こんにちは!
先日、オランダリーグのフィテッセを退団した本田圭佑選手が、ブラジルリーグのボタフォゴに加入することが決定しました。
ブラジルといえば、世界の名だたるスター選手達を多く輩出し、代表レベルでもFIFA W杯を最多5回制覇するサッカー王国として知られています。
そんなブラジルリーグの放送や、有名選手・注目選手、現在・過去に所属した日本人選手や年俸、リーグレベル、日程などについて紹介したいと思います!
サッカーブラジルリーグの放送は?有名注目選手や日本人・年俸・レベル・日程も!
サッカーブラジルリーグのテレビ放送・インターネット配信
現在のところ、日本で視聴できるブラジルリーグのテレビ放送・インターネット配信はありません。
しかしながら、2017年にはDAZNでブラジル選手権を毎節1試合放送していた模様で、本田選手の加入によって日本での注目度が高まる為、今後放送が始まるかもしれませんね(^^)/
続報わかりしだい、こちらに追記します(^^)/
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サッカーブラジルリーグの注目選手・有名選手
ガブリエル・バルボサ(フラメンゴ)
2016年のリオ五輪の優勝メンバーの一人で、ブラジルで最も将来を嘱望されるFWの一人で、”ガビゴル”の愛称で紹介されることも多い。
インテル、ベンフィカでの最初の欧州挑戦は失敗に終りましたが、ブラジル復帰後はサントス、フラメンゴで得点を量産。
昨シーズンは全国選手権で25ゴールをあげて得点王になるなど大活躍し、フラメンゴの38年振りのコパ・リベルタドーレス制覇にも大きく貢献しました。
特徴はシュートの巧みさと高い決定力で、欧州への再挑戦の日も近いのではないかとの噂もあります。
エベルトン(グレミオ)
現役ブラジル代表で、欧州のビッグクラブが熱視線を送るウイング。
コパアメリカの初戦ボリビア戦で見せたような、鋭いカットインからの強烈なシュートを得意としています。
そのコパアメリカでは3得点をあげて得点王を獲得しており、これからの成長に益々期待がかかっています。
2017年にコパ・リベルタドーレスの制覇に貢献するなど、南米での実績は十分で、欧州に羽ばたくときがいつになるのか、どのビッグクラブに行くのかに注目があつまります。
ペドリーニョ(コリンチャンス)
小柄な体躯ながら、ブラジル人らしい抜群のテクニックを持つ左利きのウイング。
とにかく見ていて楽しい選手で、相手選手を持て遊ぶようにボールを巧みに操り、スイスイと相手を交わしていくドリブル小僧です。
弱点はフィジカル面で当たりの激しいディフェンスの克服が課題です。
また、欧州のクラブで活躍するには球離れのよさも学ぶ必要があると思います。
クラブとの残り契約が1年を切っていると言われており、今年の夏、もしくは来冬には欧州挑戦の可能性が高いと言われています。
ヘイニエル(フラメンゴ)
若干18歳にして、既にレアルマドリードへの移籍が決まっている逸材。
チームでは主にトップ下として出場しており、先に紹介した”ガビゴル”ことガブリエル・バルボサとのホットラインを築いています。
ブラジルの選手らしいテクニックと、らしくない献身性を兼ね備えており、ACミランやレアルマドリードで活躍したカカに似た選手だと言われています。
レアルマドリード移籍後は、まずは下部組織でプレーすることが発表されていますが、ポジションや年齢から今後は日本代表の久保健英選手のライバルとなりうる選手です。
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サッカーブラジルリーグの日本人選手(過去・現在)
三浦和良
言わずと知れた52歳にして現役を続ける日本サッカー界のレジェンド、”キング・カズ”。
16歳にして単身ブラジルに渡り、1990年に東京ヴェルディの前身である読売クラブに加入するまでの8年間(プロ契約は4年間)で93試合に出場して10得点をあげました。
Jリーグや日本代表ではCFとして点取り屋のイメージが強いカズ選手ですが、ブラジル時代はテクニックのあるウイングとして活躍しました。
前園真聖
日本代表を28年(7大会)ぶりとなるアトランタ五輪出場に導いた日本代表の歴史においても屈指のドリブラー。
ブラジルには1998年10月から1999年の3月までの期限付き移籍でサントスとゴイアスに在籍し、計16試合に出場し2ゴールという結果に終わっています。
結果は芳しいものではありませんでしたが、本人としてはベンチにいてもワクワクして充実感があったと後に語っており、個の強いブラジルは彼のイメージには非常にあっていたようです。
本田圭佑
W杯では日本人として唯一の3大会連続ゴールを決め、東京五輪にオーバーエイジでの出場を目指す元日本代表のエース。
2020年1月31日にリオデジャネイロ州にあるボタフォゴFRに加入が決定。
これまでに日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアのリーグでプレーしており、自身7カ国目の挑戦となる。
ボタフォゴ加入の際には現地サポーターから大歓迎で迎え入れられており、低迷するチームの起爆剤としての活躍が期待されています。
全盛期に比べればフィジカルの衰えは感じるが、監督解任という苦難の船出となるブラジルでも、持ち前の強いメンタル力で逆境を跳ね返す力を見せて欲しいと思います。
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サッカーブラジルリーグの年俸水準
冒頭でも書いたとおりブラジルはサッカー王国であり全世界的にもサッカー熱の高い国です。
そこに集まるお金も欧州に次ぐもので、選手の平均年俸もイングランド・プレミアリーグやスペイン・ラリーガなどには劣るものの世界で9番目に高く、欧州以外では中国に次ぐ2番目となっています。
その平均年俸は2018年で7240万円となっています。
