃を活性化させてくれる選手です。

 

味方のボール保持時には、細かくポジションを修正しながらボールを引き出せる位置に顔を出し、ボールホルダーが相手選手に囲まれてもパスの逃げ道を作り出せるため、ナポリのスピード感のあるダイレクトプレーに活きています。

 

また、足下の技術を駆使したボールキープやプレス回避にも優れているため、不用意なボールロストも少なく流れを止めないプレーを見せます。

 

得点にも絡みますが、アシストでの貢献が多い選手であり、点取り屋であるレヴァンドフスキを活かすプレーに期待です。

 

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サッカーポーランド代表の期待・有望な若手注目選手

二コラ・ザレフスキ(MF)

 

年齢:2002年1月23日(20歳)

所属:ASローマ

 

ポーランド人の両親を持つザレフスキですが、イタリアで生まれ育ち、ローマユースからトップチーム登録された選手です。

代表はイタリアとポーランド両方を選択できましたが、年代別代表の時点で両親の母国であるポーランドを選択しています。

 

ローマユース時代はトップ下やウイングなど、攻撃的なポジションでプレーしていましたが、モウリーニョ監督からは主に左WBを任され、今シーズンは4バックでのSBで起用された試合もありました。

 

ザレフスキは173cmと身長はありませんが、その分アジリティに優れており、細かいタッチでボールを転がしながら相手を観察し、フェイントやタイミングを図ったドリブル突破を得意としています。

 

スピードもあるため、自陣の深い位置からでも前進させるプレーができるほか、相手選手と対峙する場面でも強引に突破するプレーも見られます。

 

また、モウリーニョ監督から期待されている選手でもあり、相手を観察するという点は守備時にも見られ、相手の足下から僅かにボールが離れた瞬間を狙ってタックルを仕掛け、相手を前進させないプレーでも貢献を見せます。

 

今シーズンもコンスタントに出場時間が与えられていますが、数字だけが付かず、目に見える結果を残すことで自信を付けてさらなる成長に期待したいですね。

ヤクブ・カミンスキ(FW)

 

年齢:2002年6月5日(20歳)

所属:ヴォルフスブルク

 

カミンスキは左WGを本職としていますが、左右のポジションでプレーできる選手で、スピードに乗ったドリブルを得意としています。

 

身長は179cmとまずまずであり、ボールを受けた位置から空いたスペースに向けてドリブルを開始し、上半身の揺さぶりで相手のタイミングを外して突破することで、チャンスメイクへと繋げます。

 

スピードに乗った状態から瞬時に動きを止めることで相手の重心を崩すこともできるほか、足下の技術も高いためダブルタッチでの突破など、

彼にボールを預けることでマークを外しながらプレーしてくれます。

 

今シーズンはこれまでブンデスリーガで3アシストを記録しており、サイド攻撃も多いポーランド代表の起点となるプレーに期待が掛かります。

セバスティアン・シマンスキ(MF)

 

年齢:1999年5月10日(23歳)

所属:フェイエノールト(ローン元:ディナモ・モスクワ)

 

ロシアのウクライナ侵攻により、所属元となるディナモ・モスクワを「一時的に契約解除」している状態であり、今シーズンはフェイエノールトでプレーしています。

 

2018年のロシアW杯では当時19歳で予備登録メンバー入りし、EURO 2020では登録メンバー入りが濃厚と思われていましたが、最終的にメンバー入りすることができず悔しい思いをしました。

 

現在はポーランド代表でコンスタントに出場機会が与えられており、無事にカタールW杯の登録メンバー入りをしています。

 

フェイエノールトでは、主に左SHやトップ下を任され、W杯の中断期間までに公式戦18試合で7ゴール4アシストを記録し、好調を見せています。

 

シマンスキは利き足の左足を活かした右サイドからのカットインを得意としていますが、ボックス・トゥ・ボックスのようにポジションに捕らわれずプレーする選手で、

左サイドに流れている場合にはタッチライン沿いにボールを逃がしながら、得意の左足でクロスを配球したり、深い位置までドリブルで侵入してチャンスへと繋げます。

 

