こんにちは!
オランダリーグのフィテッセを退団した本田圭佑選手がボタフォゴに加入し、ブラジルリーグに挑戦することになりました。
オーバーエイジ枠での東京五輪出場を目指すことを名言している本田選手ですが、ブラジルの地でどのような闘いを見せるのでしょうか。
ブラジル到着の際には、リオデジャネイロ空港に3000人のサポーターが終結するなど、サッカー王国ブラジルにおいても本田選手の加入は注目されているようです。
それでは本田選手が加入するボタフォゴのフォーメーションやレベル、有名・注目選手を紹介したいと思います!
ボタフォゴ本田圭佑のフォーメーション予想!強さ・レベルと有名・注目選手は?
ボタフォゴのフォーメーション
ボタフォゴの予想フォーメーションは4-2-3-1だと思います。
本田選手はトップ下の位置で起用されるのではないでしょうか。
GKはフェルナンデス
CBにカルリとマルセロ
SBはフェルナンドとマルシーニョ
ボランチにチアギーニョとサンターナ
ウイングにとナザリオとルイス・フェルナンド
トップ下に本田圭佑
1トップがペドロ・ラウール
ボタフォゴは今シーズン大きな不振に陥っており、本田選手の加入決定後に監督の交代劇が起こっています。
新監督にはかつて鹿島アントラーズで指揮をとり、クルゼイロやサンパウロでコパ・リベルタドーレスを制するなど実績を残したアウトゥオリが就任しています。
特別扱いをしないと名言はしていますが、日本人の特徴をよく知った監督ですので、本田選手にとっては追い風だと思います。
ボタフォゴは、2020年に入ってローンで獲得したナザリオが6試合で3得点、長身のペドロ・ラウールが5試合で3得点と新戦力が実力を発揮しています。
本田選手には上記の2人に対して得点に直結するようなパスを供給することが求められます。
また、リオデジャネイロ州選手権の6試合で8失点を喫しており、守備面の改善が必要とされています。
アルトゥリオ監督は本田選手のプロフェッショナルな姿勢にも期待しているとのことですので、自己犠牲をして守備での貢献も期待されていると思います。
ボタフォゴはバルセロナやマンチェスター・シティで活躍したヤヤ・トゥーレ選手の加入も噂されており、加入した場合にはトップ下などの攻撃的なポジションでの起用が予想されます。
その際には本田選手はボランチの位置での起用も予想されます。
ボタフォゴの強さ・レベル、戦績
ボタフォゴはブラジルの中でも特に強豪が集まるリオデジャネイロ州に所属しています。
リオデジャネイロ州にはフラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマなどの強豪チームが所属しており、サンパウロ州と並んでブラジルでも1、2を争う人気・レベルが高いリーグです。
サッカー王国ブラジルの中でも特にレベルの高いリオデジャネイロ州の名門であるボタフォゴはその個人レベルも高く、ブラジル中から優秀な選手が集まってきます。
リオデジャネイロ州選手権を過去21回、ブラジル全国選手権を1度制はするなどリオのビッグ4としてその名を全国に轟かせています。
しかしながら2019年以降の成績は低迷しており、現在開催中のブラジル州選手権では前期6節で3勝3敗となっています。
ライバルでもあるフルミネンセ相手には3-0で敗れており早くも準決勝進出の望みは断たれてしまい、先に述べたアウトゥオリへの監督交代となっています。
アウトゥオリ監督には名門の再建が託されており、本田選手にはこれまでの欧州やW杯での実績から、その先頭に立つことが期待されています。
この後4月からはブラジル全国選手権の1部に参加することになっていますが、昨年の成績は20チーム中15位で38試合で13勝4分21敗、31得点45失点の勝点43となっています。
ブラジル全国選手権では下位4チームは2部に降格となってしまいますので、現時点の状態から言えば、まずは1部残留を目標とした現実的な闘いが必要かと思われます。
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ボタフォゴの有名・注目選手
フニオール・フェルナンデス
“ガティート(仔猫)“の名で呼ばれるパラグアイ代表のGK。
2011年~2012年はオランダのユトレヒトで欧州でのプレーも経験しています。
ボタフォゴには2017年から在籍し、2017年コパ・リベルタドーレスでのベスト8進出、2018年リオデジャネイロ州選手権の優勝などに大きく貢献しました。
抜群の反射神経を持ち、至近距離からのシュートも防ぐセービング能力の高さが武器です。
日本代表も参加した2019年のコパ・アメリカにも、堅守を誇るパラグアイ代表の一員として参加しています。
マルシーニョ
2012年フラメンゴユースからボタフォゴに移籍してきた攻撃的な右サイドバック。
世代別を含めてブラジル代表歴は無いが、ダニエル・アウベスの後釜としてカナリヤ軍団への招集の声も聞こえるほど。
本田選手が右のウイングで起用された場合は、彼との連携は非常に重要な武器になるはず。
23歳と若い年齢ですが、フェルナンデス同様に2018年のブラジル州選手権優勝に主力として大きく貢献。
精度の高いクロスと縦への突破力が魅力で、更なる成長が期待される選手です。
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クラレンス・セードルフ
アヤックス、レアル・マドリード、ACミランと異なる3チームでビッグイヤーを獲得した唯一人の選手。
類稀なるテクニックと味方への気の利いたサポートで中盤の支配者として君臨しました。
夫人がブラジル出身であり、選手としての晩年はボタフォゴで過ごしました。
ボタフォゴでもエースナンバーの10番を背負って、強烈なキャプテンシーを発揮し、2013年のブラジル州選手権で前期・後期を制する完全優勝を達成。
ブラジル全国選手権でも4位に入り、チームをコパ・リベルタドーレスへの出場権獲得に導いた後、ミランの監督就任の為に引退を決断しています。
ベベット
1998年~99年にボタフォゴに在籍した元ブラジル代表FW。
1994年のW杯アメリカ大会ではロマーリオとコンビを組みブラジル代表を4回目の優勝に導いた。
今やメジャーなゴールパフォーマンス“ゆりかご”ダンスはベベットがW杯アメリカ大会で披露したことで有名になりました。
ジーコとの縁で鹿島でもプレーしたが、わずか8試合1得点の成績に終わっています。
素晴らしいスピードと決定力を持ち合わせており、狡猾で抜け目のないプレースタイルと合わせて南米のストライカーらしい選手でした。
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ガインシャ
1953年~65年と長期渡ってボタフォゴに在籍した元ブラジル代表の伝説的なドリブラー。
ボタフォゴの練習に1日参加しただけでトップチームと契約し、初めての試合でハットトリックを決めるなど数多の伝説を残しています。
小児麻痺の影響で背骨が曲がった状態となるハンデがあったそうだが、その体型が逆に相手DFが読めないドリブルを生み出していたとのこと。
ブラジル代表として1958年のスウェーデン大会、1962年のチリ大会、1966年のイングランド大会の3大会に出場し、58年と62年はブラジル代表のW杯連覇に貢献しています。
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まとめ
ボタフォゴのフォーメーションやレベル、有名・注目選手についてまとめてみました。
母国開催となる東京五輪を目指す本田選手の2020年がいよいよブラジルの地で始まります。
現地での歓迎振りを見るに、本田選手にかかる期待は相当のものだと思います。
鋼のメンタルを持つ本田選手なので、そのプレッシャーをはねのけて大活躍を見せて欲しいと思います。
ボタフォゴと本田選手の2020年の活躍に期待したいと思います!
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