ちなみに、本田選手のボタフォゴでの年俸ですが、
ボタフォゴ加入が決定的と言われる元ブラジル代表FWジエゴ・ソウザが約500万レアル(約1億2000万円)ということで、それをすこし下回るレベルではないかと言われています、
平均年俸の7千万円より高いのではないかと思うので、ずばり1億円!と予想します(^^)/
サッカーブラジルリーグの特徴とレベル
ブラジルリーグの特徴はなんといっても個の力、個人技の凄さにあります。
欧州で活躍するネイマール(PSG)、フィルミーノ(リバプール)、コウチーニョ(バイエルン)などはいずれも高いドリブル能力やパス能力を備えており、独力で局面を変えてしまうことのできる能力を備えており、現在ブラジルリーグに所属する選手達も攻撃と個人技に特徴を持った選手が多いです。
一方で、その素晴らしい個人技に相対するDF陣もレベルは非常に高く、チアゴ・シルバ(PSG)、マルキーニョス(PSG)などを輩出しています。
欧州で活躍しているブラジル出身選手はなんと1700人以上で、アルゼンチンの2倍近い人材を欧州に輩出しています。
それだけ人材を欧州に輸出しながらも、南米クラブNo1を決めるコパ・リベルタドーレスではブラジルのクラブがここ10年で6回優勝と最多回数を誇っており、代表だけでなく、クラブレベルでも質の高さは明白です。
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サッカーブラジルリーグの仕組みとリーグ戦の日程
ブラジルのサッカーは主に3つのコンペティションから成り立っています。
コンペティンションの1つ目はブラジル全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)です。
ブラジル全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)は4部構成となっており、セリエAと呼ばれる1部は20チームの総当り2回戦、全38試合によって優勝が争われます。
上位の6チームは南米版のCLであるコパ・リベルタドーレスに参加する権利を得ることができます。
ブラジル全国選手権は通常、次に紹介する州選手権終了後の4月から12月に開催されます。
次に州選手権(州リーグ)です。
各チームの本拠地がある州で行われる大会で、地元意識と近隣地域への対抗心が強いブラジルでは、全国選手権よりも熱い試合が見られることもしばしば。
強豪チームが在籍するリオデジャネイロ州(フラミンゴ、フルミネンセなど)とサンパウロ州(サンパウロ、コリンチャンスなど)が高い人気を誇っています。
2020年のシーズンは既に開幕しており、ボタフォゴが所属するリオデジャネイロ州の州選手権(カンピオナート・カリオカ)は1月19日~4月1日まで行われます。
最後に、ブラジルカップ(コパ・ド・ブラジル)は、州リーグの昨年上位32チームで争われるカップ戦です。
ホームアンドアウェー方式で次のラウンド進出チームを決め、優勝チームにはコパ・リベルタドーレスへの出場権が与えられます。
既に今シーズンのブラジルカップは2/5(水)に開幕を迎えており、決勝戦は9月に迎えることになります。
ブラジルカップの開催期間中に、クラブ世界一を決めるクラブW杯への出場権を争うコパ・リベルタドーレスが開催されるため、前年の全国選手権上位チームは不参加になることが多いため、イマイチ盛り上がりに欠ける大会になります。
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サッカーブラジルリーグのチーム一覧
ブラジル全国選手権で1部(カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA)に所属するチームを紹介します。
チーム名 | 所属州 | 昨年順位 | 優勝回数 |
フラメンゴ | リオデジャネイロ州 | 優勝 | 6回 |
サントス | サンパウロ州 | 2位 | 8回 |
パルメイラス | サンパウロ州 | 3位 | 10回 |
グレミオ | リオグランデ・ド・スル州 | 4位 | 2回 |
アトレチコ・パラナエンセ | パラナ州 | 5位 | 1回 |
サンパウロ | サンパウロ州 | 6位 | 6回 |
インテルナシオナル | リオグランデ・ド・スル州 | 7位 | 3回 |
コリンチャンス | サンパウロ州 | 8位 | 7回 |
フォルタレーザ | セアラー州 | 9位 | – |
ゴイアス | ゴイアス州 | 10位 | – |
バイーア | バイーア州 | 11位 | 2回 |
バスコ・ダ・ガマ | リオデジャネイロ州 | 12位 | 4回 |
アトレチコ・ミネイロ | ミナスジェライス州 | 13位 | 1回 |
フルミネンセ | リオデジャネイロ州 | 14位 | 4回 |
ボタフォゴ | リオデジャネイロ州 | 15位 | 2回 |
セアラー | セアラー州 | 16位 | – |
ブラガンチーノ | サンパウロ州 | 2部1位 | – |
スポルチ | ペルナンブーコ州 | 2部2位 | 1回 |
コリチーバ | パラナ州 | 2部3位 | 1回 |
アトレチコ・ゴイアニエンセ | ゴイアス州 | 2部4位 |
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まとめ
ブラジルリーグの放送や、有名選手・注目選手、現在・過去に所属した日本人選手や年俸、リーグレベル、日程などについてまとめてみました(^^)/
サッカーはチームスポーツですが、ブラジルでは圧倒的な個の力を見ることができます。
本田選手の加入によって、今後日本でもブラジルリーグの模様が見れると思います。
ブラジルリーグの熱い戦いに注目してみて行きたいと思います!
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