カウンター時には前線の選手を確認し、一気にロングボールを配球することも多く、味方を走らせるプレーも見せます。

 

強烈なミドルシュートを持っているほか、プレースキッカーとしても精度の高いボールを配球できるため、一発にも期待できる選手です。

 

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サッカーポーランド代表の監督

チェスワフ・ミヒニェヴィチ

 

現在、ポーランド代表を率いているのはチェスワフ・ミヒニェヴィチです。

 

ベラルーシ人であるミヒニェヴィチはポーランドで育ち、現役時代はGKとしてプレーし、ポーランドリーグのKSアミカ・ロンキ(※)などに控えGKとして所属していますが、選手としては大成せず、31歳の時に現役引退します。

 

※2006年にWKPレフ・ポズナンと合併し、名称をKKSレフ・ポズナンに変え、KSアミカ・ロンキはジュニアチームのみが残り、2012年に解体されています。

 

引退後はKSアミカ・ロンキのGKコーチを務め、2003年の9月からレフ・ポズナンの監督に就任し、就任初年度にポーランドの強豪レギア・ワルシャワを下し、ポーランドカップ優勝に導きました。

 

2005-06シーズンまで率いた後、2017年までの間にポーランドのクラブを8クラブ率いていますが、どのクラブでも長期政権を築けず、1シーズンでの退任、あるいはシーズン途中での解任が続きます。

 

2017年7月からはポーランド代表のユースチームの監督を任され、U-21のポルトガル代表、ベルギー代表、イタリア代表に勝利するなど、手腕を発揮し、在任期間中27試合で14勝7分6敗と成績を残しました。

 

2020-21シーズンからレギア・ワルシャワの監督に就任し、このシーズンに優勝を飾ったものの、21-22シーズンの序盤に流れを掴めず、公式戦4連敗となった2021年の10月に解任されてしまいます。

 

2021年の12月には、当時ポーランド代表を率いていたパウロ・ソウザ監督が、フラメンゴからのオファーを承認したことで、W杯予選のプレーオフが残る大事な時期に監督を引き抜かれることとなり、翌月の2022年1月に1年契約でチェスワフ・ミヒニェヴィチが監督に就任します。

 

3月に行われた予選プレーオフ(ロシア戦は不戦勝)では、一発勝負の決勝でスウェーデンを下し、見事W杯出場の切符を掴み取りました。

 

就任後はパブロ・ソウザ監督時代の3バックを継続しつつ、守備への意識を高めており、本大会もまずは相手に主導権を握らせない守りから、攻撃に繋げていく試合運びになると予想されます。

 

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サッカーポーランド代表のW杯最高成績

W杯にはこれまで8回出場し、2度の3位(1974年、1982年)を記録しています。

前回のロシアW杯ではグループステージ敗退となっています。

 

直近10大会の成績

1982年:3位
1986年:ベスト16
1990年:出場なし
1994年:出場なし
1998年:出場なし
2002年:グループステージ敗退
2006年:グループステージ敗退
2010年:出場なし
2014年:出場なし
2018年:グループステージ敗退

 

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まとめ

ポーランド代表のフォーメーションと、注目の有名選手、有望な若手選手、監督についてまとめてみました!

シュチェスニー、ジエリンスキ、レヴァンドフスキというワールドクラスの選手を揃えていますが、強豪国に比べるとチーム全体の戦力はやや劣るため、より高い集中力とチームプレーが求められます。

ポーランドにとって初戦のメキシコ戦が最大の山場(2戦目:サウジアラビア、3戦目:アルゼンチン)であると考えられ、この試合を制することでグループステージの可能性を大きく手繰り寄せることとなります。

果たしてレヴァンドフスキの得点力が爆発する大会となるのか、ポーランドの躍進に期待しましょう!

 

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