こんにちは!
本田圭佑選手がメルボルン・ビクトリーFCに移籍後の初戦、いきなり得点を決めてくれました!さすがモッテル男は違いますね!
残念ながら、試合自体は負けてしまいましたが、今後の活躍が益々期待されますね。
さて、オーストラリアのAリーグって、僕としてはあまり馴染みのないリーグだと思いました。そもそも今までテレビ中継もなかったですしね。過去には2012年に小野伸二選手がウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに移籍した際にちょっと耳にしたぐらいで、正直あまりリーグ自体の知識がありませんでした。
そこで、Aリーグのレベルってどのくらいかな?選手の年俸水準ってどのくらいなんだろう?と疑問に思ったところをまとめてみました!
リーグのレベル、強さ
オーストラリアは国レベルではオーストラリア代表として、2015年のアジアカップを制覇するなど、アジアの強豪として名が通っていますよね。
では、リーグの強さはどうなんでしょうか?
IFFHS発表のワールドリーグランキングと、AFCチャンピオンズリーグの成績をみてみましょう。
【IFFHS】ワールドリーグランキング
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が発表した2018年版のリーグランキングでは、Aリーグは74位となっています。アジアだけでみますと、オーストラリア・Aリーグはカタールに次ぐ10番目になります。
なお、アジア各国のリーグ順位は下記のとおりです。
28位 韓国(Kリーグ)
29位 サウジアラビア(サウジ・プロフェッショナルリーグ)
31位 日本(Jリーグ)
38位 中国(中国スーパーリーグ)
46位 イラン(ペルシアン・ガルフ・プロリーグ)
~省略~
71位 カタール(カタール・スターズリーグ)
74位 オーストラリア(Aリーグ)
82位 イラク(イラク・プレミアリーグ)
これは、Aリーグの創設が2004年で、最初のシーズンが2005-06シーズンということで、まだ10年ちょっとの歴史しかないんですね。そのため、思ったよりも低い順位になっているのかもしれませんね。
また、1位はスペインのリーガエスパニョーラ、2位はイングランドのプレミアリーグ、3位はブラジルのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA となっています。列強ぞろいですね。
AFCチャンピオンズリーグ成績
2008年にアデレード・ユナイテッドが準優勝(優勝はガンバ大阪!)し、2014年にウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCが優勝しています。
最近では、2017年はブリスベン・ロアーFC、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC、アデレード・ユナイテッドFCの3チームが参戦しましたが、残念ながらグループリーグ敗退に終わったようです。
2018年は、メルボルン・ビクトリーFC、シドニーFCの2チームが参戦しましたが、残念ながらこちらもグループリーグ敗退となったようです。
過去に優勝チームを出しているとはいえ、まだまだこれから発展していくリーグと言えるのではないでしょうか。
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年俸水準は?
年俸については、サラリーキャップ制度が導入されています。これは、チーム全員の年俸合計を210万豪ドル(日本円にして約1億7000万円)以下にしないといけないという決まりです。
また、各チーム20人以上を保有しないといけない決まりもあるため、単純計算ですが、210万豪ドル(1億7000万円)÷20(人)で計算すると、1人平均で、約850万円になります。
これって思ったより低いですね。ちなみにJリーグの場合、J1チームだと平均で約2000万円ぐらいになるようですよ。
(参照元)年収ガイド:Jリーガー(サッカー選手)の年収・年俸
しかし、この金額では有力選手を呼ぶことはできないですよね。そこで、サラリーキャップ制の制限を受けないで年俸を決めることができるマーキープレーヤー(marquee player)を、各クラブ1人に限り獲得可能とされています。
本田圭佑選手は、このマーキープレーヤーとしてメルボルン・ビクトリーFCに移籍したと報道されていましたね。また、過去にはアレッサンドロ・デル・ピエロ、ダビド・ビジャ、ドワイト・ヨーク、ロマーリオ、ジュニーニョ・パウリスタなどの有名選手もAリーグへ移籍していましたが、これらの選手もマーキープレーヤーとして獲得されていたはずです。
そして、その本田圭佑選手の年俸ですが、Aリーグ史上No.1の可能性が非常に高いです。
移籍報道では、「メルボルンビクトリーのクラブ史上最大の契約」として報道されており、2012~14年までシドニーFCに2シーズン在籍した、あの元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロの年俸160万豪ドルを上回る、290万豪ドル(約3億2000万円)で契約したとのことでしたので。
他のマーキープレーヤー選手の年俸が公開されていないようでしたので、確実にとは言えませんが、ほぼ間違いないものと思わいます。
まとめ
Aリーグは、2004年のリーグ創立から10数年という歴史の浅いリーグで、これからの発展に期待がかかるリーグと言えます。しかし、その中でも、AFCチャンピオンズリーグで優勝1回、準優勝1回ですので、潜在能力は高いと言えます。
そのため、本田圭佑選手をチーム史上最高の年俸で獲得したように、チームやリーグの発展に貢献できると判断されれば、マーキープレーヤーという制度で、高額な年俸をもって迎え入れていくわけですね。
本田選手は開幕から早速スタメン入りし、ゴールを挙げる活躍をしました。これからの試合も引き続きスタメン出場が期待できますので、本田選手とともに、Aリーグにも注目していきたいと思います!
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